匿名さん 2022-10-04 22:05:25 |
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『良くないってことは、飲み合わせが良くないって事だよね…』(天使は、青年の隣に座ってゆっくり紅茶を飲んでいたが、青年から教えてもらった天使の兄の言葉に、考えながらもう一度画面をじっと見つめていて。一方、天使の兄は、「ま、無理しねぇ程度に頑張れよ」と言い)
「うん、ありがと」
(青年は相手に礼を言ってから電話を切ると、「とりあえず今日はおしまいにしようよ。もう夕方だし」と言いつつ紅茶を飲んで)
『!そうだね、2人も帰ってくるだろうし』(天使は、資料を見つつ、どれが良くないのか考えていたが、青年の言葉でハッとしては、パソコン電源を切り。悪魔は、スクールが終わり、人間界へ急ぎ気味に歩いていれば、その途中で上級悪魔を名乗る人物に声掛けられ、適当に相槌を打っていたが名刺を渡され、去っていくとまぁいいかと思い、人間界に行き、家へと向かっていて)
『…あ、アンだ!』
(悪魔は自分と共に自宅へ向かっていたが、その道中彼の姿を見つけるとそちらへ駆け寄り、自分は「アン、今帰り?」と尋ねながらも2人の方へ向かい)
うん、2人もどっか遊び行ってたのか?(悪魔は、2人の声にそちらを見て、駆け寄ってきた悪魔の相手の頭を撫でつつそう言い)
うん、ちょっと買い物行ってたの
(自分はショッパーを彼に見せながらもそう伝え、「スクールお疲れ、今日はどうだった?」と尋ねつつ共に自宅へ向かい)
特訓でさ、兄さんに扱かれてたのもあって、結構やれたんだよね(悪魔は、相手の質問に、武術でいい成績を出せたことが嬉しかったらしく、自慢げに相手に話して、ふと思い出したように、「そーいやさ、帰りに上級悪魔だって言う奴が話し掛けてきてさ、一応名刺貰ったけど、なんなんだろうな?」と言い)
上級悪魔…?どんなこと話されたの?
(自分は悪魔としっかり手を繋ぎながらも彼の話を聞いていたが、上級悪魔の話をされては心配そうに尋ねてみて)
元天使を支援したいだとか、フレッチャー家の悪魔だからとか、そういう感じだったぞ(悪魔は、言われた内容を思い返しつつ、伝えては、ポケットに入れていた名刺を取り出しては、2人に見せつつ、「この名前知ってる?」と尋ね)
うーん、わかんないなぁ…
(自分は名刺を見るも心当たりがなく眉を下げて、悪魔は『アンはそいつのとこ行くの?』と首を傾げて)
んー、兄貴にも聞いてみてから…かな(悪魔は、相手が知らないという事はフレッチャー家とはそこまで関係がないのだろうと思い、悪魔の相手に行くのか聞かれると、素性もあまりわからないため、頷けるはずもなく、念の為兄にも聞いてからと言い、「つか、ふつーに怪しいしな」と呟き)
うん、俺も怪しいと思う…
(自分はもしかしたら関わりのある人物かもしれないと思いつつもその怪しさから申し訳なさそうにしつつそう呟き)
だよな、とりあえず兄貴に聞いてみる(悪魔は、相手の言葉に頷いては、兄に相談してみると言い、家に着くと中に入り、リビングに行くと、「ただいま」と2人に言い)
『アンジェロ、ただいま!』
(悪魔は家に入ると真っ先に天使の彼の元へ向かい、青年は「あれ、兄さんと一緒だったんだ」と首を傾げ)
『ネロ、おかえり!』(天使は、自分の元へきた悪魔の相手を抱きしめながらおかえりと言い、『楽しかった?』と尋ねて。悪魔は、「うん、偶然2人と会ってさ、一緒に帰ってきたんだ」と伝えて)
『うん、アンジェロにプレゼントも買って…』
(悪魔は天使の彼を抱きしめ返しながらもそう話そうとしたが、自分に「ネロ、それは言わないって約束したじゃん!」と言われてはハッとしたように口を手で覆い)
『!…聞かなかったことにするね』(天使は、悪魔の相手の言葉に嬉しくなったが、焦っている相手の様子から何か考えてたのかと思い、聞かなかったことにすると言い、悪魔は、話題を変えるように「ね、皆でどっか食いに行かない?レンも、発情治まってるみたいだし」と提案して)
『アンジェロ、聞いてないって!』
(悪魔は自分に抱きつきながらも嬉しそうにそう伝え、青年は「俺も外行きたい!」と楽しそうに言い)
レンは何食べたい?(悪魔は、青年の頭を軽く撫でてやりつつ、何が食べたいか尋ねて、「どんなのでもいいよ」と言い)
ネロも?じゃあ、寿司屋行くか!(悪魔は、悪魔の相手にも聞こうとしたが、賛同する様子にふっと笑い、少し考えて思いついた寿司屋を提案して)
「やった、お寿司!」
(青年は嬉しそうに悪魔を抱きしめながらもそう喜び、自分は「アンジェロ、レン、支度しておいで」と促して)
『レンくん、準備しよ!』(天使は、青年の手を引きつつ部屋に行き、支度をして。悪魔は、青年の喜ぶ様子から「よっぽど寿司が好きなんだな」と呟いて、待っている間に兄に連絡しておこうと思い、携帯を取り出しては、『今日の帰りに、スクールの近くで知らねぇ上級悪魔に、元天使を支援したいとかって声掛けられたんだけど、兄貴から見てどう思う?』とその悪魔の名前とともにメッセージを送り)
「猫だしお魚好きなんだね」
(自分は買ったものをリビングに置きつつそう伝え、悪魔は「お寿司っておいしい?」と彼に聞いていて。一方、兄は彼からの写真を確認しては首を傾げていて)
うん、美味いよ(悪魔は、この時はまだ知らなかったのかなと思いつつ、教えてあげて、画像で見せてあげながら、「これがお寿司で、この醤油をつけて食うんだよ」と言い。一方、悪魔の兄は、兄が首を傾げているのに気付き、「お前がそんな不思議そうにすんの珍しいじゃねぇか、なんか気になることでもあんのか?」と言いつつ、画面を覗き込んでいた)
『ふーん…』
(悪魔は彼の携帯の画像を見ながらもそう呟き、自分は「ネロは絶対気にいると思うよ」と伝えながら頭を撫でてやり。一方、兄は「…いや、別に」と言いながら携帯をしまい)
『お待たせ、出来たよ!』(天使は、支度が終われば、青年も終わったことを確認してから一緒にリビングに行き。一方、悪魔の兄は、何かあると思いつつも、「…なんでもいいけど、1人で抱え込もうのだけはやめろよな」と言い)
じゃあ行こっか!
(自分は悪魔を天使の彼の方に行かせ、青年の手を握ると共に家を出て。一方、兄は相手に顔を見せることなく「わかってる、そんなつもりはない」と伝え)
『ネロ、どんなお寿司好き?』(天使は、悪魔の相手と手を繋ぎつつ歩き、寿司が好きか尋ねていて、悪魔は、青年だけずるいと思い、相手の反対の手を繋いで。一方、悪魔の兄は、「…なぁ、ネイの母親の事、ちょっと調べてぇんだけど、なんか情報集まってる資料とかねぇか?」と尋ねて)
『俺、お寿司食べたことないの』
(悪魔は天使の彼の質問にきょとんとしたようにそう答え、『だから、さっきアンが教えてくれたんだ』と話し。一方、自分は「うーん、どうだろ…実家にあるかもしれないけど…」と眉を下げて)
『あ、そうだったの?』(天使は、まさか初めてと思わず驚き、それならいい思い出となるように頑張ろうと思い。一方、悪魔は、「じゃあ、スクールついでに家戻って兄貴に聞いてみよう」と呟き)
『俺レンの兄貴だから、レンに好きな物食べさせてあげたいの』
(悪魔は青年を喜ばせるために魚がいいと伝えたのだと話し、自分は「なんで母さんのこと調べたいの?」と首を傾げて)
『!そうだったんだ、ネロ偉いね』(天使は、兄として弟である青年を喜ばせようとしている悪魔の相手に、褒めるように言い。一方、悪魔は、「やっぱ、兄さんがそっくりなのが気になってさ…天使と悪魔になるし、違うとは思うけど、念の為な」と言い)
『うん、偉いでしょ』
(悪魔は天使の彼に褒められると嬉しそうに微笑み、自分は「そっか…なんか分かるといいね」と伝え、店の中に着くと早速中に入り)
『やっぱり夕食時だから混み出してるね』(天使は、中に入ると、少し待つだけで席に着くことが出来たが、混んでいる様子にそう言い、『俺が取るから、欲しいのあったら言ってね』と伝えて。悪魔は、相手の隣に座り、「いっぱい頼んでいいぞ」と言い、注文用のタブレットを手に取っていて)
『レン、オススメある?』
(悪魔は部下と青年の間に座り青年にオススメを尋ね、青年は「んーと、サーモンはどう?」と提案してみて)
『レンくんは、どのお寿司が好きなの?』(天使は、悪魔に好きなネタは一緒に頼むように伝えてから、青年の好きな寿司を尋ねて。悪魔は、相手とメニュー見つつ、注文していて、「そういや、ネイは嫌いなものってないの?」と何気なく尋ねてみて)
「んー…俺はなんでも好きだよ」
(青年は流れる寿司を見つめながらもそう呟き、自分は「辛いものとか苦いものは苦手かな」と答えていて)
『そっか…あ、じゃあこれ食べる?』(天使は、せっかくなら青年が好きなものを一緒に食べたいと思っていたため、少し残念に思い、流れてきたマグロを手に取ると、そう提案して。悪魔は、苦いものと聞き、悪魔の相手がピーマンを嫌っていたのを思い出し、「じゃあ、今もピーマンは苦手?」と尋ね)
「うん、食べる」
(青年は天使の彼が持っているマグロを見てはそう伝え、自分は「あ…う、うん」とどこか気まずそうに答えて)
『じゃあどうぞ!』(天使は、青年にマグロの乗った皿を渡して、流れてきた中で気になったお寿司を何個か取っていて。悪魔は、相手の様子にきょとんとしつつ、「そっか、じゃあ今度から料理する時気をつけねぇとだな」と言い)
「…ネロはお子様セットがいいんじゃない?」
(青年はマグロを受け取りながらも悪魔の方をじっと見てはそう呟き、自分は「うん、ありがと」と礼を言いつつも恥ずかしそうにしていて)
あ、ネロ、これ頼む?(悪魔は、ふとタブレットを見ていると子供向けのセットがあり、それを悪魔の相手に見せつつ注文するか尋ね)
『ん…俺よく分かんないから、それでいいよ』
(悪魔は画面を見てはなんだか色々な寿司が入っていそうだったためそう答え、青年は黙々と食べ進めていて)
わかった、じゃあこれ頼むな(悪魔は、そう伝えては、注文して、青年に「レンも好きに注文していいぞ」と伝えながらタブレットを渡して)
「うん、頼む」
(青年はタブレットを受け取ると好きなように注文し始め、「ネロ兄さん、一緒におうどん食べる?」と首を傾げて)
…こうして見ると、レンがお兄ちゃんみたいだな(悪魔は、注文していた寿司が届くと、それを食べたりしつつ、悪魔の相手や青年の様子を見ては、そう言い)
『!ち、違うよ、俺が兄貴なの!』
(悪魔は彼の言葉に突っかかるようにそう告げて、青年は「そうだよ、ネロはお兄ちゃんだもん」と言いながら悪魔に抱きついていて)
わかってるって(悪魔は、楽しそうに笑いながら、わかってると言い、「ジュースも頼んでいいから、そう怒んなって」と言い。天使は、悪魔の相手の頭を撫でてあげながら、運ばれてきた悪魔の相手のお寿司を置いてあげ、『ネロ、お寿司来たよ』と声を掛け)
『!くまさんついてる…』
(悪魔は運ばれてきた寿司を見ては、小さなくまのストラップが乗っていることに気が付き目を輝かせ)
『ほんとだ、可愛い…よかったね、ネロ』(天使は、くまのストラップを見ては、微笑みながら言い、『お寿司、食べれる?』と尋ね)
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