crazy for you！　〆

（ ／ 数々のお褒めの言葉ありがとうございます、盛り込み過ぎかと不安でしたがほっと一安心致しました…！そしてヘアピンの件もご快諾ありがとうございました！

よろしいのですか、ではお言葉に甘えて初回をお手隙の時で構いませんのでお願いしたく存じます。長過ぎないロルでしたらわりと早く返せるかと。お好きな場面で構いません、お待ちしております！ ）

(今日も今日とて会社で馬車馬のように働き、身も心も這う這うの体で自宅への帰路に立つ。途中、コンビニにて荒んだ日常の中での心の潤いであるエナジードリンクとコンビニスイーツのプリン、そしてレジ横商品の唐揚げを購入して帰路に戻れば、最近めっきり寒くなった夜風に当てられれては肉まんも買えばよかったと少し後悔。そうして歩くこと十数分、この辺りでは悪目立ちしないくらいにシックで洒落たマンションが自分の住まい。エントランスを抜け、自分の部屋へと向かえば、今朝しっかりと戸締り消灯確認したはずなのに何故か電気がついている。原因と犯人はなんとなく予想がつき、インターフォンを押して出てきた相手は予想通りの相手で、呆れたようにため息をつくと。)
今何時だと思ってるんだよ…。

(/開幕の文、並びにロルの相性はいかがでしょうか？苦手な文体などあれば直しますので何なりとお申し付けください。長さは大体このくらいになると思います。

ひとつ質問なのですが、周りは二人のことをどう思っているのでしょうか？例えば、お互いの両親はどういった目で二人を見ていたりしますか？応援する立場をとっているのか、それとも反対の立場なのか、教えていただければありがたいです。)

何時って…もう22時だよ泰知くん！おかえりなさい、遅くまでお仕事お疲れ様っ。お風呂沸いてるよ？
（ 漸くテスト期間が終わりスーパーで買い出しをしてからマンションに来たのは一週間ぶりのこと。いつも突撃訪問のうえ相手の帰宅時間が不規則なため、最悪食べられなくても置いておけるようグラタンとミネストローネとサラダを用意して相手の帰りを待っていた。漸くインターフォンが鳴ればいそいそと玄関へ向かって扉を開け出迎えると、開口一番の呆れたような言葉にそうじゃない言葉を返しつつにっこり微笑みながら労って。当たり前のようにお風呂の用意をしてあることを伝えると、扉を両手で支えつつ扉側に体を寄せては相手が中へ入るスペースをつくって。 ）　　

（ ／ ロルの方は大丈夫かと思います、此方は大丈夫でしょうか？

そうですね、失念しておりました…！ななせの両親は理解しており娘を応援しているような立場にしようかと。ただ学生という立場上、両親以外には内緒にしているような設定がいいかなと考えております。自宅はバスか電車が必要な距離と考えております。お兄さんのご両親側はお任せします！ ）

良い子と受験生はもう家で勉強してる時間だぞ、早く帰れ。メシと風呂はありがとう。
（こんな時間まで何をしているのかと意味をこめて問いかけた言葉は相手にとってはただの時刻の質問に聞こえてしまったようで、労りの言葉も添えられながら返されると暖簾に手押しの相手に困り果てるように眉間を押さえて。相手に招かれるままに自宅へ入ると、こんな時間まで男の家に入り浸る非行を繰り返す相手に対して皮肉を交えながら上記のように述べ、しかし食事や風呂の用意をしてくれたことは事実なため、そっけなくしながらも感謝して。家の中へと入ればグラタンのチーズとバターが焦げた匂いとミネストローネの爽やかなトマトの匂いに空腹の腹を刺激されてしまい、「ぐう」と2人の間に己の腹の虫の声が鳴って。体は正直なことが相手にバレてしまい、頬を赤らめながら顔を逸らしていると「先に風呂入ってくる。」と、夜風によってすっかり冷えてしまった体を暖めてから食事にしようとして。）

（/了解しました！では、こちらの両親も応援しているという方向にしたいと思います。ななせ様とこちらの両親が結託していて、息子が毎度ななせ様から合鍵を取り上げても両親の方から補充されてるといった感じだと面白いなと思いました！）

(/申し訳ありません、見落としておりました…！こちらもロルは大丈夫です。そのままよろしくお願いします！)

えぇー…、どういたしまして。
（ 早く帰るよう促されればあからさまに不服そうな声を漏らしながら唇を尖らせてみせた。しかしすぐにそっけないが感謝の言葉を受け、にっこり機嫌の良い笑みを浮かべていると途端に鳴り響く相手のお腹の音。ふふっと吹き出しそうになる口元を軽く握った手で隠せば、扉を閉めて施錠すると「じゃあその間にご飯温めてくるね！」 どうやらまだ帰る気はさらさらない様子で、相手がお風呂場へ行くのを確認すると自分はキッチンへ。制服の上からエプロンを着けては、食事を温め直しながらふんふんとのんきに鼻歌を唄い。もう少し時間が過ぎてしまえば、補導対象の時間が迫り無闇に帰れなんて言えなくなるはずだ。そうなれば必然とお泊まりになることを期待して相手がお風呂から上がるのを待ち。 ）


（ ／ 確かにそれはおもしろいですね、素敵な提案ありがとうございます…！そのくだりも後々やっていきたいですね。
ロルの件に関しまして承知致しました！

ちなみに時間軸ですが、平日の夜と週末の夜どちらにしましょう？ ）

（風呂場へと向かうその道すがら、背後から調子のいい言葉を聞けば、食事と風呂の用意、そして一瞬だけ視界に映ったキッチンはコンビニ弁当の空き箱やエナジードリンク、缶チューハイの空き缶で散らかっていたはずなのにきれいに片付けられていたために反論できるはずもなくすっかり相手のペースに持ち込まれていることに項垂れて。頭を洗い、体を洗ってから湯船にゆっくりと浸かれば、すっきりした頭の中でどうやって相手を帰そうかと計略しており、この時間帯に相手を1人にするわけにもいかないため、タクシーで帰すしかないかと慣れた様子ですぐに計画が決まって。風呂から上がり、まだ髪に水気を残したままダイニングへと向かえば、食事が温め直されたことによって先ほどよりも食事の香りが鮮烈に鼻を刺激してきて。もう辛抱堪らなくなるが何も考えずにがっついてしまえば相手の思う壺であり、「もう食べていいのか？」とせめてもの抵抗に相手からのお許しを待って。）

（/採用していただきありがとうございます！

時間軸については花金だと都合が良さそうだと思いました。みたたころ、ななせ様はテスト期間直後ですので、テスト終わりのご褒美にお出かけの約束を取り付けていたりすればスムーズに話が展開できるかなと。それから急な仕事が入ったり、女同僚との約束とでダブルブッキングしてドタキャンしたりなども面白そうだと思いました。）

髪濡れたままだと風邪引いちゃうよ？まあそしたら付きっきりで看病してあげるけど。
（ 頃合いを見てテーブルに食事を配膳し終えると丁度相手が入浴を終えてお風呂場から戻ってきたところだった。水気を含んだ癖のある毛先から、ポタリと雫が落ちるのを見ては眉毛を垂れさせて少し心配そうに。しかし先程もお腹の音が聞こえたほど、長仕事を終えぺこぺこにお腹が空いているだろう相手に、　食事を目前にこれ以上待たせるのは酷だろうかと思えば、「どうぞ召し上がれ、でもあとでちゃんと髪乾かすんだよ？」と手のひらで指し示しながら食事を促しては自分は傍で見守るように椅子に腰を下ろして。 ）

（ ／ では花金で…！約束を取り付けていたとするのなら、間をとって女性の同僚とこなす仕事が急に入ったとかでもいいかもしれません。中途半端に解散することになり、一人寂しくランチやカフェなどに入ることにしたななせと鉢合わせするとかおもしろそうではないでしょうか？ ）

んなことしなくていいから、勉強しろ勉強。
（湯船の中でも腹の虫は待ってくれなかったために早く食事をと、加えて相手を早く帰すためにと急いでしまえば髪はドライヤーもかけずにただタオルでガシガシと乱雑に拭いただけで。吹き残した水分をめざとく見抜かれ、心配されるも続けられた言葉はおよそ受験生とは思えないもので、そんな相手に自分のために時間を割かせるわけにもいかず、それに相手のつきっきりの看病は心穏やかなものに済まないことも経験済み。気持ちだけ受け取っておき、今は将来の備えをしておけと注意をして。相手から許可を貰えば手を合わせて「いただきます。」と一言発してから、まずはミネストローネをひと啜りして。トマトの優しい甘さと酸味に体も心も溶かされるようにほぐれていけば「ほぅ。」と心底美味しそうに一息つけばそこからは胃袋にエンジンがかかったかのようにグラタンに、サラダに、パンにとガッついていき。途中、傍で見守るような視線を向ける相手に気付けば「ななは？もう食べたのか？」と、コップの水を呷り、小休憩しながら問いかけて。）

（/なるほど、早速ななせ様の嫉妬が見れそうでとても面白そうです！こちらのアイデアを全面的に採用していただきありがとうございます！是非その流れでお願いします！

それから、プロフィール時点では詳しく書いていなかったのですが、ななせ様の呼び方は今回のような呼び方で問題ないでしょうか？）

えー、受験生って心配してる？……──なな的にはたっくんのとこに永久就職でもいいんだけどなあ……。
（ 何かと受験や勉強などを推してくる相手の話を、左手で頬杖を突きつつテーブルに伏せた右手の人差し指でぐるぐるとのの字を机上に描きながら聞く。小さな溜息と一緒に幼い頃からの夢をぼやいてみるものの、目の前の食事に夢中な相手は恐らく聞いてないだろう。ふいに視線が合ったかと思えば質問の内容は食事に関してのこと。最近体型を気にしていて今夜はサラダしか食べておらず、素直に言えばちゃんと食べなきゃダメだと叱られそうだと思えば「うん、もう食べたよ。」と決して嘘ではない言葉を返し。しかしその直後、目の前から漂う美味しそうな匂いに押し負け意識とは裏腹に、ぐう、とお腹の音が鳴ってしまい。「………サラダだけ……。」手は膝の上に、気まずそうに視線を逸らしながらぽそっと小声で付け加えては縮こまって。 ）

（ ／ いえいえ、素敵な案でしたので！それではひとまずその方向で進めていきましょう。また何かあれば相談してくださると嬉しいです。

勿論です、なな呼び嬉しいです…！
他に何か相談等なさそうでしたら、此方蹴り可でございます。 ）

せっかくいい高校に入ったんだから、大学もいいところ目指さないと。
（こちらの忠告をまるで親の説教を受ける子供のように、頬杖をつきながら気怠げに聞く相手に半ば真剣な表情をしながら上記を述べて。今は何かと学歴がモノを言う時代。相手が何故今の高校を目指したのかはなんとなく察せてしまうが、それだけ頑張れるなら行けるとこまで行けるはずだと、後に発した相手の言葉に気づくことなくデリカシーに欠ける励ましをして。どうやら自分が帰ってくるまでに食事を済ませていたらしく、待たせてしまっていたのだろうかと少し心配をして。しかし、その直後に風呂に入る前の己のように腹の虫を鳴らせる相手が自身の今夜の献立を気まずそうに白状すると「ダメじゃないか、しっかり食べないと。」と、相手の覚悟など知る由もなく小説教を垂れて。「ななはまだ成長期なんだから。今のうちにしっかり食べないと後から響いてくるんだぞ。」と、くどくどとこれまたデリカシーに欠ける発言をするが、これは相手の両親から相手を預かっているが故の責任感からくる発言で。）

（/了解しました。なにかありましたら逐一相談させていただきます。

申し訳ありません、最後にもうひとつ。こちらの息子のあしらい方、つっけんどんな対応は今のくらいで大丈夫でしょうか？もうすこし和らげたり、堅いのが好みでしたらなんなりと仰ってください。）

泰知くん家から近いからあの学校にしたんだもん…理由はただそれだけだよ。
（ お説教を垂れる相手にしょんぼりと短めな眉尻を垂れさせつつ、ちらりと相手を上目遣いで見つめては素直な理由を零して。続けて食事に対して予想通りの反応が返ってくると、もじもじと膝の上に置いた両手の親指をくるくると潜らせるように交差させ、恥ずかしいのかダイエットとは名言せずに「もー、お父さんみたい！でもじゅーぶん成長してるし……ね、そう思わない？最近制服だってちょっときついくらいだから、夜はサラダくらいにしないともっときつくなっちゃうかも。」と同意を求めつつ、苦しげなシャツの胸元をスペースを作るように指先で少し引っ張りながらほのかに気にしていることを告げ。どうか見逃してくれないかとじぃっとそのまま見つめて反応を窺う姿勢でいるが 「でもたっくんが、あーんってしてくれたら食べるかも。」成長してから甘える時は決まってこの幼い頃の呼び方になる。あ、と開けた口元を指差しながら少し前のめりになってあーんのおねだりを。 ）

（ ／ 息子様のあしらい方はもう少し堅めでも構わないかなと。ななせが甘える時には弱くいてくれると非常に好みです…！ ）

（相手がしょんぼりと肩を竦めればいよいよ子供が親に説教を受けているような図になっており、まるで許しを請うかのように上目遣いで志望理由を述べられるとぐむむと口を噤んでしまい。もっとまともな理由はなかったのかと訴えようにも相手の通う学校はこの県内では1、2を争うほどの名門校なものだから文句の付け所がないのがタチが悪い。「とにかく、進学はした方がいいと思う。できれば良いところに。」と、あと四年間、勉強を続けても損はないだろうと説得すれば「楽しいよ。大学って。」と、良いところだと宣伝をして。相手が苦しそうな胸元にスペースを作るようにシャツを引っ張ればそこから覗く谷間に驚きながら焦って目を逸らし。大の男の前で危うい行動をとることにも、ダイエット紛いの節制をすることにも心配するように「でも、無理はダメだ。そんな状態は健康にも美容にも悪い。」と、腹の虫が鳴るほどの我慢は体に毒だと注意して。そのように小言を続けていればふと、相手からの呼び名が変わったことにピクリと反応して、この呼び名の時は決まって相手の甘えスイッチが入るタイミング。あーんと開いた己の口を指差して食べさせろとおねだりしてくると少しだけ躊躇うがこの呼び方をされると弱いこと、そして相手の健康を考えるとあっさりと根負けしてしまい、己の皿からグラタンを気持ち多めに掬えば「ほら、あ、あーん。」と少しだけ恥ずかしそうに相手の方にスプーンを向けて。）

（/了解しました。意識してやってみます！蹴り可です。）

（ 相手がそう言うのならそうなのかもしれないが一番はやっぱり彼のお嫁さんになること。幼い頃からの夢を現実にするべく今日まで頑張ってきた自分にとってそれは譲れないものの、好きな相手には弱いもので「じゃあ１ミリくらいなら考えとく…。」もにょもにょと口籠るように視線を逸らしながら伝えて。あまり食べないことに対し上辺の説教のようかと思いきや健康面も美容面も心配してくれているようで、きゅんと胸に矢が刺さるような思いでいるところにおねだりが成功する。普段ならあーんなんてしてくれないだろう。相手が昔の呼び方に弱いことなんて露知らず差し出されたスプーンにめいっぱい盛られたグラタンを、頑張って口を開けて頬張ろうとするがさして大きいわけでもない口。端っこに溢れたホワイトソースを付けながら受け止めては「ん、……ふふ、美味しい。ありがとたっくん。」相手からあーんしてもらったものなら何倍も美味しく感じられ、頬をゆるゆると緩ませながら嬉しそうに目尻を垂れさせ、満足感で胸がいっぱいになれば自然とお腹も膨れたような気分になり。 ）
えへへ…ごちそうさま。

ん。あ、俺の家に近いとかで選んだらダメだからな。
(大学に行くことで相手の世界は広がるだろう。そう、こんなアラサーの男よりも相手と気が合う、お似合いの異性がきっといるはず。相手の頑固ささえ感じられる一途な性格のいい薬になるだろうと思いながら、あまり乗り気でないようだが少しでも考えを改めてくれた相手に対して一区切りつけるも高校の時と同じ志望理由にならないよう予防線を張っておき。掬いあげたグラタンは相手の小さな口に対して量が少々多かったよう。頬張り切れなかったホワイトソースが口の端につくと「あぁ、ほら口についてる。」と、ティッシュを取り出してはそのソースを拭ってやり。相手がまだ小さい頃はこうやってお世話をしていたなと昔を懐かしんでいると、満足感に満ちた表情でお礼を述べられれば、これしきのことでそれほどまでに幸せそうにされるとなんだか気恥ずかしくなるようでいたたまれなくなり。空気を変えようとしたいのか、立ち上がって冷蔵庫に向かえばそこから先ほどコンビニで買ってきたプリンを取り出して渡すという相手の悩みなど知らずに追い打ちをかけるような所業を働いて。「それ食べたら帰る用意。タクシー呼んでやるから。」と、どうやら明日の約束があることを忘れているようで今日は何が何でも相手を帰そうとしていて。)

何言ってるの、泰知くんの家から近いのが一番じゃん…！
（ 勿論、最悪大学に進むこととなれば此処から最短距離の大学にする気だったのだが。高校の決め手を素直に告げたことが仇となり予防線を張られては、困ったように眉を下げながら訴えて。そのさがら口の端に付いたホワイトソースを拭われると不意打ちの出来事に、相手は懐古の念に浸る一方此方は胸をきゅんと射抜かれほんのり頬を染めるちぐはぐな図ができあがり。徐に立ち上がった相手にきょとんと視線を奪われていれば買って帰ってきただろう先程のプリンを手渡され、帰る指示を受けては驚いたように目を瞬いてみせる。明日は約束していたデート日のはず。手渡されたその服の袖をぎゅっと掴んで引き止めては「っ……明日は約束してたデートの日だよ、泊まっていってそこからお出掛けする約束……忘れちゃった？」約束していたのは事実だが、お泊まりのことは約束していない。仕事で手一杯で忙しい相手のことだからきっと忘れていることにかまかけ、しょんぼりとした表情で相手を見つめながらあざとく小首を傾げて。 ）

…ほんとにもう。
（どうやら張った予防線は的中していたようで、困ったように眉根を下げながら訴えてくると、相手の中での己という存在は一体どれほど大きいのかとため息をつくように上記を述べれば「わかったわかった。それでいいからまともなところを選ぶこと。」と、最悪その方向性でもいいからと折れてはちゃんとしたところに進むよう告げて。相手の口の端を拭ってやっているとふと相手の頬に赤みが滲んでいることに気づけば、普段から積極的な姿勢なのにこのような些細なことで頬を染められれば「まだまだ子供だな。」と、ふふっと口元に笑みを浮かべながらそう言って。プリンを手渡した方の袖を引っ張られれば何事かと相手の顔に視線をやればあざとく首を傾げた相手が明日はテスト期間明けのご褒美にと約束していたデートの日だと告げてくると頭をガツンと殴られたかのような衝撃とともにその約束を思い出して。このところ会社が忙しく、すっかりそのことが頭から抜け落ちていた。そんな状況なのだからお泊まりの約束も取り付けていたかどうかの記憶もあやふやなものなので、もしかしたらそんな約束もしていたかもしれないと頭の中が混乱し始め。もし、本当に約束していたとして覚えていないなどと言ったらそれは不義理を働くことになるし、相手の機嫌も損なうだろう。不機嫌になった相手は少しばかり面倒なことはこれまでの人生の中で経験済みなので、出来ればそのような事態は避けたく「そ、そういえばそうだったな。」と、話を合わせればまんまと相手のカマかけに引っかかってしまい。仕方がないと観念すれば「じゃあ早く風呂に入って寝ろ。」と、相手が泊まることを了承しては「それからデートじゃなくてただのお出かけな。」と、どさくさに紛れてデートだと言い張ったことを訂正して。）

っ、……はぁ、好き…。
（ 口の端に付いたホワイトソースを拭いながらふふっと笑う相手の姿は昔の好青年像を思い起こさせ。相手のこういう言動はふわふわと幸せな夢見心地な気分になる、聞こえるか聞こえまいかの声量でついぽそりと気持ちを零して。相手がまんまとかまかけに引っ掛かってくれてお泊まりの了承を得ては、ぱっと表情を明るくさせ袖を掴んでいた手を解放し「はーいっ、どこに連れてってもらおうかなあ…！」ご機嫌な様子でプリンを食べようと手を付けるが、もはや相手の言葉の訂正など聞こえている様子もなく。気になってた映画を観に行くのもいいし、相手に服を選んでもらうのもいいななんて考えつつ、さっさとプリンを食べ終えればお風呂に向かおうと立ち上がり「じゃあお風呂借りるね。あ、食器はあとで洗うからそのまま置いておいて。…お風呂覗いちゃだめだよ？」食器達を水に浸けおきしておくと伝言を残し、きっとなんの心配もいらないだろう言葉を唇に人差し指をあてて茶目っ気を出しながら付け加えるとお風呂場に向かって。）

（謀らずも相手に不意打ちを与え、動揺させることに成功したが、テレビも空調もつけず、2人だけの空間で相手がぽそりとこぼした言葉は己の耳になんとか届いており、不意の何気ない純粋な好意に今度はこちらの心に波風が立ち、ほんのりと頬を赤らめては顔を逸らして黙りこくってしまい。こちらが折れて相手を泊めさせることを了承した途端にぱっと表情を明るくする相手に本当に調子いいんだからと呆れるようにため息をついて。プリンを食べ終えて風呂場へと向かう相手が揶揄うように、茶目っ気を出して言い残していくと「年下の体に興味なんてねえよ。」と、相手が小さい頃から見てきているのだからそのような邪な目で見ていることなどない。…なんてことはなく、相手のそれはとても、そう、とても魅力的に育った。流石に入浴中を除くというような最低なことはしないが家の中でのたまにある無防備な瞬間の相手に動揺させられることが増えてきている。相手が食器を洗ってくれるということでお言葉に甘えて流しにまで持っていけばソファに腰掛けては「なんでこんなおっさんにそんなに構うのやら…。」と、先ほどの茶目っ気に対してもため息をつくように呟けば日常での激務により疲労が溜まっていたらしく、すぐにウトウトし始めれば間もなく寝息を立てて。）

……よし、決めたっ。
（ いつもシャンプーやボディーソープ達は持参した物を使っている。匂いは記憶に残るものだと雑誌だったか映画だったかで知って以来、マーキングの意も含めてしているもののさっぱり効果は分からないもので。一連の流れを済ませば長い髪をクリップで留め、ちゃぷ、と湯船に浸かりながら先程の相手の発言を一人考え。それなりに告白されることもあるし、ナンパされることもあるから容姿は決して悪くないはず。明日のデートはちょっとセクシーかつ大人っぽくしてみようかな、なんて決意して。お風呂から上がりパジャマに着替え、ドライヤーで髪を乾かしリビングに戻る頃には結構時間が経っていた。ぱっと見相手の姿はなく部屋に行ったかと思ったものの、ソファで寝ていることにすぐ気が付いて。「あーあ……こんなとこで寝ちゃったら風邪引くよ、起きて？」疲れて寝てしまっている相手を起こすのは可哀想だと思いながらも風邪を引いてはいけないと、傍にしゃがんで軽く相手の体を揺さぶってみて。 ）

(眠りにつくのに万全な体制じゃなかったこと。そしていつものベッドではなくソファで寝ていたということで眠りが浅かったらしく、相手が体を揺さぶってくればすぐにピクリと反応して「ぁ、あぁ…寝てたか…。」と少々舌足らずにぼやきながら目を開いて。すると目の前には、風呂上がりの相手がおり、お湯によって上気した頬、シャンプーとボディソープによるものと思われる花の香り、制服より何かと隙の多いパジャマ。それらが相手を扇情的に魅せてきており、「んぐっ…。」と不覚にもドキリとさせられてしまえば、まだおぼろげな意識だったということであからさまな反応を隠すことに成功して。なんとか平常心を保てば「…俺はここで寝る。ななは俺のベッド使っていいから。」と、なんだかんだで相手を客人として丁寧に扱うつもりのようで、眠そうにそう言うと、ゆっくりとした足取りでクローゼットから毛布を取り出せばソファに今度は寝っ転がって毛布にくるまって。)

（ ／ 少し体調を崩しましてお返事が遅れます。少々お待ちいただけますと幸いです…。）

（/了解いたしました。当方も、ついこの間某感染症を発症してしまい、体調を崩した時の辛さはものすごくわかります。こちらは気長にお待ちしていますので、身体を第一に考えてお大事になさってください。）

ソファじゃ疲れ取れないよー…？って、もう寝てる…。
（ 少し寝惚けた様子の相手に可愛さを覚えてつい髪を撫でたくなる衝動を抑えつつ、ベッドを自分に譲りソファで寝ようとする相手を心配してまた軽く揺するものの、それ以上動く様子のない相手に観念すると困ったように眉を八の字に垂らしながら小さく笑って。お言葉に甘えてベッドで寝ることにして、とりあえず洗い物を済ませようと立ち上がろうとしたところで。「…たっくんおやすみ、だいすきだよ。」起こさぬよう小さな声を掛けながらそっと頬に触れるだけのキスをする。さて、と立ち上がり静かに且つ手際よく洗い物を済ませ、その流れで寝支度まで終えるとリビングの電気を消灯。明日に備えて相手のベッドで就寝して ）

（ ／ お待たせ致しました…！だいぶ復活しましたのでお返事の方させていただきます。流行り病に罹っていたのですね、此方は幸い未だ罹っておらずその辛さは分かりかねますがさぞ大変だったことでしょう…背後様も何卒今後もご自愛くださいませ。 ）

(日頃の疲れにより毛布にくるまり、ソファに寝る体勢になればほどなくしてまどろみの中へと沈みこみ。まだ完全に眠りについていなかったためか、頬にほの暖かく、柔らかい感触が感じられるがそれがなんなのかを理解する余裕もなくとうとう完全に眠りに落ちて。そうして翌日の朝…というにはまだ早く、時刻にして午前二時。毛布一枚とソファだけでは近頃の冷え込みに耐えることができなかったのかうっすらと目を覚まして。寝起きでまだ覚め切っていない意識の中、催したのかトイレへと向かい。トイレを済ませ、いざもう一度夢の中へと眠りにいくが、寝起き直後でまだ寝ぼけていたのかソファへと向かわずに本来の己の寝床の寝室へと入り。ベッドの先客の相手に気付くことなくなにか異物感を感じるが眠気には勝てずにそのまま眠りについて。)

(/お待ちしておりました！ですがムリはせず、ななせ様のペースで執筆なさってください。気を付けていても罹ってしまうときは罹ってしまうのだなと痛感させられました…。ななせ様も、病み上がりにも気を付けてご自愛ください。)

んむ……。
（ 大好きな人の匂いに包まれて幸せに就寝中。家ではいつも抱き枕をぎゅっとして寝ているせいか深夜に相手が寝床に入ってきたことには違和感を覚えず、いつものようにぎゅっと抱き締めて就寝継続し、温もりがあるせいかとても心地良いまま朝までぐっすり。カーテンの隙間から射す朝日に眩しさを感じたところでようやく目覚め、眠たい目を擦りつつ実家気分で目を開ければ至近距離で寝息を立てる相手に心臓がどきどきと早鐘を打ち始める。驚いて声を出しそうになるもののまたとない機会につけ込んで、まだアラームもなる前、相手が起きるまで寝たふりをしてしまおうとそのままぎゅっと抱き込んで ）

（ ／ お気遣いありがとうございます。お互いの楽なペースで絡んでいけたらと思っております、引き続きよろしくお願い致します！ ）

んっ…ぐ…。
(やはり寝なれた己のベッドならばソファよりも深く眠りにつくことができ、それに加えていつもとは違う、何か人肌のぬくもりのようなものが夢現の意識の中で感じられれば心地よい安眠を送ることができて。数時間後、カーテンの隙間からさす日差しによって寝室が照らされて部屋が明るくなってきたころ、その眩しさによって段々とまどろみの中から現実へと意識が引き戻されると、体幹に何か圧迫感のようなものを感じながら息苦しそうに眼を覚まして。まだおぼつかない意識が相手の携帯に設定されたアラームによってとどめを刺されれば、己のベッドの中に、こちらを抱き枕にするような形で相手が眠っていることに気付き、あまりの事態に驚くも「…っ！？」となんとか声を上げることを我慢出来て。また相手の悪戯かと疑うも、昨晩、ベッドで寝るように指示したこと、そしてトイレからソファに戻らずベッドに戻ってしまったこと。全部己が招いた結果で全面的に己が悪く、言い訳もしようがないことが分かれば、幸い相手はまだ寝ているようなため、アラームを止めて何事もなかったかのようにそのベッドから出ようとして。しかし、こちらの背中に回され、強固に結ばれた相手の腕によって脱出は難航を極めており。)

(/こちらこそ、よろしくお願いします！)

んぅ……おはよぉたっくん…、いっしょに寝たいなら最初からそう言えばいいのにぃ…。
（ 寝たふりをしていたつもりが人の温もりの心地良さにすっかり二度寝してまっていたらしく、アラームの音や何かもぞもぞと動く感触に重たい瞼をゆっくりと開ける。半分夢の中なせいかとろんとした寝ぼけ眼で相手を視界に捉えると、ふにゃんと緩くも幸せそうな笑みを浮かべて、寝起きで呂律の回らぬ口調で話しかけ。漸く手を離したならぐーっと両手を突き上げて伸びをすると、無防備さのある少し着崩れのしたパジャマをそのままに、ね？と同意を求めるように小首を傾げながら相手を見つめ。遅れて自分のスマホのアラームが鳴り響いたためそれをのろのろとした動作で消すと「そうだ、朝ごはん。和食と洋食どっちにする？」少しずつ頭が冴えてきた様子で尋ね ）

（相手の拘束から逃げようと身を捩るも、その度にこちらに押しつけられている相手の胸がふよふよと形を変えながら柔らかさを主張してきており、その抗い難い感触に心臓が早鐘を打ち始め。取り乱した精神ではなかなか脱出することができず、もたついている間にとうとう相手が目覚めてしまって。心の中で波風が立っているこちらとは対照的に、寝ている合間に着崩れたパジャマをそのままに穏やかな朝を迎えるように幸せそうな表情を浮かべれば「ち、ちがうっ。これは…。」と、言い訳をしようにも全て己が悪いため言葉が紡げずに口ごもり。相手から今朝の献立は何がいいかと問いかけられると、昨晩は洋食だったため「…和食。」とだけ、パジャマから覗く相手の隙から目を逸らしながらそう告げて。）

現に一緒のベッドに寝てたのに？…なあんてね。わかった、和食ね、用意してくるからもうちょっと寝ててもいいよ？
（ 口籠もってどこか狼狽えた様子な相手のことをベッドの上で迫るようにじーっと見つめるが、朝食の要望を聞くなりにっこりと笑えば頷いてあっさりとベッドから出て。相手の気も知らずに連日の勤務を労わるように告げると、朝食を作るべく部屋を出てはその前に軽く歯磨きなどの身支度を済ませ。キッチンに立つと手慣れた様子で朝食の定番である鮭の塩焼きにわかめと豆腐の味噌汁、ちょっと甘い卵焼きにほうれん草のお浸しを添えた和食を用意する。それぞれの香りと白米の炊ける匂いが漂うと自分もお腹を空かせて、そろそろ相手のことを起こしにいこうかと時間を見て ）

…はぁ。
（相手と同衾したのは故意ではないことを証言しようにも、現場は真実を物語っており、こちらのことを見つめながらその証拠を突きつけられるととうとうなにも言い返せなくなり。と言ったところで相手は勘弁してくれたらしく、こちらの要望通りに和食を作ってくると部屋を出ていけば、1人残った寝室で休日の朝から冷や冷やさせられ、要らぬ疲労を溜めてしまったことで上記のようにため息をついて。お言葉に甘えてもう少しだけ惰眠を貪ろうかと布団に潜り込めば己のものではない匂いがほんのりと感じられ。これは恐らく相手のシャンプーの匂いだろう。ハプニングな朝だったというのに案外冷静に分析できている自分に苦笑しながらも、心休まるその香りに段々と眠りに誘われれば、卵焼きや鮭の焼ける音をBGMにまた穏やかな寝息を立てて眠り始めて。）

泰知くん、…起きてる？
（ テーブルの上に朝食のセッティングを終えると相手の部屋に向かって。こんこんと控えめにノックをしなから穏やかな声色で声掛けるものの返事はなく、どうやら寝ているらしい。そっと扉を開けて部屋の中に入ると静かに寝息を立てて眠る相手の姿があり、ベッドの外で腰を下ろしてその寝顔を堪能するようにしばし見つめ。朝食が冷めてしまう前に、癖のある髪をそっと撫でながら「ご飯できたけど…、起きなかったらちゅーしちゃうぞ。…なんて、えへへ。」小さな声で朝食を知らせつつも冗談を交えるものの、勿論半分は本気でいて。徐々に顔を近付けながら相手が起きるのを待ち ）

ん～…。うん。
（穏やかな眠りについている最中、二度寝だったということと、まだそこまで時間は経っていなかったために浅い眠りだったらしく、寝室に入ってきた足音であっさりと目覚めてしまい。しかし、寝起きだということでまだ意識ははっきりとしておらず、相手が朝食ができたと言っても上記のように唸るように返事をして。だが、朧げな意識の中で聞き捨てならない宣言が聞こえ、うっすらと目を開ければ段々と顔を近づけてくる相手が視界いっぱいに映り、あわやもう少しで唇がくっつくというところで「うおっ…！」と間一髪で顔を離して距離をとり。本日2度目のハプニングに心臓がドキドキとして、一気に目が覚めれば「あのな…！そういうのは大事な人のためにとっとけ。」と、説教をしながら、ベッドから起き上がって部屋を出て行き。）

（/一つご相談なのですが、デート時のドタキャンはどのタイミングにしましょうか？お出かけ先の道の途中か、それとも買い物の途中なのか。女同僚とのランチに鉢合わせするとなると早めにドタキャンすることになるのかなと考えてまして。）

いつでも準備出来てるんだけどなあ…。
（ 自分の言動に慌てふためく相手の様子と掛けられた言葉に、自分の唇に人差し指を添えてむー…と拗ねる素振りを見せるが、切り替えは早く相手の背中を追って続けて部屋を出る。リビングへと向かうとテーブルに並べられたほかほかの朝食が自分達を出迎え「出来立てだからまだあったかいよ、食べよっか！」にっこりと笑い掛けながら早く座るように促しつつ自分も椅子に座り。平日自分の学校が無ければお弁当も作れるのになあなんて思いながら手を合わせ ）

（ ／ 遅くなってすみません、ロルスランプに陥っていました…！短さもお許しいただけると助かります…。買い物の途中で電話が掛かってきて、というのがいいかなと思います。 ）

(相手の拗ねる素振りを横目に部屋を出ていくと、廊下にまで朝食の香りがただよっており。味噌汁の優しい香り、卵焼きの甘い香り、鮭の脂が焦げた香り。朝食を前にせずともわかる今朝の献立の香りに胃袋が刺激されれば自然とダイニングまでへの足が速くなり。そしてリビングにたどりつき、二人を出迎えたのは日本の朝の風景。相手の言った通り、料理のそれぞれがまだ湯気を立てているので出来立てであることが窺えて、こちらに笑いかけながら椅子に座る相手に続くようにこちらも座れば「いただきます。」と手を合わせて。まずは味噌汁を一啜り。朝の体に染み渡る旨さに「…ふぅ。」と心底おいしそうに一息つくと、18歳でここまでの品を作れるのだから大したものだと相手の料理を食べるたびに感心させられて。卵焼きも、お浸しも、鮭の塩焼きも、全てが絶妙な味加減で、料理のどれもこれもに舌が唸らされると「ほんと、いいお嫁さんになるよ。」と、寝起き直後だったためかまだ頭の中まで覚め切っておらず、思わずぼそりと呟いてしまい。)

(/お返事がいただけてよかったです。そしてそんな状態でありながらもわざわざお返事していただき、誠にありがとうございます…！返事いただけるだけでもありがたいので長短の方はお気になさらないでください！もしかしたら自分の＞43がアクションが少なくて返しにくかったのかもしれません。返しやすいコメになるよう、以後意識します。

了解しました。そのように進めさせていただきますね！)

そ…そうでしょっ！…お嫁さんにしたくなった？
（ 相手が食べ始めるのを見届けてから自分も箸に手を付け食べ始める。我ながら良い出来と感じるほどに仕上がった朝食の味につい頬が緩むものの、いつも何より大事なのは相手にとっての味の良し悪しで。ちら、と様子を盗み見るようにして伺っていれば良いお嫁さんになるだなんて言葉にほんのり頬を染めながら瞳をきらきらと輝かせ。ほんの数ミリでもそう思ってくれたら嬉しい。そんな淡い期待を胸に少々前のめりになりながら嬉しそうに問い掛け ）

（ ／ お優しい言葉に救われます。昔はよく長めのロルを書いていたのですがブランク後上手く書けなくなっているようで； 高を括っておりました…。加えて最初の設定のななせ像とズレてきていないかななどの葛藤がありまして…絡んでいて違和感などないでしょうか？

仕事の打ち合わせで忙しく、遅めのカフェランチとかの流れでもアリかもしれませんね。行き先が、ななせが事前にリサーチしていて行きたがっていた可愛らしいカフェとかいかがでしょうか？ ）

（まだ覚めきっていない頭の中でも、今、とんでもないことを口走ってしまったことは理解してしまい。寝起きでぼんやりしていたとはいえ、そんなことを呟かせる相手の料理にこれほどまでに己の胃を掴まれていると知れば末恐ろしく感じ。瞳を輝かせながら前のめりになる相手に「…っ、俺のお嫁さんだなんて言ってないだろ。」と、ここで隙を見せてはまた相手のペースになってしまうため、取り乱すような素振りは見せず冷静に言い返すも、やはり相手が嫁となった姿は考えてしまっていたようで気恥ずかしく、味噌汁の椀を呷って顔を隠すようにしては相手から視線を逸らして。朝食も7割がた食べ終えた頃、口の中を流すように水を飲めば「今日はどこに行きたいんだ？」と、今日のデート…ではなく、お出かけの予定は立てていたものの、相手がテスト期間であったために肝心の中身を話し合えていなかったことを思い出して。予定とは言っても相手とのお出かけは相手の行きたいところに己がついて行くことが大半なので、あらかじめに相手の意見を聞くようにして。）

（/当方もブランクがある時はロルの書き方が単調になってしまうことがあるので気持ちはすごいわかります。ななせ様像は違和感はありません！むしろ押せ押せしてもらってとてもありがたいです！こちらこそ、泰知像に疑問を覚えていらっしゃらないか不安になっております。ツンツンと満更でもないところの匙加減が難しくて毎度ハラハラしております…。

了解しました！今回のデートで行こうとしていたところに同僚と二人で入ったら修羅場になりそうで面白そうです！）

もう、小さい頃約束したのに～っ…。
（ 相変わらず隙を見せずあっさり冷たい反応を返されれば瞳の輝きはどこかに消えて、幼子のようにぷくっと小さく片頬を膨らませながら、食事を小休憩していた両手を握ってテーブルの上で軽くトンと不満気に鳴らしてみせる。昨夜大人っぽい服装でちょっと攻めてみると決めたはずなのにもうこれだ。中身も伴わなければと、はっとしては大人しく朝食を再開し。今日の予定について尋ねられ「えっとね、駅前のビルの中にある…」複数の商業施設がテナントとして入っているビル、そのうちの服屋へと買い物に行きたいことを説明し「その後はカフェ！おしゃれな雰囲気のとこ、イ○スタで見つけたから泰知くんと行きたいなって思ってたの。ほら、このケーキなんかすっごく可愛い…！」スマホを取り出して某SNSで見つけたお店のページを相手に見せ。いかにも若い女の子が好きそうなカフェでいわゆる映えスイーツの画像が並び ）

（ ／ そこからの脱却も中々難しいですよね…。違和感ないようでしたら安心です。
匙加減難しくさせてしまっていて申し訳ないです…！ですが特に疑問も感じていないので全然気になさらないでください。今はツンツンとしてななせを遠ざけようとするお兄さんですが、今後の性格はどんな方向性でいきましょうか…？

ではその流れでよろしくお願いします！ ）

あんなのもう時効だ時効。
（幼子が拗ねた時に見せるように、幼い頃の約束を引っ張り出しながら相手が頬を膨らませて不機嫌なアピールをしてくると、そんな昔の約束はとうに破棄されているとバッサリ切って。幼少期の無邪気さ故に将来のことまであまり考えずに放った言葉だと当時は受け止めていたのだが、まさかここまで成長してもその想いは変わらず一途なままでいたことは嬉しいような嬉しくないような誤算であり。相手の立てる今日のスケジュールは、年頃の女子高生らしく服を見たり、カフェでランチをしたりというもの。相手からそのカフェのスイーツなどを見せられると「…これ、男が入っても大丈夫なのか？」と、今時の女子高生が好きそうな派手なスイーツを見ながら、こういう店では男は異端なのではないかと心配して。）

（/そう言っていただけて安心しました…！今後の性格としては、ゴールインするまではこの調子かなと思います。もし、もうすこしツンツンをマイルドにした方がいいならそちらに寄せますので！それか、今回のデートのドタキャンで相手に今までのように強く出れなくなったりするなどいいかなと。）

パパもママも泰知くんのとこならいつでもお嫁に行っておいでーって、言ってくれてるんだよ？
（ 確かに婚約しているわけでも書面で約束しているわけでもなく、ただの口約束。それも相手にとってはきっと冗談半分の。 初恋から今も揺らがずに寧ろ愛へと変化している熱烈っぷりな上に、両親も昔から知っている相手だからこそ信頼を置ききっている様子で、いつも言われている言葉をぼやきつつ残りの朝食を食べ終えて。スマホの画面を心配そうに見つめる相手に空いている片手をぶんぶんと左右に振り「全然へーきっ、カップルで来る人も多いみたいだし！カップル限定のスイーツとかあってね、それがすっごく美味しそうで…っ！」男性がいても問題ないことを告げつつ画像をスワイプしていくと、カップル限定とタグ付けされたもので指を止め。ベリー系でまとめられ可愛いピンク色したケーキにホイップクリーム、マカロンが添えられたカップルプレート。見た目の可愛さだけでなく甘いもの好きにも堪らない限定メニューで。 ）

（ ／ ゴールとはお付き合いのことでしょうか、それとも結婚の方でしょうか？認識のズレがないように確認したく…！
今の加減が難しいとのことでしたらマイルド加減はお任せします。やりやすい方に寄せていただけたらと思いますが後者の案でも良いかもしれません！ ）

おじさんもおばさんもななも早まりすぎなんだよ。
（幼児のころの無邪気な約束は相手の両親もその場では本気にしていなかっただろう。それがいつの間にかその二人の中でも揺るぎのない運命に昇華されており、大事な娘ならばもう少し慎重になったほうがいいのではないかと半ば呆れながら上記を述べては相手と同時に朝食を食べ終えて。せめて流しに持っていくくらいはしようと、二人分の食器を重ねて流しに持っていき。それからダイニングに戻ってくると、相手のいうカップル限定の華々しいスイーツの写真を見せられては「お、美味そう…。」と甘いものは得意な方なので、そう小さく呟けば「…ん？カップル限定…？」とその謳い文句に引っ掛かれば「…頼む気じゃないよな？」と、まさかなと思いながら恐る恐る問いかけて。）

（/こちらの中では正式にお付き合いという段階で考えておりました！まだどうなるかわかりませんが、ななせ様大学生編ルートもあるかもしれないと思い、そちらの方が柔軟に対応できそうだと思ったので。言葉足らずで申し訳ございません。

了解しました。では少しだけマイルドな方に寄せてみようと思います。息子はなんだかんだでななせ様に甘くなると思いますのでそのドタキャンした事実を蒸し返されれば弱くなりますので、弱みを握られているという感じでいいかもしれませんね!）

（ ／ お返事お待たせしていてすみません、忙しい日が続いておりまして…、もう少しお待ちくださいませ！ ）

（/あわわ、見落としておりました…！了解しました。年末で色々とゴタつく時期でありますので、どうか体にお気をつけて、お暇な時に執筆してください。）

（/あげてみますね…。最近急に冷え込んできましたので、ななせ様もお身体にお気を付けてください。）

（/あげてみます。）

（ ／ 上げありがとうございます。たまに覗いているのですが忙殺＆体調不良でロルを書くまでに至らず、お待たせしていて申し訳ないです… 火曜か木曜頃にはお返事しますね！ ）

（/お返事をいただけて安心しました…！把握いたしました。急かしてしまい、申し訳ありません。こちらは気長に待っているので、どうかお体にお気をつけてください。）

あ、ありがとう泰知くん。
（ 食器を流しへ持っていく相手にお礼を言いながら、早まりすぎだと言葉で片付けられてしまうものの、ワインではないが十年ものだからしっかり寝かせられていた方だと一人心の中で思って。スマホ画面に表示されたスイーツへ反応を見せる相手に「えー、いいでしょ？ご褒美なんだし…だめ？絶対美味しいよ。」あくまでスイーツ目当てであることを主張しながら、おねだりするように小首を可愛らしく傾げてみせるが、もちろん下心はカップル限定であること。 ）

（ ／ ひとまずゴールの解釈の件了解致しました！お返事遅くなりまして申し訳ございません。忙しい時期になってしまい度々遅れてしまいますがご容赦くださいませ…！ ）

わざわざそれ頼まなくてもいいだろ？スイーツはほかにもある。
(どうやらこちらの予感は的中していたようで、こちらの意見を聞かずに二人でそのカフェのカップル限定のスイーツを頼む予定だったらしい。いいでしょと強請られるが、あくまでメインターゲットはスイーツそのものだと訴える相手に、それならそのスイーツ以外にも甘味のメニューはあるはずだと反論して。しかし相手はすぐに攻め方を変えてきて、テストを頑張ったご褒美を約束していたことを盾にされ、可愛らしく小首をかしげられるとそのしぐさにはどうも弱く、うーんうーんとしばらく唸りながら考えこめば「わかった、わかったよ。それ食べるから早く出発の準備しろ。」と、スイーツをただ食べるだけだと自分に言い聞かせれば相手の希望に応えることを了承すれば、お出かけの準備をすることを告げて。)

(/わざわざそのような状況の中で返信していただき、誠にありがとうございます。返信のタイミングに関しても了解しました。こちらは気長に待っておりますので、くれぐれもお体にお気をつけてお過ごしください。)

（/新年、明けましておめでとうございます。お身体の方は大丈夫でしょうか？こちらは気長に待っておりますので、お体に気をつけてお時間がある時に覗いてください。）

（/あげてみます。）