匿名さん 2022-12-08 19:35:57 ID:5a034c3a7 |
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お相手募集板にてお声がけした28948です。
まさか当方までお相手下さるとは思っていなかったのでとても嬉しかったです。
これからよろしくお願い致します!
早速なのですが、募集板にて簡単なキャラ設定を載せさせて頂きましたが、更に肉付けしたいと思いますので主様の萌え萎えがありましたら教えて下さると嬉しいです。
一応ですが、こちらの萌え萎えとしまして
萌え 身長差、世話焼き、萎え以外
萎え 暴力的もしくは命令口調等の荒い言動、豆~短ロル(最低限の心情や行動、表情が分からない)
となっており、容姿に関しての萎えは特に無く、ストライクゾーンも広い方だと思いますので子猫を飼うに当たって、あまりにも向いていない性格以外でしたらどんな男性キャラでも素敵!と思える雑食なので、自由に練って下さればと思います。
いや、もうそれは此方こそです。需要ないと思っていた所、貴方様にお声掛けいただき、嬉しすぎて声が出てしまいました笑
萌、萎え把握致しました!それらを踏まえ、此方は優しい口調で世話焼きのスパダリ男性を用意させていただきます。
此方は
萌え 甘えた/我儘/強がり/泣き顔/従順/束縛/主人以外に警戒心高め/萎え以外
萎え ロル回しが困るほどの消極的さ/無から短ロル
です。了解しました、此方もどのような子でも好みなので、気負わず作成いただければと思います。
伽羅練りに暫しお時間いただきます。今日か明日中には提出いたしますのでお待ちください。
今から物語を紡げるのがとても楽しみです!
萌え萎え把握致しました。
こちらも主様の萌え萎えを踏まえてキャラの設定を練らせて頂きますね。
こちらも設定を今日か明日中には設定を載せさせて頂きますので、今暫くお待ち下さればと思います。
投下失礼します。
【 名前 】
九条 彗(くじょう けい)
【 年齢 】
25歳
【容姿】
綺麗なふわふわのミルクティー色の髪。前髪は軽く目に掛かる程度で右側に流しており、邪魔なときは過去に景品で貰ったうさぎのピンで右側に留める。緩く垂れ目がちの同色の両目、彼から見て左目の斜め下に控えめな泣きぼくろ一つ。細身だが鍛えられた身体に長い四肢。身長183cm。白やクリーム色を基調としたカジュアルな2ピーススーツ着用。重いので腕時計の代わりにシルバーのスティック状のネックレスを着ける。両耳には同色に輝くピアスを2つ。私服は拘るが家の中の服装は単色でラフなものばかり。たまに元同僚(一条の社長)から貰った変な漢字Tシャツも着る。珍しい置物や猫のポスター集めが好きでつい買ってしまい物が多くなる。
【 備考 】
一条、三条、九条の内の九条財閥。
その子息で現代表取締役社長。
子宝に恵まれ兄2人弟1人いる中、自由奔放な兄らが社長業を継がず、面倒ごとだけ押し付けられた中間子。父が疑り深く家政婦を呼ばない方針故、最愛の母が亡くなってからも1人で家事や幼い弟の世話などをずっとこなしてきた苦労人でもある。と同時に容姿と性格の良さから周囲には可愛がられ、恵まれているとも自覚している。しかし他人優先の自己犠牲を倒れるまで働くこと、人を信じすぎてしまうことが玉に瑕。社長には向いていないが、真面目さと根気強さを見込んだ父に帝王学やら何やら猛特訓させられた結果、敏腕若手社長として名を馳せる。ふわふわとした言動とたまに抜けている所が見られるが、メリハリのついた厳しさも併せ持つ。
多忙故に疲れ果て癒し欲しさに獣人を飼い始めた。世話を焼くのが楽しい、あの子が可愛すぎると元同僚にことある度に話を聞いて貰っている。
【 SV 】
「うわ、見て!このポスターの猫ちゃん、◯◯にそっくりじゃない?家に飾れるスペースあったっけ…んー、まぁいいかな、買っちゃうか」
「…ここに居たんだ。隠れんぼはもう終わり、拗ねたままでいいからこっちおいで」
こちらも設定が完成しましたので投下失礼します。
加筆修正箇所等ありましたら、遠慮なく仰って下さい。
そしてスパダリご主人様のpf拝見致しました。
とても素敵なご主人様で今から徐々に慣れていって甘えまくる日が来るのを楽しみにしております!
──────────
【名前】
無し(仮でシロちゃんと呼ばれていた。後々ご主人が付けるでも相談して付けるでもOKです)
【年齢】
人間時なら17歳頃、猫なら生後8ヶ月程
【性別】
女
【猫の種類】
耳の立った白い毛をしたスコティッシュフォールド。目の色は両目とも金目でかなりの美猫。
【人間時の容姿】
腰近くまである長い髪の毛でご主人の手入れの良さ、使っているシャンプーとブラシの質が良いのもあってサラサラとした指通りの良いストレートな髪質。目の色はぱっちりとした金色で瞳孔は猫の時と同じくほぼ常にまん丸。
頭のてっぺん付近に髪と同じ白色の猫耳があり、ピコピコ動いて音を拾っている。お尻の辺りには白色の猫の尻尾があり、自分の機嫌の善し悪しで尻尾も動きを変えるが全くの無自覚。
身長153cmと小柄でスタイルは普通なのだが、
猫の時の手足が短いからか、人間時の姿でもやや手足が短く、所謂胴長短足に近いのだが本人にその自覚も無ければそれが恥ずかしいと思う事だという意識もなく華奢なイメージを持たれやすい。
服は仕方ないから着る位で、センスは壊滅的。ご主人の所に持っていて決めてもらうことが多い。
顔立ちそのものはかなり整っており、パッチリとした目と言動も相まって可愛らしい印象を持たれる。
【性格】
臆病で怖がりな部分があり、初対面の人やあまり見た事が無い人、自分が本当に信頼しても大丈夫と判断した人以外には懐くまで時間が掛かり、逃げたり、隠れたり、猫パンチを繰り出してはシャーシャー威嚇してしまう程。
懐くまでに時間は掛かるが、懐いてしまえば甘えたで寂しがり屋な性格が表に出てくる為仕事の邪魔をしたり、仕事に行くのを阻止しようとしたり、構って!とお腹を見せて甘えまくってはご主人と認めた人には割と従順な性格だが、基本は猫なので自由だし我儘。
懐いた人に対しては怒るよりも拗ねる事が多く、気に入らない事やご主人が自分以外の猫や何かを可愛がって放置されるとどこかの物陰に隠れて1人ふて寝することが多い。
人間時の性格もそこまで大差は無いが、人間社会の常識が全く分からないのに好奇心だけは高いのでご主人にあれは何か、これは何かと質問責めにする事も。人間時だとぽやぽやした性格と思われやすく、見た目不相応にも思える位ぽやんとしていて無邪気。
遊ぶ事と食べる事、撫でてもらう事が大好き。
自分の中でちゅーるは最強だと思っている。
【備考】
一人称 私
ご主人様 ご主人。
その他の人間 あの人。この人。あの顔の怖い人。等
人の姿と猫耳と尻尾はそのままの人間の姿に取れる猫の獣人。
猫の姿の方が疲れにくく、基本的には猫の姿だが、相手の言っていることは理解出来ているし、一応人間の姿になれば自分も話すことは可能。
だが、文字の読み書きは一切出来ないので、何か伝える時は人間の姿になってやや舌足らずな口調でだが、不満や不安、やって欲しいことを口にする。
人間時の姿でも聴力と嗅覚は猫の時同様に人よりもかなり良く、舌も少しザラザラしている。
かなりの美猫なのだが、性格が性格のせいで買い手が見つからず、生後半年を過ぎ、今の生後8ヶ月までペットショップに居たのだが体も生後2ヶ月の子達よりは大人寄りに大きくなり、更に買い手が見つからなくなっていよいよ明日処分しようか。と言う話がペットショップで上がっていた時にご主人に買われて家で飼われる事になった。
【SV】
「ご主人。その紙…何ですか?
私がいるのに他の猫が書かれた紙を持ってくるなんてご主人、私は可愛くない?
可愛いなら頭撫でて。そしたら許す。」
「拗ねてないもん。ご主人が悪いんだもん。
…………ご主人が私を置いていったから起きた時、誰も居なくてびっくりした。
許して欲しかったらちゅーる頂戴」
とても詳細かつ、此方の萌えを存分に詰め込んでくださりありがとうございます!!こんなに要素を盛り込んでいただき、嬉しい反面無理させていないか心配なので、いつでも設定を始め展開などの要望・変更などを仰ってくださいね。
名前なんですが、象徴的な金色の瞳が月のようで、月の女神を意味するルナなんて如何でしょう。勿論シロちゃんでも大丈夫です。
展開は彗がシロちゃんを引き取った所から開始して、日常生活を通しながら徐々に懐いていくのでよろしいでしょうか。
猫好きなことも相まり、ツンツンされようが溺愛傾向は変わりません。甘えさせるだけでなく、躾をしたり、過去に寄り添ったりしたいと考えております。
いえいえ!
当方、実は
猫好きで家にいる白猫ちゃんの行動を元に設定を練らせて頂いたのでとても楽しく練り練り出来、これからどんな風に懐いていくのか、懐いたらどんな我儘を言おうか。ととてもワクワクしておりますので、ご心配はなさらずに!
暖かくお優しい言葉ありがとうございます。
良いですね!
では、ルナと言う名前をご主人から付けてもらうという展開でも良いでしょうか?
物語の冒頭部分について把握致しました。
こちらもまだ子猫と言えど、生後8ヶ月なので成猫ちゃんと同じように自我は芽生えておりますし、性格上初めは威嚇したり猫パンチをしたりするかもしれませんが、捨てられない。この人なら大丈夫と判断すれば徐々に心を開いていきますのでよろしくお願い致します!
そういえば、ふと思ったのですが、こちらの世界観は現代と同じ世界観だろうとは思ったのですが、獣人は人間社会で共存している世界でしょうか?それとも獣人はルナのみ、もしくは秘匿された世界でしょうか?
どちらの世界でも楽しそうですが、念の為確認させて頂きました。
もし、この世界観というのがお決まりでしたら教えて下さると嬉しいです。
あ、そうなんですね!どうりで解像度が高いと思いました、納得です!
了解です!猫パンチされてもめげずに愛でたいと思います笑
そうですね…獣人がペットショップで普通に購入でき、人間社会で共存している設定が良いかなと思っております。
大方決まったことですし、ペットショップに彗が来る所から開始しても宜しいですか?
相談や要望などは気軽に話し合えればと思います。
ありがとうございます!
世界観、ならびに開始場面について把握致しました。
では、また何かありましたらその都度ご相談させて頂きますね。
申し訳無いのですが、初回文をお願いしても良いでしょうか?
へぇー…容姿はもちろん年齢も国籍もバラバラなんですね
(近年獣人ペット業界が目覚ましく発展を遂げている。来月取引予定の社長は何匹も獣人ペットを飼い慣らしているという噂で会話作りの為にもペットショップに視察に来た次第だ。極秘で来たにも関わらずメディアで顔が知られている為か入店早々店員に捕まってしまい今こうして獣人に関しての説明を受けながら通路を進んでいる。しかし本当に人気のようだ。辺りを見回しても空のケージが目立ち寧ろ残っている子の方が珍しい。残る彼等の縋るような視線が背中に突き刺さり居た堪れない。例えペットと言っても人の形をした彼等をケージに閉じ込めるなどしてはいけないのに。勿論人間の私利私欲の為にぞんざいに扱われることも。悶々としながら奥に進むも瞬間白い毛並みに綺麗な金色の瞳が特徴的な猫に目を奪われる。この子だ。明日処分されるらしいが買われる気など毛頭ないというように1人だけ猫でいる姿は強さの裏の弱さを必死に隠しているようにしか見えない。彼女を知りたい、その思いから微笑んで話しかけて)
…ねぇ、君。俺の家来る?
【シロ(仮)】
……?
………………にゃん。
(ここに来てから数ヶ月。初めのうちは体が小さくコロコロとした見た目と子猫という可愛らしさ、そして猫の獣人という事からか、ショーケース越しに人が自分を覗き込んでは「可愛い」「触りたい」等と言ってその度にショーケースから出されては見知らぬ人の前に出されてきた。それだけならまだ良かったが、その中には人の子供もおり、その子供特有の甲高い声は自分たちのような耳のいい者には雑音でしかなく、女の人は鼻がツンとするような変な匂いがする人もいてその匂いも鼻にダイレクトに来るため、買われたくない!この人は嫌だ!とシャーシャー威嚇しては自分なりの拒否の証として猫パンチを何度人に繰り出したか分からない。そんな事を繰り返していれば、自然と年月は過ぎていき、生後半年を過ぎた頃から、注目されるのは自分よりも遅く生まれた猫や犬の獣人達。2つ隣、右隣、左隣と順番に買い手が見つかってこのペットショップを去っていくのを見送っていれば、今日不意に自分の耳に聞こえてきたのは「今日売れなかったら、処分しよう」という言葉。正直に言って処分というのがどういうものなのかは分からない。だが、ここに来てすぐの頃にたった1度だけ今の自分と同じ位まで育ってしまった犬の獣人が閉店後にショーケースから出されて、これまで見た事ない姿をした大人の人間に持っていかれた姿を見た事がある。嫌だ!と泣きながら抵抗していた姿からして良くないものだと何となく理解し、子供ながらにそれは恐ろしくて怖くて、ぷるぷると震える事しか出来なかった。『あぁ、自分もあの犬の獣人と同じような結末を迎えるのか』と毛繕いを終えて、さぁ寝ようと体を丸めた時に1人の男の人間が自分を見ているのに気付き、顔を上げる。ショーケース越しで少し聞き取りにくかったが、自分の家に来ないかと優しい声と口調で言われれば、甲高くもなく本来なら恐怖感を覚える低い声なのに、どこか安心感を与えてくれる声音に少し迷ったが、「処分」というのをされるよりはこの人に買って貰った方がきっとマシな生活を送れるだろう。見た事ないし、怖いには怖いが家に着いたら安全な場所を探して隠れてしまえば良い。そう考えるとコクリと1つ頷き、肯定の意味を示そうとひと鳴きして)
【店員】
よ、よろしいのですか?
この子はもう結構大きいですし、他にも小さくて可愛らしい獣人はおりますが………。
(メディアなどで度々顔を出すことがある、あの九条財閥の敏腕社長がうちの店舗へとやって来れば、驚きもしたがこれは滅多に無い好機。あの九条財閥の社長だ、これ以上無いほど財力はあるだろうし、彼の様子からしても獣人を買うことに対して前向きな様子。ここはまだ値の高い生後間もない犬か猫の獣人をおすすめし、気に入って買ってくれれば、そのついでに獣人のご飯や遊ぶ道具等を勧めてそれも買って貰えば店としてはかなりの利益になる。そう思って説明をしながら歩いていれば、不意に目の前の彼が立ち止まりとある獣人に声をかけ、どうやら気に入った様子。どの獣人だろうかと自分もその獣人に目をやれば、我儘過ぎて買い手を無くし、大きくなったせいで値の安くなったあの猫の獣人では無いか。明日処分する予定だったので処分費は浮くが、それでも生後間もない獣人の子供を買って貰う方が店としての利益は高い。引き留めようとさりげなく声をかけ、他の子でも良いのではと愛想笑いを浮かべて他の子達に注目させようとして)
(/ 初回文ありがとうございます!
大変見やすく、勉強になります。
当方も返信させて頂きましたが、長くなりやすいので見にくい、分かりにくい等ありましたら遠慮なく仰って下さい)
えぇ、勿論です。確かにどの子もとても魅力的で、出来ることなら全員買い取りたいくらいです。こんな素敵な子達がケージに閉じ込められ、残っていたら処分されてしまうなんて私たち人間はつくづく勝手ですね…そう思いません?
…この子も処分予定だったのでしょう?俺の一目惚れを奪ったのになぁ…この子を引き取るので手続きお願いします。
(いきなり見知らぬ人に引き取るなど話されて怖いだろうに、少し迷ってから頷いて肯定してくれた彼女に‘ありがとう’と目尻を緩めて微笑みケージ越しに最大限の感謝を伝え。横槍が入るがさして気にせずにケージ内の子を眺めて癒されているも、聞いていればまるでこの子を買ってはいけないというような口ぶりではないか。職業柄意図を汲み取ることは得意だが、狼狽え具合といい逸らし方といい、これでは誰でも‘利益を上げたい’という薄暗い欲望に気が付いてしまう。返って客足が遠のくきっかけを作り出している始末。大手の主要店舗で獣人に対しての扱いや店の雰囲気などがこの程度なら、他の店舗は更に酷いはず。
そもそも元はと言えば当の業界が獣人を商品としてしか認識していないからこそ、社会全体にその風潮が広まり、店や客による虐待や遺棄事件が後を絶たない訳だ。変革する為に共益権を確保するか…いや、いっそのこと業務提携をし、一から規制云々を立て直す方が早い。早速宿題が増えたな。ここまでをざっと数秒で考えれば、店員の方に向き直り、静かな憤りを淀むことなく言語化して。側から見れば微笑んでこそいるものの、その双眸は至って冷静に相手を捉えており、見つめられた本人はたまったものではないだろう。言い終えると元の柔らかい雰囲気を纏い、何事も無かったようにニコッと微笑み)
(/動作や心情が手に取るように感じられて、読んでいて大変楽しいです。私自身長ロルが好きなので、お気になさらず。寧ろ有難いです。また、他伽羅も出して下さりありがとうございます、私も出したいと思います。此方長考しがちな為、お返事が遅れますが気長に待っていただけると嬉しいです!)
【シロ(仮)】
にゃ…………。
……………にゃー。
(ありがとうと双眸を優しげに細めてお礼を言った目の前の男の人に、売り物である自分達のような獣人にお礼を言うなんて不思議な人だと思う。ここはお店と言うらしく、自分達獣人を売り買いする場所だと言うのはこれまで色んな獣人達が買われて引き取られていくのを見ていたから分かる。だが、獣人は売り物、商品という認識が人の中にあるものだからか、この店での獣人の扱いは他の小さなお店があるのならその店なんかに比べたらご飯も少量とは言え出るし、店員さんが撫でたりしてくれる事もあるので恐らく悪いお店では無いのかなとは思う。だが、買っていく人達は皆自分達、獣人にはお礼を言わず、変な紙に何か書いた後に獣人をその場で引き渡す時に店員さんにお礼を言う人間がほとんどで、彼のように獣人にお礼を言う人なんて初めて見た。変わった不思議な人だなと小首を傾げていれば、その場で引き渡すと言うルールでもあるのか、別の店員さんが自分を掬うようにして持ち上げショーケースから出される。獣人は普通の犬や猫と違って知性がそれなりにあるので、逃げる事はまず無い。だから契約手続きをしている時にはショーケースから出して新しいご主人が座る椅子の隣の椅子の上、もしくは膝の上に置かれる事が多いのだ。てっきり「処分」というのをされると思っていたが、それを免れるなんてと思いながら椅子に降ろされれば、新しいご主人の匂いはどんな匂いなのだろうと思い、少しだけ近くに寄って匂いを嗅げば、変な匂いもしないと思いながら匂いを嗅ぎ、匂いの分析の本能が出て口を半開きにして数秒固まるというフレーメン反応を見せて)
【店員】
言いたいことは理解出来ますが……こちらも商売ですので、私の一存では何とも。
畏まりました。では、こちらの席でお手続きヲタさせて頂きます。
(かつてここに入社して間もない頃、自分も売り買いされる獣人達を見て、目の前に立つ九条さんのように憤りを感じた事はもちろんある。若さ故とでも言えば良いのか、入社して間もない頃はここで働きながらもこの商売方法が変われば。変えるためには上を目指して意見出来る立場にならねばと言う気持ちを抱えながら、上に上がる為にノルマ達成をして来た。自分の志とやっている事が全く真逆の事で矛盾していると時には悩み、頭を抱えた日もあった。そしてこの地位に付いてからこの業界を何とか出来ないかとあれこれ意見してみたりしたが、全てその意見は通らず、この地位になって学べたのは、この業界を変えるには自分だけでは無理。という辛い現実だった。自分1人では地位も名誉も財力も何かもが足りず、国民の中にはこの業界に対して反対だと声を上げている人達もいるが、その一方で一定の需要と供給があるのも事実。色々な過去の記憶が脳裏を過ぎり、口を1度開けば何も言えずにまた閉じた後言えたのは上記の言葉のみ。頭を一つ振って雑念を消すと手続きをしようと1つのテーブルへと案内すれば、どうぞと椅子に座るように手で椅子を示して促すと手続きに必要な書類をテーブルに置いてある棚の中からいくつか取り出せば、ボールペンで購入者記入欄に印を付けて「こちらをご記入下さい」と氏名、生年月日、電話番号、住所、支払い方法と言った欄を手で示し。紙を彼に向けてふと、九条財閥の社長である彼ならこの業界の在り方を変えてくれる光になれるかもしれないとその考えが頭の中に湧いて出れば、自分ではせめて、ここにいる間は人間が怖くない存在だよと獣人達に教える為に、他店では往来していると言う虐待と言った行為は自分も他の店員にもしないように厳しく指導をし、なるべく……でも、店員にだけ心を開くなんて事が無いように細心の注意を払いながら、獣人達を撫でたりの触れ合いをと言って、獣人達が少しでも暮らしやすい環境整備をして来た。彼が動いて少しでも業界が変わる事を祈りながらも口は慣れたように手続きに必要な説明をスラスラと口にしており)
(/ ありがとうございます!
こちらも年の瀬が近いのもあり、お待たせする事が多いかもしれませんが最低でも1週間に1回は返信させて頂きますね。
それ以上遅れる場合はその都度ご連絡を致しますが、仕事納めまでは亀レスになると思います。
物語開始してすぐでこの状態は申し訳ありませんが、これからよろしくお願い致します!)
(いけない。悪い癖が出てしまった。確かに商売は必ず多少なりとも犠牲が伴う。自身も立場上商売を始める側であるだけに、どれほど情報収集し多方面への影響を予測・抑制したところで、完全な対処の仕様がない市場の動きや社会変動によっては更に悪影響を及ぼしてしまうことなど身をもって知っていた。何よりもその難しさを。にも関わらず流れるように口から出たのは犠牲だけにスポットライトを当てた発言。父様にも友人にも指摘された‘立場を弁えろ’という言葉が今になって胸に突き刺さる。謝罪する暇もないまま席に案内されては、同じく隣の席に着いたあの子が哺乳類特有の反応を見せており。驚きにもとれる顔が幾分可愛らしくて綺麗な毛並みをそっと撫でる。香水は好きではない為つけていないが臭くはないだろうか。周りからは石鹸の香りがすると評されるが自覚はなく、裾の匂いをスンと嗅ぐも柔軟剤の匂いがほのかに香るだけで余り分からない。店員に記入欄を示されれば、書面に向き直り、慣れた手つきで記入していく。書き終えてペンを横に置くと、先程のことを持ち出して謝罪する。と同時に隣を愛しむように見て微笑みながら約束をして)
先程はすいません。其方の都合まで省みない発言でした。にも関わらずご丁寧に対応してくださり、ありがとうございます。…でも、これで新たな目標が出来ました。俺なりに獣人も人間も対等に共生しあえるような社会を作りたいと思います。
勿論この子も今日から家族の一員です。…幸せに暮らして貰えるよう、頑張らないとですね。
(/了解致しました!余り返信速度についてはお気になさらず。また後ほどお知らせしますが、此方は1月が多忙で最悪2週間ほど返信が遅れてしまうかもしれません。もしそれでも宜しければ、気長にこの物語を紡ぎながら、是非お相手させて頂きたいです。)
【シロ(仮)】
にゃん。
…………フンフン。
(固まって暫くすれば、舌なめずりをしながらまた何事も無かったかのように隣に座る彼の服を匂っては、匂いを嗅ぐのに夢中になって若干鼻息が荒くフスフスと言うような音さえ聞こえるくらい服を匂っていれば、そっと優しい手つきで自慢の毛を撫でられれば店員達が撫でるのも気持ちいいが、それとはまた違った撫で心地に目をうっとりと細めさせ。匂いは問題無く、彼から発せられる言葉は自分達獣人を気遣うような言葉ばかり。この人は良い人かもと思うが、人間達が自分達獣人に対していい事だけをしてくれる人だけでは無いことを聞いた事がある。まだまだ油断は出来ないが、それでも少し位は良いのかもと思い、そろそろと短い前足を伸ばして彼の膝に手を置いてみて)
【店員】
いえ、言いたいことは私も理解できますのでお気になさらず。
むしろ、貴方が動いてくれるならその世界もきっと見られるでしょう。
1店員としてはこんな言葉しか送れませんが、その子を…他の獣人の子達もどうか幸せな生活を送れるよう、よろしくお願い致します。
(彼も自分が発した言葉に思うことがあったのか、先程の言葉を撤回するような謝罪を受ければ少しだけ目を丸くする。そして彼の話してくれた世界はこの業界に入ってすぐの頃に自分が夢見ていた世界そのもので、自分では成し遂げられなかった世界。自分には無い地位も名誉も財力も申し分無いほどある彼の事だ、彼が本腰を入れて動くならその世界の達成もきっと成されるだろうと確信に近い気持ちになる。それだけで自分も他に数多といる獣人の子供達も救われる、どこか安心したようなそんな柔らかな笑みを浮かべれば、首を横に振ってありふれているかもとは思ったが上記を柔らかな口調と声のトーンで話して)
(/ 暖かいお言葉ありがとうございます!
そんな言葉に甘えてしまう形にはなってしまいますが、こちらこそ末永くよろしくお願い致します。
主様が多忙時期になられた際はこちらもお待たせしてしまっている身なのでこんな言葉を言うのはあれですが、お気になさらず主様のペースで物語を紡げたらと思います。)
ありがとうございます。…えぇ、約束しますね。
(仕組みに多々疑問に思う所があったのだろう、紛れもない本音を零した店員に自身もまた柔らかな笑顔を浮かべ、最大限の感謝を送る。膝に弱いが確かな感触を覚えれば、この子に少し懐いてもらえたのか、自分から寄ってきてくれたようだ。白い毛並みに指を通らせるように両脇に片手を入れてゆっくりと持ち上げ、もう片手でお尻を支えて安定した体制で抱き上げる。そのまま店員に向き直り再度お礼を言ったのち、店を後にして。迎えの白い車に乗り込み揺られること数十分。立派な外観の一軒家に着けば、家の中に入り。ついこの間まではマンションに住んでいたが、安全面と快適さを気に入り新築一戸建てを購入した。どれだけ騒いでも良いこの環境は子育てはおろか猫のお世話にも向くだろう。腕の中の彼女の毛並みを撫でながら、先程車内で考えた名前も付け加えて言い)
此処が新しいお家だよ。これからよろしくね、ルナ。
(/ありがとうございます、ルナちゃんが可愛すぎて今後が益々楽しみです…!是非末永くお付き合い頂ければと思います。(蹴り可))
うい……。
……ふんふん。
(そっと優しげな手つきで自分の中で自慢の1つとも言える毛を痛めないように抱き上げられれば、この人はわかってる人だな。ふんふん、いい心掛けとどこか上から目線で自分の主人となる男性を見上げれば、優しげな声に変な匂いもせず顔立ちも恐らく良いであろう人で、店員との話を聞く限り何となくの理解になるがお金と言うのも沢山持っているらしい。お金と言うのはあった方が自分達を飼う環境が豊かになるらしい。それくらいの理解でしかないが、これからの生活は悪くないのかもしれない。と心の片隅でチラッと考え。
そして何かに乗り込んでユラユラと揺らされる事数十分、何かは静かに音も僅かにさせて丁寧に停止して家へと上げられれば、初めての場所に僅かに緊張する。よろしくの声に顔を上げれば「ルナ」と自分の名前と思われる単語を出されたので、にゃーと返事をした後に腕から飛び降りて家中を探索しつつ、安全確認と兼ねて部屋の隅から隅まで匂いを嗅ぎ出し。
しばらく匂いを嗅げば満足し、ふむ。と1つ満足気に頷けば瞬き1つの間に猫の姿から猫の耳と尻尾が生えた17歳ほどの少女の姿に変わったものの、猫から人の姿になったのもあり、何も着ていない状態でクルリとご主人の方を振り返り)
んと、私を買ってくれて
ありがとう、ご主人。
(やや舌足らずで見た目に反してどこか幼さが見える口調で、上記を話すとその声は鈴を転がすように耳障りの良い綺麗で透明感のある声をしており)
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