冒険者 2022-11-12 02:19:32 |
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そんな薬もあるんですね…!
( 身体強化をする薬があると聞くと、初めて聞いたようで少し驚いたような表情を見せ。相手に続きその棚の所へ向かうと、思っていたよりたくさんの種類のある身体強化系の薬に釘付けになり。)
ああ、旅の頼もしい味方になるはずだよ。…ただし、効果の高いものほど依存性が強いから常用はオススメしない、あくまでも自分の腕を磨くのが大事だからな
(強力なものほど確実に目に見える効果は得られるが、それに頼り切った戦闘をすればやがて薬無しではいられなくなると話し、いざという時に補助的に使うのが正しいと説明すれば、もしも強くなりたいのならそのための修練は怠らないようアドバイスし)
わかりました。
頑張って、腕を磨きます!
( 強いものほど依存性がすごいというのはなんだか納得がいく。とりあえず、補助的な弱めの薬を買うことにして。あまり買いすぎても荷物になるだろう。薬に頼らず自分の腕を磨くことも確かにそうだと頷き。相手の足でまといにできるだけならないよう、訓練もしなければと思う。)
いい返事だね、ルナはいい冒険者になる素質があるかもしれないな…といってもルナにとっての冒険は妹さんを見つけるまでなのかもしれないけどね
(彼女のように向上心を持って前向きに物事に向き合えるのは素晴らしい素質だと思えて、是非に冒険者にと思ったが彼女の場合は明確な旅の目的がありその後のことはその時にならなければわからないが、それでも一緒に帰るという選択肢もあるだろうと考えては少し勿体無いなとも感じてしまって。必要な薬は粗方揃ったため、次の目的地へ行こうと支払いを済ませて店を出ることにして)
…さて、次は…ルナには武器は必要無さそうだから装飾品でも見に行こうか。力が上がったり敏捷性が上がったり効果は様々だけど装飾品は込められた魔力によって身につけるだけで効果があるから自分に合ったものを選ぶんだ
え…そんな。
( 冒険者である相手にそう言われるとなんだか嬉しいような少し気恥しい気持ちにもなり。しかし自分が目的を果たし終えたら、きっと冒険者ではなくなってしまうのだろう。当たり前なのだが、何故か少し寂しい気持ちにもなり。次の目的地について相手から聞くと、そちらに向かいながら説明を聞く。)
装飾品…、楽しみです。
そういえば、ルナは人間の街はここが初めてだっけ?もしも何か気になる場所とかあれば遠慮なく言ってくれていいからね。その時その場所での出会いを大切に…寄り道も冒険の醍醐味だからな
(目的地の店へ向けて歩きながら、彼女にとってはこの街が山を出て初めての街ということになるんだろうかと尋ね、旅の目的が目的だけにそんな気持ちにはなれないかもしれないが、それでもせっかくいつもと違う場所に来たのだから少しぐらいは寄り道を楽しんでみてもいいのではないかと優しく笑いかけて)
寄り道…。
実はさっきから、甘い香りが気になってて…。
( 相手の発言に、実は先程から街中をただよう甘いお菓子の香りが気になっていて。甘い物好きな為、ちょっと恥ずかしそうに正直に伝えると。きょろきょろと辺りを見渡して香りの元になる場所を探し。)
(/遅くなり申し訳ありません。)
ああ、それなら多分あそこかな。ほら、あそこにケーキ屋があるんだ、ルナはケーキを食べた事は?もし気になるなら行ってみようか?
(言われてみて確かにほのかに香る甘い香りに気づき、そういえば自身は立ち寄った事はないがこの近くにはケーキ屋があったなと記憶を頼りに視線巡らせ探せばケーキ屋を見つけ、そちら側を指差して。彼女がもしも気になるなら寄ってみようかと提案しては緩く首を傾げ尋ねて)
ケーキ…!
行ってみたいです…!!
( 甘い香りの正体が分かるとぱぁっと顔を明るくさせる。ケーキは自分の母が作ってくれたこともあり、好きな食べ物の1つだ。相手の提案に大きく頷くと、喜びからかついつい顔が綻んで。)
はは、ルナはケーキが好きなのかな?…まあ、それはともかく、決まりだな
(前向きな笑顔でこれまでになく乗り気な様子を見せてくれた彼女に、それだけケーキが好きなんだろうかと推測してはせっかくだから寄っていこうと改めてケーキ屋へ向けて歩き出して。ケーキ屋へ到着し店内へと入れば中は座って飲み物と一緒にケーキを楽しめるテーブルが設置されており、買って帰ってもいいがこれからダンジョンへ向かう関係上この後はあまり落ち着いてケーキを食べたりという時間も取れないだろうと考えては店内で食べていく提案をし)
買って持ち帰ってもいいけど、ゆっくり座って食べていこうか?
はい!
あ…、アルスさんは甘い物苦手じゃないですか…?
( 食べていくという提案には、確かにこの後ダンジョンへ向かわねばならない為持ち帰りはできないと考え頷いて。久しぶりに甘い物が食べられるとあっては嬉しさでソワソワした様子を見せるが、ふと相手は甘い物が苦手ではなかっただろうかと心配になり、ちょっと申し訳なさそうにたずねて。)
いや、甘い物は嫌いではないよ。日常的に進んで食べるほどではないけど、探索とかで疲れた後なんかは甘い物が欲しくなるな
(投げかけられた質問に対し、それを否定するように首を横にふれば特別大好物という程ではないものの、それでも身体が欲することもあるという程度には甘い物も嗜むと話せば空いている席へと歩みを進めて)
ここの席にしようか
よかったです。
わぁ…!どれもおいしそう…。
( 相手が甘い物はそれなりに嗜む方だと聞きほっと胸を撫で下ろす。席に着くと、メニューがテーブルの上に置かれており、そこには種類豊富なケーキの名前が連ねられている。目を輝かせて、どれにしようか悩みながら相手はどんなものを注文するのだろうかと少し気になり。)
結構種類があるんだな。何か面白いメニューは…なるほど、野菜を使ったケーキか…面白そうだなこれにしよう。…それから飲み物はコーヒーだな。ルナは決まったかい?ゆっくり考えるといいよ
(メニューを見れば予想していた以上のラインナップで、その中から面白そうなメニューを探し、野菜を生地に練り込んだというケーキを見つけ、どんな味がするのだろうと冒険心が疼けばそれに合わせる飲み物も決め、彼女に食べたい物は決まったか尋ねつつ甘い物好きとしてはこれだけの中から一つに絞るのは中々大変だろうと考え焦らなくてもいいと付け加え)
私は…、この果物がたくさんのっているケーキにします!
飲み物は…紅茶で。
( 相手の選んだものも美味しそうだと目移りするが、悩んだ末フルーツがふんだんに使われたものを選び。合わせてセットの飲み物に紅茶を。近くに通りかかった店員に2人の注文内容を伝える。店内を見渡すと、子供連れやカップルなどたくさんの人で賑わっており、なんだか自分までほっこりとした幸せな気分になり。)
平和、だな。こういうのんびりしたひと時も悪くはないね……と、ケーキが来たみたいだ、それじゃあ食べようか
(穏やかに時が流れていくような、そんな感覚に一つホッと息を吐き、こういった店でのんびり過ごすというのは自分一人では滅多にしないことであるため彼女に寄り道を提案してみて良かったなとそんな風に話し。やがて店員が二人分のケーキと飲み物を持ってきてくれて、お礼もそこそこに彼女へと向き直るとフォークを手に取って、早速食べようかと促して)
いただきます。
……!美味しい…っ。
( 平和なひととき。ほっと一息をついていると、はこばれてきたケーキを見て目を輝かせ。フォークを持ち、フルーツが乗っている部分をひとくち口に運ぶ。久しぶりの甘さと美味しさに思わず笑みが零れてしまい。)
うん、確かにこれは美味いな。こっちの野菜を使ったケーキも意外にいけるよ、ルナも一口食べてみるか?
(絶品のケーキに舌鼓をうちつつ、冒険心から選んだ品だが意外な美味しさがあり、せっかくならと特に深くは考えずフォークに一口分刺して彼女の前に差し出して)
えっ…、あ、ありがとうございます……っ。
( 差し出された1口分の相手のケーキを見てキョトンとした表情を浮かべるも、それを自分にと言っていることに気付けば顔を真っ赤にして。これは家族や恋人同士ですることじゃないだろうかなんて思うも、相手の様子からするに特に何も思っていないのだろう。断るのも失礼かと思い、おどおどしながらも意を決してぱくっとそれを頬張り。すると、野菜の風味が感じられる食べやすい味にまた目を輝かせ。)
美味しいです!
…さてと、それじゃあ改めてこの後乗り込むダンジョンについて少し話そうか
(瞳を輝かせてわかりやすく一言美味しいと発した彼女の様子を見て微笑ましげに小さく笑い、それから居住いを正すようにその顔を見やり、このままここでこの後に向かうダンジョンについて少しだけ話しておこうと思い口を開き)
昨日もルナが入ったダンジョンは全部で4階層で構成されてる。冒険者もそれなりの人数が挑んでいるし下の階層ならある程度は全容が知られてるし不測の事態は起きにくい…だけど上の階層はまだ完全に踏破した人は一握りだろう、圧倒的に情報が少ないし危険も多い…ルナの妹さんが一人でそんなところに入り込むというのは考えにくいけど…って、少し不安にさせたかな?
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