匿名さん 2022-10-04 22:05:25 |
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「えっと…お腹のとこがちょっと熱い、かも」
(青年はどう表現するか迷ったものの、下腹部を擦りながらそう伝えては「他は特にないかな…」と呟いて)
「ここが熱いの?」(部下は、青年の擦る下腹部に優しく触れながら尋ねて、「じゃあ、今のはダメそうだね」と呟き)
「にゃ…っ」
(青年は部下に触れられては小さく声を漏らし、「ルー、もっとお腹熱くなっちゃった…」と困ったように部下を見つめ)
「!…抑制どころか、強まってない?」(部下は、青年の様子から、先程までより求める結果になってるのではと言い、手を引っこめると、「仕方ない、もう一個飲んでみて」と言い、青いカプセルを取り出しては、水と共に青年に飲ませてあげて)
「んう…」
(青年は薬を飲まされると暫く静かにしており、段々と身体の熱が引いてきていることを伝えようと口を開くが「にゃう!…んにゃ…?」と言葉が出せずにいて)
「えっ、レン!?」(部下は、大丈夫だろうかと伺っていたが、青年が話せなくなっており、困惑して、どうしようと思い、天使の兄に電話を掛けるも、繋がらず不安に思い)
「…にゃ、にゃあ」
(青年はとにかく身体の熱が引いたことを伝えようと部下に抱きついては、擦り寄りながらも訴えかけるような視線を送り)
「ちょっと待ってね…、!もしかして、熱引いた?」(部下は、青年の様子から、何かを伝えようとしている事を察し、じーっと観察しては、なんとなく感じたことを尋ねて)
「にゃう!」
(青年は部下に伝わると嬉しそうに返事をするも、喋れないことを不便に感じては耳と尻尾を下げしゅんとして)
「!そっか、わかった」(部下は、嬉しそうな声から、合っていたのかと安堵し、元悪魔に電話をかけては、「ルーカスです。レンに薬飲ませたんですけど…」と薬の事と青年の様子を伝え)
「!そうですか…」
(元悪魔は青年の症状をメモしながらも部下の話を聞いていて、「では、ジュリアス様に確認して参りますので、そのままでお待ちください」と伝えては相手の元へ急ぎ)
「レン、大丈夫だからね」(部下は、元悪魔を待ちつつ、青年を撫でてあげながら、安心させようとしていて。一方、天使の兄は試行錯誤しつつ調合を続けていたが、元悪魔が来たことに気付き、「どうした、そんな慌てて」と言い)
「んに…」
(青年は心配そうに自身の尻尾を弄りながらもそう呟き、元悪魔は「実は、レンさんが薬の副作用で喋れなくなってしまったようで…」とメモしたことを元に情報を伝え)
「!…厄介な副作用だな」(天使の兄は、まさか声が出なくなると思わず、驚きつつ呟いて、青年の声を戻すためにどうするか考えては、「確かその薬は青だったな。それなら、これを薄めて…いや、こっちを…」と考え込み)
「…あの、私に何かお手伝いできることはありますか?」
(元悪魔は考え込んでいる相手の姿を見ては何か力になれないかと思いそう声をかけ、青年はもう1つの薬を飲めば治るのではないかと思い「みゃ、にゃん!」と薬を指さして)
「…さっき渡した薬の成分表なんだが、なにか気付くことはあるか?」(天使の兄は、大丈夫だと言いかけたが、もしかすれば解決するかもしれないと思い、パソコンの画面を見せつつ言い。一方、部下は、青年が指さした事でなんとなくわかり、水と一緒に残った薬を飲ませてあげては、「…どう?」と心配しながら伺い)
「…もしかすると、飲み合わせが悪いかもしれません」
(元悪魔は3つの薬の成分を見てはぽつりとそう呟き、青年は暫く目を瞑っていたが、不意に目を開くと「…何」と部下を睨み)
「!なるほど…飲み合わせのことは考慮してなかったな」(天使の兄は、元悪魔の言葉に、それもありえると思い。一方、部下は、青年に睨まれ、「…え」と小さく零し、強いショックから、思わず携帯を落とし、「違う、レンじゃない…」と呟き)
「どのような症状が出るかは分かりませんが…」
(元悪魔は困ったように薬を見つめながらもそう呟き、青年は「は?俺はレンだし」と言いながらも毛繕いをしていて)
「あいつの所行ってみるか…」(天使の兄は、どうすべきか悩んでいて、小さく呟いては、パソコンや注射器など必要なものを部屋から持ってきた鞄に入れたりしていて。一方、部下は、悲しみやショックから、「…もうやだ」と呟き、泣きながらも元悪魔に残りの薬を飲んだ青年の声は戻ったが、今度は様子がおかしいことを伝え)
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