サン・テグジュペリ。 2022-11-20 11:57:35 |
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ははぁ、それなら中也に任せちゃおうかしら?
(訝しげに太宰を見ながらも、少し物騒な風貌の中原に視線を送りつつ、目を閉じている芥川に心配そうな表情をしつつも、大丈夫かしら、と呟きつつ太宰に対して、肩なら空いてるわよ、と笑みを向けた)
えー、中也にぃ?それはお断りするよ
(嫌そうな顔を向けてうんざりした声で。うんざりしたいのは俺だと言いたげに「手前はこれでも切ってろ」と鯖を投げつける。投げつけられたそれを見事にキャッチして「食材は大切に使わないと、ねぇ?敦君」と太宰が聞くと、中島は「そうですね」と返しながら、まるでまな板まで切ってしまいそうな音をさせて、じゃがいもを叩ききっている)
……不安になってくるわ、
(のぼせて伏せた芥川、食材を危なっかしく叩き切る敦、言い合いが始まりそうな中原と太宰。保育園の様だ、と思いながらも、溜息を吐きつつ、仲良くできないなら追い出しちゃうわよ、とまずは太宰と中原を牽制しておきつつ、芥川からそっと離れては敦に近付き、もっと優しくてもちゃんと切れるわよ、と微笑みかけて、)
ほら、うちの姉さんが不安になってるじゃないか
もっとちゃんとしてくれないと
(自分のことは棚において、まるで呆れたような態度をとる。「1番の不安の種が何ほざいてんだ」と、中原は流して料理を進めていく。手先が器用なのかもう1品目であるシーザーサラダを作り終えたらしく、次はスープを作り始めていて。中島の中では切るイコール力を込めるとなっているのか、優しくと言われてもあまり分かってなさそうに、包丁を片手に首を傾げている)
治は芥川くんのこと診ててあげてね~?
(それでもやはり楽しいのか、くすりと微笑みながらも、手際のよい中原の頭をぽん、となでて「流石ね!」と褒めながらも、どうやら分かっていない様子の敦の背中に回れば、後ろから抱きしめるような体勢になりつつ、包丁を握っている手に自身の手を重ねては、「これくらいでいいのよ、」と軽い力を加えて一緒に食材を切っていき、)
この私に看取られるなんて光栄だねぇ
(あなたの頼みなら仕方がない、とうなされている芥川の頬を指でつんつんしては、新しい玩具を見つけたようにニヤニヤしている。また頭を撫でられて「子供扱いすんなよ」と拗ねたように言って、料理の手を進める。中島はいきなり密着した体制にびっくりして慌ててしまう。なんかいい匂いするし、手も小さくて柔らかいし、なんてワタワタしながからもちゃんと彼女のレクチャーには頷きながら聞いて)
さ、やってみて。
(一通り切り方を教えてやれば、次の食材をまな板に置いてやりつつ、敦から離れては、冷蔵庫から水を取りだし、芥川と太宰の元へと戻りつつ、「仲良いわねぇ、」と二人を見つめながらも、芥川に顔を寄せては、「起き上がれる?」と優しく問いかけて、)
芥川くーん、起きれるかい
(仲がいいという言葉にはわざとスルーして、芥川の死人のような頬を軽く叩く。煩わしそうに目を開けゆっくりと起き上がって彼女を睨むように見る。「どうやってお礼を言っていいか迷うのは分かるけど、睨むのは違うんじゃないのかい」とため息がちに芥川に声をかけて。さっきよりもマシになった包丁さばきの中島も「せっかくサン先輩が心配してくれたのに」と、まるで自分のことのように怒って)
まぁまぁ、良いのよ。今は頭がふわふわしているだろうから、仕方ないわ。
(こちらを睨まれるも、いつもの圧はてんで感じず、くすりと笑いつつ、芥川に水の入ったペットボトルを渡す。「ちゃんと飲むのよ、」と頭を撫でてやりながらも芥川に対し苦言を呈す敦と太宰には宥めるような言葉をかけて)
本当に優しいよ、まるで天使のようだ
(芥川の態度に思いところはあるが、彼女の前だから抑えて。図星だった芥川は水を飲むのも億劫そうに。キッチンのふたりはまるで兄弟のように、料理を進めていって)
ふふ、どうも?…飲めないなら介助くらいならしてあげるわよ、
(水を飲むことさえ億劫そうな芥川に眉を下げては、ペットボトルの蓋を開け、口元まで運んでやりつつ、ちらりと兄弟のような二人を見ては、微笑ましい気持ちになってしまっては、誰かと結婚したら、こんな家庭になるのかな。と思い、ちらりと太宰を見て)
大丈夫だよ、彼強いから
(頬杖を着いてつまらなさそうにする。流石の芥川も抵抗して直ぐに離して「こういうことはやめて頂きたい」と、少し疲れた声で。「もう貴方の介抱は必要ない」と吐き捨てるように言った芥川は、立っては見るが少しふらつきがあり。「おいこら、せめて配膳くらいは手伝え」と、欠伸をする太宰にお玉をなげつける中原と、痛そう…と少し同情の目で太宰を見る中島)
あら、そう…?無理はしないでね、
(眉尻を下げ、少し寂しそうにするも、頷いては蓋を閉めておきつつも、ふらついている芥川からあまり離れないようにしながらも太宰にお玉が投げつけられてはびっくりしつつ、くすくす笑いながらも、「私も手伝うわ、」と2人に近づいては、)
そんなに言うなら手伝ってあげよう、貸しはトイチでいいよ
(自信ありげに言って中原の隣に立つ、その太宰の手には七味が握られている。「ところで敦君、中也のはどれかな」と並べられたお皿を見て。嫌な予感がしている中島は「絶対に言いません」と首を振って頑なにして)
…ふふ、悪戯っ子な治も好きだけど、今は平穏なお食事にしましょ?
(七味を片手に持っている太宰に近づいては、彼の腕に抱きつきながらも、こてりと小首を傾げて渾身のあざといお願いをしつつも、「ね!皆も今は仲良くね、」と笑みを向けて、)
仲がいいからこその、こんな冗談も言えるのさ
ねぇ、中也?
(屍になりかけている彼以外の3人は、彼女のあざといお願いに参ったのか一瞬だけ固まって。こんなふうに抱きついてくれるのは、きっと私のことを友人としてみているからなんだろうね、と少し惜しく思いながらも、愛しそうに彼女を見て。「今日だけはそのお願い聞いてやるよ」と棘のなくなった態度を見せたあと、手際よく配膳をして。流石に死にそうになりかけている芥川に同情したのか「本当に大丈夫か…?」と中島が聞くと鋭い目付きで一瞥して「近寄るな、さらに体調を悪くする」と軽蔑した目で見て、机へと歩み寄って)
ふふ、お願い聞いてくれるなんて優しい子ね、私、優しい人が好きよ。
(ちらりと太宰にも視線を向けつつも、一度離れては、屍寸前の芥川を心配そうに見つつも椅子を引いて座りやすくしてやりながらも「本当に大丈夫…?休んでてもいいのよ?」とみつめて、)
敦君も、そんな優しい私にいつでも頼るといいよ
(中島の肩に手を乗せて言うと、苦笑いで「いえ、遠慮しておきます」と離れる。芥川の異変に気づいた中原が怪訝そうな顔して「大丈夫か…?」と近寄って声をかける。)
(/いきなりすみません!
サン嬢の両親が今いるリビングでお亡.くなりになってたというロルを見て、芥川が霊障?みたいなのに当てられてるみたいな展開にしていいですか?
なんか、芥川君って霊感強そうですし←)
……、芥川くん、ただの体調不良じゃなさそうじゃない…?
(ちらりと芥川を見ながらも、こそ、と太宰に耳打ち。そういえば、違う友人を家に招いた時も同じようにフラフラになっていたことがある。その友人は、すごく霊感が強かったなあ、というのを思い出しては、芥川に近付き、「貴方、もしかして霊感があったりする?」と問いかけて)
(/めっっっちゃいいですねそれ!!!!!そうちう展開で進めましょ!!!!!!!)
…私は聞いたことないけど
(変に心配している中原の方を見ると、どうやら当たりのようで。やはり部屋の片隅に残っているのだろうと察して芥川に「何か、見えるのかい」と低い声で。「何も見えぬ、が、聞こえる、誰かに投げかけるような罵詈雑言が」と、片隅をじっと見て一言。何も分からない中島が「どういう事ですか…?」と首を傾げて)
(/わかりました!!
ではその流れで行きます!(蹴り可))
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