サン・テグジュペリ。 2022-11-20 11:57:35 |
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っわ、…わぁ、ケーキ?良いの?有難う敦くん!
(突然背後から抱き締められれば驚いてしまうもケーキを手渡され嬉しそうに感謝を述べて。「一応聞くけれど…珈琲とココア、どっちが良い?甘いものは好き?」と少し不安そうに聞いてみて。中原は甘いものが苦手そうだ、と思えば中原のだけは砂糖を少なめに作ろうと)
有名店のケーキじゃないか、よかったねぇ
(相手の嬉しそうな態度にニコニコと笑って。その笑顔が中島には少し怖くなったのか、顔をひきつらせて目をそらす。「誰の差し金、間違えた。誰の提案?」と聞くと「俺で悪ぃか」と中原が言う。「あっそ」と興味無さそうに返事して。「僕はココアがいいです」と答える中島を鼻で笑って「味覚まで幼いな」と馬鹿にしたあと「僕は珈琲を望みます」と返事して。中原が答える前に「中也はこれね」と泥色に濁ったペットボトルを渡すと、中原が太宰の顔面にぶち当てて)
……はぁ。今の一瞬でお母さんになった気分だわ、
(彼らの仲の悪さは一級品。目を離せば直ぐにこれである。既に完成したフレンチトーストにコンポートを添えたものを、中島、芥川、中原の順に机に置いていくが中島と芥川の皿にはコンポートのほかにさくらんぼや、芥川には無花果が乗せてあり。いそいそ、と完成してある珈琲やココアをまたも彼らの前に置いては、召し上がれ。と告げる。ふと、父と母が居た頃を思い出しては少し悲しげな顔をしていて。)
(/背後様~~…サン嬢の過去を掘り下げる為にちょいと敦くんに出動願いたい……敦くんの純粋さ故の自然さでご両親は、って聞いてくれませんか~っ!)
ねぇ芥川君、君は私の作ったフレンチトースト食べてくれるよねぇ?
(明らかに真っ赤な粉末が上にかかったフレンチトーストが乗ったお皿を持って、ウキウキしながら芥川に詰寄る。異様な見た目に一瞬眉を寄せて「お断りさせていただきます」と言ったあと咳き込んで。「それなら手前が食べやがれ」とまた芥川を巻き込んで一悶着起きそうなのを察して、中島は少し離れる。いただきます、と一口食べて「これ、美味しいです」と相手に言う。相手の上記の言葉を思い出して「そういえば、サン先輩のご両親はいつ帰宅されるんですか?」と首を傾げて聞いて)
(/もちろんです!ご要望待っておりました!こんな形で大丈夫でしょうか!?)
可愛い後輩に変なものを食べさせないで頂戴。
(彼の手に持つ皿をひょい、と奪えば大きな溜息を。代わりに彼の手には自分が食べるはずだった皿を置けば、その明らかにやばいフレンチトーストをぱくり。絶対に辛いはずなのに対して表情も変えずに食べていて。ふと、中島からの問い掛けにはまるで、今は出張に行っているの。そう告げる様な軽い口調で「居ないわよ。自殺したの、3年前くらいに。」と淡々と告げれば、フレンチトーストを食べ終わったのかココアをこくり。)
(/ありがとうございますーー!!!全然、敦くんらしい聞き方でたすかります!!)
だ、大丈夫かい…!?
(いきなりひょいとお皿を取られて、きょとんとする。自分で作ったものと言うのに、なんでもない顔して食べている相手を見てハラハラしている。中原と芥川もそれを見て目を見張るが止めれずに。「…これで気分を害したら貴方の所為だ」と一言芥川が言う。「自害して詫びろ」なんてはやし立ててるものの、自殺しているなんて言葉を聞いた騒いでいた3人は口をつぐむ。誰も言葉を発せないなかで「自殺…?」と確認するように中島が呟く)
(/よかったです!また何かあればよろしくお願いします!(蹴り推奨))
からい…
(涙目でそう呟けば、空になった皿を置きココアを飲む。落ち着いたのか、確認する中島に対し、「そう。そこの部屋で、お互いの頭を拳銃で撃ち抜いて自殺してたわ。」と、二階の角部屋を指差す。「笑っちゃうわよね。十枚以上の遺書、全部私への恨言だったの。…お陰で、中学3年から高校2年までまともに学校に行けなかったわ。」ココアの入ったコップを両手で包みつつ、目を伏せながら口元には笑顔が浮かばれていた。高校2年の時に同じクラスだった太宰と中原と関わりを持ち始めた時から、学校に行けるようになった。だからなのか、「治と中也は私の命の恩人なの。二人が居なきゃ、後追いしていたわ。」と柔和に微笑み。)
そうだろう、ごめんね私の…いや、私たちの所為で
(勝手に2人を巻き込んで、同情するように相手の背中を優しくさする。あまりの衝撃的な事実と、生々しい現実に慣れてないのか中島は「すみません」と口を手で抑える。太宰は静かに聞いていた中原の口に、さっき自分が作った真っ赤のフレンチトーストを押し込む。いきなりのことに対応できなかった中原は飲み込んだ後声にならない声を発しながら、床に膝まづいて深く咳き込む。「ごめんね、手が滑った」と謝りながらも中原を見下ろすだけ。その突拍子な行動のせいで、さっきの重たい雰囲気はどっかに行きかけて。「私だって貴方に救われた側の人間だ」とまだ暴れる中原を放って相手に微笑んで)
もう吹っ切れたわ、……っふふ、もう、ふふふ、ふふ、
(しんみりした空気のまま話そうとするも目の前で繰り広げられる圧倒的コメディに笑いが堪えられない。ついに吹き出しては珍しく大口で笑う。こんなに笑ったことは、彼らの前では一度も無かったかもしれない。目尻に涙を溜めては、暫く息を荒くしつつも、深呼吸して落ち着けば「怖がらせて御免なさいね、お祓いはしてあるから両親は化けて出てこないと思うし出てきたら思いっきり殴ってちょうだい。」と冗談交じりに告げて、暴れ回る中原に先程まで飲んでいたココアを差し出して、これ飲めば落ち着くわよ、と)
大丈夫、中也は辛いもの大好きだから
(ほぼ息が出来ずに涙目になってる中原の肩に手を置いて「ねぇ?」と笑ってみる。「よかったねぇ、君のお陰でサンが笑顔になったよ」とナチュラルに呼び捨てにして。笑っている相手に安心しながらも、自分も小さく笑ってる。そんな笑い方を見た事ない芥川は自然と観察してしまう。「殴ってって…」と冗談っぽく言ってくる相手に自然と肩が落ちてしまう中島。「水の方がいいんじゃない?」と提案する太宰には目もくれず、相手から手渡されたココアを一気に飲み干して)
大きい子どもが4人…
(こっそりそう呟いてはとてつもなく苦しそうな中原の頭を撫でてやり、つつ、くすくすと笑っては、不意に自身の飲んだコップだと、と考えて少しだけ顔を赤くする。何気なく呼び捨てにしている事に気づいても何も言わず、ただ嬉しそうな表情のまま、「治。あいたはよしなさい?」と首を傾けて )
貴方に言われたら仕方がないね
(少し困ったように苦笑いして中原から離れる。少しというかかなり不満そうにして。中島はさっきの相手の家族のことが頭から離れないらしく、暗い表情のままさっき言われた部屋の方を見て。「怖気付いたか、幼稚な」と芥川が吐き捨てると、中島がそんな挑発に乗っかって噛み付いて)
あぁ、もう。喧嘩はだめ!いい?次喧嘩したら二人ともお弁当作ってあげないからね?
(芥川と中島の仲の悪さにも溜息を吐いては二人の頭に手を置いて。「普段のいい子ちゃんな二人の方が好きよ、私。」と付け加えては不意に時計を見て。そろそろ風呂に入る時間だな、と思えば「そういえば、みんな着替えとか持ってきたかしら。治は貸し出すとして、他はどう?」と問い掛けて。)
弁当作ってもらっていたんだね
(初耳の情報に、2人の方を向いて聞く。相手からは太宰の表情は見えないが、2人の反応からして悪魔のように見えたのは間違いなく。中島は素直に「いい子なんて、ありがとうございます?」とお礼を言うが、芥川は照れ隠しなのかそっぽ向いて「そのような言葉は必要ない」と。「いいよいいよ、中也なんて何も着なくて」という太宰の横っ面を張り倒して「借りていいか?」と相手に。中島も「借りていいですか?ちゃんとクリーニングに出して返します」と言うが、芥川は逃げようとして)
(/本当に申し訳ございません!
今回は投稿ボタンを押したと勘違いして、そのまま戻ってしまったみたいで、期間が空いてしまいました!
もしお気づきでしたらよろしくお願いします!)
そう!運動会の時とか、…特別な行事の日は作ってたわ。二人とも美味しそうに食べるものだから…ついつい作っちゃうの。
(二人の頭を撫で回しながら目を細めるが張り倒された太宰を一瞥。溜息の後「三人ね、はぁい。……芥川くんお風呂苦手って言ってたわよね?洗ってあげましょうか。」とまるで一緒に風呂に入るのを示唆するように問い掛けては、逃げようとする芥川の首根っこを掴んで )
(/今日わ、おはようございます~!
いえいえ、そういうミスってよくありますよね…!お気に為さらず!)
私はその数倍食べれるよ
(何を張り合っているのか少し自慢げに言う。「手前、この前クロワッサン1個でお腹いっぱいとかほざいてただろうが」と中原に横槍を入れられる。中島は撫でられて、照れくさいが受けて入れて。芥川は表情には出さずに受けてれている。お風呂の提案をされた芥川は1度止まるが「…僕は水とは相性が合わない」と小さく言って。「それなら私が洗ってあげようか、君の体の隅々まで」と肩に手を回されて、一瞬身震いをして部屋へと戻る。)
(/猫の日でしたね!
きっと猫耳をつけたサン嬢も可愛いでしょうね!)
無理はしないでね?
(まるで、いつか貴方にも作るからと示唆するように言っては、太宰の発言には笑顔が引き攣り少しだけ、引いている様子。「じ、じゃあ、…お先に、お風呂に入ってるわね…?着替えとかは、置いておくからそこから取ってってね。」と告げては、一度自分の部屋に行き彼らの着替えと自分の着替えを取って風呂場へ。脱衣所に3個、着替えのセットを置いておけば付箋でこれは太宰の、これは、中原の、と名前を書いておき、風呂に入って )
(/絶対可愛いですねそれ
やっちゃいます())
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