匿名さん 2022-10-04 22:05:25 |
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「!レイラ、まって…」
(青年は彼女が部屋を出て行くと慌てて追いかけ、「ルーと話したいんでしょ、入りなよ」と声をかけて)
「!いいの?」(恋人は、どうしようかと考えていたが、青年に声を掛けられ、少し驚きつついいのか尋ねて。天使の兄は、「…だったら離れればいいだろ」と少し拗ねたようで言い)
「だからいいって言ってるじゃん」
(青年は彼女の手を握れば部屋に入れてやり、元悪魔は「すぐ拗ねるところも良くないですよ」と言いながら相手に近づき)
「レイラさん…お久しぶりです、こんな格好ですみません」(部下は、青年に連れられて入ってきた恋人を見ては、微笑みながら言い、恋人は「久しぶり、彼から聞いた。大丈夫そう?」と話していて。天使の兄は、「…拗ねてねぇし」と言い、顔を逸らしていて)
「…そうだ、兄さんに会わないと」
(青年は2人が話している間、思い出したように自分たちの元へ向かうと「兄さん、ただいま!」と声をかけ。一方、元悪魔は「拗ねているでしょう」と相手の顔を向けさせて)
『っわ…!俺もいるのにー』(天使は、相手と探していたが、青年が来ると驚いて、相手だけが呼ばれた事に不満そうにして。天使の兄は、「…しつこいぞ」と不満顔で言い)
「あのね、ルーとジュリアスの罰軽くしてって頼んだんだよ。後、おじさんも落ち着いた!」
(青年は天使の彼の言葉を聞くことなく自分にそう伝え、自分は「え、いつの間に…!?」と目を丸くして。一方、元悪魔は「しつこくて結構です。レイラ様からのお言付けですから」と伝え)
『…もういい』(天使は、除け者にされているように感じ、そう言っては、部屋へと戻り、ぬいぐるみを抱きしめていて。天使の兄は、「…そーかよ」とだけ言い)
…レン、アンジェロにも話してあげて。レンのこと連れ出してくれたのはアンジェロでしょ?
(自分は青年に言い聞かせるようにそう言うと、青年はハッとしたように自分に教えられた部屋へ向かい「アンジェロ、無視してごめん…」と謝り)
『レンくんはおれ…じゃなくて、アンジェロとお話したくないんでしょ?』(天使は、扉を少し開けて、その隙間からぬいぐるみを出して動かしながら言い、『おれ…アンジェロは、レンくんとお話したがってるんだよ』と言うも、今にも泣きそうな声になっていて)
「…俺は、アンジェロとお話ししに来たの」
(青年はぬいぐるみを見ては屈みながらそう話し、「アンジェロいるでしょ、中に入れてよ」とムッとして)
『!…っ、うん、入っていいよ』(天使は、袖で涙を拭っては、そう言って、ぬいぐるみを引っこめては、そのまま抱きしめて)
「…アンジェロ、ごめんね」
(青年は部屋に入ると申し訳なさそうに伝え、「俺のこと、助けてくれたのに…」と眉を下げて)
『…レンくんは俺の弟で、お友達だもん』(天使は、ぬいぐるみを抱きしめたまま、友達だと思っていることを伝えて、『だから、無視やだった』と言い)
「…そうだよね」
(青年は落ち込んだようにそう呟いては「あのね、もうおじさんのことは気にしなくていいんだよ」と伝えつつ抱きついて)
『そうなの?もうあのおじさん大丈夫なの?』(天使は、青年が抱きつくと驚いたが、店主は大丈夫なのか尋ねて、『じゃあ、もう隠れなくていいってこと?』と言い)
「うん、でもまだちゃんと会わない方がいいみたい」
(青年は天使の彼に擦り寄りながらもそう話し、「声だけなら大丈夫だったから、隠れなくても平気だよ」と微笑んで)
『そうなんだ…よかったぁ、じゃあレンくんの幸せに、1歩近づいたね』(天使は、青年の頭を撫でながら、安心していて、『いつか、ちゃんと会えたらいいね』と言い)
「きっとすぐ会えるよ!」
(青年は楽しそうにそう伝え、「アンジェロと兄さんはもう帰っちゃうの?」と首を傾げ尋ねてみて)
『俺、ルーくんやおじさんを助けるためのお薬作りたいんだけど、出来ると思う?』(天使は、青年の質問に、考えた後そう尋ねてみて、『お薬なんて作ったことないし、どうすれば出来るかわかんないけど、作りたいの』と言い)
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