名無し 2022-10-18 14:02:58 ID:931a41540 |
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小さい船…きっと可愛いね
(これまでこんなに大きな船しか知らないため想像しながらお洒落をすると言って知らない服、靴と言った言葉にオルゴールの人間を見て理解しながらお皿を教えてもらいここに食事を載せると言われて目を輝かせ)
これ、僕は髪を梳かすものだと思うんだ
(相手の持つフォークと同じものを拾うとそう言って自分の赤髪を梳かして。「少ないけど、でもちゃんと梳けるよ」と無邪気に笑うものの相手の真似をしてお皿にフォークを当ててリズムを取りながら少し歌って)
あ、言ってなかった!僕はアシェル…末っ子の王子だよ
(相手に尋ねられて自分の名前を告げて。人を警戒しないため簡単に王子だと言うことも言ってから「王子だから人魚の皆とはあんまり話せないから、オーシャンと会えてよかった」と少し寂しそうだが無邪気に喜んで笑顔を見せて)
ふふっ…人間は乾かないのかな、でも体に水はついてなさそうだった。
(彼女は海のすばらしさを知らない。陸ではすぐに乾涸びてしまうというのに人々は太陽の光を直接浴びて買い物をしたり仕事をしたりする。水中にいれば変に体温調節をする必要も無いしそもそも乾涸びるなんてことにはならないのに、とさも不思議そうに、哀れんでいるように告げては相手が髪を梳くのを見て自分もおもむろに後ろ髪を梳いて見て。相手の言うように少ないがきちんと梳くことが出来ると感心したように頷いては相手の名前をスラスラと刻んでいき。やはり目論見通り彼がマスターの次の獲物だ。「アシェル…王国第7王子の…?!すごい!ほんとに王子様なんだ!」と驚いて見せて)
実は俺も家族からはあんまり外に出るなって言われてる。…人間に興味持ってるから。だめなんだって、人間と関わっちゃ…、
(彼と同じように少し寂しそうに目を伏せて見せては自分に会えてよかったとまで言ってしまう相手を心底心配しながらも「俺も同じだよ。まさか初めて違う海域でできた友達が王子様だなんて…」と可笑しそうに小さく笑い。)
じゃあ、帰りは王宮まで俺がお供します、王子。
(恭しく頭を下げては自分がいれば百人力だとばかりに自信ありげな表情を。「さすがにこんな所に王子を引き止められないもんな、…ね、明日も会いに行ってもいい?」と名残惜しそうに問いかけ)
人間になったらわかるのかな…
(見た事はないがきっと人間だからこその発想なのかもと思いそう言うと、フォークで髪を梳いている相手を見て嬉しそうにしながら王子だと言うことに驚いた相手に少し照れくさそうに笑いながら頷いて。相手が特に臆することもなくて安心して)
やっぱりそうなんだ…でも、いつか僕も人間だけでもいいから見たいなぁ
(相手の悲しそうな表情を見て自分も少し眉を下げながら、どこか夢見るように願望を言うなら人間の世界で歩いて見たいし色々してみたいけれどきっと叶わないと思っているため見れるなら見てみたいと呟いて)
えへへ、今のオーシャン王子よりも王子っぽいよ!
(頭を下げた相手に少しくすくすと笑いながら自分よりも王子みたいだと言ってから相手を抱きしめ「明日も今日いた場所に来るね!魚さんは鮫がいるって噂してるから本当にここで泊まるなら気をつけてね…僕のお部屋に招けたらいいけど兄様達もいるから」と申し訳なさそうに言ってから今日のお礼、友達になれた嬉しさから頬にキスをして)
そうだな…ねぇ、陸に行きたいと思う?
(相手の言葉尻からは本当に人間に憧れていることが伝わってくるが相手の声で望みを聞かなければ叶えることも出来ないためずいっと身を乗り出して問いかけ。まっすぐ相手を見つめ、その心の中にある願いを読み取ろうと真剣な顔をして)
っ、と…ごめん、俺も陸には憧れあるから同じような人魚にあえて嬉しくて、
(ここでハッとしてこれではまるで誘導尋問だと申し訳なさそうに座り直し、自分よりも王子らしいと冗談だろう言葉を紡ぐ相手に首を傾げては「そんな、本物には敵わないよ。俺なんかなんにもない海底都市の端っこに住んでるただの人魚だもん、」と苦笑してはふわりと抱きしめられ驚いたのか墨を吐来そうになるのを何とかこらえ、随分前にどこかで見た愛情表現と言うやつか、と相手に習ってその背中に腕を回し。頬に相手の唇が触れれば目を見開き「俺が王宮に入るなんて、それこそ夢だよ!」と早口に告げて。サメが来るかもしれないと心配してくれる相手には控えめに頷いてありがとう、と小さな声で。そんなことよりもキスというなんとも慣れない行為を軽々と行ってしまう相手を上から下まで目線を走らせて)
…アシェル、あんまり知らない人にそういう…キス、とかは危ないと思うんだけど、
(愛や恋、ハグ、キスなどといった小恥ずかしい単語はとてもじゃないが大声では言えない。言葉尻をすぼめながら忠告すれば「もし俺が悪い人魚だったらどうするの?」と相手の意志を確認するように今度こそしっかりその目を見つめて)
…びっくりしたぁ、僕も嬉しいよ
(急に身を乗り出して真剣な顔をされると少し驚いたものの、相手が嬉しくてそんな行動をしたのだと分かると笑顔を見せて自分も嬉しいと言って。本心から言った自分よりも王子らしいと言う言葉を苦笑で返されて心の中でそんなことないのに、と思いながら心配してお礼を言われて、自分の部屋が兄様達と別ならこっそり泊まらせてあげれるのにと考えて)
そう?でもお礼とか、それについしちゃうから…
(危ないと思うと言われると少し首を傾げ、目を合わせながら悪い人魚だったら…と言われても自分と同じように人間の世界に行ってみたくて、自分にこの短時間だけだが人間のものの名前に用途を教えてくれた相手が悪い人なはずがないと思い「オーシャンは悪い人魚じゃないよ、そうでしょ?」と相手の目をまっすぐ見ながら言って)
アシェル、毎日のように言われてると思うけど…王子としての自覚を持って、
(なおも心配そうに、彼より少しだけ年上の自分だからこそ言えることを告げては悪い人魚ではないだろうという言葉に一瞬言葉を詰まらせ。もちろん答えはYESだがここは少し意地悪をしてやろうかと片方口角を上げて。)
さあ?…もしかしたらこの鰭は偽ものでほんとは怖い鮫とか、かもよ?
(サメが擬態しないことは知らずにそう呟いてはぎらりと瞳を輝かせて見せて。そこまでしてふふ、と笑いをこぼし「なんて、冗談だよ。…俺はただの人魚。ほら、君と全部同じでしょ?」と擬態によって作り上げた鱗を撫でつけて見せて。綺麗な青色のそれは光の反射で虹色に煌めき、自分でも惚れ惚れするほど上手くできたなと頬を緩め)
(/お返事が遅くなってすみません!思った以上に今日はバタバタしてて…。やっとお返事が出来ますー!アシェルくんも待たせてごめんね!)
…うん、分かった…?
(相手がどこか心配したように言うのであまり納得はしていないが頷き、相手の意地悪な言葉に一瞬言葉を詰まらせて。疑う事はほとんどしたことがなく、今の目の前の相手が鮫だったら…と考えたが鮫が人魚のふりをするなんて聞いたことがないため首を傾げていたが冗談だと言った相手の頬を少し突いて)
もう…でも、本当に綺麗だね
(少し頬を膨らませてから手を離すと相手の鱗を見て。青色なのに光が当たって虹色に見えて思わず目を輝かせながら、やっぱりこんなに心配もしてくれるし優しい相手が騙すはずがないと思って笑顔を見せて)
(/大丈夫ですよ~私も忙しい時は中々返せないので…!アシェルも今日会えてほっとしてます)
俺だからいいけど、知らない人魚には警戒しなきゃ、ね?
(尤もらしいことを告げては相手の真っ赤な髪を撫でてやり、綺麗だと感嘆を漏らす彼の、本当に無邪気そうな横顔を眺めつつ、このまま本当の友達になるのも悪くないかもしれないと思い始めており。もちろんマスターにはきつく締めあげられるだろうが何となく相手をマスターの手にかけるのは忍びない気がしてしまい、ごく小さな声で「ごめんな、」と呟き。相手に聞こえてしまったかとハッとして、)
そ、そろそろ帰らなきゃ国王たち心配してるんじゃない?
(ふと船の外を見ると王宮の使いと見える小さなカニが見え、そちらを指さして。カニがこちらを向くとヒラヒラと手を振り、「申し訳ありません、私が誘いました。…オーシャンと申します。王子とは王宮までお送りする約束をしていたんです、ちょうど帰ろうかって。」と相手の顔とカニを交互に見て。カニがまったく、と小言を言うのに眉を下げては、)
迷っていたところを王子に声をかけて頂きました。本当にお優しい方で、
(あやしまれないよう、失礼に思われないように丁寧な言葉を使うのもお手の物。全てはマスターのためだと心ではわかっているもののこういう空間がとても楽しく思ってしまい、小さなため息を漏らし)
じゃあオーシャンだけ特別ね
(相手に撫でられて嬉しそうに目を細めて撫でられて。小さくなぜか謝る声が聞こえてどうして謝ったのか聞こうとしたが聞き覚えのある自分のお目付け役であるカニがやってきて少し穂を膨らませて。もっと相手といたいけれど見つかってしまったのならもう帰らなければいけないと思いため息を吐いて)
今日は帰らないと…また明日遊びにくるね
(カニが少し怒っているのを尻目に相手の耳元で小さくそう言って微笑んでから相手から離れ「またね~」と控えめに手を振ってからカニについて行って。明日こそ練習に参加するように、途中を受けて適当に返事をしながら王宮に戻って)
俺だけ特別、…ほんとにそれでいいのかあいつ、
(カニに引きずられるように帰って行った相手の明日また来る、という囁きにこくりと頷いてしまったものの自分に明日があるかも分からない状況。それでも、「約束」は守らなければ。なんの対価も要求せず、流れるように友達になってくれた相手に多少疑問を抱きつつも相手が去っていった方に今更うねうねと手を振って。完全に姿が見えなくなったところで擬態を解こうと腰に手を当てて「ベルーガ、セブルーガ…カスピ海の風…我が身に瞬きをおくれ…」小さな声で一節歌えばするりするりと真っ黒なタコ足が伸びて。ググッと伸びをすれば目を閉じ胸に手を当ててマスターと交信を)
マスター、見つけました。…ただ、簡単に行き過ぎたかと…。はい、明日も会いに来るそうです。
(船の中をふよふよと漂いながらしばらくそうしていれば【コンサートに乗り込むんだよ。失敗したら、あんたもポーションの材料だからね!】と恐ろしい宣言をされてしまい。明日は練習に出ろ、と言っていたカニの言葉を思い出し、あれはコンサートの練習か、と納得して。返事を促され「もちろんです。…誰がマスターの一番の拝下か思い知らせてやる…。」と口角を歪めて悪い笑みを浮かべ)
オーシャンはね、海底都市の子なんだって
(自分とは違い、王子である自分が攫われないか心配だというカニのお目付け役に聞かれた質問に無邪気に答えて。明日は相手に人間の世界のコレクションを見せてあげようと思いながらうきうきとした表情で戻ると、お父様からまた注意を受けて。話を聞きながら明日こそは出るようにと言われて相手に合う前に少し練習には行こうと思い頷いて)
おやすみなさい、お父様
(そう言って頬にキスをしてから兄様達がいる部屋まで泳いでベッドに潜ってから「兄様、知ってる人間ってね」と今日知ったことを言いかけたが静かに制され、また今度聞いてあげるから今日は寝なさい、と言われて少し拗ねながらも頷いてから目を閉じて)
おやすみなさい、マスター。
(交信を終え挨拶をすれば【いい夢を見るんだよ、ほらあんた達も。】と兄弟ウツボたちからも口々に【おやすみ兄弟、】【また明日、兄弟。】と挨拶が帰ってきて。満足したように「ああ、明日はいい報告ができるようにする。おやすみ兄弟。」と返せばゆっくりと目を開けて。館でないとはいえ仕事はある。タコ足をくるりと一振してはランタンに泳ぐプランクトンたちをかき集めテーブルランプとしてテーブルに散らし。指を鳴らせば貝殻出できたトランクと『サボるんじゃないよ!』と書き添えられた仕事内容のメモを出現させ。)
せっかくの旅行なのになァ…えっと?…ナターリヤ・グレンジ、恋の成就…、
(トランクを開けて書類をいくつか取り出せば早速契約書作りを始め。どうやら寝るつもりは無いようで鼻歌交じりにスラスラと契約文を書いていけば対価の欄に「一切の歌声」と記し。よくこの海域で大声で歌いながら泳ぎ回る人魚を思い浮かべ「もううるさい歌を聞かなくてすむんだ、」といたずらっぽい笑みを)
…こんな感じ?
(翌朝、早速朝からコンサートの練習をさせられたが普段通り歌っていれば練習が終わり、ホッと息を吐いて。早速お目付け役のカニも今はコンサートの打ち合わせをしているので相手のいる場所に泳いで行って。気分良さげに歌を歌いながら沈没船へやって来て)
オーシャン!きたよ~
(沈没船内の昨日の場所にいるかな、と思いながら船内に入って)
(/勝手になってしまいましたが、場面替えさせてもらいました
もし夜の場面でまだ続けたいことがあったら変えますので…!)
ん、…あ、おはよう!
(いつの間にかうたた寝してしまっていたようで相手の気配に目を覚まし、声がかかると慌てて指を鳴らし船内を昨日の通りに戻し。おはよう、と答えつつ出ていこうとするも擬態を忘れていたことに気づき「ちょっと待って!」とあわあわしながらも船内のもの陰に隠れて擬態を。息を整えてから相手の前へ出ていき)
ほんとに来てくれたんだ、…練習?はいいの?
(昨日の彼らの発言を思い返しながら問いかけては「聞いたことある、王族の人魚はコンサートで社交界デビューするって。それでしょ?」と目を輝かせ。行ってみたいなぁ、とうっとりと目を細めては照れくさそうに笑って)
(/もう全然大丈夫ですよ!秘密基地に連れて行ってもらえるの実はちょっと楽しみらしいので?
20個も集めたコルク見せてもらったり…火がなんで燃えるか教えたり、楽しみです!)
おはよう、寝てたの?
(相手が出てくると寝ていたから支度をしていたのかなと思いおはようと言いながら今日も会えた相手の手をとって微笑みながら嬉しそうにして)
練習は終わったの!あのね、今日は僕の秘密基地に連れて行こうって思ってるんだ!
(コンサートの話が出ると少し苦笑いをし「兄様達もしてたけど、凄く盛大だよ…そうだ、折角友達になったんだもん、その時は来てほしい!」と言って両手を取るといいアイデアを思いついたと言わんばかりに言いながら「ねぇね、今から時間ある?秘密基地に行く時間あるかな…」と遠慮がちに尋ねながらも何処か期待している目で見つめて)
ぁ、うん…お待たせしました、
(寝てたのかと問われれば視線を泳がせつつ頷いて取られた手を見ながら本当にこいつには危機感というものがないなと眉を下げて笑い。秘密基地に行こうと言う相手に目を輝かせてこくこくと何度も頷き「やっぱり王子でも秘密基地あるんだ!行こう!時間はたっぷりある。」と嬉しそうに。相手の有力な情報を得られるかもしれないと期待しての事だが自分がまだ知らない人間の道具が見られるかも、ともと思っていて)
秘密基地なのに俺が入ってもいいの?
(握られた両手をちらりと見ては基本的な疑問を。もちろん昨日の自分が特別だという相手の発言によるものなのだろうがここまで無防備でいいのかと逆に申し訳なさそうに聞いてみて)
着いてきてね
(相手に手を取ったままそう言って早速秘密基地を目指して。きっと相手なら分かってると思うが「秘密基地って言ってもお父様達の目から人間の物を隠してる場所なんだけど、色々あるんだ」と嬉しそうに言いながら相手にもしかしたら色々教えてもらえるかも、とも期待していて)
もちろん!僕たち友達だもん
(申し訳なさそうな相手の笑顔を見せ、友達だからと言ってから自分だけが友達だと思ってしまっていたのかと心配になって少し遠慮がちに「違った…?」と首を傾げて)
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