匿名さん 2022-10-04 22:05:25 |
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「…目、直んないなぁ」
(青年は先にシャワーを浴びつつふと自身の目を確認してみては、なかなか元の色に戻らず眉を下げて。一方、元悪魔はキスをされると「そ、その…この後はどうしましょうか?」と尋ねてみて)
「…いつか治る、よね?」(部下は、青年に触れられない限りは許せる範囲にはなったが、そこから変わらないため、そう呟き、シャワーブースに着けば、「着替え持ってきたよ」とシャワーを浴びている青年に伝えて。一方、世話係は、どうするか悩んでいると、自身の携帯に着信があり、「ご主人様から?少し電話してきますね」と言い、立ち上がると離れた場所に行きつつ電話を始めて)
「あ、ありがと…」
(青年は部下の声が聞こえてくると慌ててそう返事をし、シャワーを終えてはタオルで身体を拭きながら出てきて。一方、元悪魔は世話係が席を外している間、ふと部下は大丈夫だろうかと思いメッセージを送ってみて)
「ロイさんからだ…」(部下は、青年に服を渡したりしていたが、元悪魔からメッセージが来た事に気付くと、『今俺の仕事に一緒に来てて、俺が嫉妬しちゃったりはありますけど、それ以外は大丈夫です』と返信をして)
「えへへ、ルーの服ぶかぶか」
(青年は部下の服を着るも少しぶかぶかな様子に嬉しそうに微笑み、「見て、かわいい?」と上機嫌に見せびらかし)
「うん、可愛いよ」(部下は、少しサイズが合わずぶかぶかになっている服を着る青年を見ては、可愛いと言い、肩が見えたりしないようにと少し結んであげ。一方、世話係は、電話を終えては元悪魔の元に戻り、「お待たせしてすみません」と言い)
「なんで肩隠しちゃうの?」
(青年は肩が出ていた方が可愛いと思っていたため不思議そうに首を傾げ、元悪魔は「いえ、大丈夫ですよ」と安心させるように伝えてやり)
「可愛いけど、レン取られちゃうかもだから」(部下は、青年に色目を使われないようにする為だと言い。一方、世話係は、「あの、ご主人様が、家へ来ないかと…少し話してみたいと、仰ってました」と恥ずかしそうにしながら伝えて)
「そっかあ…」
(青年は部下が嫌ならと思いそう呟き、「ほら、お仕事戻ろ」と手を握って。一方、元悪魔は「え、よ、良いのですか…!?」と困惑したように尋ね返し)
「ごめんね、ありがとう」(部下は、青年の言葉に、そう言って、手を握り返して、席に戻って。一方、世話係は、「は、はい、ご主人様が会いたがっているようですし、私もちゃんと紹介したいです」と言い)
「わ、ありがとう…」
(青年は席に戻ると新しいココアを貰い、慌ててそう礼を言って。一方、元悪魔は「えと、その…手土産を用意しないと…!」と更に慌てた様子を見せていて)
「もぉー、みんなレンに甘すぎない?」(部下は、青年に構う人が多いなと思い、冗談のように言い、「ほら、みんな仕事しなよ。先輩に告げ口しちゃうかもなぁ?」と言い、自身の作業に戻り。一方、世話係は、「本当にすみません、こんな急で…」とペコペコと謝り)
「…」
(青年は暫くすると職場の空気感に慣れてきており、ココアを飲みながらも机の端で絵を描いていて。一方、元悪魔は「いえ、私もお会いしたいと思っておりましたから…」と伝えながらも弁当箱やレジャーシートを片しており)
「…あ、絵描いてるの?」(部下は、集中して作業をしていて、暫くして一段落して、伸びをして、青年が絵を描いているのに気付き、覗き込みながら言い。一方、世話係は「では、一度ロイ様のお家に戻って荷物を置いてから行きましょうか」と言い)
「うん、いいでしょ!」
(青年は部下の質問に対し自慢げにそう伝えると、「後でルーと、お菓子くれたみんなにあげるの」と微笑んで。一方、元悪魔は「ありがとうございます、そうさせていただきますね」と伝えては荷物を持ち家へと向かい)
「!…そ、うなん、だ」(部下は、青年の言葉に、どこかモヤモヤとする気持ちがあり、それを隠して、「喜んでくれるよ、きっと」と言い。一方、世話係は、元悪魔の家へと向かって、着けば「私はここでお待ちしていますね」と言い)
「!がんばって描くね」
(青年は部下の言葉を聞けば嬉しそうに頬を緩めながら再び絵を描き始め、元悪魔は「ありがとうございます、すぐに戻ります」と言えば駆け足で支度をしに行き)
「…がんばってね」(部下は、モヤモヤしつつ、青年の頭を撫でて言うと、珈琲を淹れに行き。一方、世話係は、元悪魔を待つ間、自身の主人の天使にこの後向かうことを連絡していて)
「…あ、見て見て!」
(青年は絵を描き続けていたが、通りすがりの社員に声をかけられては自慢げに絵を見せて。一方、元悪魔は支度を終えると「お待たせいたしました、行きましょうか」と声をかけ)
「仕方ないだろ、レン優先だもん」(部下は、珈琲を淹れていれば、仲のいい男性に声を掛けられ、話していて、席に戻ろうとしたが、腕を掴まれてしまい。一方、世話係は、「は、はい、ご案内致しますね」と言い、元悪魔の手を握り、案内するように歩き)
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