スレ主 2022-10-11 10:07:36 |
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>サイクス デイジー リリィ スズナ
紗龍「・・・あぁ。分かってる。お前さんを悲しませることはしないさ。それに、俺の命もここにいる皆の命もそう易々と渡せるほど安くはないもんな」
(仲間の死に色々と思うことがあるのか、サイクスからの返答に終始真面目な表情で受け答える)
紗龍「ふふ、攻守交代って言ったところかな?というか、夏を100回以上過ごしてるって・・・お前さん達本当何者なんだ?」
(先程まで真面目な顔で喋っていたのにも関わらず、立場が逆転したのが嬉しいのかニヤニヤとした表情で話すも、自分より遥かに生きている二人の発言に驚きを隠せない表情をする)
紗龍「ん?あぁ、俺たち三人は大丈夫さ。だからスズナは安心して自分の仕事に集中してくれ」
(自分達の身を案じるスズナの発言に、ピースしながら余裕そうな笑みを浮かべ返答する。)
【洋館/1F書斎/ベン】
「失血死か…案外此処は地獄なのかも知れないな。」
“死”を自覚している相手(ルキノ)に対してベンと名乗ったオフィスワーカーは誰に向けたのか皮肉気な呟く。
無論彼は(荘園)や(遊戯)に関する事象など露ほども知らない為、仕方が無い反応かも知れない。
「まだ全て調べ切った訳じゃないしな、私が廊下側を見張っておこう――その間にこの部屋を調べて見てくれ」
そう言うとベンは(見張り)を買って出て立て掛けていた水平二連式散弾銃を手にし廊下側のドアを半開きにして見張り始める。
「(合材」や(釘)、(金槌)なんかがあったら良い。ちょっとした窓やドアなら簡単に打ち付けて封鎖出来る。」
―室内、高そうなデスクに本棚、年季の入ったタイプライターやらちょっとした小物入れの棚、クローゼットにあからさまに
怪しい頑丈そうな金庫、また隅に置かれているこの部屋の持ち主の物らしき旅行鞄なんかも大して漁られておらず手付かずだ。
調べる場所は多く、色々と役に立ちそうな道具や小物が見つかるかも知れない。
≫ルキノ
【洋館/1Fエントランスホール/暁巌】
「なんだ、包丁のお前さん(コベニ)も素人じゃ無いんだな?知り合いか?荒事に慣れてるんなら頼れる…“外”に出て行くだけなら、此処はエントランスホールだからな。玄関を抜ければ直ぐ……だが、幾らなんでも話がうまく行き過ぎてる気がする。」
外で降り頻る雨音と雷、時折館内の遠くや付近から聴こえてくる連続した銃声や、誰かの叫び声を他所に一先ず指示を仰がれた傭兵は腕を組みながら少しばかり考え込む―――己が殺り合っていた南米の(遺跡)が関係している可能性は限り無く低い。
此処では全く別の(異常)が起きている…
突発的な超自然現象では無く、(故意)に此処(洋館)に呼びこまれたのならば?
(呼びこんだ輩)は俺達に何をさせたい?何を望む?
「現時点では判断材料が少な過ぎる…何も考えずに(外)に出て行くのもリスクが高い。非戦闘員(アンチョビ)も居るから下手に無茶をする訳にもいかんしな。――館内の何処かしらに活動拠点を設けて(立て籠もる)、其処を軸に動くのが良さそうだ。」
と言いつつ、肩に掛けていたAUG A3を手に携え、弾倉止めとセイフティを外して
ジャカッ
「(空き部屋)を探すぞ。…何処から調べるか――何か意見はあるか?」
≫種子島、アンチョビ、東山コベニ
>スズナさん、サイクスさん、紗龍さん、四季さん
【洋館/1F大食堂2/デイジー・リリィ】
「ダッテ私達、生キテルオ人形ダモノ!…ッテアレ?リリィソノ肩ドウシタノ?カマレタ?」
「ヘ?ナンカアル?」
(自分達は人形だから当然、と話すデイジーがふとリリィの怪我に気づくと指摘し、リリィはそれを聞いて目を丸くする。肩を見れば確かに動く死体が付けたであろう抉れた跡、傍から見たらかなりグロいことになっているだろう)
【洋館/1F 中庭~管理小屋/エディー・ドンブラウスキー、巴マミ、アデレ・ゲルトルイダ(陸戦ストライカーユニット着装→解装)】
マミ「"不思議な因果律"…私も詳しくは分からないけれど、この奇妙な感じ、(魔獣)の瘴気が充満したテリトリーに近しいモノを感じるわ。」
エディー「(魔獣)?」
マミ「ええ、私たち(魔法少女)が狩っている人に害を成す負の存在。」
雨が降りしきる中、無機質な程に咲き誇る不吉なクロユリの中を先程までのに戦闘で消耗した者同士ながら少なくとも(大業)は出していない分、他者を気遣える余力のある巻き髪の少女(マミ)は管理小屋の入り口前でコンバットショットガンを構えて外を警戒している陸戦ウィッチに背後を任せて小屋に入る。
マミ「これで一息つけるといいのだけれど、お疲れ様シズナさん。そうね、最悪それなりの時間此処で過ごすのなら、食べ物や水はどうにかしないといけないわ。余り他人のモノを勝手に借用したくはないけれど。」
そう言いながら肩を貸していた彼女(シズナ)をそっとベッドに横たえさせつつ
アデレ「歩哨はアタシがやっておくよ。此処からでも見張りながら話は出来る距離だしね。にしてもこれからどうしたモノだか…無線は相変わらず繋がらないし…」
エディー「…冷蔵庫がある。」
マミ「まだ動いてるなんて、中身は確認してみる必要があるわね。」
エディー「見てみるよ。」
部屋を見渡して非常事態ながら他人様のモノを使うのに抵抗や申し訳無さを感じているらしき巻き髪の少女(マミ)と、対照的にノリノリでガサゴソと冷蔵庫を漁り始める青年(エディー)
陸戦ウィッチの少女(アデレ)は降りしきる雨と、広い中庭の闇を油断無く監視し続けている。
≫シズナ
【洋館/大食堂2/ベンジャミン・サイクス、梓家始季】
サイクス「なら頼むぜ、映画みたいに(此処は任せて逃げろ!)なんてベタな真似はそうそうしなくて良いからな。ーーお前たちみたいな特別な(力)が使える訳じゃないがオレだって腕っぷしにはそれなりに自信があるからよ。」
紗龍の真面目な言葉に分かってるさと頷きながらも、赤モヒカンの囚人は遠慮せずに頼れる時はオレにも頼れと暗に本人的に示しているらしい。
サイクス「こういうの(魔法)は門外漢だが、スズナのも充分大した出来だと思うがな?ーーその幼馴染ってのは相当器用なんだな。」
文字通りの(氷の城)を築き上げた水色髪の魔導士の少女(スズナ)に赤モヒカンはそう意外そうに言って
サイクス「それじゃ嬢ちゃんどころか婆様も良い処だな…っておい、大丈夫か!?酷い傷だぞ。」
ジャガッ!
チャッ!
先程の(動く死体)の攻撃を受けていた人形な彼女(リリィ)の肩の傷に同じく気づいた赤モヒカンは傷の具合を見ようと心配気にリリィに近付くが、粗方の(動く死体)を始末したあの傭兵めいた東洋人の女(始季)が無言でリリィにAKコピーのアサルトライフルの冷たい銃口をピタリと向け、反射的に赤モヒカンも拳銃を女に向ける。
サイクス「!ッ…どういうつもりだ?」
始季「………不確定要素は排除すべきでは?」
(動く死体)を退け、バリケードと(氷の城)で封鎖した後の束の間の平穏は意外な形で再び破られ緊迫状態になる。
≫紗龍 、スズナ、デイジー&リリィ
>スズナさん、サイクスさん、紗龍さん、四季さん
【洋館/1F大食堂2/デイジー・リリィ】
「……ソウ。……イイヨ、逃ゲナイワ。自分ト違ウモノヲ排除シタガルノハ、人トシテ当然ノ感情ダモノ。」
「オ人形ハ、死ンダラドコニイクノカナ?人間ミタイニ天国ニイクノカナ?…ドチラデモイイカ。ナルベク早ク終ワラセテネ?」
(銃口を向けられた途端、双子の顔が一瞬驚愕に変わる。しかしすぐにどこか悲しげな顔に変われば、そんな事を言いながら手を繋いで女傭兵の目の前へと近寄ろうとし。
騒ぎ立てるかと思いきや妙に冷静なのは、恐らく過去に似たような経験をしたからであろう。
先程まできらきらと希望に輝いていた4つの青い目は光を失い、夜の湖を閉じ込めたような暗い色に変わっており、背の高い女傭兵の顔を見上げているだろう)
>サイクス リリィ デイジー 始季
紗龍「ふふ、分かってる。俺だって誰も信じてないわけじゃない。サイクスだって立派な一人の戦士さ。・・って、カッコつけてはいるけど俺の方が頼みすぎまうかもな」
(自分も暗にサイクスの事を信頼していると伝えつつ、罰が悪そうに微笑みながらそう呟く。そのまま平穏のまま終わると思っていたのだが、リリィの怪我に気づき急いで駆け寄ろうとするも始季が銃口を向け、それにサイクスが反応し双子からも死んでも構わないととれる発言を聞いて一瞬悲しそうな表情をすると始季の弾道に立ち微笑む)
紗龍「お前さんの言いたいことも分かるぜ。こんな状況下じゃ何が起こってもしかたねぇし、ミスひとつで死ぬこともあるもんな。・・・でも、それは待ってほしい。俺に少し時間をくれないか?あの娘の身を俺に預けてほしいんだ。誰が味方で誰が敵かはっきりしてないなか、仲間を一人減らしたくないし味方内で殺しあいなんかしてほしくない。それはお前さんだって分かるだろ?お前さんは確かに正しいよ、でもその正しさが全て良い方向に向かうとは限らない・・・あの娘が暴走して誰かを襲ったのならその時は躊躇なく殺して良いし俺の事も処分してくれて構わない。だから、今はその物騒なものをしまってくれ頼む」
(サイクスに銃をおろせというジェスチャーをしつつ、微笑みながら始季を見つめ頭を下げる。笑っていたものの、目の奥にはただならない執念のようなものがあり相当な覚悟をもっていることが分かる。)
【洋館/1F大食堂2/スズナ・ヴァレス】
スズナ「…まぁ、私の幼なじみは凄いからね。
って、リリィとデイジー大丈夫?」
(答えるとリリィとデイジーに銃口を向けられることに気づくと駆け寄り声をかけて)
>>サイクス、紗龍、デイジー&リリィ、始季
>スズナさん、サイクスさん、紗龍さん、四季さん
【洋館/1F大食堂2/デイジー・リリィ】
「ウン、大丈夫……紗龍サン、ドウシテ…?」
(スズナへそう返事をしたあと、まるで自分達を庇うような発言をする紗龍にデイジーが暗い目のままそう聞いて。
話を簡単にまとめるなら、自分たちがもし暴走すれば彼も道連れになる約束を自らしている。どうして会ってまもない、しかも人間ではないものに慈悲を向けられるのか、と。)
【洋館/大食堂2/ベンジャミン・サイクス、梓家始季】
始季「……………………」
サイクス「サリュウ!、だがこの女「始季)は危険だ…」
突撃銃の銃口を人形な彼女(リリィ)に向けたまま微動だにしない傭兵風の様相の東洋系の女(始季)、その後の二体(二人)、リリィとデイジーの光を失った瞳の見上げる視線を、同じく…否、違う方向性に光の無い凍える様な虚無と冷たさ混じりの双眸でジッと見つめ返して…
ジャガャッ
そして彼(紗龍)の真摯且つ強い意思のある言葉に対しても――少し、思う所があった様な微かな視線の変化を見せ…不意に構えていたAKコピーのライフルを下ろす。
スリングで吊るしたライフルから手を離した女は、次の瞬間に驚くべき行動を見せる。
シャンッ…ググ■■■
サイクス「!?」
ベストから引き抜いたコンバットナイフを、人形の彼女(リリィ)の目の前で、自分の手の平に深々と切れ込みを入れて、その傷口から血を流させ始める…
ぽたっぽたっぽたぽた
真っ赤な鮮血が床に滴り…当の本人はその様を平然とした様子で構えているが…女(始季)の視線は己の傷ではなく、どういう訳かリリィにのみ向けられている。
まるで目の前で血が流た際の(反応)を見ている様に…
≫紗龍 、スズナ、デイジー&リリィ
>スズナさん、サイクスさん、紗龍さん、四季さん
【洋館/1F大食堂2/デイジー・リリィ】
「…?……!?!?エ、エェ!?オ姉サン!?待ッテ待ッテ、止血スルカラ!」
「チョット!ソノ前ニ肩ノ怪我ハ…」
「ソンナノ後ヨ!」
(暗かった瞳はどこへやら、目の前で血を流す傭兵の彼女に目を見開けば、デイジーの制止も振り切って慌てた様子で駆け寄り、胸のリボンを解いて掌に巻きつけようとするだろう。
自分が傷ついても相手が傷つくのは許さないらしい)
【洋館/1F大食堂2/スズナ・ヴァレス】
スズナ「……」
(目の前で起こったことをじっと眺めながらも、まだ他にゾンビが来ないかと警戒しつつ、バリケードを破られないよう気をつけながら会話を聞いて
>デイジー&リリィ、サイクス、紗龍、始季
>デイジー リリィ 始季
紗龍「・・・ある人との約束のためさ。今は遠くにいってしまったある人とまた再会したとき、胸を張って自分のしてきたことを言えるようになるためかな。あと、お前さん達の詳しい事情とか色んな事は俺にはわかんねぇけど、俺にとってリリィもデイジーも大切な仲間だからさ。仲間を守りたいって思うのは、当然の事だろ?」
(どうして?と問われると、過去の事を思い出したのか少し憂いを帯びた表情を浮かべつつ諭すような口調でそう答え、優しく微笑む)
紗龍「・・・!!・・・ふっ、どうやら答えは出たようだなお前さん。今回はお前さんの正しさは間違ってたみたいだぜ?」
(その後、冷たい目で双子をみる彼女が自分の腕を自分自身で切りつける様子に最初は驚いたものの彼女の意図を察したのか案ずるような目で双子を見つめる。だが、自分が危惧していた事態にならないと分かると表情を和らげ、彼女の事を少し煽りつつ近づいていく)
【洋館/大食堂2/ベンジャミン・サイクス、梓家始季(移動開始)】
左掌にコンバットナイフの切っ先を喰い込ませて血を滴らせる傭兵風の女(始季)
女がこの行動によって彼女(リリィ)に対して“確かめた”事柄は一つだけ。
なにもこの女(始季)は別に彼女(リリィ)が(喋り動く摩訶不思議な人形)であるから手を下そうとした訳では無い。
女(始季)が最初からずっと見ていたのは――人形な彼女(リリィ)の肩に痛々しく残っている(動く死体)の手によって付けられた傷。
――女(始季)は自身の傷など気にせず解いた衣装のリボンで止血しようと近付いて来た彼女(リリィ)に一瞬驚いた様な表情を浮かべながらもやんわりと制して、チェストリグから取り出したファーストエイドキットの止血帯を自身の右掌を捲いて事も無げに応急処置すると、逆に相手(リリィ)のリボンをするりっと手に取り、しゃがんで丁寧で優しい手つきで彼女(リリィ)のドレスに通して元の結びに戻す。
始季「そのリボン、人の血で汚すには…惜しい代物ですよ?」
そうして
始季「“鳥の血に悲しめど、魚の血に悲しまず、声有る者は幸也(さいわいなり)”――貴方(紗龍)の言う通り確かにわたしの(疑念)は杞憂の様です。―この子は“大丈夫”そう…―――血や肉に惑わされる事も無く、寧ろ人よりも人らしい。」
表情は変えぬまま古典の一句を引用し、女はそう答えて立ち上がる。
拳銃を向けていたサイクスは内心ウンザリした様な表情を崩さず銃口を下げて…
サイクス「…お前まさか、そいつ(リリィ)が奴ら(動く死体)に傷つけられて…それが切っ掛けであいつらと同じ様に豹変(ゾンビ化)するとか考えてたのか?リリィには悪いがそいつは“人形”だぞ?」
始季「だから言ったでしょう?“不確定要素”と…別にその子達(リリィ&デイジー)じゃない他の誰かが同じ様な傷を負っていてもわたしは(同じ事)をしましたよ。」
そんな軽く人間性を疑う様な言葉をさらりと口にする傭兵風の女は、再びAKコピーを手にするとそのまま踵を返して館の何処かへ移動を開始する。
サイクス「つまり、人間相手でも同じ様な真似をしたと?」
始季「生きながら化け物に変わる過程は―――生き地獄そのものです―自分の意思を失う前に手を下して欲しいと、わたしなら思いますがね。」
そう言って女(始季)は大食堂を立ち去っていく。
―――
バリケードと、水色髪の魔導士の少女(スズナ)の(氷の城)による侵入経路封鎖が功を成して、一先ず大食堂の脅威は無くなった様だ。
―残っているのは斃された(動く死体)の屍が幾つかと、それらに喰い荒らされていた名も知らぬ黒髪の少女の遺骸のみ。
≫紗龍 、スズナ、デイジー&リリィ
>スズナさん、サイクスさん、紗龍さん、四季さん
【洋館/1F大食堂2/デイジー・リリィ】
「イッチャッタ…ナンダッタノ、アノ人……」
「……ソレヨリモ早ク休メル場所ヲ探ソウヨ。多分皆慣レナイ環境デ疲レテルダロウシ…ツイデニ食料モアレバ万々歳ナンダケドネ…」
(なんだったんだ、とデイジーが不満を漏らしつつも、リリィが行動しようと話す。こんなところに長居していたらきっとおかしくなってしまうだろうから、早く出たかったのだ。)
【洋館/1F大食堂2/スズナ・ヴァレス】
スズナ「…やっとここは終わったね…」
(侵入させずに終わったことで安心した表情になり
スズナ「そうだね…。食べる物あればいいかもしれない」
(リリィの意見に賛成すると黒髪の少女遺骸を見つめて)
>>デイジー&リリィ、サイクス、紗龍
【洋館 1F 中庭→管理小屋】
>エディー、マミ、アデレ
シズナ「っ……本来この"次元"にあってはならないモノ、まぁ…良く言う"時代錯誤の物"とかオーパーツみたいなものかな。この洋館…いや、この場所にはそういう高異次元の気配がするんだ。私達はこれを"幽世(かくりよ)の気配"って呼んだりしてるんだけど……こういう場所は超常現象…人知を超えた不可解な現象が起こり得る……っ、く、身体が……少し喋りすぎちゃったかな。ありがとう、マミ…お兄さんに軍人のお姉さんも……少し、休ませてもらうよ…」
(例えが悪かったかな、と若干の苦笑を浮かべながらかいつまんだ説明をしてこの場所の異常さを伝えて。喋り終わって管理小屋まで入るとここまで無理して気丈に振舞ってきたツケが来たのかぐったりとした様子でベッドに横たえられれば、寝てはいないものの目を閉じてゆっくり精神を休ませ始めて)
シズナ「……ここまで相対してきた存在はゾンビ、と呼ばれる化物に姿が見えない、けたたましい叫び声をあげる触手の異形…何れにしても不可思議な存在達ばかりだ。それに……あの通路だけであれだけの敵と戦ってきたのにこの中庭ではいまだに接敵がない…他の迷い人もいるだろうし心配だ」
(目はつむったまま、此処まで起きた事を声に出して振り返っていく。そしてこの中庭では不気味なほど敵と相対してこなかった事に気づくも気配を辿れるわけではないのでそこは置いとく形にして、今も何処かを彷徨っているだろう自分達と同じ存在を気にかけていて)
>サイクス リリィ デイジー スズナ
(サイクスと始季の問答を聞き、無事にこの場がまとまったと感じると自己紹介もせず一人で消えていった彼女を少し不満そうな目で見送ると、ゾンビ達に食い散らかされてしまった黒髪の少女の生首に近づき顔に触れ瞼を閉ざして上げると、静かに黙祷をする)
紗龍「そうだな・・飯も大事だしなによりこんな広い洋館だ。俺達以外にも迷いこんじまった人達もいるだろ。そいつらの捜索もしてやろうぜ」
【洋館/1F 書斎】
>ベン
地獄…仮に本当に地獄だとしても今の私には関係ない事だがな
(相手の皮肉気な呟きに冷静に告げた。荘園の事は知らない方がいい。今は自分がするべき事だけを考えるのを優先しようと考えつつ告げられた言葉に分かったと頷いて)
調べられるだけ調べて使えそうな物があったら伝えるよ
(廊下の方を見張る相手に一言伝えた後部屋の散策を始めた。とりあえずと小物入れの棚を調べようと近付いて)
【洋館/1F北側廊下/マーフィー・シーカー、????×1(退散?)、?????×1(窓から侵入)】
「(心※そうだ、それでいい…。)」
無念を覚えながらも(一度離れる)と言ってこの場を離れる白髪交じりの何処と無くどこかの組織に所属している様な様子(格好が画一的な雰囲気)な青年(琲世)の姿に、負傷してやや瀕死に近い状態のニット帽を被ったU.B.C.S隊員…嘗ての海兵隊員の傭兵はやや安堵した様な表情を足の傷の苦痛に歪む顔に含ませて…此処(洋館)へ来る前に助けられなかったラクーン市内の生存者の事を脳裏に浮かべて…
「これで後顧の憂いはない、さぁ…来いよ軟体野郎!。」
と片手でサイドアームのSIG Proを構え、もう片手に破砕手榴弾を忍ばせ――襲い掛かってくるであろう(不可視の化け物)に一泡吹かせてやろうとしたが――
クスクスクスクスクス…
そのまま襲い掛かってくる事も無く、ガラスを散らして(不可視の化け物)はその場から姿を消す…元々姿が無いだけに気配でいなくなったのを知りながらも、突然の動きに傭兵は訝しむが…
一際大きな窓ガラスの割れる音――先ほど離れていった青年(琲世)の向かっている方向から聞こえた其れに、まさかと顔を顰めて…
―――
―
アタッシュケース片手に離れた彼(琲世)の眼前に派手にガラスを破って顕れた(異形)、それは先ほどの(不可視の化け物)とは明らかに異なる文字通りの怪物であった。
濃緑色に爬虫類めいた巨躯、強靭で其れ自体も凶器足り得る尾―それでいて二足歩行で獰猛で生え揃った刀の切っ先の様な尋常ではない鋭利さを持つ鉤爪と牙――
■■■■■ッ!!
何より(喰種)と戦って狩って来た彼(琲世)は本能的に理解出来るかも知れない、彼の目の前に立ちはだかるこの濃緑色の化け物が自然に生み出された存在ではなくただただ(闘争)の為に造り出された兇悪な存在であると言う事を…
その頃
声と(イヤな気配)を感じながらも近付いていた魔導士の少女(ルーシィ)の背後から迫る(視えない触手)、其れは彼女の血を吸い尽くさんと捕食器を露出させて首元を狙い襲い掛かり…
≫佐々木琲世、ルーシィ
【※お知らせ】
設定・募集板と、当屋根裏雑談スレに関して引っ越しを行います。来て下さった参加者様には大変ご迷惑をお掛け致しますが新しく建て直しますので以降はそちらでお願いします。色々と至らない主で申し訳無いです。
設定・募集板URL(新※現行板・此方へ投稿下さい。)
https://www.saychat.jp/bbs/thread/683751/
洋館屋根裏にて(Dying Light雑談・相談※再建)
https://www.saychat.jp/bbs/thread/683752/
》参加者の皆様。
【洋館/1F大食堂2/スズナ・ヴァレス、ウェンディ・マーベル】
スズナ「そうだね。私の知り合いもいるかもしれない…」
(幼馴染みのことを気にしながらもどこかにいるかもしれないと思いながらも聞きなれた声に反応して)
ウェンディ「あ、スズナさん!よかったぁ」
(青い髪の女の少女が抱きついて)
>>紗龍、サイクス、デイジー&リリィ
【洋館/1F北側廊下/ルーシィ・ハートフィリア】
ルーシィ「…気の所為かな」
(嫌な気配を感じてたが、気にせずに歩いていて)
>>マーフィー、琲世
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