匿名さん 2022-10-04 22:05:25 |
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ねえ、開けてよ!
(自分は持っていた鍵で扉を開けようとするも、内側からチェーンが掛けられていることに気がついてはそう声をかけ、青年はその声を聞くと「にい、さん…?」と呟いて。一方、元悪魔は「…とにかく、私たちも向かいましょう。ネイ様お一人では心配です」と言えば外に出る支度をして)
「ちょっと待っててね」(部下は、青年に微笑みながら言うと、玄関へと向かって、「うるさいな、さっさと帰ってよ。俺とレンの時間邪魔しないで」と言い。一方、天使も元悪魔の言葉に頷いて行こうとしたが、天使の兄に止められ、「お前らはここで待っててくれ。ルーカスは俺の部下だ」と言い、急いで部下の家へと急いで向かい)
っ…だめだよ、レンから離れて!
(自分は部下の服装から青年の状況を察し、いつもと違う部下の様子に怯えつつもそう伝え。一方、元悪魔は「…ジュリアス様を信じましょう」と言いつつ震える手で天使の彼の手を握り)
「レンも望んでるんだからほっといて!」(部下は、青年にそう言うと強引に扉を閉め、開けられないように細工をしてから青年の元に戻り。天使の兄は、到着すれば、家の前にいる相手を見て、「ルーカスの様子は?レンは無事なのか?!」と焦った様子で尋ねて。一方、天使は、自分が治す薬の話をしたからだと悔いていたが、元悪魔の手が震えているのに気付き、なんとかしなきゃと思い、必死に考えては、『ロイさん、お菓子作りませんか?俺教えます!』と言い)
に、にぃ兄…
(自分は相手が到着すると先程の部下の様子を話し、「レンの様子も分かんないし、扉は開かなくなっちゃったし…」と混乱していて、青年は部下が戻ってくると「…怒ってる?」とじっと見つめつつ尋ね。一方、元悪魔は「…お菓子、ですか」と呟くもどこか不安げな表情を見せていて)
「…くそ、ちゃんと見とくんだった」(天使の兄は、拘束があるから大丈夫と過信していたことを後悔していて。部下は、微笑みながら「怒ってないよ、もう一度2人の時間過ごそう」と言い、青年にキスをして。一方、天使は『そんな気分じゃないですよね…えっとじゃあ、お薬のことは?』と言い)
お、俺も…レンのこと、自由にさせてたから…
(自分は青年を自由に部下の傍に居させたことが原因だと考えており、顔を真っ青にしながらもそう呟いて。一方、青年は部下にキスをされると嬉しそうに受け入れており、元悪魔は「薬…」と呟いては書斎へ向かい始め)
「ルーカスの為だ…」(天使の兄は、何度も扉を蹴り、突破しようとしていて、何度も繰り返していれば蹴破ることに成功し「行くぞ!」と言って中に入り。一方、天使は、ほっとしつつ書斎に向かって)
う、うん!
(自分は困惑しつつも相手に着いて行き、青年はボーッとしながらも部下にキスをしていて。一方一方、元悪魔は書斎に入ると隠し部屋を開け、「こちらです」と中に入り)
「ネイ、レンのことは頼んだぞ」(天使の兄は、相手にそう伝えては、部下を抱きしめるようにして青年から引き離し。部下は、青年と離され、「離せっ!勝手に入ってくんなぁ!」と抵抗するように暴れていて、必死に青年の方に手を伸ばしていて。一方、天使は初めて見る隠し部屋に驚いて、『何ここ…?!』と言い)
レン、大丈夫…?
(自分は青年の元へ駆け寄ると何度か肩を揺すりながらそう尋ね、青年は虚ろな目で一点を見つめていて。一方、元悪魔は「ジュリアス様のお父様の隠し部屋です。こちらにはレンさんの研究の記録もあります」と話し)
「先帰ってるぞ」(天使の兄は、相手にそう伝えては、部下を押さえつけた状態で抱えて家に戻り、着くなり先程の部屋に入れて。一方、天使は、『!レンくんの…』と呟いて、中に置かれていた資料を手に取り読み始めて)
…レン、俺と人間界行こう
(自分はこれ以上部下と青年を近づけてはいけないと思いそう伝えると、先に帰った相手に「レン連れて人間界戻りたい」と送り。一方、元悪魔は「…やはり、ルーカス様やあの方の血液がなければ難しそうです」と呟き)
「わかった、アンジェロとロイに伝えとかなくていいのか?」(天使の兄は、部下を動けないように拘束しては、鍵をかけては、相手に声をかけられ、そう伝えては、2人に人間界に行くことをて。一方、天使は、『2人にお願いして血を少し貰ったり出来ないかな…』と呟いて)
レン…守れなくて、ごめんね
(自分は青年を抱きしめながらもそう呟き、「2人には後から言う。今すぐ連れて行って」と相手に伝え。一方、元悪魔は「あの方はともかく、ルーカス様はどうでしょうか…」と眉を下げて)
「わかった、じゃあ行くぞ」(天使の兄は、相手の言葉を聞けばそう言って、2人を連れて人間界に行き。一方、天使は、『にぃ兄様じゃないと出来ないこととかはするって言ってくれてたし、頼んでみるしかないかな…』と言い、出来そうなら自分がしたいと思い)
…にぃ兄、ルーのことは任せてもいい?
(自分はなるべく青年を隠すように歩きつつそう尋ね、元悪魔は「ひとまずジュリアス様に相談してみましょう」と伝えてから見せる資料などを手に持ち)
「ああ、こっちのことは気にするな。レンの事頼んだぞ」(天使の兄は、相手の家に送り、相手に伝えてはすぐに天界に戻り、家に帰って。一方、天使は、『にぃ兄様いるかな…』と呟いて)
「…にい、さん?」
(青年は自分にベッドに運ばれる頃ようやく意識が戻ってきてはそう尋ね、元悪魔は「戻ってきていらっしゃると良いのですが…」と言いつつ書斎から出て)
「うぅー、レン…返してぇ…」(部下は拘束された状態でもがいていて、天使の兄は、扉にある小窓から部下の様子を見て、悲しげに見つめていて。天使は、元悪魔と共に歩いていれば、天使の兄を見つけ、『にぃ兄様…?』と心配していて)
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