匿名さん 2022-10-04 22:05:25 |
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「…できた!」
(青年は部下の言う通りに作業を進めては目を輝かせながらそう報告し、「ルーって、俺のこと抱っこするの好きだよね」と微笑んで。一方、元悪魔は「さすがシオン様ですね。私はあまりお子様と関わる機会がないので…」と眉を下げて)
「すごいよ、完璧だよ!」(部下は、青年がした箇所を確認しては、すごいと褒めて、抱っこが好きと言われ、きょとんとしたが、「そうかも、なんか落ち着くんだよね」とふにゃりと笑いながら言い。一方、世話係は、「最初はわからない事だらけで難しいですが、ロイ様もきっと出来ますよ。それに、すっごく似合いそうです」と微笑みながら言い)
「やったあ」
(青年は部下に褒められると嬉しそうに擦り寄り、「ルーは色んなお仕事してて偉いね」と伝え。一方、元悪魔は「…そうですね」ともし世話係との間に子供がいたらと考えては顔を赤くして)
「そう言ってくれて嬉しい」(部下は、青年に偉いと褒められ、嬉しさから頬を緩ませて、青年をぎゅっと抱きしめていて。一方、世話係は、元悪魔と話していれば、先程の子供が来て、お礼にと花をくれて、「ふふ、ありがとうございます」と微笑めば、恥ずかしそうにモジモジとしていて)
「あ、またぎゅってした!」
(青年は部下に抱きしめられると嬉しそうにそう話し、元悪魔はなぜ世話係が恥ずかしそうにしているのだろうかと首を傾げつつ見守っていて)
「いいでしょ、レンだって好きじゃん」(部下は、青年の言葉にくすくすと笑いながら言うと、近くの席の天使にイチャつくなだのとからかわれ、少し恥ずかしげにして。一方、世話係は、子どもに求婚されるも、微笑みを崩さず、「お気持ちはありがたいですが、私には婚約している方がいますので」とやんわりと言い)
「ん…ありがとう」
(青年は部下が恥ずかしがると降りた方がいいかと思い元の席に戻り、職員からココアとお菓子を貰えばそう礼を伝えて。一方、元悪魔は婚約という言葉を聞けば顔を真っ赤にして俯いてしまい)
「ちょっと独占欲強くなっちゃって…できるだけ我慢するし、大丈夫」(部下は、仕事を進めていれば、仲のいい女性社員から、変わったと言われ、苦笑しながら話して。一方、世話係は、「私より素敵な貴方に見合う方と出会えますから、お勉強頑張ってくださいね」と声をかけ、去っていく子どもを見送り、元悪魔の方を見ては、「申し訳ありません、勝手に婚約だなんて言ってしまって…私たちはまだ恋人なのに」と恥ずかしそうにしながら謝り)
「わ、と…」
(青年は大人しくココアを飲みながら部下の様子を眺めていたが、次々にお菓子を貰っては困惑していて。一方、元悪魔は「い、いえ…その…とても嬉しかったです」と恥ずかしそうに伝え)
「レンにこれ以上お菓子あげないでくださぁい」(部下は、青年が困っているのを見ては、庇うように言えば、今度は自身に渡され。一方、世話係は、「…先程の嘘を、本当にしてもよろしいでしょうか?」と恥ずかしそうにしつつ、子供から貰った花で指輪を作り、それを元悪魔に差し出して)
「…ん、おいしい」
(青年は貰ったお菓子をどうにかしようと食べ始めると、初めて食べた味に目を輝かせ。一方、元悪魔は花で作られた指輪を見ては目を丸くしつつ「…も、もちろんです」と左手の薬指に嵌め込み)
「…っ、触んな!!」(部下は、青年の様子を微笑みながら見守っていれば、青年を撫でようとする職員を見ては、思わず声を荒らげて。一方、世話係は、「いつか、本当に結婚したいですね」と言いつつ、元悪魔の左手を取り、その指に嵌っている花の指輪に触れて)
「…っ!」
(青年は部下の声に驚いた拍子にココアを服に零してしまい、元悪魔は恥ずかしさから固まりながらも「そう、ですね」と消えそうな声で呟いて)
「!ご、ごめん…帰ったら洗わなきゃ」(部下は、周りの人全員の視線でハッとしては、慌てて青年の服についたココアを拭いながら呟き、「なにしてんだろ…」と独り言を言い。一方、世話係は、「ま、まだ先ですし、忘れていただいても大丈夫なので…!」と恥ずかしさから必死に言い)
「ルー、ごめんなさい…」
(青年は部下が怒っていると思っており、泣きそうになりながらもそう謝り。一方、元悪魔は「…シオン様が本物をくださる日を、楽しみに待っていますね」と世話係の頬にキスをしてみて)
「ううん、俺こそ大きい声出してごめんね。びっくりさせちゃったね」(部下は、青年の声から、泣きそうになっていることにすぐに気付き、自身のせいだと言い、先程話していた女性社員から悪気がないこと、少し独占欲が強いだけと代わりに説明してくれて。一方、世話係は顔を赤くしつつ、「ロイ様が私にくださっても構いませんよ?」と冗談のように言い)
「うん…」
(青年は俯きながらもそう呟くと、天使の社員がシャワーブースに行ってきたらどうだと提案してきたためどうしようかと少し顔を上げて。一方、元悪魔は「では、お互いに送りましょうか」と微笑んで)
「俺の予備の服あるから、行こ」(部下は、どうするか悩んだが、ふと替えの服を置いていることを思い出し、そう言うと青年の手を引くと、早速向かい。一方、世話係は、その言葉に嬉しそうにしては、「はいっ!…えへへ、凄く幸せです」と言い)
「…」
(青年はシャワーブースに着くと早速服を脱ぎ、元悪魔は「私も幸せです」と目を細めながら世話係の手に自身の手を絡め)
「服取ってくるね」(部下は、青年にそう伝えては、自身の服を取りに向かって、少しでも離れるのが嫌で、急いで戻り。一方、世話係は、手を絡められては、恥ずかしそうな、嬉しそうな顔をして、周りに誰もいないことを確認してから、触れる程度のキスをして)
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