匿名さん 2022-10-04 22:05:25 |
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『話を聞かない奴だ…』
(父は攻撃を仕掛けてくる彼を見ては呆れたようにそう呟き、わざと彼の攻撃に当たりに行くと『分かるか?今、ネイの魔力の人格が傷ついている。…ああ、痛みで泣き叫んでいるようだな、可哀想に』と伝えて)
…ネロ、お前の体だろ!?取り返せ!(悪魔は、主となる人物が父である様子から、攻撃を仕掛けながら、悪魔の相手に語り掛けて、「お前の1番大好きな奴ほっといて平気なのかよ!」と語り掛けていて)
『大好きな奴…そうだな、それもありだ』
(父は彼の言葉を聞くと1人納得したようにそう呟き、『一旦やる事は終えたからな…この辺にしとくか』と言えば彼を突き飛ばしてから建物を出て行き)
!…っ(悪魔は、突き飛ばされ、強く身体を打ち、血を流しつつ、フラフラと兄の方に行き、「兄貴、ごめん、助けられなくて」と謝り)
「…いや、俺の方こそ甘く見ていた。すまない」
(兄はなんとか身体を起こしながらそう謝ると、「とりあえずお前は家で休め」と伝え。一方、父は再び人間界に戻り、自分たちのいる家へと向かい)
…あ、俺のせいでネイとアイツが危ないかも!(悪魔は、兄の言葉に頷いたが、なんとかしたくて、語り掛けた内容から父が動いていたため、そう言っては携帯を取り出して、『ネロが来ても鍵開けんな!お父さん取りついてるから!もし、ネロの振りしたとしても、危ないから入れんなよ』とメッセージを送り)
!…それはまずいな、お前の兄貴に連絡はしたのか?
(兄は彼の言葉を聞けば眉間に皺を寄せつつそう尋ね、父は家の前に着くとチャイムを鳴らしつつ『…あけて』と呟いて。一方、自分は彼からの追加のメッセージを見てはすぐに天使の彼に共有し)
!してない、すぐしなきゃ!(悪魔は、始めはすぐに解決すると思っていたがために、しておらず、天使の兄へ急いで連絡を入れて。天使は、相手から聞いた言葉に、『ネロなのに…お父さんやだ…』と怯えたように呟いて、相手を抱きしめていて。一方、天使の兄は、自分から話を聞けば、急いで天使2人の元に向かい)
『…仕方ない』
(父は2人が出てこないことに苛立ちつつもどうにか抑えては1度身体を悪魔に戻し、悪魔は先程の攻撃の痛みに苦しんでおり『アンジェロ、いたい…助けて…』と呟いていて。一方、自分はそんな悪魔の悲痛な声を聞けば、もしかすると本人なのではないかと考え始めていて)
「…よぉ、久しぶりだな」(天使の兄は、急いで相手らの家へ向かうと、家の前で苦しむ悪魔の相手を見つけ、間に合ったことに安堵しつつ、そう声をかけ。天使は、声は悪魔の相手のものだが、口調などが相手の父だったため怯えていたが、助けを求める言葉は、悪魔の相手だと確信し、思わず開けようとしてしまったが、天使の兄の声でハッとして、『にぃ兄様だ…』と呟き)
『…たすけて、俺…』
(悪魔は扉の前で倒れ込んでいたが相手の姿を見つけてはそう声をかけ。一方、自分は彼が天使の兄を呼んでくれたのだろうかと思いつつ「…にぃ兄に呼ばれたら出よう」と伝えて)
「アイツから話は聞いた、中にあのくそ悪魔がいるんだってな」(天使の兄は、そう言いつつ悪魔の相手の元に行き、「早く追い出さねぇと、お前自身を消されるぞ。ま、親父に利用されるのが本望ならいいけどな」と笑いながら言い)
「ネイ、ウィルに追い出す術はないのか聞け」(天使の兄は、取り憑かれた人をあまり見たことがないため、対処法が分からず、相手にそう伝えて、「ネロ、俺がいる以上、2人には手を出させない。だから、もし何を言われても絶対に聞くな」と言い)
わ、わかった…
(自分は心配そうに扉の隙間から二人を見ていたが、相手に声をかけられればすぐに兄に連絡し。一方、悪魔は苦しみながらもどうにか抗っており)
「お前の力は聞いている、残念だが俺には効かないぞ」(天使の兄は、悪魔の相手の中にいる父に伝えるように言い、元々能力等について調べていたため、耐性がついていて)
『…つまらない男だ』
(悪魔は暫く抗っていたものの、再び父に身体の主導権を取られては『俺を追い出せないのはこいつのせいじゃない。より優れた魔力が身体の主導権を握る…それだけだ』と馬鹿にするように笑い)
「優れた魔力?俺に倒されたお前が?面白ぇ冗談だな」(天使の兄は、期待はしていなかったため、父に取られたらしい様子を見ては、馬鹿にしたような言葉を言い、さりげなく首輪をつけて。一方、悪魔は、使用人に治療してもらい、「あのお父さんに勝つ術っつーか、ネロから追い出す方法って存在すんの?」と尋ねて)
『っおい!なんだこれは!』
(父は相手に首輪をつけられたことに気がつくと怒りを顕にしながらも攻撃し、兄は治療を受けながらも「…さあな。肉体があるならともかく、あれは魔力体だ」と溜息をつき)
「…お前も復活する為にそいつが必要なんだろ?なら大人しくしておくんだな」(天使の兄は、父にとって悪魔の相手は利用するのに都合が良かったのだろうと思い、大人しくしろと言いつつ、攻撃を避けて。一方、悪魔は、なにか無いかと考えては、「お父さんを魔力ごと入れて、封印とか出来たりしない?この石に魔力入れるみたいな感じでさ」と言ってみて)
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