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匿名さん 2022-10-04 22:05:25 |
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『アンジェロと一緒ならどこでもいい』
(悪魔はぴったりと天使の彼にくっつきながらも楽しそうにそう伝え、自分は「どんな服にしよっか。かっこいいのもいいし、シンプルなのも…」と話しながらも服屋へ向かい。一方、元悪魔は部下が電話に出ると「ルーカス様、お休み中申し訳ございません。レンさんの件について、分かったことがございまして…」と伝え)
『！えへへ…ネロと一緒なら、どこでも楽しいよね』(天使は、悪魔の相手の言葉に嬉しそうに言っては、抱きしめて。悪魔は、「2人が気に入るのがあればいいけどな」と言い、街に並ぶ服屋を見つつ言い。一方、部下は、元悪魔の言葉を聞き、すぐに目が覚め、少し間を置いて心の準備をすれば、「…聞かせてください」と伝えて)
『わ…っ、えへへ』
(悪魔は天使の彼に抱きしめられると嬉しそうに目を細め、自分は「…あ、あそこの店なんてどう？」と指をさし提案してみて。一方、元悪魔は「まず、その機能がつけられた経緯ですが…やはり繁殖が目的のようです」と1つずつ伝えていき)
『あ、でもお仕事どうしよう…』(天使は、嬉しそうに抱きしめていたが、ふと悪魔の相手が嫌がっていたのを思い出し、お金もないためどうしようと悩み。悪魔は、相手の指す店を見ては、「あ、結構いいな、入ってみよ」と言い、その店の方に行き。一方、部下は「繁殖…レンみたいな愛玩を増やす、ということですよね？」と言いつつ、隣で眠る青年の頭を撫でて)
『そんなの、兄貴にお金貰えばいいじゃん』
(悪魔はまた仕事の話をする天使の彼にムッとしながらそう伝え、自分は店に入ると早速服を見つけ「ねえ、これなんかどう？」と手に取ってみて。一方、元悪魔は「ええ…レンさんの魂は悪魔のものですから、天使にとってペットとして飼うのに好都合だと考えたのでしょう」と話し)
『うーん、説明難しいなぁ…ネロも働けたらなぁ』(天使は、どう説明するか困り、悪魔の相手も働ければ分かるかもしれないのにと呟いて。悪魔は相手の方を見ては、「んー、ネイは似合うけど、俺は違う感じじゃねぇ？」と言い。一方、部下は「天使も悪魔も、勝手すぎるよ…」と呟き)
『…よくわかんない』
(悪魔はなぜ天使の彼が困っているのか分からず首を傾げつつもそう呟き、自分は「そうかなぁ…あ、でも同じ生地でかっこいい型のやつもあるよ」と近くにあった服を手に取り彼に渡してみて。一方、元悪魔は「ああ、それと…発情期の状態のレンさんに近づいた研究員に魅了に近い症状が出たとの記録もあります。独占欲も強くなるようで…」と資料を読み上げて)
『とにかく、俺は誰かから貰ったお金じゃなくて、ちゃんと働いたお金がいいの！』(天使は、どう伝えればいいか、2人にも相談してみようと思い、自分で稼いだお金で悪魔の相手にしてあげたいことを伝えて。悪魔は、相手が新しく手に取ったものを見ては良さげだと思いつつ受け取り、合わせてみては、「ネイ、どう？」と尋ね。一方、部下は、元悪魔から独占欲が強まることを言われ、店主に忠告された言葉が浮かび、「…もしかしたら俺、もう遅いかもですね」と言い)
『ふーん…』
(悪魔はあまり分かっていなさそうにそう相槌を打ち、自分は「あ、すごい似合ってる！」と彼を褒めながら鏡の前へ連れて行き。一方、元悪魔は部下の言葉を聞けば何か対処法はないかとページを捲ってみるも、24時間以内の対処しか書かれておらず、素直にそのことを部下に伝え)
『ごめんね、俺が教えてあげられなくて』(天使は、悪魔の相手のために頑張るつもりだったが、上手く教えられないことにしゅんとしながら謝り。悪魔は、鏡の前で合わせてみては、「すげぇ、思ってたよりいいじゃん！」と嬉しそうに言い、それに合いそうなズボンを見つけると、何個か合わせてみたりして楽しんでいて。一方、部下は、「24時間…」と呟き)
『別にいいよ、そんな気にしてないし』
(悪魔は興味がなさそうに謝る天使の彼の頭を撫でてやり、自分は「俺も下に着るやつ決めよっと」と彼と共に合わせてみたりして。一方、元悪魔は確認のために「…あの、独占欲の症状として『誰かが被験体に触るのを極端に嫌がる』『被験体の行動全てを管理しようとする』とあるのですが、そういった症状はありますか？」と尋ね)
『そっか、ちょっと安心した』(天使は、嬉しそうに撫で受けながら言い。悪魔は、ズボンが決まると、つい帽子などの小物も揃えたくなってしまい、どうしようと悩んでいて。一方、部下は、元悪魔の言葉にドキッとして、隠すのも違うと思い、「俺はそこまで強い自覚なかったんですけど、おじさんがレンを撫でたり抱っこしたら、すごく嫌でした。すごい顔してたと言われちゃいました」と素直に伝え)
アン、帽子も買うの？
(自分は彼が小物の前で悩んでいることに気がついてはそう声をかけ、元悪魔は「そうですか…後から出すようで申し訳ないのですが、昨日レンさんが私から離れなくなってしまった際も、恐らく同じような顔をしていたと思います」と伝え)
せっかくなら揃えたいって思っちゃってさ(悪魔は、まだ確実には決めていないが、色々揃えたくなると伝えて、「服だけの方がいいかな？」と尋ねて。一方、部下は驚きと同時に、恥ずかしさを感じ、「俺としては、そこまで顔に出てるつもりないんですよね…」と言い)
たしかに…俺も帽子買おうかな
(自分は帽子を手に取ると被ってみつつそう呟き、元悪魔は「…もしかすると、元々の好意的な感情も関係しているかもしれませんね。対処法としては1ヶ月間の隔離がありますが、それは難しいですし…」と眉を下げ)
お、似合うじゃん(悪魔は、相手の帽子を被る姿をあまり見た事ないなと思い、帽子を被る相手を見ては、そう言い、ハットを被ってみて。一方、部下は「レンと離れるなんて嫌です」と言い)
！ほんと？
(自分はあまり帽子を被ることがなかったため嬉しそうにそう尋ね、元悪魔は「でしたら、もう対処法は…」と申し訳なさそうに呟き)
ネイは…これとか合いそう(悪魔は、帽子を色々見ては、相手に似合いそうな帽子を選び、相手に見せて。一方、部下は「…大丈夫ですよ、レンといられて幸せですし、きっとレンの発情状態が治れば俺も戻ると思うし…」と心配そうに言い)
あ、それもいいね
(自分は彼に渡されたベレー帽を手に取ると嬉しそうに被ってみせ、「どう？可愛い？」と微笑んで。一方、元悪魔は「…治ると良いのですが」と不安げに呟きながらも資料に目を通し、「他にレンさんやルーカス様ご自身のことで、気になることはありますか？」と尋ねてみて)
やっぱりネイはかっこいいより可愛いの方が似合うな(悪魔は、相手の様子を見ては、似合うと素直に褒め。一方、部下は、「…今のところ、大丈夫です。もし見つかったら、ロイさんに連絡しますね」と伝えて)
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