匿名さん 2022-10-23 00:08:24 |
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( 美味しそうにココアを飲む姿に此方も微笑み。寒空の下にしばらくいたのだからきっと身体も冷えているのだろう。自分も紅茶の入ったカップに口をつけ。こんなときに飲む温かい飲み物は美味しく感じるななんて思いつつ、相手の返答を聞き。)
まぁ、何はともあれ明るくなってから探した方がいいからね。
朝になったら案外なんでもない様な所に落ちてたりするかも。
ここの大家は僕の友人なんだ。もし鍵が見付からなかったら、新しく鍵を作ってもらうよう頼むこともできるから安心して。
( やはり、どこで落としたのかは検討がつかない様子の相手にこちらも少し困ったような表情をするも、どちらにしても明るくなってから探した方がいいと元気づける為に笑い。それでも見つからないようならば、また相談にものるし、なんならここの大家とも知り合いなため、新しく鍵を作ってもらうよう掛け合うこともできると安心させるように言い。)
へぇ!大家さん、知り合いだったんですか?それは心強いです。
…あ、そういえば、俺、清水琥太って言います。
去年からお隣なのに、名乗りもせずにすんません。
( 鍵の捜索について助言をもらえば、そうですね、と笑って同意の意を示し、続けて大家さんとの関係性を聞けば驚いたように返答を。幸運な偶然だなぁ、と感心しながらも、ふと、まだ名を名乗っていなかったことに気付き、慌ててマグカップをテーブルへ置けば背筋を伸ばして自己紹介を行う。
引っ越したばかりの頃から面識はあるくせに、名乗っていなかった事にえへへと小さく笑いながら謝罪をすると、相手の名前はポストで見たような…と思考を巡らせる。苗字が書かれていたような気もするが、なかなか字列を思い出すことが出来ず情けないばかりだ。)
あぁ、本当だ。
確かに、僕も名乗っていなかったね。
萩原 隆太です。琥太くん、って呼んでもいいのかな。
( そういえば、彼の名前を知らないし、自分も名前を告げていなかったと思い出したように頷き。お隣さんだということで、勝手に知り合っていたような気持ちになっていたが、確かに彼の名は聞いたことがない。自分も名前を告げると、なんだか今更自己紹介になるなんて、とクスクス笑って。苗字は知っていたが、名前を口に出し覚えると、苗字よりも名前で呼ぶ方がいいかと一応許可を伺い。)
( 釣られたようにこちらも笑いながら、名前で呼んでもいいかと言う問いには「もちろんです」と人懐っこい笑顔を向ける。
そして、相手の名を聞けば、そうだ、とモヤモヤしていた漢字の字列を思い出して。しかし、互いに「た」終わりの名前と言うこともあってか、響きが似ていて勝手ながら親近感が湧いてしまうなと感じ、それをそのまま口に出す。)
隆太さん…か。なんだか名前、似てますね。
俺、挨拶する度思ってたんですよ、優しそうで丁寧で、かっこいい大人だなーって。だから、なんだか身近に感じれて嬉しいです。
( もう一度マグカップを手にしてココアを飲むと、言葉を続けながら少し照れくさそうに笑う。自分も20歳になったし、大人であるといえばそうなのかもしれないが…まだまだ社会を知らない学生だし、スーツを着こなし、挨拶1つにしてもその丁寧さやかっこよさの滲み出る相手とはまるで違う。
それでも、こうして助けてもらって会話して自己紹介をして、自分も少しは大人っぽさを分けてもらえたような気がする。
そして、言い終えれば途端にハッとして、なんだか失礼な事を言ってしまったような気がする、と慌てて訂正を。また、先程は勢いそのまま名前で呼んでしまったが、それも失礼だっただろうかと一先ず苗字を呼んで。)
なんか、上から目線みたいになっちゃいましたね!
荻原さん、話やすいから余計なことばっかり言いそうだな、俺。
はは、そんな風に思って貰えていただなんて光栄だな。
でもただのおじさんだから。そんないいもんじゃないよ。
琥太くんこそ、こうやって話してみると若いけどしっかりしてるね。
( 相手の自分に対するイメージには思わず苦笑混じりに、しかしどこか気恥しそうに笑い。だけども、彼が思うようないい大人でもないとやんわりとイメージを否定しつつ、それよりも相手こそいつも挨拶を交わす際の印象と違っていると伝える。話してみればしっかりしてるし、礼儀も正しい。)
萩原って、長いだろ?隆太でいいよ。
( 先程名前を呼んで貰えたのに、苗字に戻ってしまったことで少し残念そうに笑えば、似たような名前同士、名前で呼んで欲しいと笑う。なんだか、名前の響きだけ聞けば兄弟みたいだと思い。)
…おじさんってちょいちょい言ってますけど、全然“おじさん”って感じしないですよ。お兄さんって感じ!
( 遠慮しているのか、はたまた照れているのか、笑う相手の顔をじっと見つめれば、謙遜する相手にもう一度自分の気持ちを素直に伝える。自分の父親なんてもっとだらしないし、実年齢よりもずっと老けてみえる。…最も、本人にはそんなこと言えないが、目の前にいる彼はきっと実の年齢よりもずっと若く見えているはずだ。
そして、自分のことにも触れられれば「俺も少しはかっこいい大人になりたくて」なんて言って笑った。実際、しっかりしているなんて言われたことがあまり無いので嬉しさも込み上げるばかりだ。)
じゃあ…隆太さん。仕事って何やってるんですか?
( 続けて、名前でいいよと言われれば、改めて言われると少しむず痒くなりながらも、相手がどのような仕事をしているのか気になっていたようで問いかけてみる。)
嬉しいな、そんなこと言ってくれるなんて。
( 相手の言葉にはお世辞でも嬉しく感じてしまう。お兄さんなんて言われたのは何年ぶりだろうか。比較的若く見られる方ではあるが、こうやって若い子からそう言われるのは珍しくなんとも言えない気持ちになり。そういう相手はやはり、十分大人だと頷き。)
うん?出版社で編集の仕事をしてる。雑誌とか書籍のね。
琥太くんは、何年生?
( 不意に相手からの質問には、仕事内容を簡単に述べ、後ろ手にある本棚に並ぶ書籍を指差し、小説や雑誌など幅広いジャンルがあり。こちらからも相手は学生だということはわかってはいるが、何年生なのか気になって問い返して。)
あそこにあるの全部、隆太さんが編集したやつなんですか?
( 編集の仕事と聞き、指差された本棚を見れば途端にその顔を輝かせる。読書はあまり得意では無いが、自分が時々目を通すような雑誌なんかも置いており、彼の性格と言うべきか雰囲気というべきか、編集者と聞くとどこか納得してしまうところがある。)
俺は2年生です。
大学に入学するタイミングでここに引っ越してきたので。
( 続いて、自分が相手からの質問に回答すれば、現在は2年生である事を伝える。相手と初めて会ったのは引っ越してきてから数日経った頃だろうか…他県から大学に通うため引っ越してきたが、元々賑やかな家族に囲まれていた為、家に一人というのは些か物足りない気がしていた。それ故か、遊ぶ訳でもなく今こうして相手と落ち着いて会話を楽しめるのは少し懐かしく感じられて嬉しい。)
( / 返事が遅くなりすみません!
11月からお待たせしてしまうことも多くなるかもしれませんが、ご了承いただければ幸いです。)
ん?あぁ。僕が担当した書籍だね。
勿論僕1人の力ではないけど。編集した作品っていうのは少なからず思い入れがあるから、とっておいてあるんだ。
( 相手が棚の本を見て目を輝かせているのを見て少し気恥しそうにしながら頷き。自分も作品に目を移すと、自分が担当する作品はやはり作者と一緒に作り上げてきたものだから思い入れがあると目を細めて。)
そっか、じゃあもしかして県外からきてたりするの?
( 1人で暮らし始めて2年になるのかと思うと、やはり一人暮らしをしているということは遠方から来ているのだろうかと気になり尋ねてみて。それだとしたら親元を離れて心細いこともあるだろうと想像して。)
(/了解です!此方も11月忙しいので、すぐに返信できないことがありますから気にしないでください!)
( 書籍の話を聞けば、へぇ、と相槌をうち、なんだか優しい眼差しで目を細める相手の顔を見ると、此方もなんだか胸の内が温かくなるような感じがして。自分も仕事に誇りを持てるような社会人になりたいと思うが、今のところやりたい職業も見つかっていないし、まだまだ道のりは長そうだ。)
そうなんですよ!
元々は地方の田舎者で…せっかく県外で一人暮らししてるし、もっと色々遊びたいんですけど、なんだかんだバイトとかで時間なくって、結局大学とバイトに行ったり来たりです。
( 後で本棚の本を見せてもらえるかな、なんて考えつつ、県外から…という質問には、頷いて肩を竦めながら上記を述べる。大学生といえば、勉強しながらも友達とあちっちこっちで遊んだりともっとキラキラしているものだと思っていたが、まぁ、現実はそう甘くは無い。
実際、学費を少しでも自力で払うためにバイトは必須だし、大学の講義も朝から夕方まであったりする。
そんな話をしながらマグカップのココアを飲み干した。するとふと、バイトの話で思い出したのか「隆太さん、ご飯食べました?」なんて唐突に問いかける。
隅に置いていたリュックの元へ寄っていって中を漁れば、ビニール袋からタッパーに入った唐揚げや野菜炒めなんかが大量にでてきて。)
( / お優しい言葉ありがとうございます!
此方も承知いたしました。お互い無理のない範囲でお返事出来ればなと思います。)
やっぱり、しっかりしてるね。
でも、大学のうちに遊んでおいた方がいいよ。社会人になるともっと遊びにくくなることもあるし。…なんて、僕も大して大学時代遊んでこなかったから、もう少し遊んでおけばよかったなんて思ってさ。
( 大学に通うだけでも講義やレポートで忙しいだろうに、加えてバイトをしていることを聞けば本当にしっかりとした出来た子だと思う。だけど、大学生でしか出来ないこともしたらいいと思う気持ちもあり、助言をしてみるものの、自分の後悔の話になってしまい苦笑して。)
まだだよ。
…美味しそうだね?
( 夕飯のはなしになれば、そういえばまだ取っていないと思い出し。こうやって遅くに帰ってきたときには大抵何も食べずに寝てしまうことが多いため、食べるということすら頭になかった。しかし、相手が出したタッパーを見ると自然と美味しそうな惣菜に空腹を感じて。もしかしたら、バイトはこういったお惣菜を作るバイトなのだろうかなんて思いながら。)
(/はい!よろしくお願いします。)
んー…、それじゃあ、隆太さんも俺と遊んでくれます?
( 相手からの助言に同意するように、そうですよね、と笑いながら頷けば、自分自身遊んでおけばよかったなんて言う相手の顔をじっと見ながら上記を述べて。この時は特に深い意味は無かったのだが、こうして家に上げてもらっているお礼…になるかどうかはとにかく、何かしらお返しできたらなと思ったようだ。あと、ただ単にもっと話せる機会があれば、なんて思ったのは秘密だが。)
俺、居酒屋でバイトしてるので、たまに料理もらって帰るんですよ。良かったら一緒に食べましょう。
( まぁ、こんな学生に遊びに誘われても迷惑かなぁなんて思い返せば、話題を変えるように言葉を続ける。
明日は土曜日だが、相手は仕事があるかもしれないし、仕事は無くともせっかくの週末にお隣さんを泊めるとなるとやはり大変だろう。出来合いのものだが、夕飯ぐらいは提供しようと、唐揚げや野菜炒めなんかを早速テーブルへと運んできて。)
…僕といてもあんまり楽しいことはないかもしれないよ?下手したら親子だと思われるかも。…でもまあ、琥太くんさえよければ、なってくれる?友達に。
( 相手からのまさかの提案には少しだけ目を丸くして。2人で遊ぶと言っても年代が違って何をすればいいのか分からないななんて考えつつも、正直彼とはもっと話してみたいし、できることなら仲良くなってみたいという思いもあり。もしかしたら自分に気をつかった言葉だったのかもしれないが、逆にこちらからも提案をしてみて。頬杖をつきながらにっこり笑って反応を伺い。)
それは有難い。その料理を見ていたらお腹が空いてきた。
ご飯あったらいいよね。冷凍してあるご飯あたためてくる。
( テーブルに運ばれた料理をみて、改めて美味しそうだと頷くと、冷凍庫に昨日炊いたご飯が保存してあることを思い出し。台所へ向かうと、2人分くらいの量のごはんを電子レンジに入れて。)
( てっきり、優しく遠慮されるものだと思っていたからか、思いもよらない逆提案に「…へ?」と拍子抜けしたような間抜けな声が出る。おまけに、頬杖をつきながら笑いかけてくる相手の顔を見ると、大人な雰囲気にあてられたのか妙に照れてしまって、思わず顔が火照った気がした。)
…な、なります!ぜひ。
それに、きっと楽しいですよ!
( 恥ずかしさで一瞬目をそらすが、すぐに勢いよく返事をし力強く頷いてみせる。確かに、年齢も違うし、お互い気を使う場面も多いかもしれないが、それでも一緒にいると落ち着くのは今だって同じだ。それに友達になれた方が、今後何かあった時お返しや手助けもしやすいだろう。
へへっと返事をした後、なんだか嬉しそうに笑うと、ご飯を温めると言ってくれた相手へお礼をいい、空になったマグカップを片付けようと付いていくかたちで台所へ。)
ははっ、そうか。じゃあ改めてよろしくね。
( 拍子抜けした相手の表情がなんとも言えず可愛くて、思わず笑ってしまい。自分の提案を飲んでくれたことには、嬉しそうにしながら改めて挨拶をする。実際頻繁に会う友達などいない自分にとっては、身近にいる彼が友人になるならきっと楽しいこと間違いないだろうと思う。)
ああ、ありがとう。
…これ、運んでくれるかな?
( 後をついてきた彼からマグカップを受け取ると、箸や取り皿を相手に渡してテーブルに運んで欲しいとお願いをする。自分は温めたご飯を取り出すと、2つのご飯茶碗にそれぞれ入れる。こうやって2つの茶碗が並ぶのは一体いつぶりだろうか。そんなことを考えながらテーブルへとご飯を運び。)
よろしく、お願いします!
( よろしく、と改まって挨拶する相手に、こちらも元気よく頷いて笑いかければ、そのまま受け取った箸や取り皿を「分かりました」と言われた通り運んでいき。
一人暮らし故に友達とこうしてご飯を食べたり遊ぶことは何度もあるが、それとはまた違った雰囲気で、先程向けられた笑顔を思い出せば少し気恥しくなりながらも、鼻歌まじりにテーブルの上を整えて先程座っていたソファーへと腰掛け、ご飯を運んできてくれた相手には再度お礼の言葉を。)
ご飯、ありがとうございます。
さぁ、たくさん食べてくださいね!いつも食べきれなくて困っているので….。
あ、今日は作ってもらったやつですけど、こう見えて俺も作るの上手いんですよ。
( 食べる前にはきちんと手を合わせ、それを終えると早速からあげをつまみ出しては得意げになりながら上記を述べる。元々家事は嫌いではなかったが、居酒屋のバイトでたまにキッチンにも入っているようで、ら料理も段々と上達中、らしい。)
いやあ、こんな豪華なおかずを貰えるなんて。嬉しいよ。
いただきます。
( ご飯を運び終えると自分も相手の向かい側へと腰掛け。一人暮らしの身、ある程度自炊はするが、このような揚げ物などは滅多に食べることがないため、久し振りの豪華なおかずに嬉しそうに笑う。早速箸で唐揚げを摘んで口に運ぶと、その丁度いい味と、香ばしい食感に驚いた様子で感想を述べ。)
…おいしい。いくつでも食べられそうだ。
へえ!琥太くんの作る料理も食べてみたいな。
( 料理を作るのが得意だという相手に、ぜひつぎは相手の作ったものを食べてみたいと言うと、再びからあげを頬張り。むしろ彼が料理を作っている所なんかも見てみたいな、なんて思いながらあっという間にご飯とおかずもある程度食べ終えて。)
( 相手が美味しそうに食べているのを見ると、自分にとっては食べ慣れた味でも今日は格別に美味しく感じる。やはり、誰かとこうして食卓を囲むのは大事だなぁ、なんて考えながらも、こちらも負けじとご飯におかずにと頬張って。)
それなら、今度は俺が作ったの持ってくるんでまた一緒に食べましょうよ。なんなら、いつでも俺作りますし。
( 自分の作ったものも食べてみたいと言われれば、再度得意になって提案し、しかし、いつでも作る とまで口にすれば、調子に乗りすぎというか些か出しゃばりすぎたような気がして誤魔化すように咳払いを。
そのまま、自身のポケットを探りスマホを取り出してアプリを起動すれば、最寄り駅の近くにある居酒屋の場所と写真を映しだし、相手へと見せれば明るく笑いかける。)
俺のバイト先ここなんで、隆太さんも仕事終わりにでも来てみて下さいよ。
本当かい?
楽しみにしてる。
( ご飯を頬張る相手の姿には、若いな、なんて思いつつ。それが微笑ましくて幸せな気持ちになる。こうやって誰かと食卓を囲むのはいつぶりだろう。此方が提案したことを、快く受け入れ、料理を作ってきてくれるという相手の言葉には、年甲斐もなく喜んでしまい。)
今度行くよ。
( 相手のスマホ画面に映る居酒屋を見ると、駅の傍にあったなと思い出して。今度仕事帰りに立ち寄ろうと約束をし、機会があれば同僚も一緒に連れて行こうと心に決める。)
( お店にも寄ってくれると言った相手にはこちらも嬉しそうに「俺も楽しみにしてます」なんて微笑んで。
それから暫く他愛もない会話をしつつ、自分も早々と夕食を平らげてしまえば、手を合わせて終いの挨拶を。てきぱきと食器やゴミなんかをまとめれば、向いに座る相手へと声をかける。)
勝手に触られるの嫌じゃなければ、食器洗いとか俺がやっておきますよ。
泊めさせてもらうので、それぐらいやらせて下さい。
( 仕事終わりの彼だって服を着替えたりゆっくりしたいはずだと後片付けを申し出れば、遠慮される前に先手を打たんとばかりに人差し指を立てながらやらせて欲しいと言葉を続ける。
おまけに、今思えば明日は休日だし、せっかくの週末にお隣の学生を泊めてもらうなんて…やはりその申し訳なさは残っていて、空気のように後片付けしておくんで、と、なるべく相手の気に触れないようにしたいらしい言葉を付け加える。)
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