匿名さん 2022-10-04 22:05:25 |
通報 |
…ネイ、俺に親父の説得させてくれねぇか?(相手の話を聞いては、相手からの頼みとはいえ、相手の父から見れば今の自分は誘拐犯だろうと思い、相手では話が聞こえないらしいの為、自分にさせて欲しいと提案しては、「俺、天使の輪は追放された時に奪われたから羽しかねぇし、隠したらバレねぇはずだからさ」と説明し)
バレないとは思う、けど…親父は人間も食べるやつだから、下手すると殺されるんじゃないか…?
(その提案に彼の名前を書く手をピタッと止め、慌てて彼の顔を見上げた。そして不安げな顔でそう尋ねると言ってほしくないと言うようにその手を握る。しばらくは不自由な生活が続くとは思うが、自分としてはこのまま彼らから身を隠しながら生活をしていてもよかったのだ。)
お前がすげぇいい暮らししてたっつーことは、上級悪魔だろ
わかってる、でも俺は堂々とネイと街で遊びてぇんだ…(相手がプール付きの広い家を想像していた為、悪魔は上級であるほどいい暮らしができると聞いていた事から、相手の父は上級なのだとすぐにわかっていて、相手をぎゅっと抱きしめながら、ずっとこそこそとするのは気が引けて嫌だと言い、「失敗したらもう二度と説得するなんて言わねぇから」とダメ元で頼んでみて)
…そこまで言うんなら
(そこまで自分との生活について考えてくれているとは思わなかった…驚きつつもどこかその言葉が嬉しくて、自分も少し彼を抱き返した。「多分、俺も行ったらすぐ連れ戻されちゃうから…アンが1人で行かないとだと思う」と言うと自分のポケットから1つのキーホルダーを取り出しお守り代わりに彼に手渡した。)
これ、俺の宝物…だけど、アンにあげる
!宝物ならもらえねぇよ?!(1つのキーホルダーを受け取るも、相手の宝物だと聞き、驚いて貰うわけに行かないと思い、相手に返して、「俺にはわかんねぇけど、大事なもんなんだろ?ネイが持っとくべきだと思う」と微笑んで言い)
ううん、アンが持ってて
(それを相手の手にしっかりと握らせるとにこりと笑った。少しではあるが、そのキーホルダーには自分の魔力が入っている。彼の身を守るには十分…だと思うが、ほんの気休め程度にしかならないかもしれない。そんな不安を抱えながらも、少しでも事が良いように進むようにという願いを込めて彼の目を見つめた。)
多分、これ見せたら親父もアンが俺の友達だってこと信じてくれると思うし、持ってて損はないと思う
そっか…じゃあ、借りることにするな(相手の言葉に、確かにと納得しては、それを握りしめ、嬉しそうに笑いながら言って相手の唇にキスをして、何事も無かったかのようにロングコートを羽織っては「じゃあネイ、行こう」と言い)
ぅ、そ、それやめろっ!
(やはり相手の挨拶は慣れない。顔を真っ赤に染めてやめるように指摘をしては、買ったばかりのパーカーを取り出してそれを羽織った。そしてフードを目が隠れるくらいまですっぽりと被れば彼の後を追い彼らを探すことにする。)
ごめんごめん(好意を伝えるつもりでしたが、相手が気付いていない事を理解すると、流すことにし、相手の手を引きながら父親とその兄を探し。ふと先程ちらりと確認した時に見えた父親であろう人物の容姿に見え、相手に「あれがお前の父親か?」とその人物を指差しながら尋ね)
…うん、あれが親父
(彼が指すその姿はかなり怒っているように見え、ぞくりとした感覚が自身を襲う。今直接会ったらどうなるのだろうか…考えただけで恐ろしい。「俺はそこの物陰から見てるから…アン、よろしく…ありがとう」と言うと恥ずかしそうにつま先立ちをし、彼の言う”挨拶”をして近くの物陰に隠れて行った。)
!…ずりぃだろ(相手が頷いたのを見て、多少不安を抱きつつ行こうと思っていれば、相手からされ、顔を赤くして小さく呟いて、相手がくれたキーホルダーを握りしめながら小さく深呼吸した後、相手の父親の元へ行き、「あの、ネイのお父様ですよね」と話しかけ)
…大丈夫かな
(声は聞こえないものの物陰から彼らの様子を見ていたが、どうやら父は彼の言葉に強く反応しその腕を掴んでどこかに行ってしまったようだった。すぐに追いかけなければと立ち上がるが足が上手く動かない。ただこの場で彼の無事を祈ることしか出来なかった。)
…アイツから聞いたぞ、誘拐されかけたせいで過保護になったって
それ自体は仕方ねぇ、でもアンタのやり方じゃ一生アイツは自立しねぇ、出来ねぇんだよ!
アンタだって1人の父親なんだから、アイツに自立して欲しいはずだろ!(父親に腕を引かれ、抵抗すること無く路地裏に連れて行かれれば、食ってかかる様に父親に言い、「俺ならアイツを自立させられる、俺にネイを預けてくれ!」と真剣な顔で父親に頼み)
ぇ、あ、兄貴…っ?
(いつもの靴に履き替えてくるべきだった、としゃがみこみながら考えていると目の前に兄が現れ驚いたようにそう呟いた。まずい、兄貴も相当怒っている…そう察するも逃げようと思った頃には既にその腕に抱きかかえられており、気づけば彼らの元にたどり着いていた。彼が何を言ったのかは分からないが、父は突然現れた奴のことなんて信用出来るはずがないと怒りを示していた。)
ネイはお前らの所持品じゃねぇっつってんのが__ネイ!
お前らはそいつの将来を考えたことあんのか?
箱庭に閉じ込めて可愛がった結果どうだ?
読み書き出来ねぇ、わがまま放題、自分勝手…それをネイに望んでたのか?(話を聞かない父親に嫌悪を増幅させつつ言っていれば、兄に連れられて相手が来て、最悪なことになったと考えては、今にも襲い掛かりそうなオーラを出しながら2人に問いかけ、「ネイはお前らが思ってる以上に賢い、まぁ、お前らでは発揮出来ねぇけどな」と2人を睨みつけながら言い)
っ、親父!1ヶ月…いや、1週間でいい。試しにここで暮らしてみたい…それでもしダメだったら、大人しく家に帰る、から…っ
(わがままだとか、自分勝手だとか、彼の言葉には所々突っ込みたいことがあったが今はそれどころではない。兄の腕から抜ければ父に縋るようにしてそう頼み込んだ。彼らはアンの態度のせいもあってか納得がいっていないようであったが、自分の熱意が伝わったのか「3日だ、3日である程生活できるようになれば許す」と自分に少しの金を渡した。勿論その間見張りはつくらしいが…初めて自分が1人の悪魔として見てもらえた気がして嬉しくなり、近くにいたアンに抱きついた。)
少なくともお前ら2人より俺の方が優秀だからな、余裕だ(抱きつく相手を受け止め、頭を撫でながら、あえて煽るような言い回しで2人に言っては、ニヤリと笑い、「3日もあんだ、みっちり扱いてやるから覚悟しろよ」と相手に言い)
ぅ…が、がんばる
(頭を撫でられると嬉しそうに頬を綻ばせたが彼の発言には少し難しい顔をした。そしてチラリと父の方を見ると父は「俺はお前のことを信用しているわけじゃない、ネイを信用しているんだ。天使ごときが、くれぐれもネイに手を出すなよ。」と言いながらも自身の頭を撫でた。どうやら彼が天使だということは既にバレていたらしい。それなら隠す必要はなかったな…と思いながらも父と兄に1度ずつぎゅっと抱きついた。)
なんで俺が天使だってわかったんだ?
羽隠れてるし、輪は取られたのに(父親の言葉に『俺も信用してねぇよくそ悪魔』と心の中で悪態をつきながら、天使らしい特徴は一切無いはずなのに、なぜバレたのだろうと思い、尋ねてみて)
(父は「外見的な特徴は人間とそう変わらないが、匂いが人間とは全く違うだろ」と彼に指摘をした。自分には匂いの違いなんて全くもって分からないが、上級悪魔である父にはその違いが分かるのだろう。兄に何かあったとき用にと一時的に預けていた携帯電話を手渡されては「がんばるね」と微笑んで彼の元へと戻った。)
アン、早く家に帰ろう
トピック検索 |