名無しさん 2022-12-02 18:14:09 |
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・当方の提供は七男(wz)。
・地雷等ないので募集人物は問いません。
強いて言うならボ/カ/チですが、mg、hs、dn、jn等も大好きなので本当に誰でも大歓迎です...!
・すべてblのみ左右問わず。
・設定は恋愛ナシでも可ですし、アリなら両片想い、または恋人。
宿舎生活のまま、または別居で同棲...
ストーリーは恋人になってからのお話、または恋愛感情を抱く前のお話から etc....
御相手様のご希望も沢山お伺いしたいです*
・コンセプトはA/I/1期、y/m/m/d期~現在のD/R/E/A/M期の中で考えております。
・心情や背景描写をある程度回せる方を推奨。(中~長)
当方は小説風 長~
(初回あえて長めにしました)
サンプル >>2
・返信はお互い無理をしないペースで。
・御相手様も希望であれば下げにて進行可能です。
詳しいことは御相手様が決まり次第確定していきたいです*
かなり難しいとは思いますがどうか来ていただけますように...!;;
心からお待ちしております。
... ねが のえげったん、まんぬん
なっしがどぇお じゅじもてど、
( 作業室の青い光が白い肌を浮かび上がらせる。テーブルの上に散らばった数枚の楽譜、「 僕が君にぴったりの 天気になってあげることはできなくても 」その上をなぞると書いた歌詞を呟いて満足げに頬を綻ばせた。ソファにぼすんっと腰を下ろすと、腕を捲ってからスタンドに立てかけてあったアコギを手に取ってよいしょと太腿に乗せる。...案外小さいと思われがちだが、ギターのネックを掴む手は結構余裕だ。なんせこの界隈で、最低身長と謳われているらしい自分だけど。それは背の小ささだけであって、手の大きさやましてや技術まで劣ってると言われたらたまったもんじゃない...なんて、今はどうだっていいのだけど。“誰か”を想って描いた曲、それを世に出すより先に“誰か”に聴かせてやりたい。コードを押さえ、ギターを鳴らす度に嬉しくなるのはやっぱり“誰か”...君が浮かぶからだよ。口を開けば地声よりも高い歌声を響かせる。“ くれどいろん なさらんへ じゅげんに ”「 それでもこんな僕を愛してくれる? 」メロディに乗せて想いを紡ぐ。ふとドアの磨りガラス越しに見えた人物、ガチャと開いたそこに立つ君。ここに来いと今さっき電話で呼んだ君が到着する前に歌うなんて、ちょっと意地悪だったかな。自然と上がった口角に晒したのは相変わらずなえくぼで。
(/ キャラでお声掛けくださって構いませんし、お返事しにくければ背景様からお声掛けしていただいてもどちらでも構いません◎
尚、キャラでお声掛けいただいた際は背景様【 希望の設定、ストーリー、コンセプト等 】を明記してくださると嬉しいです※特に希望がなければこちらの好きな設定に確定させていただきます* どうぞよろしくお願い致します。)
( / こちら提供 wz以外にもsg、vn、wn、mg 可能です◎
ソ/ラ/ブ/ー、ミ/ー/ニ/ーなど、、
一応七男優先しておりますが、sc、jn、mh以外でしたら全員提供できますので、お気軽にお声掛けください...!! お待ちしております(;;) )
__ sample
〇 hswz
...、スニョンア。
おい、スニョンア。起きろ、
( 狭い俺のベッドの上ですやすやと寝息を立てて眠る我が物顔の恋人を見つめると、起こすべく言い慣れた本名を口にした。それでも随分と深い眠りに落ちているのか全く起きる気配のない彼を見てわざとらしくため息を吐くと頭を抱える。...そこ、俺のベッドなんだけど。いくら恋人といえど、彼からはあっても自分から彼が眠っている布団に入っていくなんてしたことがなかった。...なんたって、照れくさいから。だけど今ばかりはそう言ってられない。少しでもスペースを取ろうと伸ばした手で彼の肩を押して寄せると、小さな唸り声と共にわずかなスペースができて。...、意を決して布団を捲り、体を横にする。トクトクと早まる鼓動もそのままに、突然伸びてきた腕に隙間なく密着させられてしまった。「 おい...!お前な...っ 」 耳は赤くなるのに恨めしく見つめた先には薄らと目を開けてニヤける彼が居て。
( / 珍しい宝石の募集に興味を惹かれ、是非参加希望させて頂きたいです .. !提供可能なのはjh、js、dk、mh、sg、dnです。属性問わずとの事でしたので、此方は何れにせよ左属性の提供を考えています。又、主様への希望はmgなのですが可能でしょうか?
当方新参者で恐らく知識も十分でなく、CPや相性の兼ね合いもあると思うので合わないと感じられる様でしたら断って頂いて構いません。ご検討だけでも宜しくお願い致します ... ! )
( / キャー!! 初めまして...!! 完全に諦めかけていたのでとても嬉しいです泣 お声掛けいただきありがとうございます。
また提供人物の提示ありがとうございます。属性の件も畏まりました。是非お願い致します◎
当方mgの提供ですね。でしたらjhかjsの何方かをお願いしても宜しいでしょうか?何方のCPも大好きなので*様のやり易い方で構いません...!
全然大丈夫ですよ!*様にお合わせできますので、知識に拘らず緩く進めて行けたらと思います。
本当にお声掛けいただきありがとうございます..... )
( / 初めまして!喜んで頂けて嬉しい限りです ... !此方こそ迅速なご反応ありがとうございます。
了解致しました。それでは趣味が真逆な二人が大好きなので、此方からはjhを提供させて頂きます。途中から他のメンバーが良い等あれば変更等々お気軽にお申し付けくださいね .. !
わあ、そう言って頂けるとありがたいです!お言葉に甘えて楽しく緩く進めて行ければ幸いです◎
此方の方こそ歓迎してくださって感激しております、ありがとうございます;; 不束者ですが何卒宜しくお願い致しますね ... !
早速設定の希望にいつてお話しても宜しいでしょうか ... ?
恋人同士のスキンシップや甘い雰囲気を楽しみたいのですが、両片思いの時点での初々しいドキドキ感も大好きなので、恋人になる直前の両片思いの段階から初めるのが希望です!基本的に此方提供のjhはややSっ気?があるかなぁといった具合ですので、一言告げてしまえば恋人になれるのにもう一歩の所で焦らしたり、口が立つ二人なのでドロドロしない程度の甘酸っぱい駆け引きなんかがあるとドキドキするなぁ、なんて考えています!時にたじたじになったり食ってかかったりなど、mgの可愛らしい表情が見てみたいと想像を膨らませています(←)
主様もこういうjhが見たい!や、逆にここは解釈違いだというご意見があれば遠慮なくお申し付けくださいね。 )
( / jh提供ありがとうございます...! ギ/ュ/ハ/ニ大好きです~~^^
そして設定があまりにも解釈一致すぎて固まってしまいました。どうしましょう...、、
絶っっ対jhは分かってて焦らしてきますし。逆にmgはmgで素直になればいいものの、変に意地を張って突っかかり喧嘩してそうです...。
jhの方が一枚上手だと思うので余裕もありそうですし、度々逆手をとってからかうからmgはたじたじしちゃうんですよね、、めちゃくちゃ早口で罵るmgが目に見えてます。
だけどたまに隙を突かれるjh、綺麗で可愛いお顔に見合った一面が覗くんですよね~...!
もうもう、Sっ気ありありなjhその通りすぎますし最高すぎて...はぁ~もうどうしましょう本当に、、変な妄想が止まらなくてすみません...。
そうですね、甘酸っぱい駆け引きしまくりましょう…!!
それを存分に楽しんでから恋人に発展する形で◎ 笑
あ~もう本当にお声掛けいただいて感謝しかないです...。設定については大大大満足なので、後決めることがあれば進行して行きながら背後で確定していく形で宜しいでしょうか?
宜しければもう今すぐにでも始めてしまいたいのですが、お好みのコンセプトや年齢はありますでしょうか?* )
( / わーい、解釈が一致したなら何よりです~!
jhは男らしさもありつつやはりあざとさも持ち合わせているので、あざとく煽る様な方法で態と焦らしたりしそうですよね ... !mgも早口で捲し立てたり突っかかってくる所が解釈一致でにまにましてしまいました()
仰る通り時々jhが隙を突かれてmgと立場が逆転しそうになったりするのも良いですね!その場では顔に見合った可愛らしい態度を取っても、後々倍になって返って来そうで怖いですが .. ;;;
ありがとうございます。恋人になるまでの甘酸っぱい駆け引きも存分に楽しみましょう ... !!
いえいえ、とんでも有りません。親身に設定の相談に乗ってくださる主様で本当に良かったです~!
勿論です!他に相談する事があれば絡みを進めながら背後同士で決めていければと思います。
コンセプトや年齢については特に拘りがなく、主様にお任せしたいのでそのまま初めて頂いて宜しいでしょうか .. ? )
__ ん"ん"...、
( 夢の中で昨夜...いや、今日の事を思い出していた。_AM1:00。カムバ前怒涛の練習漬けにへろへろになった体を叩いて引き摺り、何とか事務所の練習室から宿舎まで辿り着いた今朝。その過程でジムに向かった何人かの後ろ姿を覚えているのは心底ドン引きしたからだ。ろくに飯も食わないまま床に倒れて、そのまま眠ってしまいたいくらいだったが。汗だくで眠るのはいくらベッドの上じゃないにしろ許せず何とかシャワーを浴び、髪を乾かし、歯を磨き...最低限のスキンケアも済まして静かに夢の世界へと旅立ったのが、あろうことか共用リビングの床だった。__という、今日がオフでなければ一日中後悔に苛まれる所だったが、ショックは大きい。貴重な睡眠時間を床で...。デカいくせに何処でも寝れてしまう自分を今ばかりは恨む。眩しく白い朝日...まだ誰も起きて来ていないこの時間に、痛すぎる体をむくりと床から起こした。「 ...、ウソ、じゃん... 」 ボサボサの髪、いかにも寝起きの掠れた声。酷すぎるビジュもそのまま、胡座をかいたままあろうことかまたウトウトし始めていて。
( / そう!!なんです...!! 絶対あざとく煽ってきます...そして倍になって返ってきそうなの分かりすぎて。どうしましょう...*様の仰るjhmgが最高すぎてオッチョナオッチョナになっております、、、
と~っても楽しみです~!
では特にコンセプト年齢は決めず、流れで進めていきましょう◎
何なら創作の方がやりやすいかもしれないですし*
そして僭越ながら投下させていただきましたがいかがでしょう...?;;
すっごく謎な場面からスタートしてしまいました......。
お返事がしにくい、解釈違い等気になる点がありましたら何なりとお申し付けください...! )
── やぁ~、もしかして其処で寝てたの ... ?
( ぴょこん、と所々天を仰ぐボサボサに跳ねた髪を眺めていると愛おしさが込み上げてきてしまう。...と言うのも心当たりがあるからである。練習漬けの日々でメンバー達も疲れが溜まっているだろうが、かく言う自身も体力の無さには定評があり、日を跨ぐまで続いた予定を練習室で終えれば後は帰るだけ。へとへとの体で宿舎に帰宅し、一瞬このまま寝てしまおうかという邪念が脳裏に過ったものの、やっとの思いで風呂とスキンケアを済ませ残りの力を振り絞りベッドに潜った ... 所までは覚えている。しかし記憶の片隅には大きな図体の彼が床に横たわっている姿がぼんやりと。恐らくリビングを通った際に目にしていたらしい。普段なら絶対に起こしてやるのだが、何分1分1秒を争う程くたくたに疲れ切っていた為、丁寧に体を揺すって一から声を掛けていては自分まで床で就寝する事になってしまうと悟ったのだろう。やはりあやふやに霧掛かった記憶の中には親切に起こしてやった形跡はない。そのお陰でと言うべきか、しこたま睡眠を取るつもりだったにも関わらずアラームなんて鳴る筈もない時間に重い瞼が開き目が覚めてしまい、それだけ良質な睡眠だったのか否か、仕方なくベッドからもぞもぞと起き上がれば、冷蔵庫のミネラルウォーターを目的にリビングへ。─... そして今、ボサボサの髪を眺める現在に至る。未だ眠気に襲われているらしく、こくりこくりと揺れる頭を背後から見ながら頬を緩め、本来なら罪悪感を覚える場面だが、今日がオフである事と意中の彼と思わぬタイミングで二人きりになれた事を内心嬉しく思ってしまう。いつも通りの軽い調子で声を掛けつつ、先程までベッドに潜っていた為少し首元がはだけたパジャマのまま、胡座を掻く相手の目の前にしゃがみ込むと目線を合わせ。「 ... ぼさぼさじゃんか」悪怯れる様子もなくボサついた髪を直す様に手櫛をしながら撫で、くすくすと笑いを溢すが寝起き故目尻がとろりと下がっており。 )
( / うわぁ~~!!初回文の方投下して頂き本当にありがとうございます ... !主様のmgが愛おし過ぎて此方もオッチョナ状態になってます!もしや天才なんですか .. ぐぎぎ;;;
素敵なロルで見惚れてしまいましたし、解釈違い等も全くありません。凄く絡みやすい場面から初めてくださってありがたいです!
了解致しました、流れで進めて行って必要があれば創作やコンセプトなど何でも話し合って決めていきましょう◎
此方も絡ませて頂いたのですが如何でしょうか?初回という事でロルが無駄に長ったらしくなってしまいましたが、普通の時はもう少しコンパクトなので主様はお好きな長さで返してくださいね。
又、此方のjhに解釈違いなどあれば遠慮なく仰ってください ... !それとロルについてですが、当方小説風ロルを回すのが初めてなので、至らない点が多々あるかと思います。ロルに関しても不備や改善点があれば何なりとお申し付けくださいませ .. ! )
ん~、...ひょん、...。
( 逸早くカムバックした夢の世界。そこで聞いたのは言うまでもない、気の抜けるほど柔らかくて...優しい声音。これが現実なら、嫌だ!と否定してしまいたくなるのは、寝起きのかっこ悪い姿を“彼”に見せたくないからだ。とはいえ、練習生時代から何度もだらしない姿を彼にお披露目してきたのに、今更何を、と思うかもしれないけど。...、恋なんてそんなものでしょ。俺にとってかけがえのないヒョンであり、恋慕を抱く相手であり...。“彼”を通してその気持ちに気づいてから、自分からしても俺の立ち振る舞いは随分と変わったように思える。瞼には相変わらず白い光を感じるのに、中々意識は戻ってこない。夢心地の頭で考えるのは、今繰り広げてる夢の世界の中ですら“彼”を恋しがっているということ。_ふわり、と恋しい匂いが不意に香った。「 はに、ひょん......、」夢の中で“彼”は優しく笑った。だから名前を呼んで...。ふと、違和感に気づいたのは、髪に触れる感覚が温かかったから。...。浮上した意識に、垂れた頭を上げて薄らと目を開ける。途端飛び込んできた白い光と...それに、溶けてしまいそうな.....。寝惚けたまま、髪を撫でる手を確かめたくて、自身の手をそっと重ねた。そうしてぱちくり、何度か繰り返した瞬き。「 ...ぇっ、へっ? 」阿呆みたいに開けた口から間抜けな声を漏らして、そのままの姿勢で固まることに。まるで光に消えてしまいそうな儚さは天使のようで、同じ視線の先の、薄らと細められた目元には長い睫毛が携えられて、とろんと下がった目尻は眠たげでどこか色っぽい。それに...それに...、ただ眠っていたことを示唆してるだけの少し乱れた襟元、そこから覗く肌に...なにも、その、やましいことなんか...ない...んだってぇ!!「 ...やっ、やぁ...!カムチャギヤ!...ヒョン、いつから居たんだよぉ... 」完全に夢だと思っていたのは現実だったらしい。変なことを聞かれていたら、どうしよう...。恐る恐る尋ねた朝の“彼”、ジョンハニヒョンに。慌てて重なった手を離し、くぅん、と肩を竦めるのは図体の大きい犬のようで。
( / あ~~良かったです~...!! 特殊なロルなので、これで大丈夫かと常々不安でしたが;; そんな勿体ないお言葉をいただけてとても感謝しております...。
どれも快諾してくださってとても助かります...!!
ありがとうございます...!
はあ~~それにお返事ありがとうございます、、もうもう、感無量です、、オッチョナが止まりません......。長さも全然気にならない位ですし、小説風に合わせていただけるなんて嬉しすぎます。しかも初めてだなんて...お上手すぎますしjhすぎますし。解釈違いなんて以ての外です、、どうしましょう...。
このままだと色々収まらなそうなので、ここで大人しくしておきますね。
この先楽しみで仕方ありません!!
改めてよろしくお願い致します~!! )
... むぉやぁ~、人をおばけみたいに。
( 自分の気持ちなんて重々承知してコントロールしている筈なのに、いざこういう状況になると嫌でも浮き彫りになるらしい。清々しい朝日を浴びながら項垂れて微睡む彼が、髪も乱れているのに可愛くて堪らないなんて相当重症だろう。不意に鼻に掛かった低くて柔らかな声が自身の名前を呼び、目の前の旋毛へ視線を遣ってみるがやはり眠っているらしく ... 俺の夢でも見てるのかな、なんて一層柔らかい笑みが深くなってゆく。そんな呑気な想像を繰り広げていると、目を瞑って眠っている様子が伺える為少々気を抜いていたせいで、髪を撫でていた手に温かい掌が重なると途端に心臓が跳ねる。嗚呼ほら、分かってるんだよそんなこと。自分から触れるのは平気なくせに、彼から触れられるとこんな風に身体が言う事を聞かなくなったのはいつからだろうか。少なくともまだ幼さの残る彼と最初に出会った頃はこんな事になるなんて思いも寄らなかった。幸い目の前の相手はまだ瞼を開いていない。トクトク、控えめで小気味良いリズムを刻む鼓動が間違っても手から伝わらない様に、重症なのはもう分かり切ってるんだから早く治ってくれ、と心の中で唱えてみる。すると突然開いた瞳と目が合い、何故だかぽかんと口を開けて動揺している様子の彼とは対照的に、ゆったりとした口調で冗談混じりに述べては“んふふ”と小さく笑う。重ねられた手がぱっと離れてしまうと少し残った彼の体温に若干の名残惜しさを感じてしまうが、整った端正な顔立ちにも関わらず、悩まし気に眉を垂らして大きな体を縮こめる愛らしい姿を見るといじらしくて仕方ない。そんな彼に悪戯心が芽生えるのは最早恒例行事で。「いつからって ... ずっと居たけど、... 覚えてないの?はにひょん好きぃ~って言ってたよ」勿論名前を呼ばれたこと以外は真っ赤な嘘だが、はったりとは思えない程堂々と悪戯っぽく口角を上げる。... まぁ嘘なんだけどね。内心そう呟くものの、どうしてこの子はこうも可愛いのか。─ 分かんないのかなぁ、そんな反応されたらいじめたくなるだけなのに。先程の優しい笑みとは打って変わって、眠気から下がった目尻をそのまま意味あり気に更に細めては、元々鋭いにも関わらずすっかり飼い主の様子を伺う犬の様になった健気な瞳をじっと見つめて。徐に彼の首の後ろへ手を回し、すりすり ... と頸を指で撫で回してみる。「そんなにヒョンが好き ...?... なら俺の部屋でこっそり2人で二度寝しよっか」そのまま頭ごと優しく引き寄せ、鼻先が触れてしまいそうな程顔を近づけては、やけに甘ったるい声音で。 )
( / とんでもないです、大丈夫どころか寧ろmg
の心情が分かりやすくてとっても楽しいですよ ... !感無量です!主様と出会えて本当に良かったです。ありがとうございます~~!
此方こそお返事頂いて昂っております、感謝しか有りません .. !ロルの長さもコンパクトに調整しようと思っているのですが、やり取りが楽しすぎてまたついつい長くなってしまいました ... 。その都度長さにムラがあるとは思いますが、大目に見て頂けると幸いです!
本当ですか、勿体無いお褒めの言葉嬉しい限りです~!やはり良い関係を築いていきたいので、途中でもっとこういうjhがいいなぁなどご意見ご要望があればいつでも遠慮なくご相談くださいね ... !
当方もこの先が楽しみで今からウキウキしています!
もし何か相談する事もなく、絡みに集中したい様でしたら背後の会話は一旦蹴って頂いても構いませんのでご遠慮なさらず!
此方こそ、これから何卒宜しくお願い致しますね .. ! )
...覚えてないよ、
( 数分前よりも白く染め上げられていくリビングで、愛しい彼と二人きり。その事実にすら心臓の鼓動は早まるのに。...ハニヒョンの言うことを真に受けてはいけない!いくらカメラが回ってなくてもね。この人は昔っから根っからのイタズラ好きだ。だけど決して悪い人ではなく、メンバーも口々に“一番優しい”と言うほどだし、実際メンバーの不調や違和感に逸早く気づくのは決まってハニヒョンだ。...だから、だからこそ。この胸の内をとっくに知られてるんじゃないかって危惧するのは今更なんだけど。今だって彼の発言を嘘だと全力で否定したいのに、それが出来ないのは。紛れもなく内に秘めたこの感情のせい。_片方の手で口をおさえ、目をぱちくりとさせる。「 ...っ、俺、ヒョンを好きって...? 」そんな。そんな阿呆みたいな行動で彼にこの想いが知れてしまったら、俺は一体...。寝起きと寝不足の頭でぐるぐると必死に回す思考は全く役に立たないものだ。まるで全てを見透かすようにじっと絡まった視線を慌てて逸らしたのに。寝起きの冷たい指先が肌に触れる感覚にぴくりと肩を揺らす。てばっ...!ヒョン、、あんで~~!! 心の叫びもままならないまま、緊張から恥じらいから...分かりやすく喉仏を上下させてごくんっと息を呑んだ。耳を擽るやけに甘ったるい声音。尚も肩を竦めたまま何か言いたげに口を動かし、目と鼻の先の彼の表情なんて伺う余裕もない。あ、ああ...もう...!早まっていく鼓動に、これ以上早くなったらしぬんじゃないか。大層バカな危機感を覚えると、彼の肩を手でぎゅむと掴んで、怪我をさせない程度に強めに引き剥がした。「 はあ~っ!ヒョンってばからかわないでよ!俺“好き”なんか絶っっ対に言ってないじゃん!あ~本当に、ヒョンのせいで気狂いそう...っ 」 まるで犬がばうばうと吠えるように早口で。一気に言い終えると、わざとらしくため息をつく。そうしてむしゃくしゃなまま床に手をついて立ち上がると、額に垂れた前髪が鬱陶しくて乱雑に前髪をかき上げた。その下...、じっ...と見下ろした先に、こちらを見上げる彼が...やっぱり、可愛くて...。大きな手を差し伸べてみる。ヒョンの言う通り、二度寝をしようか、それともせっかくリビングにいるんだ。昨夜から何も食べていない空腹を満たそうか...。未だ収まらない鼓動を落ち着かせる為に、違うことを頭に巡らせて。
ふーん ... 、
( てっきり直ぐに否定されるかと思えば口を抑え瞬きを繰り返す彼。人一倍顔に出やすい感情豊かな彼のことだ、案外的外れでもないらしい。そう受け取って良いだろう。絡めた視線を逸らされてもゆるりとした笑顔を僅かに口元に残して考える。以前から自分と同じように好意を持っていると考慮していたが、漸くパズルのピースが埋まってきた。もっといじめようか、それとも少し引こうかなぁ。... まぁ、こいつの可愛い反応が見れるならどっちでもいいんだけど。分かりやすく空気を飲んだ音が微かに鼓膜に届くと思わず笑ってしまいそうになる唇をチャックし、合わない視線もお構いなしにじっと見つめ続ける。すると唐突に肩を捕まれ引き剥がされてしまったのだ。何だよ~、もっと楽しみたかったのに。「 やぁ、これのどこが揶揄ってるんだよぉ。それに何で絶対言ってないなんて分かるのさ。お前から好かれてないのは分かってたけど ... 」お決まりの面倒臭いモード全開で斜め下に視線を下ろして、朝日が照らし白い光に染まった床を眺めながら睫毛を伏せてみせる。勿論捲し立てられた言葉を真に受ける筈もなく、態と芝居がかった台詞をつらつらと。「 ... え~い、あらっそあらっそ 」然しいつもの様に彼がため息を吐くとそろそろ話は終わりの合図。途端に物分かりよくコロッと態度を変えて、立ち上がった相手を見上げれば平然と“えへへへ”と笑い声の様に態とらしく口に出す。乱雑に髪を掻き上げる仕草はビジュアルも含めて側から見れば男らしさそのものなんだろう。そりゃかっこいいのは認めるけど、俺からすればただの可愛い弟で、それでいて可愛い獲物 .. じゃなくて世界でたった1人の好きな子なのに。そんな事を思いながら上目でその様子を見上げていると不意に差し伸べられた大きな手。迷う事なく自身の細いが骨張った手を乗せて掴み、遠慮なく体重を掛ければふわりと軽く立ち上がって。「 お前お腹空いてるんじゃない .. ?ヒョンと朝ご飯でも食べる? 」ぽん、自分より高い位置にある肩を軽く叩き、先程までの発言は何処へやら。あっさり彼の前を通り過ぎ、すたすたと気紛れにキッチンへ向かいカーテンから差し込む白んだ光の中へ。さてと、何にしようかな。料理をするつもりもない癖に冷蔵庫を開け気の抜けた鼻歌混じりに中身を物色してみる。「 みんぎゅや~、 」飼い犬でも呼び付けるかの如く顔だけ振り返り、首を横に緩く傾けながら彼の返事を待って。 )
おん、お腹減ったよ~...。
( 彼のわざとらしい言葉に殆ど重要な感情ってのは含まれてなくて、俺がさっさと切り上げてしまえば彼は決まっていつも全身の気が抜けてしまうくらいの緩い声を上げるのだ。そのせいで恨めないどころか彼を可愛いと許してしまうのだから...本当に、罪だと思う。_彼と比べれば体格差に分かりやすく違いが出るほど、俺の方が筋肉もあるし背丈もある。それにナムジャとは思えないほどの綺麗な顔立ちと相俟って、骨格こそはナムジャそのものだが線の細い彼。重なった手を握って、遠慮なく掛けられた体重を支える時、気持ち悪くもにやりと口角が上がったのはそれをしみじみと実感したからだ。つい先程までとは打って変わり、彼の視線が少し下になる...正直、この瞬間が好きだ。未だとくとくと早めの鼓動に知らんぷりを決めると、こちらを見上げてなにか発する様子の彼をキョトンとした表情で見つめた。上から見るとはっきり伺える長い睫毛に縁取られた目、その瞬きを数回見遣ると、「 ヒョン...!一緒に食べてくれるの? 」嬉々として答えたが、まだ見ていたかった瞬きも何も、彼は猫のようにあっさりとその場を去ってしまった。だけど悲しさは一切ない。未だ誰かが起きてくるには早すぎる朝、もう少しだけ彼と二人きりで居られるから。一足先にキッチンへ向かう後ろ姿を見て、恰も嬉しそうに頬を緩ませる。少し離れて見る愛しいシルエット、パジャマですら着痩せして見える細さと、...あ、ちょっと寝癖ついてる。ようやく霧の晴れた頭で落ち着いて彼を見れた所、不意に名前を呼ばれては瞬時に わん! とでも言うように駆け寄るのは。もはや体に染み付いている、というのだろうか。俺を待ってくれてるヒョン、首を緩く傾けたのが可愛くて。堪え性なく感情がありありと表に出ては今さっき見つけた寝癖に手を伸ばして、指先で軽く撫でてやるとにっこりと微笑むことに。それもまた特に意識してやったことではなく、冷蔵庫を開ける後ろからひょこ、と顔を出して中を覗いてみた。...あれは...、昨日のキムチの残りと...誰かの化粧水まである。「 なに作ろうかなぁ。ヒョン食べたいものとかある? 」横から手を伸ばして一応使えそうな物を取り出してみながら彼に尋ねてみる。簡単なものでいいから、適当に残り物を使える炒飯かさっと茹でるだけのラーメンか。ハニヒョンは辛すぎるの得意じゃないからどちらにしろ味は優しめにして...なんてすっかり頭の中はメニューでいっぱいで。
... 何だよ、
( 本当にわんこみたいなやつ。だって駆け寄ってくる姿は大型犬そのものだ。今だって喜んでいるのが丸分かりな表情を浮かべちゃって。確かにお前は人懐こい子だし、これが他の子達だとしても普通に喜んだと思うけど、それだけじゃないでしょ?俺は知ってるんだから。なんせパズルのピースは揃ってきているからね。─... しめしめと考えを巡らせていると、不意に指先で髪を撫でられる。たったそれだけなのに、嗚呼もう。寝癖の事などいず知らず治っていた鼓動がまた軽くリズムを刻み出し、其れを何気なく無意識にやっているのが分かるから余計に気に食わない。いいかキム ミンギュ、俺から触れるのは勿論いいけど、お前から触れるの時は先に了承を取ってからにしろ、... なんて理不尽な心の声も今は頭の中だけで完結せざる負えない。幸いある程度なら表情に出さずにいられる性分故、悟られないように冷蔵庫の中身を見ているフリを決め込む。しかし自身の後ろから顔を出し一緒に冷蔵庫を覗く彼は何とも可愛らしく、そんな横暴な思考もふわふわと何処かへいってしまう程。自分もお腹が空いてるだろうに、親切な問いかけに胡座を掻き何を食べようか思案してみるものの、やはり弟が食べたい物が1番ではないかと自分の顎に手を添えて。「 ん~ ... ?お前が食べたいのでいいよ、ヒョンはいいから好きなのにしな 」作る訳でもないのに何処か世話を焼く様な柔らかい口調でそう答えるが、次の瞬間ぎゅるる ... と短く腹の虫が鳴ってしまい。かく言う自分も昨日の昨日の夕方頃から何も口にしておらず、今更になって空腹に気がつけば、腹の音を聞かれた事に関しては特に羞恥を感じでいない様子で“なはは”と単調に笑う。「 ... ねぇ、やっぱりみんぎゅが作った炒飯が食べたいなぁ 」冷蔵庫から物を取り出す動作を邪魔しないように、背後に立つ彼の胸板に背中を預けて寄りかかって。悔しいけど逞しい胸筋がパジャマ越しの背中からでも伝わってくる。それにときめきそうになってるのもヒョンとしてどうなんだって話だけど。... ぱっと顔を真上に反らす形で彼の顔を見上げ、やはり気が変わった事を少し甘えた声色で提案することに。... あ、鼻の先の小っちゃいホクロ、真下からでもよく見えるんだ。なんて思わず人差し指で鼻先につん、と触れて逆さまに見える彼に向かって無邪気に微笑みかける。「 ネ~、作ってくださぁい 」忽ちひらりと彼の胸元から抜け出し、軽く言い放ちながらもキッチンのコンロの前に立っては側で茶々でも入れようかと。 )
( あぁどうして、ただ彼となんて事ない日常のやり取りをしているだけなのにこうも嬉しくて堪らないんだろう。_自分ではなく此方の希望を優先してくれた言葉、せっかくなら彼が食べたいと思うものを振る舞ってあげたかったけど、それなら簡単に…なんて思案をかき消した腹の音...自分のものではないそれに、自然と頬が緩むのは。早く満腹にさせてあげなきゃ!と思いつつも気の抜けた笑い声につられたから。んはっ、と八重歯を晒したりして。たかが生理現象なのに、それすらも可愛いと思う。重症だね俺は。...手に食材やらを持ったまま、その場から退こうか悩んだ時。ねぇ、と始まる言葉に 「 ...ん?」 耳を澄まそうとピタリと動きを止めた。刹那密着してきた体、その重さも相俟って「 おぉぅ、」と間抜けな声を漏らす。そんな状況で、しかも無意識なのか...つい数秒前よりも甘みを含んだ声音でされた提案に、たかが一言二言覚えてられるか不安だけど...。「 ...炒飯?いいよ。美味く作るね、」 クールに装った平静、それを毎度毎度打ち壊すのが大得意なのかこのヒョンは。話す時に自然と顔を覗き込む癖がある自分、だから上から覗き込むように彼の髪を見つめていたのに、今度は視線が、突然間近でばちりと合うのだから。背に滲む冷や汗、引き攣った笑顔。追い打ちをかけるかのように伸びてきた指先が触れると、反射的に薄らと目を細めて、その先で花が咲くように笑う、彼のあどけない笑顔...。...~っっ。途端激しく鳴り出した鼓動は、彼の背中に伝わっていないことをひたすらに願った。チェバル...っ頼む、落ち着けキムミンギュ...、あ~オットッケ、、気づかないでヒョン...!! 煩い脳内と一層激しさを増す鼓動で気が狂いそうだ。本当にこのヒョンは...俺が好きなのを知ってて、わざとやってる訳ないよね?_ 作ってくださぁいなんて、呑気な…俺はこんなにも大変なのに…。なんて泣きべそかきそうな勢いで。「 …、はぁい、あるげっそ… 」 彼が触れた鼻を擦りながら気にする素振りを見せて、すっかり居なくなった温もりを追いかけることなくしおしおと食材をキッチン台へと置く。そこで肩を大きく上下させるほど深呼吸を一つすれば、落ち着く訳もない鼓動をそのままに腕捲りをして。「 はーぁ、ハニヒョン今日…ご機嫌じゃない? 」 彼の希望通り、キムチポックンパでも作ろう。ご飯は…誰かが炊いてくれてるかな。お、タイマーが押してある。このご飯炊けたら使おう。なんて思案しながら。
( 笑顔が引き攣ったかと思えば動揺したりコロコロと変わる表情が本当に可愛い。しおしおと弱々しくキッチン台へとやって来て、今度は凛々しいはずの眉が慣れ下がって今にも泣きべそをかきそうな表情。... お、触った所気にして指で擦ってる。あんでぇ、そんな顔しちゃ。俺が見てるんだから。もっと触りたくなるじゃんか。先程背中に伝わってきた彼の激しい心臓の音はしっかり把握済みで、思い出して密かに口角が上がる。つい最近まで、もしかしたらこの子も俺と同じ気持ちなのかもしれないという期待と推測で済んでいたのに。お前のせいでもう確信に変わっちゃうよ、みんぎゅや。彼の一挙手一投足を眺めながら、肩を上下させて一つ呼吸を置く姿にくすりと笑いを溢す。相変わらず分かりやすいやつ。腕捲りをしたことで露わになった頑丈そうな腕に早速触れたくなってしまうが、今は我慢我慢 ... 。なんて内心ちょっとした葛藤を繰り広げていると、鼻に掛かった低い声に視線を上げる。「 あぁ ... うん。バレてないと思ったんだけど 」バツが悪そうに視線を逸らせば首の後ろに手を遣り、珍しく歯切れ悪くもにょもにょと呟く。ご機嫌、なんて何気なく言った言葉なんだろうが、彼にそれが伝わってると思うと何だか気恥ずかしいのも事実で、睫毛を伏せて控えめにはにかみ。「 誰かさんと朝から2人きりになれたから浮かれてるの。... 皆には内緒ね? 」不意にこしょこしょと耳打ちをして、彼の耳に一層甘い囁き声と微かな吐息を注ぎ込み。実際彼がリビングで眠っていてくれたお陰で朝から上機嫌だし、それは紛れもない本心だが、生憎タダで教えてやるような良い性格はしていない。... もっともっと俺を意識すればいい。目一杯意識して、早くヒョンのとこまで堕ちてきな。そうして耳元から顔を少し離せば悪戯っぽい笑い声を残した後、距離を詰めていた体をあっさり離す。先程までの恥じらいなど何処かへ行ってしまった様な涼しい顔でくるりと踵を返すと。彼に背を向けて調理器具が収納されている棚を開けると、使い込んだフライパンを取り出し。「 使うのってこれ? 」用意出来る事は準備しておこうとコンロの上にフライパンを置いておき、何事も無かったように戻ってきたのはキッチン台に立つ彼の隣。台の上に昨日の残りのキムチが置いてあるって事は朝ご飯はキムチポックンパかな。「 ウリミンギュの~、クッキングショ~ 」ライブを付けている訳でもないのに呑気な音程に乗せ。すっかり見学モードになればぱちぱち、と軽い拍手を一つ。 )
( ヒョンが昨夜練習を終えて帰宅してからどうなっていたかは容易く想像がつく。今起きていること自体珍しいと思えるのは睡眠時間をろくに取っていないと確信出来るから…なんだけど。そう、今起きているどころか、こんな早朝からしかも上機嫌に俺にちょっかいを掛けてくる彼。何か目的があって俺が寝落ちしていたリビングへ訪れたのだと思うのだが、ここに居たのがヒョンと仲の良いシュアヒョンだったりよく一緒に居るのを見掛けるドギョミだったら上機嫌の理由は納得できる。元々俺とハニヒョンは仲が良いとは言い難いし、すれ違う部分が多いから…。俺は妥協して今こそ“大好き”が勝っているが、彼からしたら朝目覚めて一番に会う人物が俺だなんてきっといい気持ちはしないはず。…料理をする前に基本の手洗いを入念にしながら、気になってこの件を尋ねてみたのだ。そうしたらどことなくバツが悪そうに視線を逸らされてしまうから疑問を覚えるのがその1。聞かない方が良かったかなと思い直せば「 アニエヨ、ただ、… 」“ヒョンってば心臓に悪いことばっかりしてくるじゃんっ”なんて言えるはずもなく。返す言葉を探していたら、横目に見た彼の表情…控えな笑みとまた詰められた距離に、今日既に何度か感じてる危惧を改めて感じることになるなんてさ…。キュッ、と流れる水を止める手が一瞬ビクつくほど動揺を顕にして、最早今回ばかりは耐えられず胸元の衣服をくしゅと掴んだ。…?? 誰かさん、と、朝から…、内緒…だってぇ…?疑問その2。なんたって彼の話す言葉はまず信じる前に疑えと何度も習ってきたはずなのに。こうもすっと胸の奥深くに落ちてしまうのは、やっぱり俺が一方的に彼を好きなせいなのだろうか。それにしても…例え嘘としても、だ。“朝から二人きりになれた誰かさん”は俺で間違いないということ。その事実を理解した途端、「 …うぁ、ヒョン~…っ、」彼に聞こえるかどうか、ほんの微かな声で呟くとせっかく洗った手を上に上げキッチン台に肘を立てて顔を伏せることになった。ぷしゅ~と効果音が出そうなほど耳を赤くして、今は情けなさなんてどうだっていい…。変に思われてもいいから、冷静になる時間が必要だった。顔は見れてないのに聞こえた悪戯な笑い声に容易く表情が想像できる。少し離れる足音と影…変な体勢で固まっていたが、ふと飛んできた声に顔を上げると 「 おぉん、こまうぉよ… 」と頷いて返す。もう実はと言えば走って部屋にこもりたいくらい恥ずかしくて、このヒョンといるとおかしくなりそうで耐えられなかったが。何とか立て直すと頬をぱんぱんっと両手で軽く叩き、しっかりしろキムミンギュ…!と喝を入れるなり格好悪くもまた手を洗うことになる。今日何度目か分からないため息をはぁぁ~。とつけば、まるでライブ放送かのようなテンションに合わせつつも…。「 い、いぇ~い。…って、もう~ヒョンはあっち座ってて!全然進まないよ~!すぐ出来るから、ね、」これ以上心臓が持たないと、半ば無理やりテーブルの方を指さすと其方へ行けと提案する。そりゃぁ隣に居てくれても嬉しいけど…なんたってまじまじと見られてもさ恥ずかしいじゃん。口ではそう言うが。既に動かし始めてる手は、用意したまな板に水洗いした食材を乗せて、取り出した包丁を握るとさくさくと刻んでいく。「 …手伝ってくれる訳でもないでしょ? 」ちらりと見やった隣の彼と、野菜と一緒に置いてあるピーラー。唇を突き出す表情は少々不満げに。
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