匿名さん 2022-10-04 22:05:25 |
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なるほどな、だからここに連れて来たのか
やり合いになっても良いように(父親からの答えにくくっと笑いながら納得し、相手に帰ろうと言われるとちょっと待ってるように言うと、父親の近くへ行くと「絶対ネイを貰いますから」と耳打ちしてはすぐに相手の元へ行き、「帰ろうぜ、ネイ」と笑いかけながら言い)
アン、さっき親父に何言ったんだ?
(彼との帰り道、ふと後ろから父の大きなため息が聞こえてきたような気がして振り返るもそこにはもう既に彼らの姿はなかった。見張りは彼らではなく元々家に仕えていた悪魔がしているらしいがその姿は見えなかった。どこかに隠れているのだろうか?と思いつつも特に気にする事はないと思い「帰ったら文字の勉強の続きして、お昼寝して…」とやりたいことを彼に話し始めた。)
んー?ヒミツ(父親に何を言ったのか聞かれると、悪戯っぽく笑って秘密だと言い。相手のやりたい事をうんうんと聞いていれば、ふと文字は自分から教えると提案した為何か相手自身からあるのだろうかと思い、「勉強関連でネイが教えて欲しい事ってあんのか?」と尋ねてみて)
うーん…金の使い方も勉強に入る?
(教えてほしいこと…強いて言うなら金の使い方だろうと思い首を傾げながらそう尋ねた。とりあえず大きな紙を出せば色々と貰えることは知っているが、硬貨の使い方がどうしても分からない…どうせ教えてもらえるならそれがいいと考えていた。)
別にいいけど…お前ドーナツ買ってただろ(相手の言葉に頷きはするも、教えるのは構わないが、出会った時に袋を抱えてなかったかと思い、それなのに使い方を教えろとはどういう事だと怪訝そうに尋ね)
とりあえずこの紙のお金出しとけば大丈夫って言われてたから…
(そう言って父から渡されていた小さな財布を取り出せば、そこから万札を数枚取り出して彼に見せてみた。しかしそれでは硬貨が貯まり財布がどんどん重くなってしまう…きっとこれにもちゃんとした使い方があるのだろうと考えていた。)
!…さすが金持ち(相手の財布から出てきた数枚の万札を見ては僅かに目を輝かせては呟いて、つまり硬貨の方が溜まりまくっているのかと思い、「よし、帰ったらすぐに勉強だからな」とニヤリと笑って言うと、相手の手を握り)
わ、わかった…!
(本当は帰ってすぐに勉強…なんてしたくないが、人間界で暮らす許可を得るためには一分一秒も無駄にできなかった。相手の手を握り返し、自分もやる気だという意思表示をするとゆっくりと、しかし急ぎながら家へと向かった。)
ちゃんと頑張ったら、ネイの好きなことしていいぜ(家に着き、中に入ってにっと笑いながら言い、本を手に取りつつ、「文字と数、どっちからしたい?」と尋ねて)
じゃあ…文字から勉強する
(家に着く早々パーカーを脱ぎ捨てては先程の場所に座り置きっぱなしのペンを手に取った。そして彼が本を見ている間に家を出る前に机の方へと持ってきたお菓子の袋を開け、少しばかり口にしては美味しいと顔全体を使って表現した。)
こらネイ、脱ぎ捨てたらダメだぞ(机にその本を置きつつ、注意しながら自分もロングコートを脱いでは「こうやってハンガーに掛けろ」と実際にやりながら見せながら教えてあげ)
…どうしてかける必要があるんだ?
(彼の真似をして自分のパーカーをハンガーに掛けるが、なぜそうしなければならないのかが理解出来ず彼にそう尋ねた。別にそのまま放置しておいても大丈夫なのではないのだろうか、なんてことを考えながら。)
脱ぎっぱなしにしてたら、しわくちゃになるし、踏んじまったりして汚れるからな
ネイだって、皺だらけより綺麗な方がいいだろ?(相手がちゃんと掛けると褒めるように相手の頭を撫でながら、理由を教えてあげて、「ほら、勉強すんぞ」と言って、本を手に取りながら座って)
たしかに、そうかも…
(相手に頭を撫でてもらえば嬉しそうに微笑み、また彼の膝の上に腰を下ろした。そしてしっかりとペンを持つと、「今度は何を教えてくれるんだ?」と彼に問いかける。)
俺が1つずつ読むから、形覚えろよ
わかんねぇ時はちゃんと言えよ(相手を抱きしめるような体制で言うと、早速本を開き、相手が分かるようにゆっくりと指をさしながら教え)
もう疲れた…
(彼の言った通りの言葉を繰り返し、見本の通りに書き…を繰り返していたが、流石に疲れてきたのか机に上半身を突っ伏してそう言った。今まで1度もこんなに集中して勉強したことはない…そのせいか限界もすぐに訪れてしまった。)
無理もよくねぇし、休憩するか
勉強嫌いの割に頑張ったな(突っ伏している相手を見ては、くすっと笑って言い、「あ、そういや気になってたんだけどよ、なんでわざわざ俺の膝に座んだ?」と先程から気になっていた事を尋ねてみて)
んー…座りたいなって思ったから?
(いつもは勝手に兄の膝の上に座っていたため理由などあまり考えていなかった。なんとなく…と思いそう返事をすると、体を起こし、今度は彼の方に体を倒してみた。なぜだか分からないが、彼とくっついているのは安心する気がしていた。)
俺は気にしねぇからいいけど、勝手に人の上に座ったらダメだからな(なんとなくの理由が返ってくると、相手に勝手に人の上に座るのは良くないのだと言い、相手がくっついてくると、頭を撫でてあげ)
…なあ、アンがされて嬉しいことってあるのか?
(ふと、彼は自分に生活するために必要なことは教えてくれているがあまり彼自身について語らないことに気がついた。自分の頭を撫でる手に擦り寄りながらもそう問いかけると何か自分にできることはないかと期待した目で彼を見つめた。)
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