サン・テグジュペリ。 2022-11-20 11:57:35 |
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あら、まぁ…行ってらっしゃい、
(こんな時間に男の子一人なのも些か不安ではあるが、眉を下げつつも買い出しに行った中原を見送る。風呂に入る敦にもごゆっくり、と言葉を送れば、太宰に促されるまま座りつつも、「どうしたの?」と首を傾げて)
さっき、泣いていたように見えたけど、何かあったかなって
(芥川以外、みんな出ていったのを確認してかなり心配そうな顔をして、彼女の顔を覗き込んで。自分ができる範囲で、できない範囲でもそうしたいが、彼女の不安は全て取り除いていくつもりだけど、まずはその理由がわからず、いきなり核心をついて)
…え?ああ、ふふっ!違うのよ、あのね。なんていうか、…すっごく幸せで!胸がいっぱいになっちゃって…それで泣いちゃっただけよ、
(目を丸めながらも、心配そうにしている太宰に、思わずくすくすと笑ってしまう。相手の頬に手を伸ばし、軽く撫でてやりながらも、「心配してくれてありがとう。でも大丈夫よ。」と笑みを向けて、)
そうだったんだね、安心したよ
(彼女の前では安心た様子を見せるが、内心は私の知らなかった間、彼女はどんな気持ちでこの家で、一人きりでいたのだろうかと考え込んでしまって。「さっきも言ったけど、ひとりきりが嫌なら…私がこの家にずっと居たいけど、どうかな」と笑う彼女の手を握る)
貴方がそれでいいのなら、是非。
(太宰からの提案に、珍しくも考える隙もなく頷いてみせた。ただ、からかっているという訳ではなく表情からするに、本音だろう。一人きり、怨念にまみれた家で、孤独に過ごすのは嫌なのである。それに、太宰のような愉快な人間がいてくれたら、さぞ心強いだろう。そう思っての発言のようで、彼の手を握り返して、)
よかった、これで私も安心だ
(少しは懸念されるかと思ったが、案外あっさりしていてこちら側がびっくりしてしまった。握られた手に口付けようとした瞬間、帰ってきたであろう中原の声がする。ついでに風呂から上がってきた中島が、ソファーで寝ている芥川の横を通り抜けようとするが、不思議そうに芥川のそばに屈んで「なんで寝たふりしてるんだ?」と聞いて。それに対して少し気まずそうに「邪魔は出来ぬ」と、明らかに二人がいい雰囲気だったのを見ていたかのような言動をして)
(/背後失礼します!!
そろそろ場面展開などしちゃいますか?)
ふふ。同棲、みたいね。
(目を細めながらも、中原の声が聞こえては、ぱっと手を離し、「おかえり!」と出迎えに行く。
太宰だけじゃなく、他のみんなも一緒に住んでくれたな、なんて密かに思いつつ。)
(/そーーーーうですね、そうしましょうか!!!!!!場面転換するなら、翌日、もしくはガラッと大きく変えて、何でしょうね、なんかしらの行事ごとまで飛ばすとかにしますか?)
(/突発的な申し出なのに受け入れてくださるなんて…!もし、まだこのまま続けたいのであれば、ぜひ仰ってください!
こちらはいくらでもついて行きますので!
何かしたい行事とかありますか!?修学旅行だったり文化祭とか!)
(/全然全然!!!!私だけじゃなく二人で楽しめることが最優先ですから!!!お気遣いも有難いです:)
そうですねーーー…、やっぱり、高校生といえば文化祭ですし??文化祭でいきますか?)
(/そしちゃいましょーーか!!!確か、サンと太宰たちはクラス違いましたもんね、
サンの所は無難にメイド喫茶とかどうでしょう?とはいえ、実は男子たちが女装してメイドをやるっていうはったりもあったら楽しそうですけれどね笑
太宰たちのクラスはどんな出し物にしたいですか?)
(/メイドカフェいいですね!!
女装カフェも面白そうと思いましたけど、無難に執事カフェかなってこちらで勝手に考えてました笑
なんか、太宰たちにやって欲しい催し物とかありますか??)
(/なら、メイド、執事カフェにしちゃいます…?!!
んーーーーそうですねえ、個人的には何かしらの食べ物屋をやって欲しいなって思ってます。例えば、うーん!!!焼き鳥屋とか?!)
(/わーーい、ありがとうございます…!!ではでは、ろるはじめちゃいますか?文化祭1日目からで始めてみましょうか?)
なぁんで午前中ってこんなに長いんだろうねぇ
(焼き鳥を焼いている中原の隣で面倒そうに呟いて。午前中に仕事を入れているのは、午後に彼女が仕事をするという話を聞いたからで。「焼くくらいはできるだろうが、手前は仕事くらいしろ」と、蹴られながら立ち上がって「ここにサンが来てくれたらいいんだけど」と、やれやれと言った感じで)
(/採用ありがとうございます!
やりにくかったら言ってください!(蹴り可))
どこ、だったかしら。
(午後に自分のシフトがあるから午前は出歩いておこう、と校内を歩き回る。やはりまずは、太宰たちのクラスから行こうか。と、思ったはいいものの、その焼き鳥屋が見当たらない。うろちょろと歩き回りつつも、ぽつりとつぶやき)
そこの見目麗しいお嬢さん、焼き鳥なんてどうかな
(客引きでもやってろと言われ、教室の入口でしているものの、女性にし声をかけずに。しかも、何人かから連絡先をもらっている始末。彼女の姿に気付かずに女性に「あそこにいるオレンジ色のへんちくりんに声をかけたらいい」と中原を指さすと「黙れ、手前から焼いてやろうか!!」と、中から怒号が返ってくる)
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