主 2022-11-19 19:12:45 |
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【宮下】
いいですね、美味しそうですし
(パフェとかパンケーキが来ると思ってたから少しびっくりする。こんな小さいので足りるんだ、とチョイスに可愛いと思ってしまう。店員を呼んで注文したあとに、会社から電話が入る)
…あれ?電話?
( 注文をしてくれた相手には「ありがと」と礼を言う。その合間に先程頼んだ料理もきて、美味しそうだなと目を輝かせていると、鳴り響く音に不思議そうな顔をして。)
【宮下】
「すみません、先に食べていてください」
(小さく謝って席を立って店の外に出ていく。せっかくの二人っきりだってのに、とガッカリしながら取引先の相手と電話する。その間に、相手に男性二人が「オネーサン1人?」「もしよかったらご一緒していい?」なんて話しかけて)
……え?
いや、一緒に来てる相手がいるので。すみませんが、お断りします。
( 急に話しかけられれば、これは困ったことになったと後輩の姿を探すもまだ戻ってくる気配がない。ここは、しっかり断らないとと、少し強めの口調で断り。)
【宮下】
(電話が長引いてまだ相手の席に帰れずにいる。「そういうのいいから、奢るよ?」「おねーさん可愛いね、名前教えてよ」とヘラヘラしながら相手に馴れ馴れしく話しかけて)
あの、本当に一緒に来ている人がいるので結構です。
( しつこい相手たちに若干むっとしながら、しかし強がってはいるものの早く戻ってきてくれないかと少し不安になり。この場をどう切り抜けようか悩んで。 )
【宮下】
「はぁー今休憩中だっての」
(頭ガシガシとかきながら席に戻ると、相手が変な男たちに絡まれてるのを見つける。笑ってながらも明らかに怒っている雰囲気で男に話しかける。「俺の彼女に何してるんですか」と一言だけ言ったら、男二人はばつ悪そうに消えてく。それを見ながらため息を吐いて相手に向き直り「大丈夫でしたか?すみません、俺が席外したせいで」と申し訳なさそうに)
あ、ありがとう…。
びっくりしちゃった。
( 彼が戻ってきて、「彼氏」のフリをしてくれたお陰であっさりと2人組が引き下がってくれ、ほっと息を着く。謝る相手には首を振り、むしろ助けてもらったので感謝の気持ちしかない。)
【宮下】
「神崎さんは可愛いですからね~、あっもう来てる」
(流れるように相手のことをほめた後、お腹すいてたのかご飯の方に目が行く。「さっき彼氏って言っちゃってごめんなさい、嫌でした?」なんて聞くけど、相手が嫌だなんて言うわけないと過信して)
かわいい、なんて。あんまり言われないよ…。
( 可愛いだなんて言われると、困ったように、しかし頬を赤くして少し照れたように笑い。過去にこんなふうにナンパされたことなんてあまりないのだから、今回たまたまだったのだろうと思うことにして。相手から聞かれた言葉には、首を横に振って。)
ううん、嫌じゃないよ。むしろ、彼氏役させちゃってごめんね?
【宮下】
「えー?見る目ないですね、俺はずっと神崎さんのこと可愛いって思ってますよ」
(パスタを一口食べたあと、笑いながら相手の顔を見る。こうやって言ったら大体の女の子は俺の事意識してきたけど、今回は一筋縄じゃ行かないかなーと考えながら。「本当ですか?よかった」と本心から笑い)
も、もう。宮下くん、そんなこと言っても何も出ないから!
( 立て続けに可愛いだなんて言われると流石に言われ慣れてないので、恥ずかしさでいっぱいになり。誤魔化すようにパスタを食べて。)
【宮下】
「本当なのに」
(頬杖着いてこちらに怪しく笑いかける。食べてる姿が可愛くてずっと見てられる、写真撮りたいなんて考えながら。途中で来たグラタンにスプーンを入れ「あ、最初とひとくちどうぞ」と、いわゆるあーんをして)
……え。
( パスタを食べていると、スプーンすくわれたグラタンが此方に向けられれば、これは所謂「あーん」 をするということなのだろうかと顔を真っ赤にし。困ったように躊躇うも、断る訳にもいかず、とりあえずそれをぱくっと食べて。)
美味しい…けど、これは流石に恥ずかしいから!
【宮下】
「それなら良かったです、とても可愛かったですよ、神崎先輩」
(人をからかうような顔して笑う。そのあと同じスプーンで食べて「関節キスですね」と相手を見て言う。グラタンを食べた後に「楠木主任、来れなくて残念でしたね」と試すように言い)
う…、スプーン言ってくれたら替えたのに…。
( そのままスプーンを使ったことにはやはり顔を真っ赤にして。言ってくれたら自分の未使用品を渡したのにと伝えながらも、不意に出てきた主任の名前には、どきっとして。)
え?あぁ…まぁ、仕方ないよ。忙しいからね。
【宮下】
顔真っ赤にして、慣れてないんですか?可愛いですね
(くすくすと笑いながらパスタを口に運ぶ。主任の名前を出した時の相手の顔を見て、やっぱりと少し肩を落とす。「でも、神崎先輩は一緒に来たかったでしょ?」と首をかしげ)
…宮下くんが慣れすぎなだけだよ。
( 相手の言葉に少し恥ずかしそうにしながら、相手にとってはこんなこと何でもないのだろうなと思い。そんなことを女の子にしていたら、勘違いされてしまうぞ、と心の中で思いつつ。相手から次に出された質問には、少し間を空けて。)
…うーん、まぁ一緒にはきたかったけど…。
【宮下】
(一つ一つの反応にむしろこっちの方がドキドキしてるなんて言ずに。「楠木主任の事好きなんですか?」とほとんど分かってることを聞いて)
え…、いや、凄く上司として尊敬してるし…いい人だなと思うけど…っ。
( 相手の質問には顔をさらに赤くさせ。しかしながら、好きだということを知られるのがなんだか気恥ずかしく、好きだということは言わずに。なんとなく話題を逸らそうと相手に話を振り。)
宮下くんは?彼女とかいないの?
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