匿名さん 2022-10-04 22:05:25 |
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「猫だしお魚好きなんだね」
(自分は買ったものをリビングに置きつつそう伝え、悪魔は「お寿司っておいしい?」と彼に聞いていて。一方、兄は彼からの写真を確認しては首を傾げていて)
うん、美味いよ(悪魔は、この時はまだ知らなかったのかなと思いつつ、教えてあげて、画像で見せてあげながら、「これがお寿司で、この醤油をつけて食うんだよ」と言い。一方、悪魔の兄は、兄が首を傾げているのに気付き、「お前がそんな不思議そうにすんの珍しいじゃねぇか、なんか気になることでもあんのか?」と言いつつ、画面を覗き込んでいた)
『ふーん…』
(悪魔は彼の携帯の画像を見ながらもそう呟き、自分は「ネロは絶対気にいると思うよ」と伝えながら頭を撫でてやり。一方、兄は「…いや、別に」と言いながら携帯をしまい)
『お待たせ、出来たよ!』(天使は、支度が終われば、青年も終わったことを確認してから一緒にリビングに行き。一方、悪魔の兄は、何かあると思いつつも、「…なんでもいいけど、1人で抱え込もうのだけはやめろよな」と言い)
じゃあ行こっか!
(自分は悪魔を天使の彼の方に行かせ、青年の手を握ると共に家を出て。一方、兄は相手に顔を見せることなく「わかってる、そんなつもりはない」と伝え)
『ネロ、どんなお寿司好き?』(天使は、悪魔の相手と手を繋ぎつつ歩き、寿司が好きか尋ねていて、悪魔は、青年だけずるいと思い、相手の反対の手を繋いで。一方、悪魔の兄は、「…なぁ、ネイの母親の事、ちょっと調べてぇんだけど、なんか情報集まってる資料とかねぇか?」と尋ねて)
『俺、お寿司食べたことないの』
(悪魔は天使の彼の質問にきょとんとしたようにそう答え、『だから、さっきアンが教えてくれたんだ』と話し。一方、自分は「うーん、どうだろ…実家にあるかもしれないけど…」と眉を下げて)
『あ、そうだったの?』(天使は、まさか初めてと思わず驚き、それならいい思い出となるように頑張ろうと思い。一方、悪魔は、「じゃあ、スクールついでに家戻って兄貴に聞いてみよう」と呟き)
『俺レンの兄貴だから、レンに好きな物食べさせてあげたいの』
(悪魔は青年を喜ばせるために魚がいいと伝えたのだと話し、自分は「なんで母さんのこと調べたいの?」と首を傾げて)
『!そうだったんだ、ネロ偉いね』(天使は、兄として弟である青年を喜ばせようとしている悪魔の相手に、褒めるように言い。一方、悪魔は、「やっぱ、兄さんがそっくりなのが気になってさ…天使と悪魔になるし、違うとは思うけど、念の為な」と言い)
『うん、偉いでしょ』
(悪魔は天使の彼に褒められると嬉しそうに微笑み、自分は「そっか…なんか分かるといいね」と伝え、店の中に着くと早速中に入り)
『やっぱり夕食時だから混み出してるね』(天使は、中に入ると、少し待つだけで席に着くことが出来たが、混んでいる様子にそう言い、『俺が取るから、欲しいのあったら言ってね』と伝えて。悪魔は、相手の隣に座り、「いっぱい頼んでいいぞ」と言い、注文用のタブレットを手に取っていて)
『レン、オススメある?』
(悪魔は部下と青年の間に座り青年にオススメを尋ね、青年は「んーと、サーモンはどう?」と提案してみて)
『レンくんは、どのお寿司が好きなの?』(天使は、悪魔に好きなネタは一緒に頼むように伝えてから、青年の好きな寿司を尋ねて。悪魔は、相手とメニュー見つつ、注文していて、「そういや、ネイは嫌いなものってないの?」と何気なく尋ねてみて)
「んー…俺はなんでも好きだよ」
(青年は流れる寿司を見つめながらもそう呟き、自分は「辛いものとか苦いものは苦手かな」と答えていて)
『そっか…あ、じゃあこれ食べる?』(天使は、せっかくなら青年が好きなものを一緒に食べたいと思っていたため、少し残念に思い、流れてきたマグロを手に取ると、そう提案して。悪魔は、苦いものと聞き、悪魔の相手がピーマンを嫌っていたのを思い出し、「じゃあ、今もピーマンは苦手?」と尋ね)
「うん、食べる」
(青年は天使の彼が持っているマグロを見てはそう伝え、自分は「あ…う、うん」とどこか気まずそうに答えて)
『じゃあどうぞ!』(天使は、青年にマグロの乗った皿を渡して、流れてきた中で気になったお寿司を何個か取っていて。悪魔は、相手の様子にきょとんとしつつ、「そっか、じゃあ今度から料理する時気をつけねぇとだな」と言い)
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