匿名さん 2022-12-26 02:00:40 |
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もう朝が来てしまいますね。アタシもお嬢様に仕えている以上お嬢様と同じ夜の住人です。(お嬢様の呟きにそう答えれば共にありますと膝をつきかしづいて)
…大好きだぞ、リエラ(相手が跪いたため、相手の頬に手を添えて顔を上げさせれば、嬉しそうに微笑みながら大好きと言えば、額にキスをして)
何も覚えていないアタシの命を拾ったのはお嬢様です。ですからアタシはお嬢様に尽くします。(額にキスをされればそのお嬢様の整ったお顔に顔を赤くすればこちらも忠義の証しとして顔に添えられた手をとり、手の甲に唇を落とし)
…過去など覚えていなくて良い
リエラはここでの事を覚えてるだけでいいのじゃ(覚えてないという相手を抱きしめて、優しく頭を撫でながら自分と過ごす出来事を覚えていればいいと言い)
……お嬢様っ。アタシはお嬢様に帰し切れない程のモノを頂いてます。それでは朝食を作って参りますね(お嬢様に抱き締められ頭を撫でられれば自分にとって知ってる唯一の暖かさのためそれを噛み締めるように目を瞑れば、自身の仕事に戻らねばと立ち上がり)
(屋敷の調理場に戻り朝食の準備を始める。人間の価値観で夕食を豪華にして朝食を軽くするように作っているのがなんとなくおかしく感じるが慣れているため夕食程凝ったものではなくスープとサンドイッチという感じに簡素なメニューを準備し)
そろそろ行くとするかの(ぼーっと空を眺めていたが日も出始めた為、そう呟くと中へ入り、そろそろ食事の準備も出来た頃だろうと思い、リビングへ向かい)
あっお嬢様。丁度お呼びしようと思っていた所です。朝食の準備が済みました。(お嬢様を呼びに行けば屋敷内に戻ろうとされておりまるで追いたてるように昇る陽光を尻目にお嬢様の後ろに立ち食堂へ促し)
ちょうどよかったの、行くとするか(相手が来て、出来たことを聞けば嬉しそうにして、食堂へと向かい。着けば椅子に座り、食べ始め)
今夜も一日お疲れ様でした。お嬢様。ごゆっくり召し上がりください(お嬢様の後ろに待機する。お嬢様のお食事の様子をうかがいながら適宜お茶を入れたりなどの雑務を行う。)
リエラは食べたのか?(自分が食事している間、相手は傍にいてくれるが、しっかりと食事はしているのだろうかと気になり、尋ねてみて)
もちろんこの後に頂きます。アタシは従者ですから。(お嬢様の問いかけにそう答えると笑顔を浮かべて。この後軽食をとり洗濯をして干してから休む事になるがその内情は明かさず)
そんな寂しそうな顔しないでください。お嬢様は気高い夜の種族でアタシの命を拾ってくれた恩人なんですから。(寂しそうな表情を向ける相手にそんな顔をしないでくださいと励まそうとするがおそらく的外れな励ましを笑顔を浮かべて行い)
そう、じゃな…(相手の的外れな励ましに、心配かけないようにと笑みを浮かべるも、寂しげな様子は隠せておらず、それから少しすれば食べ終わり)
お粗末様でした。……っわわわ……失礼します!!(お嬢様がどことなく寂しげに笑う。その寂しさを理解する事はできないし、自分は使用人の身であるためそれを越えた事はできない。しかし年若い(風に)見えるお嬢様のその姿に何かが刺激され抱きついており)
!…私は吸血鬼で、お前は人の子
だからこそ、ようやく知れた温かさが消える日が来る事が怖い(相手に抱きつかれ、気付けばぽつぽつと言わないと決めたはずの思いが零れ、「一緒にいたいんだ、リエラとずっと」と言い)
たしかに私はヒトの子です。お嬢様と生きる時間が違います。身分も種族も壁がありますから、私もお嬢様と一線を引いて接していました。(お嬢様の呟きに私も区切りをつけた接し方をしていたつもりだったが、お嬢様は私に暖かみを感じておりそして私もお嬢様のその目に抱きついてしまった事を負い目のあるような表情をして)
…すまない、忘れてくれ(やろうと思えば相手を吸血鬼にすることもできるが、それを相手が望まない以上言うわけにいかないと思い、そう言っては、相手を離させては、「妾はもう寝る。リエラもちゃんと休むのじゃぞ」と言って、1人で部屋に戻り)
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