匿名さん 2022-12-07 13:42:35 |
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あのさ、オレ転校生なんだけどぉ転校生じゃないんだよねぇ。オレ、多分違う世界にきちゃった
(先生に彼の隣の席を指定され大人しく指定場所に座り、ニヤニヤとじっと見つめていて。先生が一旦職員室に帰ると、先程の返事をしながらさらりと異世界からやってきたことを明かし)
…本当かもね。その…髪色とか目とか見ると信じちゃう
( じっと目にした事のない特徴的な髪色に一部だけ黒く染まった髪型、左右違う色の瞳や時々ちらつく尖った歯を見ては彼の話を信じ。また彼の綺麗な瞳を無意識に見詰めて )
かもね、じゃなくってほんとなんだって。ほら
(こっちをじっと見てくる彼を睨み返しつつ、まだ半信半疑ならばとポケットにしまっていたマジカルペンを取り出し、彼の方に軽く振れば、小さな水の塊が飛び出し頬へと当たって弾けて少量の水を撒き散らして)
…え、今のってほんとに…魔法なの…?
( 頬へと感じた冷たい感覚と水を感じては目を開き有り得ないとでも言いたげに見詰め。だが本当に少し代わったペンを振ると水が出てきたという事を受け入れればすごい、と目を輝かせて )
そうだよぉ。正真正銘魔法。なんかこの世界の人間は使えないっぽいよねぇ。さっきの先生はちょおびっくりしてたよぉ
(目を輝かせる彼に気分がノッてくると更に小さな水玉を発生させて鼻先にぶつけてやり)
これでオレが別の世界から来たってわかった?
そりゃあ、急に魔法使われたらびっくりするよ…わっ、冷た
( 鼻先に水が触れれば目を細めて小さく笑い、 )
分かった。でも、魔法ってこっちの人間とかに見せても大丈夫なの…?
えーわかんね。みんな使えないなら、あんまり使わない方がいいかもね。そこら辺のことも含めてこれからいろいろ教えてね、小エビちゃん
(机に肩肘つくと、難しいことは考えない主義と言わんばかりに思考放棄して、ヒラヒラ手を振りながら言い)
そうだね、それがいいと思うよ。うん、任せて!分からないことは何でも聞いてね
( 首を縦に振り口角上げながらそう言い、ちらっと時計に目を向け授業の準備をしだし、 )
……へぇ、めんどくせぇとか思わねぇんだ。ならいっぱい教えてもらっちゃお。最初はなんの授業?
(何かを頼むと大概嫌な顔をされるのにすんなりと受け入れられると目をパチクリとさせ。ならば好都合とニヤッと楽しげに笑うと授業の準備を始める彼の手元を覗き込み)
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