孤独が咲く　／　〆　　

待たせた？これでもちゃんと走ってきたんだけど。あ、部屋作ってくれて、ありがとな。…褒めてやろうか？( どこか冗談めいた声音で告げながら腕広げ )

お待たせ。俺の方が遅れちまったわ、ごめん。それで褒めてくれとか、そこまで図々しくないよ。ただお前の事は知りたいかな（　ぐ、と上半身を近付け至近距離にて相手の頬に片手添え　）

こうして会えたからいいよ。俺のこと…そうだね、『悠真(ゆうま)』だよ。俺にも教えて？君のこと知りたい。( 頬に触れた手に手を重ねて指を絡め、視線絡めるように見つめ )

甘いな、ホント。ゆうま…悠真な。ちゃーんと覚えた。俺は『　永昌（ ながまさ ）　』。悠真はさ、簡単でもpfは用意してえ？それとも触れ合う内に知っていきたいタイプ？（　指を絡め返しながら掌から伝う温もりに眦垂らし見詰め　）

甘いかな…このくらい、普通な気がするんだけど。名前、ありがと。永昌…( 絡んだ指そのままに掌に頬擦りするように顔傾け、呟くように名前呼び )性格とかクセなんかは触れ合いながら知っていきたい。ただ、触れ合う為に、身長とか髪の長さなんかの簡単なpfはあった方がいいかもとは思う。永昌はどうしたい？

…無意識かあ。タチ悪ぃなあ、変な輩に漬け込まれないようにね。なーに、悠真（　愛らしい動作に意図せず口元弛緩し甘ったるい声音で返答を　）うん。俺もそう思ってたところ。pfは容姿と何かあれば備考くらいで良いんじゃねえかって。

大丈夫、俺につけ込むような人いないって。ん、永昌の手が温かくて気持ちいい…( 甘い声音にもう少しだけ近付きたいという気持ち抱き、もう片方の手も頬にある手に添え )同じこと考えてたと思うと、なんか嬉しい。後は、されたら嫌なこと知っておきたい。