匿名さん 2022-10-04 22:05:25 |
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「やだ、絶対いや!」
(青年は感情の昂りと共に濃くなったピンクの目で部下を見つめては「ねえ、この家にいるからそう思っちゃうんだよ…帰ろうよ、2人きりになろ?」と伝え。一方、自分は「知識がない俺たちが作るのは危険かもね…あ、ロイに頼むのは?」と提案してみて)
「…、うん、帰ろう」(部下は、青年の目を見ては、それに魅せられるようにして、うんと頷いて、拘束具を力任せに外すと、青年を抱き上げては、自身の家へ歩き始めて。一方、天使は、『そっか、確かロイさんってお父様の研究所にいたんだっけ。それなら、知識あるかも!』と目を輝かせて、『ロイさんとこ行こ!』と言い)
「!…」
(青年は部下にそんな力があるとは思わず一瞬辟易ろぐも、大人しく抱き上げられてはこれで良いと自身に言い聞かせるようにぎゅっと服の裾を握り。一方、自分は「うん、先行っててくれる?俺、ここ片付けたらすぐ行くから」と本をまとめて)
『わかった、行ってくるね!』(部下は、青年を大事そうに抱きしめながら家に急ぎ、着くなりすぐに鍵をかけ、下ろしてあげては、「レン、一生この家にいてね」と頬を撫でながら言い。一方、天使は『わかった、先行ってるね!』と言い、元悪魔は天使の兄の部屋にいるだろうかと思い、早速向かって)
「え…で、でも、ネロと約束…」
(青年は悪魔と遊ぶ約束をしていたことを思い出し、天界では会うことが出来ないと眉を下げつつ呟いて。一方、元悪魔は天使の彼が部屋に来ると「どうかなさいましたか?」と首を傾げ)
「俺だけじゃ不満?なんで?」(部下は、青年が自身以外の名前を呼ぶと顔を引き攣らせ、そう問い詰めて。一方、天使は、『あの、ロイさんにお願いしたいことがあって…』と言い、少し緊張しつつ、元悪魔に薬を作るための協力をして欲しいと話して)
「ふ、不満じゃないよ…でも、ネロも可愛いから…」
(青年は部下に問い詰められると目を逸らしながらもそう話し、「ルーだって、可愛いって言ってたじゃん!」と伝え。一方、元悪魔は「薬、ですか…上手くいくかは分かりませんが、協力いたしましょう」と伝えては微笑んで)
「…俺以外名前呼ばないで、会わないで、褒めないで」(部下は、青年の手を強く握りながら言い。一方、天使は、嬉しそうに顔を明るくさせては、『ありがとうございますっ!ルーくんたちにも伝えなきゃ!』と言い、部屋を飛び出しては部下のいた部屋に行き)
「っ、いたい…」
(青年は部下に手を握りしめられると涙目になりつつそう呟き、自分は片付けを終え元悪魔の元へ向かうも天使の彼がいないことに気がつけば「あれ、アンジェロは…?」と尋ね)
「ねぇ、俺だけを見ててよ、俺だけを愛してて」(部下は、青年の手を緩めると、そう言って、「レンも望んでくれてたでしょ?」と言い。一方、天使は、誰もいない部屋を見て、大変だと思い、急いで元悪魔の元に戻り、『大変だよ、ルーくんいなくなった!』と焦った声で言い)
「…うん」
(青年はまずい状況なのではないかと考えていたが、部下と話しているうちに段々と頭がボーッとしてきては「ルー、大好き…」とキスをし始めて。一方、元悪魔は「ルーカス様が…!?レ、レンさんはどうなさったのですか!」と天使の彼に詰め寄るように尋ね)
「何があっても俺が守ってあげるからね」(部下は、青年に好きと言って貰え、キスをされては幸せそうにしながら言い。一方天使は、どうしようとパニックになりつつ、『レンくんもいないの!ネイ、2人のこと見てない?!』と尋ねて)
「俺はルーのものだから、好きにしていいよ」
(青年は尻尾を部下に巻き付けつつそう伝えては目を細め。一方、自分は「し、知らないよ…!」と言いつつもパニックになっており、元悪魔は「誰かに連れ去られたか、逃げ出した…?」と呟きつつ部下が行きそうな場所を調べ始め)
「嬉しい、愛してるよ、レン」(部下は、幸せそうにしつつそう言っては、青年を襲って。一方、天使は、『ど、どうしよう…』と涙目になっていて。天使の兄は、「ルーカスの部屋のかくにんしてくる、2人は家中手分けして探してこい」と2人に指示をしては、部下を入れていた部屋を見に行き)
…お、俺、外見てくる
(自分はそう呟いては荷物を持ち急いで外へ向かい、元悪魔は「私は東の方から探してみます!」と言えば部屋を出て家中を探し回り)
『見つかりますように…!』(天使は、自分も行かねばと思い、必死に元悪魔とは別の家の中を探し。天使の兄は、部屋に残された拘束具を見れば、力が加えられたことがわかり、「ルーカス、やりやがったな…」と呟いては、急いで青年に電話をかけ)
…もしかして
(自分は一通り家の周辺を探し回ったが姿が見当たらず、相手が買った家にいるのではないかと考えてはそちらへ向かい。一方、青年は電話が鳴っていることに気がつくと無意識にそちらに手を伸ばしていて)
「…レン、愛してる」(部下は、青年の手を握り、耳元で囁いて。一方、天使の兄は、繋がらない事にさらに焦り、相手に電話をかけ、「ネイ、ルーカスの家に迎え!」と言い)
「!…」
(青年は伸ばしていた手を握られてはまた甘えるようにキスをして、自分は「わ、わかった!」と言えば急いで2人の元へ向かいチャイムを鳴らして)
「俺がいるからね、何があってもずっと…」(部下は、チャイムに気付くも、無視をしていて、青年にそう言っては、何度もキスをしていて。一方、天使の兄は、天使と元悪魔のそれぞれに部下が力ずくで拘束を解いていたこと、部下が連れ去ったことを伝えて。天使は、その話を聞けば、『俺が、薬の話したせいだ…!』と呟いて)
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