冒険者 2022-11-12 02:19:32 |
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……お、目が覚めたみたいだな、おはよう
(彼女が部屋で目覚めて程なくして部屋のドアを静かに開けて帰ってきて、ベッドから起き出しているその姿を見つければ片手を軽く挙げて気さくに挨拶をして。書き置きの内容について触れられる前に自ら、どこへ何をしに行っていたのかを話した上で、彼女の先程までの不安な気持ちなどつゆ知らず今度は一緒にどうかとお気楽な口調で誘ってみて)
ちょっとこの辺を走ってきた。毎朝の日課なんだ、冒険者は身体が資本だからね……そうだ、今度はルナも一緒にどうだ?
…おはようございます。
びっくりしました。どこに行ったのかと思った…。
( 書き置きを読んで間もなく相手が戻ってきた。ほっとすると、じっと相手の顔を見て朝の挨拶をして。ベッドから本格的に身体を起こすと、彼の朝の日課を聞き、まさか自分も誘われるとは思わず。目をぱちぱちとさせて、少し考えた後に苦笑混じりに答えて。)
…そう、ですね。朝早起きができたら。
そうか、楽しみにしてるよ。それじゃあ、朝食にしようか
(多少消極的ではあるがこちらの誘いに対して検討はしてくれるらしい彼女に、社交辞令かもしれないとは考えもしないのか純粋に楽しみだなんて口にして笑みを浮かべ。お互いに目が覚めたところで朝食にしようと提案し、再び部屋を出れば二人分のスープとパンを持って持って戻ってきて。朝食ついでに今後の予定について自分の考えを話し)
今日はこの後、また昨日のダンジョンへ行こうと思ってる。まだ、奥まではしっかり探索出来ていないからね
( 朝食を取ってきてくれた相手にはお礼を伝えて。部屋にある椅子に座ると、相手と話を聞きながらスープを飲み。ふと昨日のダンジョンでの出来事を思い出し、彼が冒険者になったキッカケが気になり、思わず聞いて。)
はい。わかりました。
…、アルスさんは、何故冒険者になったんですか?
創作でも伝記でもどちらでもいいけど、ルナは冒険譚に心を躍らせたことはあるか?未だ見ぬ景色に沢山の出会いや世界の不思議…冒険者だった俺の祖父の手記を読んで俺はそういうものを自分の目で見てみたいと思ったんだ
(投げかけられた質問に食事の手を止め、スプーンをテーブルへと置くとテーブルに手をついて前のめりになり彼女へと冒険というものに憧れを抱いた事があるか質問し、それからまるで将来の夢を語る少年のように瞳を輝かせれば冒険者になろうと思った理由を熱弁して)
へぇ…すごい。
私、そもそも冒険とは無縁の環境で育ったもので…まさか自分が妹探しとはいえ冒険に出ることになるとは思ってもみませんでした。
( 相手のキラキラした目と冒険者になろうとした理由を聞くと思わず素直に感想が出てきて。そんな相手が本当に凄いと思うし、なんだかとてもカッコ良く見え、なんだかドキドキする。それに対して自分のことを話すと苦笑混じりに自分が冒険をするなんて、人生とは何があるか分からないものだなと思いながら机上に置かれた飲み物を1口飲み。)
山猫種は山奥の集落で暮らしてるんだよな?ということは、山から出たのもこれが初めてなのか?
(生まれ育った環境からして、冒険と無縁だったということはもしかしたら彼女にとっての世界は山猫種が暮らすという山奥の集落が全てだったのだろうかと思い、聞いてみて)
はい。
出たことはないです。
ただ妹は好奇心旺盛な子で…結構今までも村から出たりしていたみたいで。
( 相手の質問には頷いて。自分は集落から出たことはなく、せいぜい出ても山の中。しかし妹は結構お転婆、好奇心旺盛というか。かなり色々出歩いていたようだと話し。)
なるほど…冒険心に溢れた妹さんだったんだな。だからダンジョンに迷い込んだ可能性もあるかもしれないと考えた訳か
(よく集落から出ていたという彼女の妹の話しにどこかシンパシーを感じて、仮にその好奇心が彼女の妹を突き動かしたのだとすれば、ダンジョンへ入り込んだのではという彼女の推論もあながち間違いでは無いかもしれないと考え、同時にダンジョンへ潜ったのが冒険を望んでのものだったとして彼女は妹を見つけてどうしたいのか、真剣な表情になって問いかけ)
ところで…ルナは妹さんを見つけてどうするつもりなんだ?もしも、仮に集落を出たのが本人の意志だったとしたら?
…、止めるつもりはありません。
ただ、そうであれば何も言わずに出ていった理由を知りたいです…。
( 冒険を望んでいた。確かに妹の性格から考えるとそうなのかもしれない。そうであれば止めるつもりもないが、安否だけがとにかく知りたいのだと伝え。また、姉の自分に何も言わずに出ていってしまったことの理由も知りたいと、少ししょんぼりとした表情でそう言い。)
…そう、だな、家族にも何も言わず居なくなるというのは確かに只事じゃない…よし、わかった。絶対に妹さんを見つけよう、改めて俺はその為に力を尽くす、ルナは妹さんと再会して話しをしなくちゃいけない
(見つけた先で強引に連れ戻したりしたい訳ではなく、ただ理由を知りたいという彼女の真摯な想いに触れて、彼女達姉妹は直接会って向き合わなくてはダメだと、家族の事情まではよく知らないながらも使命感に燃えて、二人の再会に力を尽くすと改めて誓って)
ありがとう、ございます…。
…なんで、こんなに優しくしてくれるんですか?
( 相手の言葉に心底嬉しい気持ちになると、ふとどうしてここまで親切にしてくれるのだろうかと少し疑問に思う。自分だったらここまで相手の為に動くことができるだろうか。いやきっとできない、そんなことを考えながら思わず聞いてしまい。)
旅先で困っている人が居れば親切にするべし、人との繋がりが旅人を新たな冒険へ誘ってくれる…祖父の遺した手記の一節だ。だからって訳ではないけど、それでも旅先で自分が関わった人が自分のお陰で笑顔になってくれれば嬉しいんだ
(自分の考えの根底にあるのは一つ、祖父の遺した言葉であり、それと同時に自身の中の気持ちとして旅先で出会った人たちとの出会いを大切に、その出会いがお互いにとって希望や実りのあるものとなって欲しいのだと話してはフッと微笑み)
そう、ですか。
すごいですね…とても素敵だと思います。
( 相手の言葉に少し感銘を受けたのか、純粋にそう思える相手がすごいと賞賛のことばを述べて。自分ももっと強くなれたらいいのにと思うと朝ごはんの残りを食べてしまうことにして。)
……はは、そんなに褒められると少しだけ照れるな
(自分からすれば少し大袈裟にも思えるぐらい自らを称賛するような言葉に、少しだけ照れ臭くなって苦笑を浮かべながら空になった食器をテーブルへと置き。朝食を済ませればこの後のダンジョン探索に備えて手持ちの荷物の確認を始めて)
それじゃあ、準備が出来たら出発しよう
はい!
( 朝食を済ませたあと、荷物の確認をする相手をなんとなく見つめて、そういえば自分は手持ちの道具なんかは何も持っておらず、冒険に必要なものは何だろうと考え相手に尋ねてみて。)
あの…、私何も持っていないのですが。冒険するのにあったらいいものって何ですか?
そうか、ルナにとって冒険はこれが初めてだもんな。それじゃあダンジョンへ向かう前に必要なものをまずは揃えにいこうか
(妹を探すという目的だけを持って住処を出たのだろう、旅慣れをしていないようにみえたのもその為だと改めて理解すれば今後の為にも旅先で必要なものなどを教えておいた方がいいだろうと考え、ダンジョンへ乗り込む前に街で旅支度をしようと提案しては立ち上がって)
はい!お願いします!
( 必要な物を一緒に見に行ってくれるとのことでほっとしたのか、少し笑ってぺこりと頭を下げる。必要なものを買い揃えられるだけのお金は持ってきているつもり。妹を探すとは言えど、こうやって仲間と旅ができるということに少しワクワクして。)
まずは薬だな、これは絶対にあった方がいい。そういえば、ルナは回復の魔法とかは使えるのか?
(宿を出て必要なものを頭の中でリストアップし、怪我などが付き物のダンジョン探索において、何をおいてもまず一番重要な物を挙げて、出会った時は徒手で戦っていた彼女だが、回復魔法の類は使えるのだろうかと聞いてみて)
回復魔法は少し。軽い怪我を治せる程度ですが…。
( 相手からの質問には、小さく頷いて。山猫種は簡単な回復魔法を使うことができる。しかし本当に初級も初級。簡単な怪我のみだと伝える。それに魔力量もそんなにないため、何度も使うことはできない。)
そうか、それなら尚更念入りに準備をした方がいいな、俺も補助程度にしか使えないからね
(彼女の口ぶりから自分とは回復能力にそれほどの違いは無さそうで、現状では回復手段に乏しいと言わざるを得ず、その部分の補強はやはり必要かと考えれば薬屋のある方向へと歩き出して)
はい、わかりました!
( 相手も自分同様簡単な回復魔法しか使えないと知ると、やはりそういった回復薬は備えておいた方がいいと理解する。歩いていると、やはり街中の人が気になるのか、フードを被って彼の後をついていき。)
大丈夫か?やっぱり人目が気になる?
(自分から少しだけ遅れて歩く彼女を振り返り、またフードを被っている様子を見ればやはりまだ警戒心のようなものは抜けていないのだろうかと心配しつつ声をかけて)
…人に見られるのが、ちょっとこわい、です。
でも、アルスさんが一緒にいてくれるから、まだ心強いです。
( 質問には小さく頷き。やはり人目を気にしてしまうようで、少しこわい気持ちは拭えず。しかし、相手がこうやって自分のことを気にかけてくれていることで、少し強くなれた気がする。出会ってまだ1日も経っていないが、心の中でこんなに信頼できる人に出会えたことを感謝し。 )
そうか…うん、ルナがそう言ってくれるなら俺も期待に応えないとな。ルナは俺がそばにいる間は誰にも手出しはさせないよ、約束する
(人に見られるのが怖いと口にするぐらい他人に対して警戒心の強い彼女が自分と一緒に行動することで多少なりとも心強さを感じるまでに信頼してくれたことを嬉しく思い、そんな約束を口にしては笑いかけて)
…!
あ、ありがとうございます…。
( 相手の台詞を聞くと思わず顔を真っ赤にして、それを見られないようフードを目深に被り隠して。なんだか胸の鼓動がうるさく、この気持ちをなんと表せばいいのか分からない。そうこうしている間にお目当ての店につき。)
さて、と…着いたな。それじゃあ必要な薬を揃えていこう、まずは基本の回復薬…これは飲むタイプのポーションだ、飲むと傷の回復を早めてくれる。それと効果は大体同じだけど塗るタイプの薬も一緒にあった方がいいな…どうしてかわかるか?
(薬屋へと到着し、店内へと足を踏み入れると早速彼女へと薬の詳細について説明を交えながらお店の棚からビンを手に取ってそれを手渡して。飲むか塗るか、それ以外は殆ど違いはなく概ね効果は同じという薬を両手に持ちながら、効果の近い薬を二種類用意する理由がわかるか質問して)
…えーっと、なんででしょう…。
一緒に使うと治るのが早い、とかですか?
( 店に入ると色々な品物を見て、目をキラキラさせる。しかしすぐ相手からの説明を受けると、一生懸命覚えなければと話を聞き。問題には、暫く考える仕草を見せ、それでも答えが分からなかったのかとりあえずそうかなと思うものを伝えてみて。)
そうだな、重ねて使えば確かに回復速度は少しは上がるけど、重要なのは毒などで身体に不調が現れた場合だよ。口からの摂取は受けつけなくなる可能性があるんだ、そういう場合に備えて塗り薬も持っておくと安心なんだ
(複数回同じ効果の薬を使う事で効果を高められることもあると彼女の答えは否定はしなかったが、一番大事なのは何らかの理由で口から薬を飲むことが難しい状態になった時への備えだと説明を重ねて。回復薬の次は、と棚を見ながら新たにビンを手に取り)
後は、解毒薬もあった方がいい。ダンジョン探索で一番身近で危険なのが毒だからね
なるほど…!
毒は確かに危険ですよね。
( 相手の回答を聞けばなるほどと納得して。自分の村でも毒を受けて帰ってきた人の治療に酷く手こずっていたのを思い出し。解毒薬を合わせて買うことに。他に買っておいた方がいいものはないかと尋ねて。)
他にはないですか??
そうだな…色々とあるけど、例えばルナのように身体一つで戦うなら身体を強化出来る薬を使ってみるのはいいかもしれないな
(他のオススメを尋ねられれば、彼女の戦闘スタイル的に敵と接近することが多いであろうと考えて、身を守る意味でも単純な戦闘力強化の意味でも身体能力や筋力を一時的に向上させる薬は有効かもしれないと提案しつつ、それらの薬のある棚へと案内し)
そんな薬もあるんですね…!
( 身体強化をする薬があると聞くと、初めて聞いたようで少し驚いたような表情を見せ。相手に続きその棚の所へ向かうと、思っていたよりたくさんの種類のある身体強化系の薬に釘付けになり。)
ああ、旅の頼もしい味方になるはずだよ。…ただし、効果の高いものほど依存性が強いから常用はオススメしない、あくまでも自分の腕を磨くのが大事だからな
(強力なものほど確実に目に見える効果は得られるが、それに頼り切った戦闘をすればやがて薬無しではいられなくなると話し、いざという時に補助的に使うのが正しいと説明すれば、もしも強くなりたいのならそのための修練は怠らないようアドバイスし)
わかりました。
頑張って、腕を磨きます!
( 強いものほど依存性がすごいというのはなんだか納得がいく。とりあえず、補助的な弱めの薬を買うことにして。あまり買いすぎても荷物になるだろう。薬に頼らず自分の腕を磨くことも確かにそうだと頷き。相手の足でまといにできるだけならないよう、訓練もしなければと思う。)
いい返事だね、ルナはいい冒険者になる素質があるかもしれないな…といってもルナにとっての冒険は妹さんを見つけるまでなのかもしれないけどね
(彼女のように向上心を持って前向きに物事に向き合えるのは素晴らしい素質だと思えて、是非に冒険者にと思ったが彼女の場合は明確な旅の目的がありその後のことはその時にならなければわからないが、それでも一緒に帰るという選択肢もあるだろうと考えては少し勿体無いなとも感じてしまって。必要な薬は粗方揃ったため、次の目的地へ行こうと支払いを済ませて店を出ることにして)
…さて、次は…ルナには武器は必要無さそうだから装飾品でも見に行こうか。力が上がったり敏捷性が上がったり効果は様々だけど装飾品は込められた魔力によって身につけるだけで効果があるから自分に合ったものを選ぶんだ
え…そんな。
( 冒険者である相手にそう言われるとなんだか嬉しいような少し気恥しい気持ちにもなり。しかし自分が目的を果たし終えたら、きっと冒険者ではなくなってしまうのだろう。当たり前なのだが、何故か少し寂しい気持ちにもなり。次の目的地について相手から聞くと、そちらに向かいながら説明を聞く。)
装飾品…、楽しみです。
そういえば、ルナは人間の街はここが初めてだっけ?もしも何か気になる場所とかあれば遠慮なく言ってくれていいからね。その時その場所での出会いを大切に…寄り道も冒険の醍醐味だからな
(目的地の店へ向けて歩きながら、彼女にとってはこの街が山を出て初めての街ということになるんだろうかと尋ね、旅の目的が目的だけにそんな気持ちにはなれないかもしれないが、それでもせっかくいつもと違う場所に来たのだから少しぐらいは寄り道を楽しんでみてもいいのではないかと優しく笑いかけて)
寄り道…。
実はさっきから、甘い香りが気になってて…。
( 相手の発言に、実は先程から街中をただよう甘いお菓子の香りが気になっていて。甘い物好きな為、ちょっと恥ずかしそうに正直に伝えると。きょろきょろと辺りを見渡して香りの元になる場所を探し。)
(/遅くなり申し訳ありません。)
ああ、それなら多分あそこかな。ほら、あそこにケーキ屋があるんだ、ルナはケーキを食べた事は?もし気になるなら行ってみようか?
(言われてみて確かにほのかに香る甘い香りに気づき、そういえば自身は立ち寄った事はないがこの近くにはケーキ屋があったなと記憶を頼りに視線巡らせ探せばケーキ屋を見つけ、そちら側を指差して。彼女がもしも気になるなら寄ってみようかと提案しては緩く首を傾げ尋ねて)
ケーキ…!
行ってみたいです…!!
( 甘い香りの正体が分かるとぱぁっと顔を明るくさせる。ケーキは自分の母が作ってくれたこともあり、好きな食べ物の1つだ。相手の提案に大きく頷くと、喜びからかついつい顔が綻んで。)
はは、ルナはケーキが好きなのかな?…まあ、それはともかく、決まりだな
(前向きな笑顔でこれまでになく乗り気な様子を見せてくれた彼女に、それだけケーキが好きなんだろうかと推測してはせっかくだから寄っていこうと改めてケーキ屋へ向けて歩き出して。ケーキ屋へ到着し店内へと入れば中は座って飲み物と一緒にケーキを楽しめるテーブルが設置されており、買って帰ってもいいがこれからダンジョンへ向かう関係上この後はあまり落ち着いてケーキを食べたりという時間も取れないだろうと考えては店内で食べていく提案をし)
買って持ち帰ってもいいけど、ゆっくり座って食べていこうか?
はい!
あ…、アルスさんは甘い物苦手じゃないですか…?
( 食べていくという提案には、確かにこの後ダンジョンへ向かわねばならない為持ち帰りはできないと考え頷いて。久しぶりに甘い物が食べられるとあっては嬉しさでソワソワした様子を見せるが、ふと相手は甘い物が苦手ではなかっただろうかと心配になり、ちょっと申し訳なさそうにたずねて。)
いや、甘い物は嫌いではないよ。日常的に進んで食べるほどではないけど、探索とかで疲れた後なんかは甘い物が欲しくなるな
(投げかけられた質問に対し、それを否定するように首を横にふれば特別大好物という程ではないものの、それでも身体が欲することもあるという程度には甘い物も嗜むと話せば空いている席へと歩みを進めて)
ここの席にしようか
よかったです。
わぁ…!どれもおいしそう…。
( 相手が甘い物はそれなりに嗜む方だと聞きほっと胸を撫で下ろす。席に着くと、メニューがテーブルの上に置かれており、そこには種類豊富なケーキの名前が連ねられている。目を輝かせて、どれにしようか悩みながら相手はどんなものを注文するのだろうかと少し気になり。)
結構種類があるんだな。何か面白いメニューは…なるほど、野菜を使ったケーキか…面白そうだなこれにしよう。…それから飲み物はコーヒーだな。ルナは決まったかい?ゆっくり考えるといいよ
(メニューを見れば予想していた以上のラインナップで、その中から面白そうなメニューを探し、野菜を生地に練り込んだというケーキを見つけ、どんな味がするのだろうと冒険心が疼けばそれに合わせる飲み物も決め、彼女に食べたい物は決まったか尋ねつつ甘い物好きとしてはこれだけの中から一つに絞るのは中々大変だろうと考え焦らなくてもいいと付け加え)
私は…、この果物がたくさんのっているケーキにします!
飲み物は…紅茶で。
( 相手の選んだものも美味しそうだと目移りするが、悩んだ末フルーツがふんだんに使われたものを選び。合わせてセットの飲み物に紅茶を。近くに通りかかった店員に2人の注文内容を伝える。店内を見渡すと、子供連れやカップルなどたくさんの人で賑わっており、なんだか自分までほっこりとした幸せな気分になり。)
平和、だな。こういうのんびりしたひと時も悪くはないね……と、ケーキが来たみたいだ、それじゃあ食べようか
(穏やかに時が流れていくような、そんな感覚に一つホッと息を吐き、こういった店でのんびり過ごすというのは自分一人では滅多にしないことであるため彼女に寄り道を提案してみて良かったなとそんな風に話し。やがて店員が二人分のケーキと飲み物を持ってきてくれて、お礼もそこそこに彼女へと向き直るとフォークを手に取って、早速食べようかと促して)
いただきます。
……!美味しい…っ。
( 平和なひととき。ほっと一息をついていると、はこばれてきたケーキを見て目を輝かせ。フォークを持ち、フルーツが乗っている部分をひとくち口に運ぶ。久しぶりの甘さと美味しさに思わず笑みが零れてしまい。)
うん、確かにこれは美味いな。こっちの野菜を使ったケーキも意外にいけるよ、ルナも一口食べてみるか?
(絶品のケーキに舌鼓をうちつつ、冒険心から選んだ品だが意外な美味しさがあり、せっかくならと特に深くは考えずフォークに一口分刺して彼女の前に差し出して)
えっ…、あ、ありがとうございます……っ。
( 差し出された1口分の相手のケーキを見てキョトンとした表情を浮かべるも、それを自分にと言っていることに気付けば顔を真っ赤にして。これは家族や恋人同士ですることじゃないだろうかなんて思うも、相手の様子からするに特に何も思っていないのだろう。断るのも失礼かと思い、おどおどしながらも意を決してぱくっとそれを頬張り。すると、野菜の風味が感じられる食べやすい味にまた目を輝かせ。)
美味しいです!
…さてと、それじゃあ改めてこの後乗り込むダンジョンについて少し話そうか
(瞳を輝かせてわかりやすく一言美味しいと発した彼女の様子を見て微笑ましげに小さく笑い、それから居住いを正すようにその顔を見やり、このままここでこの後に向かうダンジョンについて少しだけ話しておこうと思い口を開き)
昨日もルナが入ったダンジョンは全部で4階層で構成されてる。冒険者もそれなりの人数が挑んでいるし下の階層ならある程度は全容が知られてるし不測の事態は起きにくい…だけど上の階層はまだ完全に踏破した人は一握りだろう、圧倒的に情報が少ないし危険も多い…ルナの妹さんが一人でそんなところに入り込むというのは考えにくいけど…って、少し不安にさせたかな?
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