【ALL版権/版権オリ・完全創作オリキャラ有り】Dying Light【本編/協力・防衛・探索】

【ALL版権/版権オリ・完全創作オリキャラ有り】Dying Light【本編/協力・防衛・探索】

スレ主  2022-10-11 10:07:36 
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混濁する視界から明瞭になる風景――意識を取り戻した貴方達は見知らぬ古びた洋館のエントランスホールに倒れていた。

外から激しい豪雨と落雷の音が響いて来る。

身に覚えの無いこの世の道理の外に在る不気味で奇妙な洋館にて、貴方達はこれより何時果てるモノかも知れない不条理な脅威や怪異、そして恐怖を相手に戦い・逃れ・守り・抗わなければならない。


尋常ならぬ力も、技術も、異能も

どういう訳か普段通り働かない中で

己が生存本能と機転、そしてその身を頼りに


一人で我が身を守るも良し、他者と徒党を組み助け合うも良し、他者を利用し犠牲にするも良し、或いは―――


何れにせよ生き延びねばならない


―-―何時か深淵なる闇夜が明けて日が昇るその刻まで


(先客が残した血濡れたPDAより)



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  • No.1 by スレ主/洋館初期ロケーション  2022-10-11 10:08:16 


【洋館ロケーション※初期は1Fのみ・進行ごとにエリアは開放される。】

・エントランスホール(スタート地点の広々としたエントランスホール)
・1F大食堂1~4(長テーブルと蝋燭が灯された食堂)
・1F客間(ゲストを迎える部屋)
・1F南側廊下
・1F北側廊下
・1F書斎(かつての館の主の仕事部屋)
・1F中庭~庭園(広大な中庭、庭師の管理小屋が存在する)
・1F客室(101~115まで存在している。シャワーを完備したビジネスホテルの個室の様な様相)
・1Fトイレ(当然男女別)
・1F大浴場
・1F学習室

  • No.2 by スレ主/本編開始  2022-10-11 10:24:45 

【洋館/1Fエントランスホール/ベンジャミン・サイクス】

――流れたての血の様に真っ赤な忌々しい湖、飲み込まれる御仲間や警備員、湧き出してくる化け物。

悲鳴と怒声と肉を引き裂く音と連続した銃声・爆発音が響き渡る雪降り積もる森の中を走る…

―不意に視界が暗転し、躓く――雪混じりの腐葉土に顔面を突っ込み埋もれる感触と共に
オレンジ色の囚人服姿の男(ベンジャミン・サイクス)の意識は途絶えた。



サイクス「…―――がはっぐふっげぇ…ハァハァハァハァ…此処は何処だ?」

磨き上げられた冷たい大理石の感触で、囚人服姿の男は不意に目が覚める…途端に息が詰まり掛けて激しく咳き込み…息をどうにか整えて、上半身を起き上がらせ――恐る恐る周囲を見回す。

サイクス「―くそっ…逃げ出せたと思ったのによ。何なんだ一体」

軽く毒づき、まだややふら付く足で立ち上がり、ゴシック調の全く見覚えの無い洋館のエントランスホールで、男は叫ぶ。

サイクス「おい!誰かいないのか!?聞こえていたら出て来やがれ!」

チャキ…

ポケットから、逃げる途中で下半身と上半身を生き別れにされて息絶えていた財団の警備員の死体から拝借した9mm自動拳銃を引き抜いて…警戒しながらもゆっくりと周囲に声を掛けながら囚人服の男は探索を開始する。

?ALL

  • No.3 by ビギナーさん  2022-10-11 14:11:38 

>all

紗龍「・・・っ!!ここは何処だ・・?俺は確か森かどっかに入ったあと意識を失って」

うつ伏せで倒れていたため、右頬に感じた大理石の冷たさで目を醒ます。記憶がまだ曖昧となっているのか、頭を手で抑え少し不機嫌に起き上がる

紗龍「・・ちくしょう、なんも思い出せねぇ。なら、いつまで悩んでても仕方ねぇよな。俺と一緒で迷い混んできた人を探さねぇと・・って、早速第一住人発見か?おーい!お前さーん!!」

なぜ自分がここにいるのかを思い出そうと、頭を手で抑えながら少しエントランスホールを歩き回る。しかしなにも思い出せなかったのか、他の人を探すことにシフトチェンジし声が聞こえてきた方に叫びつつ、歩を進める

  • No.4 by スレ主/参加者募集中  2022-10-11 19:36:19 

【洋館/1Fエントランスホール/ベンジャミン・サイクス】

想定外の状況から思わず叫んでしまっていた背中に(D-33452) の数字が記されたオレンジ色の囚人服風のジャンプスーツに厳つく如何にも脛に傷を持ったならず者的な赤毛のモヒカンヘアの大男(サイクス)はーーー我に返って付近の燭台立ての影に隠れる。

「…チッ、オレとした事が迂闊だったぜ。落ち着けサイクス、お前ならやれる。」

(目立てば死)そんな理不尽ばかりの恐ろしい(社会奉仕)と言う名の遠回しな処刑めいた得体の知れない仕事をどうにか五体満足で生き延びてこれたのは、偏にその用心深さ故である。

チャッ

よって、声をかけて近付いて来た相手に先ず自動拳銃の銃口を向けて止まれとジェスチャーして

「待て、近付くんじゃねぇ……お前は何者で、此処はどこだ。」

>紗龍

  • No.5 by ビギナーさん  2022-10-11 20:47:03 

>サイクス

紗龍「・・・俺と会話したいんだったらまずはその物騒なものをしまえよお前さん。そんなもん向けられちゃよちよち会話も楽しめやしねぇ」

白のパーカーにジーンズとかなりラフな格好に身を包んだ男は、ため息ひとつ吐きながら敵対しない旨を伝えるため両手をあげつつ振り返る。かなりの修羅場慣れをしているのか、銃口を突きつけられていても怯えたりせず邪険そうに眉を潜める

紗龍「人様に銃口を向けちゃいけねぇって今時そこら辺のガキだって知ってることだぜ。それともなんだ?お前さんは人様に銃口向けなきゃろくに会話できないシャイなやつか?」

自分自身が巻き込まれたこの状況に理解が追い付いていないというストレスに加え、初対面の相手に銃口を突きつけられるという事実からイライラしているのか煽りともとれる言葉を容赦なくぶつけてしまう

  • No.6 by スレ主/本編開始  2022-10-12 06:59:48 

【洋館/1Fエントランスホール/ベンジャミン・サイクス】

「へっ…何とでも言いな、そのままてめぇの面が割れて丸呑みにされたりバラバラにされるのは御免だからな。兎に角“近付き”過ぎるんじゃねぇ。」

初対面で拳銃を突き付けた上に何やら支離滅裂且つよく分からない理由でその銃口は向けられたままだ。単純に(脅す)だけにしては明らかに不自然と言えるだろうが――此処へ飛ばされる前にこの世の道理を悉く馬鹿にしたような悪夢めいた惨事の中に居た事など初対面の相手に分かる筈も無い。

煽られようがどうしようが、文字通り自らの(生存)に猜疑心そのものが直結していたこの囚人服の男はそうそう簡単に他人に対して気を許しはしないだろう。

それに、その警戒心から来る本能的で異常な(怯え)の感情を感じ取るかもしれない。



TAAAN!(銃声)

幾つか部屋を隔てて―銃声が一度だけ響く。

「…くそっ――」

場所としてはそう離れてはいない様だが――その後から誰か若者らしき悲鳴が聞こえてくる。

此処から如何動くか…銃声と悲鳴が聞こえた場へ向かうも良し。

…このまま此処で対峙を続けるも良し。

>紗龍

  • No.7 by ビギナーさん  2022-10-12 12:30:49 

>サイクス

紗龍「・・・ふっ、成る程。分かったぜ、煽って悪かったなお前さん。俺はなにも言わないから好きにすれば・・・銃声?それにこの声は」

(相手のこれまでの苦労を感じ取ったのかは知らないが、サイクスの返答を聞くと数秒間の沈黙の後優しく微笑み先程の無礼な言葉を謝るため頭を下げる。その後サイクスの行動に全面的に同意するといった旨を伝えようとした瞬間、銃声と悲鳴に気づき音のした方向へ顔を向ける)

紗龍「一時休戦といこうぜお前さん。俺達であの悲鳴をあげたやつを救い出すんだ。ここに来てまで、無惨な死体なんざ見たかないだろ?・・俺は見たくない」
(顔は音のした方向へ向けたまま、手で早くしろと伝えるジェスチャーをする。人の死にどこか思うところがあるのか、穏やかな雰囲気から一変しかなり焦った様子になる)

  • No.8 by スレ主/本編開始  2022-10-13 11:15:17 

【洋館/1Fエントランスホール→移動開始/ベンジャミン・サイクス】


「――心当たりが有り過ぎるのさ、こういう状況にな。…いきなり銃を向けたりして悪かったな。」

多少は落ち着きを取り戻したのか、理性的な彼(紗龍)の言葉に多少なり影響を受けたのか向けていた拳銃の銃口を下げて(しかしまだ警戒心は残っている為か降ろした後も拳銃は握ったまま)、何かしら察したらしきこの目の前の銀髪パーカーの荒事慣れしている何処か無頼漢らしき男に文句と言うよりは思う事が有る様な絶望混じりの諦観に近いぼやきを口にして…

そうして

「他人のロクでもない死に様なんざ散々見て来た、慣れる事は無いが…確かに、“まだ生きてれば”何か知っている奴かも知れんな――お前も腕っ節は強そうだし、行って見るか…サイクス、ベンジャミン・サイクスだ。お前は?」


歩き出し、ホールに隣接する木製の重厚なドアのノブに恐る恐る手を掛けてゆっくり回し開きつつ…囚人服のモヒカン男は、一先ず名乗って、相手にも誰何する。

>紗龍

【洋館/1F南側廊下/エディー・ドンブラウスキー、???×1】

「ヒッ…ひっ…はっ」

小太りの青年は被っていた帽子を、無意識に深く被り直しながら、両手で構えた旧式のリボルバーを向けたままおぼつかない足取りで後ずさりする。

悲鳴をあげたが、目の前で起きている奇怪な有様にショックで息が詰まってしまって声を上げるのが難しくなってしまっている…

―胸に銃撃で空いた血を溢れさせる風穴が開いたまま、スーツ姿らしき顔面蒼白な男がゆらゆらと近付いていたからだ。距離にして10mも無い…

確かに撃った。

人に向けて銃を撃ったのはこれで二度目になる。

だが、目の前の男は撃たれても血を流しただけで…まるで怯んでもいない…これではまるで、映画の(動く屍)…ゾンビだ。

?ALL

【洋館/1F客室(110号室)/巴マミ】

地平がひっくり返り、無数の手と肉の塊の様な真っ赤なナニカが揉みくちゃにされて蠢く生理的嫌悪感しか感じない様な訳の分からないモノが混ざり合う意味不明な悪夢。それらが徐々に己の上から波か何かの様に覆い被さって来た処で…

大きな音(銃声)が鳴り響き、悪夢に魘されていた巻き髪の少女は目が覚める。

「…私は――確か学校が終わって鹿目さん達と一緒に帰っていて」

直前の事が思い出せない胡乱な記憶――柔らかい感触は自分が古びたベッドに身を沈めていたからだろうか―上半身を起こして周りを見渡せば―古いが良く調度された宿泊施設やホテルの類の様な個室―外からは大きな雨音と時折の雷の轟く音が響いている。

?ALL

  • No.9 by ビギナーさん  2022-10-13 12:53:10 

>サイクス

紗龍「・・・自分の名前を名乗ってくれるってことは、多少なりともお前さんの好感度は稼げたってことかい?ふっ、それなら嬉しいぜ。俺の名は紗龍。宛のないただの旅人さ。宜しく頼むぜ?サイクス」

先程まで銃口を自分に向けていた相手が率先して先頭に立ち名乗ってくれたことに少し驚きつつも、自分のことを信用してくれたと感じたのか、嬉しそうに笑いながらサイクスの後に続く。

  • No.10 by シズナ・レム・ミスルギ  2022-10-14 01:51:34 




【洋館 エントランスホール→1F客室101号室→1F南側廊下に向けて移動開始】



>ALL


シズナ「やっぱり、此処は何処か変みたいだ…参ったなぁ。気配は感じるんだけど上手く感知できないし外は言い様のない「悪い予感」がすると来た。となるとこの洋館が怪しいとみるのが自然なんだけど…」

(静寂な洋館の外に打ち付ける雨、鳴りやまぬ雷鳴…エントランスホールの一角にて目覚めすぐに常ならぬ幽世の気配を感じた彼女はなるべく気配を消して適当に入った客室の中でジッと周りの様子を窺っていた。気づいたら知らない場所にいて、どうやら感覚も鈍っている…無論、外部連絡もつかない事は確認済みで。顎に手を当てて考えを巡らせる。暫くして部屋の外…自分がいる場所からそう遠くない場所で1発の銃声が鳴り響いた事に気づいては、101号室の扉を開き廊下に出る)


シズナ「今の銃声…そう遠くない場所だ。音は向こうから…でも別の方角から気配が複数こっちに向かってくる。ふふ…待ち構えてみようか?」

(銃声が聞こえた方角を見て歩を進めようとしたが…別の方角から感じた気配に気づくと小さく笑みを浮かべては鞘から身の丈ほどもある大太刀を抜き、静かに構えるとエントランスホールの方を見て)

  • No.11 by スレ主/本編開始  2022-10-14 11:14:06 

【洋館/エントランスホール→大食堂1/ベンジャミン・サイクス】

「サリュウ(紗龍」だな?…何、ただの社交辞令と――俺の個人的な(理由)さ。それに…こういう場所じゃ、何時の間にかお前か俺のどちらかがが“消えて”てもおかしくないだろ?―相互認識って奴は大事って訳だ。」

少なくとも突っ撥ね続けるほど子供染みた事はしないというのは確かだが、この囚人服の赤毛モヒカンが名乗った
のにはこの男自身の思い入れの様なモノがあるらしい…しかし余り良いモノでも無いらしく顔を少し苦々しくして
いた。

ガチャッ…

そうして開いたドアの先は広い食堂の一室、大きく長いテーブルと、其処に高価そうな燭台が幾つか火を灯した状態で立っており、天井にはシャンデリアが下がっているが点いておらず、光源は燭台のみである。

故に必然的に薄暗い。

「…懐中電灯が欲しいな。」

先頭に立ち片手に自動拳銃を構えながら、もう片手でテーブルの燭台を手に取り松明の様に持つとそれを掲げながら食堂内を進む。

テーブルの上には食事前の設え宜しく皿や食器が並べられている…



ガタンッ

進む先にあるテーブルの下で何かが音を立てテーブルを揺らしてズルズルと這い回っている様な音が聞こえる。

「何だ?」

―その先が丁度客室の並ぶ部屋の廊下に通じているが…

>紗龍

【洋館/1F南側廊下→逃走中/エディー・ドンブラウスキー、???×1(ドア越し)】

結果、恐怖心に支配された小太りの青年はゆっくりゆっくりと歩み寄ってくる腹に穴を開けた顔色の悪い男から回れ右して逃げ出した。結果ドアを開けて飛び込んだ先で丁度大太刀を手に構えて備えている長い銀色の髪が栄える美女(シズナ)の真後ろ側(距離は10m近くある)に出てしまい。

普通に手慣れた様子で臨戦態勢を取る彼女は兎も角…

エディ「…ひ…ひぃ――」

飛び込んで開けたドアを閉めて背中で押さえつけながら、その彼女(シズナ)の居る方向を見て青年は短く悲鳴をあげる。

――気配は一切無い、そもそも生きたモノでは無いのだから

正確には相手(シズナ)を見て怯えたというより、彼女の(頭上)にある(ナニカ)を見て悲鳴をあげたのだ。

ぽたっ…ぽたぽたぽた

赤黒い血が、彼女の足元と頭の上に滴って来る。

見上げれば、どういう訳か天井からぶらりと上半身だけ出した状態で死んでいる化学防護服(ハズマットスーツ)姿の顔の見えない死体がゆらゆらとぶら下がり揺れている。

滴る血は、どうやら身体の内側から破裂したらしいこの死体から流れていた様だ。

勿論、先程まで無かった死体である。


>シズナ


【洋館/1F客室(110号室)/巴マミ、???×1(窓越し)】

一方廊下での騒ぎを他所に、巻き髪の少女は新たな問題に直面していた…


「何なの…一体」

そう思わず口にしてしまう彼女の視線の先は雨が打ち付ける窓、と其処に佇む顔面蒼白な同い年くらいの洋装の少女だった。まさしくホラー染みた状況だが、巻き髪の少女もまた(尋常)では無い側の存在(魔法少女)…自身の知識を元にして考えた場合…

“魔獣”の見せる幻覚か何かなのだろうか?

しかし、こんなモノは今まで一度も見た事は無い…

まるで本当に(幽霊)か何かめいている―窓の外で雨に打たれながら、その洋装の少女は不意に指で窓に字を書き始めた。

それは真っ赤な血文字で…

“貴女を食べたい”と

> ALL

  • No.12 by シズナ・レム・ミスルギ  2022-10-14 15:01:22 





【洋館 1F南側廊下付近 】

〉エディー


シズナ「ドアの開く音…やぁ、どうやら先程の銃声は君が……ッ!?」

(エントランスホールの方角を見ていた為、ドアを開けて駆け込んできた彼に対して背中越しで語りかける。彼がきた方向…先程客室に居た時に聞いた銃声の方向だったので発砲したのは君かな?と問いかけようとした矢先…足元、および頭上から垂れる液体が頭に当たることで気づく。咄嗟…ほぼ反応でその場から彼の方へ数歩飛び退くように下がると、頭についた液体を手で拭き取って確認する)


シズナ「…血…?それに気配を全く感じなかった。これは…なるほど。お化け屋敷にしてはリアルすぎるかな?」

(普通の女子ならば悲鳴を上げて狂乱するであろうこの場面を、至って冷静な声色で分析する。上を見れば身体半分の謎の異形が血を滴らせてぶら下がっている有様を見やり、大太刀を躊躇なく上に向けて振り放つ。振り抜いた大太刀から衝撃波の様な物が放たれ、ぶら下がる謎の異形に向かって行き…)

  • No.13 by ビギナーさん  2022-10-14 17:00:33 

>サイクス

紗龍「ふっ、サイクスは相変わらずだな。さっきはサイクスのすることになにも文句は言わねぇとは言ったが、ここまでくると流石に心にくるもんがあるぜ?ツンツンすんのは、せめてその髪型だけにしとけよ」

(距離を縮めることができたと思っていた途端に、また少し距離を遠ざけられような発言をされ肩をすくめなから少し寂しそうにするも、言われっぱなしも癪なのか、サイクスの髪型を弄りつつ自分も部屋にはいっていく)

紗龍「・・・なぁ、なんでここは薄暗いんだ?この部屋が暗いのはまだ分かるんだ。なにせ、人がいねぇんだから電気が通りようもねぇし。けど、燭台に明かりがついているってことは・・なぁサイクス俺の勘違いなら良いんだが、明らかにここは無人の館だったはずだよな?それなのに急に皿が丁寧に並べれてたりと生活感を出してきやがった。明らかに可笑しいぜこの館、早いとこ脱出を・・」

(食堂にはいった瞬間、無視できない程の大きな違和感を覚えたのか少し疑うような目線で部屋中を見渡しそう呟く。まだあまり探索はできていないとは言え、この広い屋敷の中人っ子ひとりいなかった筈の屋敷に急に生活感が出るのは可笑しいと自分の推理を告げるが、テーブルの下から音がした瞬間嫌なものを感じ取ったのか庇うようにサイクスの前にたつ)

紗龍「・・・成る程、まだここがどんな場所か知らねぇが少なくとも荒っぽいことは避けられんねぇのは確からしいな。なぁサイクス、親好の証だ。お前さんに良いもんみせてやるよ」

(音がした方向を睨み付け、自分の腕につけているブレスレットに手を延ばしながら首だけを後ろに向ける。紗龍の表情は、まるで悪巧みを考える時のような悪い笑みを浮かべていた。そして紗龍がブレスレットを少し弄った瞬間、一瞬にして紗龍の姿は青い稲妻という異名が似合うようなイケメンの剣士へと変わった)


(紗龍の中の人です。すみません、私自身容姿の説明がめちゃくちゃ苦手でしてこうした形になってしまいました。ちなみに変身したのは、ドラゴンクエスト6に登場するテリーさんです)

  • No.14 by セイチャットファンさん  2022-10-16 00:54:40 

(支援あげ)

  • No.15 by スレ主/本編開始  2022-10-16 08:33:10 

【洋館/大食堂1/ベンジャミン・サイクス】

「…娑婆に居た頃から“知り合い”と呼べるほど長らく(生きてた)奴が居なかった。だから(最低限)で良いんだ、そう(最低限)でな。その方がどっちかが(オサラバ)する時、お互い苦しまずに気が楽で済む――さぁな。そもそも全部見て回った訳じゃないだろ?発電設備も確認してない。それに――この手の人を馬鹿にした様な状況には幾らか(心当たり)がある。」

ツンツンするのは髪だけにしとけと言う同行者(紗龍)にそんな返事を返しながらも、確かに相手の言う事にも一理あるとふと思う。

――余りに人の命の軽い非現実的な環境で過ごしてきた時間が長すぎた、自分自身も元々札付きの悪党だが、そんな事が些細なモノに感じる―“あそこ”じゃ平等に脈絡無き理不尽と不条理が襲い掛かってくる。自分と同じような(使い捨て要員※Dクラス職員)が無残に死んで逝くか、(死ぬ)より酷い有様になっていくそんな地獄の中で(へま)をしない様に正気をギリギリまで保ち小賢しく立ち回り続け精神を磨り減らし続けた結果、自分が自覚する事も出来ないほどに人付き合いの感覚を麻痺させてしまっていたのかも知れない。

まぁそんなモノ今更であるが…

「…何をする気だ?――!」

片手に燭台、もう片手に添える様に構えた拳銃を薄暗いテーブルの下でそれを揺らしている(ナニカ)に無感動に向けて何時でも撃てる様に狙いを済ましていたが――1つ(親好の証)という事で前に出た
同行者(紗龍)は自身が身に着けている装飾品(ブレスレッド)を何やら弄ったと思えば青い稲妻めいた
一瞬の光と共に、青バンダナが特徴的な美丈夫の剣士の姿になっていた。文字通りファンタジー物の作品なんかで出て来そうな。

「(心※…“タイプ・ブルー”って奴か?)――成る程、やっぱり只者じゃ無い様だな。」

―仕組みは分からないが、何かしら戦闘技術に長けているであろう彼(テリー※紗龍)にそう声を掛けつつ警戒しながら(テーブルの下に影)に注視していたが――とうとうソレがずるずると動き出して、二人の前に姿を現した。

ソレは…人が一人入っていそうな薄汚れた麻袋…それがモゾモゾとのた打ち回っているという奇怪な有様だった。

…明らかに中身はロクでもないモノだろうが…

「――撃ってみるか?」

>紗龍


【洋館/1F南側廊下→逃走中/エディー・ドンブラウスキー、???×1(ドア越し)】

彼女(シズナ)が放った大太刀の衝撃波は紛う事無く正確無比に目標を捉え――

ぶちりっ

どしゃっ…

まるで太い枝か何かが千切れる様な鈍い音と共に、黄色の化学防護服(ハズマットスーツ)姿のぶら下がった何かは上半身と、天井に取り込まれる形になっている下半身を文字通り衝撃で(真っ二つ)にされて上半身が廊下に水の入った袋を叩きつけた様な重量感のある音を立てて落ちる。

落ちた防護服姿の上半身はピクリとも微動だにしないが――じわじわと床に赤い血の染みを広げていく…少なくとも(最初から死んで)いた死体だった様だ。

その異常極まりない死に様はともかく――落下した衝撃で死体が握っていたモノ――小型のデータパッド、破損しており画面が映っていない情報端末が血溜まりの中に転がって…

「…し…死んでるの?」

呆けた様に小太りのトラッカー帽子を被った青年(エディ)はそんな現実感をぽっかり失った様な声でそう彼女(シズナ)に尋ねつつ、自分が来た南側廊下に繋がるドアの内鍵を焦った様子でカチリと掛けて…

>シズナ


【洋館/1F客室(110号室)/巴マミ】

血文字を見て――恐怖を覚えた表情で巻き髪の少女は再び窓を見遣るが――その時には洋装の不気味な少女の姿は消え、ただただ指で書かれた血文字だけが雨に濡れて薄れていくのみ。

「あの子は一体…」

そう思わず口にして――廊下の方から何やら人の声と、重量物が落ちた様な物音が聞こえて来て―一先ずベッドから立ち上がった巻き髪の少女…巴マミは今し方自分が巻き込まれている事に関して調査を始めようと決意し、…そうしながら客室のドアに備わっているドアスコープを覗き込んで廊下の様子を確認しようとして…

? ALL


【洋館/1F書斎/ベン】


――地獄が満員になったのさ( There's no more room in Hell )地獄が一杯になると( there's no more room in Hell... )溢れた死者が地上を歩き出す。

死者の意味が冥福を祈る相手から生者を襲いその血肉を喰らう物理的な脅威の呼称へとすり替わった世界、仕事帰りにその世界規模の(理)の変換に巻き込まれ命からがら逃げ回っていた一人の黒人系アメリカ人のオフィスワーカーは、気付けばこの何処とも知れない(洋館)の一室に居た。

―全てが夢であったのならば…しかし書斎から見えた雨の降りしきる空と闇夜をゆっくりとした足取りで歩み(洋館)へとやって来る(人だったモノ)の群れを見据え…男は無言で生き残るための(用意)を始める。

先ずは壁に掛けられている狩猟用らしき水平二連式ショットガンを外し、付近の引き出しを漁って16発入りの12ゲージショットシェルの箱を二箱見つけてポケットに無造作に突っ込み、部屋の窓にバリケード代わりの本棚を寄せて覆った。

「……他に誰かいるのか?」

―恐らく(洋館)の何処かから聞こえて来た銃声―それから(人の気配)そのものに男は警戒しながらも耳を済ませて…

> ALL

  • No.16 by ビギナーさん  2022-10-16 15:40:39 

>サイクス

紗龍「辞めとけサイクス。情報が不明瞭の中こちらから攻撃するのは悪手だ。仮にまぁ・・ないとは思うが相手側がこちらに友好的な感情を抱いていたら・・あとは言わなくても分かるよな?」

(サイクスからの発泡するか否かの問いに対し、辞めろと言うハンドサインを出しつつ、異形の物を目の当たりにしているのにも関わらず冷静に喋る。そして、異形の物がどうでるか様子を見たいのか剣を構えることなくまるで散歩するかのように歩き、近づいていく)

「そうだ、ひとつ言い忘れてたぜ。サイクスが今まで味わってきた恐怖や孤独は、俺なんかが感じ取って分かり合うことが出来るもんじゃないんだろうな。少し上から目線になっちまうが・・同情するぜ。」

(異形との距離を近めるため歩いていた紗龍は何かを思い出したのか、立ち止まり上記の言葉を呟く。そしてまだ何か言いたいのか、サイクスの方へ振り返り、見ているものを安心させるような柔らかい笑みを浮かべる)

「安心しろ、サイクス。俺は死なない。そして、俺が生きてるうちは絶対にお前さんを死なさない。約束するよ、こう見えて俺は悪運だけは強いんだ。だから、だから少しは俺のこと信用してくれても良いんだぜ?」

(そう言うものの、俺は死なないの台詞を言った瞬間紗龍の表情が一瞬曇ったのは気のせいか否か・・)

  • No.17 by 聖羅  2022-10-16 19:49:00 ID:eae4ee65f

【洋館/1F客間/グレイ・フルバスター】
グレイ「ここどこだ?ナツたちと一緒にクエスト行って…そっから。ギルドに戻る途中で…。思い出せないな」
目が覚めると、洋館のような場所で、周りを見渡して、他に人がいないか探し始め
>>ALL

【洋館/1F大食堂/スズナ・ヴァレス】
スズナ「…ここがどこなのか…。他に誰がいるのか探さないとね」
特に驚くこともなく、状況を確認しようと周りを見渡して
>>ALL

  • No.18 by シズナ・レム・ミスルギ  2022-10-16 21:13:23 




【洋館 1F 南側通路付近】


>エディー


(ベチャッ、と熟れた果実が地面に落ちたような音を立てて落下してきた異形の存在と、すぐに広がってきた血だまりを見て、そのまま足を踏み入れる。ニチャ…と生々しい音を立てながら先程斬り捨てた異形の存在が握っていたであろうデータパッドを血の中から拾い上げる)


シズナ「もう片方のは…あぁ。壊れちゃったみたいだ。壊れてた、かもしれないけど…。ちょっと安直だったかなぁ?暗くてよく見えなかったし咄嗟に「斬って」しまったよ」


(身を屈め、壊れて映らなくなった情報端末を見ながら残念そうにそれを見やる。仕方がなかったとはいえ何か情報が手に入る可能性があったかもしれないと思うと、迂闊だったな…と言うような声色で)


シズナ「ふふっ、さあ?"今"死んだのか、"元々"死んでいたのか…私には分からないかな。お兄さんはどっちだと思う?」


(意味ありげな口調で、今この雰囲気には何処か?み合わなそうな言葉で小太りの青年の方へ向き直る。数歩歩いて血溜まりの中から出ると、データパッドについた血や肉片を払い落として。改めて拾ったデータパッドをまじまじと見つめており…)

  • No.19 by スレ主/本編開始  2022-10-17 11:46:28 

【洋館/大食堂1/ベンジャミン・サイクス】

サイクス「――確かに一理あるか…気にするな。半分以上身から出た錆みたいなモンだ。まぁ同情は受け取っておくよ。」

(あんな物)経験しない方が遥かに良い事だ、と内心で自嘲気味に赤毛モヒカンの囚人服の男は思い
拳銃の銃口を少し下げ(しかし何かあれば直ぐに撃てる様にしており)、姿を変えて接近する同行者(紗龍)の後ろから様子を見守る。

サイクス「――安請け合いとは言わないが、俺なんかに肩入れし過ぎない方が良いぜ。それに自分のケツは自分で拭けるさ―まぁ、俺の目が黒い内はお前の背後は見張ってやるよ。」

少し思う事が有る様に一瞬相手の表情が曇ったのが見て取れたが―囚人服の男は特に指摘の類はしない…そもそもそういう柄じゃ無い上に、まだ会ったばかりの相手の思いや思考にズカズカ踏み込むほど面の皮は厚く無い。

一方、モゾモゾと蠢く人一人入っていそうな麻袋は…突然、内側からナイフの様なモノで切り開かれれて、そこから何者かが袋から這い出て来る。

―途端にむわっと、篭った濃い血の匂いが広がる。

薄暗がりの中でヒュー、ヒューと弱々しい呼吸音が聞こえて

???「…れか…誰か…其処に…居る…の――か?」

掠れて力の無い声がその床に倒れたままの人影から聞こえる…一応生きている人間らしい。
しかし薄暗いせいで輪郭しか見えない。

サイクス「…?」

確認する為に徐に囚人服の男は燭台を近付ける。

?紗龍

【洋館/1F 南側通路付近/エディー・ドンブラウスキー、???×1(ドア越し)】


「お、おれは…ごめん、分かんない。」

廊下に転がった血やら何やらの中から壊れたデータパッドを拾い上げつつ、此方の問いに対してややなぞなぞめいた状況に似つかわしくない声色で逆に問う銀髪の色々と浮世離れした雰囲気の彼女(シズナ)にたどたどしくそう答える小太りの青年。

実際何が何やらで心の整理もついていないだけに仕方が無い部分もあるが…

一方、彼女が(斬り落として)、結果手に入れたが壊れた状態のデータパッド…そもそも動力源が彼女が居た世界に於ける(導力)の類とは異なる代物、規格も何もかもが違うが、扱いとしては特殊な部分を除き大体同じ様なモノだと言えるだろう。



ドンッドンッ

「うわぁ…ま、また!」

背後で背中で押さえ付けていたドアが反対側から勢い良く叩き開けようとする音、小太りの青年は必死に押さえ込もうとしているが…破られるのは時間の問題だろう。

>シズナ


【少々分けます】

  • No.20 by スレ主/参加者募集中  2022-10-17 12:30:00 

【申し訳ない、>19 訂正&追記です】

【洋館/大食堂1/ベンジャミン・サイクス】

サイクス「――確かに一理あるか…気にするな。半分以上身から出た錆みたいなモンだ。まぁ同情は受け取っておくよ。」

(あんな物)経験しない方が遥かに良い事だ、と内心で自嘲気味に赤毛モヒカンの囚人服の男は思い
拳銃の銃口を少し下げ(しかし何かあれば直ぐに撃てる様にしており)、姿を変えて接近する同行者(紗龍)の後ろから様子を見守る。

サイクス「――安請け合いとは言わないが、俺なんかに肩入れし過ぎない方が良いぜ。それに自分のケツは自分で拭けるさ―まぁ、俺の目が黒い内はお前の背後は見張ってやるよ。」

少し思う事が有る様に一瞬相手の表情が曇ったのが見て取れたが―囚人服の男は特に指摘の類はしない…そもそもそういう柄じゃ無い上に、まだ会ったばかりの相手の思いや思考にズカズカ踏み込むほど面の皮は厚く無い。

そしてモゾモゾと蠢く人一人入っていそうな麻袋は…突然、内側からナイフの様なモノで切り開かれ、そこから中に入っていた何者かが袋から這い出て来る。

―途端にむわっと、篭った濃い血の匂いが広がる。

薄暗がりの中でヒュー、ヒューと弱々しい呼吸音が聞こえて

???「…れか…誰か…其処に…居る…の――か?」

掠れて力の無い声がその床に倒れたままの人影から聞こえる…一応生きている人間らしい。
しかし薄暗いせいで輪郭しか見えない。

サイクス「…?」

確認する為に徐に囚人服の男は燭台を近付ける。

一方で、大食堂の反対側にて(飛ばされて)から直ぐながらも、冷静に周囲の探索を開始する水色髪の異邦の魔導士の少女(スズナ)の方にもくだんの濃い血の匂いが漂って来ていた。

》紗龍 、スズナ



【洋館/1F 南側通路付近/エディー・ドンブラウスキー、???×1(ドア越し)】


「お、おれは…ごめん、分かんない。」

廊下に転がった血やら何やらの中から壊れたデータパッドを拾い上げつつ、此方の問いに対してややなぞなぞめいた状況に似つかわしくない声色で逆に問う銀髪の色々と浮世離れした雰囲気の彼女(シズナ)にたどたどしくそう答える小太りの青年。

実際何が何やらで心の整理もついていないだけに仕方が無い部分もあるが…

一方、彼女が(斬り落として)、結果手に入れたが壊れた状態のデータパッド…そもそも動力源が彼女が居た世界に於ける(導力)の類とは異なる代物、規格も何もかもが違うが、扱いとしては特殊な部分を除き大体同じ様なモノだと言えるだろう。



ドンッドンッ

「うわぁ…ま、また!」

背後で背中で押さえ付けていたドアが反対側から勢い良く叩き開けようとする音、小太りの青年は必死に押さえ込もうとしているが…破られるのは時間の問題だろう。

>シズナ

【少々分けます】

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