名無しさん 2022-12-02 18:14:09 |
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... ねが のえげったん、まんぬん
なっしがどぇお じゅじもてど、
( 作業室の青い光が白い肌を浮かび上がらせる。テーブルの上に散らばった数枚の楽譜、「 僕が君にぴったりの 天気になってあげることはできなくても 」その上をなぞると書いた歌詞を呟いて満足げに頬を綻ばせた。ソファにぼすんっと腰を下ろすと、腕を捲ってからスタンドに立てかけてあったアコギを手に取ってよいしょと太腿に乗せる。...案外小さいと思われがちだが、ギターのネックを掴む手は結構余裕だ。なんせこの界隈で、最低身長と謳われているらしい自分だけど。それは背の小ささだけであって、手の大きさやましてや技術まで劣ってると言われたらたまったもんじゃない...なんて、今はどうだっていいのだけど。“誰か”を想って描いた曲、それを世に出すより先に“誰か”に聴かせてやりたい。コードを押さえ、ギターを鳴らす度に嬉しくなるのはやっぱり“誰か”...君が浮かぶからだよ。口を開けば地声よりも高い歌声を響かせる。“ くれどいろん なさらんへ じゅげんに ”「 それでもこんな僕を愛してくれる? 」メロディに乗せて想いを紡ぐ。ふとドアの磨りガラス越しに見えた人物、ガチャと開いたそこに立つ君。ここに来いと今さっき電話で呼んだ君が到着する前に歌うなんて、ちょっと意地悪だったかな。自然と上がった口角に晒したのは相変わらずなえくぼで。
(/ キャラでお声掛けくださって構いませんし、お返事しにくければ背景様からお声掛けしていただいてもどちらでも構いません◎
尚、キャラでお声掛けいただいた際は背景様【 希望の設定、ストーリー、コンセプト等 】を明記してくださると嬉しいです※特に希望がなければこちらの好きな設定に確定させていただきます* どうぞよろしくお願い致します。)
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