匿名さん 2022-12-25 20:12:44 ID:0d1f39872 |
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え?王子?(使用人なら、まだわかるが意外な事を言われてキョトンとし)
あの、じゃあ使用人でお願いします。(自分みたいな人間が王子だなんて、おこがましくて出来る訳がないと思い)
年齢、ですか、、えっと、17歳です。(あまり考えたことがなかったので答えるの数分かかり)
どうせ俺には後継者はいねぇからな、お前がやりてぇならちょうどいいと思っただけだ(相手がきょとんとすれば、自分には婚約者もいない為、当然子供もおらず、相手がしたいならやらせようとしたと言い、17歳ならサイズもあるだろうと思い、使用人に相手に合う服を持ってくるように指示をして。「そういやまだ名乗ってなかったな。俺はレイ・ノワール。この国を治める王だ」と言い)
そ、そうなんですね。(レイの話しを静かに聞いて、聴き終わると喋り始め)
あ、でも、あの、俺汚いので使用人の服が汚れてしまいます。
俺なら、このままでもいいです。なんでもお申し付け下さい。掃除も、洗濯も、料理も、一通り習いましたから。
あと、レイ様ってお呼びした方が、よろしいですが?
そんな格好、俺が許す訳ねぇだろ(このままでいいと言われればむっとしつつそう言っては、相手の前髪を上げれば「それに、俺がお前を買ったのは労働力じゃねぇ、お前自身を気に入ったからだ」と言えば、使用人に相手を託しては、「アノンを最高にかっこよくしろ」とその使用人に命じて)
ご、ごめんなさい(怒られたら、ぶたれると思っていたので、怖くて目をぎゅっと閉じるが、いつまでたっても叩かれないのでチラッと目を開けると、ほぼ同時に前髪を掴まれ、こんなに近くで、レイの顔を見た事がないので、カッコイイなぁと思い)
え?!カッコよく?(はたして自分がカッコよくなれるのか疑問で、カッコよくならなかったらどうしようと、また嫌な方へ考えてしまい)
俺は俺が認めた奴しか置いてねぇ、だからお前は俺とこいつを信じろ(相手の様子から、不安を感じてるのではと思い、大丈夫だと言うように自分と使用人を信じろと言い)
は、はい。ご主人様(案外悪い人に買われたわけじゃないのかもと思い、少しは安心して、言う事を素直に聞き)
よし、ならいい(相手が頷いたのを見ては、満足そうに言っては、「わかったら風呂入って髪切ってもらって来い。服も持ってってもらってっから」と言い)
分かりました。ありがとうございます(他の使用人に風呂に連れて行かれて、「自分で洗えますから大丈夫です」と言い1人で風呂場に行き)
うわぁ~でっかいお風呂だなぁ(まずは髪や体を洗い湯に浸かり)
こんなに、あったかいお風呂は何年振りだろう(売られてからは、たまに川で洗う程度だったので思わず呟いていて)
レイ様か、、(やはり、自分のどこを気にいってくれたのだろうと思ってしまい)
あいつ、見るからに飯食えてねぇんだろうな(相手を待つ間に相手用の服をデザインしていたが、服から見えた体型から推測するにあまり多くは食べることは出来なかったのだろうと思い、相手が上がってきたら食事にでもするかと考えては、自分と相手の分を作らせろと使用人に伝言を頼み)
(お風呂からあがると、使用人の人達がテキパキと身支度をしてくれて、されるがままに大人しくなり)
あ、ありがとうございました。(使用人に礼を言えば、今度は別の場所に連れて行かれ)
「初仕事かなぁ、でも、お腹すいたなぁ。最後に食べたのいつだっけ?」(などと頭の中の思いながら連れて来られたのが、長いテーブルのある部屋で、待つように言われ)
あ、はい。分かりました。ありがとうございます。
(そこにはレイの姿があり)
あ、レイ様支度出来ました。お風呂もあったかくて気持ち良かったです。本当になんてお礼を言ったらいいか、、
気にしなくていい(相手の言葉に、大丈夫だと言っては、自分の隣に座るように言っていれば、料理が運ばれてきて、「使い方はわかるか?」と尋ね)
あ、はい。ありがとうございます。(もう礼を言うのが口癖になってしまっていて、運ばれてきたいい匂いの料理に目の色が変わり)
はぁ、美味しそう、こんな食べ物見た事ない、、(思わず心の声を口に出してしまい)
あ、すいません。食べ方ですか。えっと今までは手掴みで食べていたので、よく分からないんです。(呆れられたかなぁと思い俯き)
やっぱりか、なら教えてやるから覚えろ(相手の様子から、何も教えられてはいないと思っていた為、特に反応はなく、そう言っては、カトラリーの使い方をやりながら教えてあげ、「やってみろ」と言い)
あ、はい。(レイの手の動きをよく見て真似してみるが初めはなかなか上手くいかず気持ちだけが焦ってしまうが、次第に出来るようになり)
あの、レイ様これで合ってますか?
初めてにしては上手じゃねぇか(相手がしたものを見ては、凄いとわしゃわしゃと撫でながら褒めてやり、「少しずつ慣れりゃいい、けど絶対手で食うなよ」と言うと食べ始め)
は、はい!(褒められ頭を撫でられると嬉しそうに返事をして、料理を口に運び)
お、美味しい。こんなに美味しいの初めて食べました(自然と笑みを浮かべては、料理に夢中になり)
腹いっぱい食えよ(相手が美味しそうに食べるため、満足そうにしながらそう言っては、食べ進めて、「飯食ったら案内してやる」と言い)
はい!ありがとうございます(言われた通りお腹いっぱい食べて)
ご馳走様でした。すごく美味しかったです。
(案内してやると言われ、お仕事かなぁと思い)
「初仕事なんだから、頑張らないと」(と、心の中で思い)
あの、レイ様。食器洗いした方がいいですか?
ここはある程度担当を決めてるからな、そんな事しなくていい(食べ終われば、立ち上がりながらしなくていいと伝えては、行くぞと言わんばかりに食堂を出て歩き始め、「いいか、お前は俺専属の執事だ。ちゃんと自覚持てよ」と言い)
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