匿名さん 2022-10-04 22:05:25 |
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!…ふ、ははっ、なんだよそれ
お前悪魔のくせに言い逃れでもしようってのか(殺してもいい事はないという相手の言葉につい吹き出してしまい、ケラケラと笑っては「面白ぇ悪魔もいたもんだな」と言い)
う、うるさい!とにかく俺は、さっさとあいつらに会って家に帰るんだ!
(何が面白いのか、突然吹き出す相手に無性に腹が立ち顔を赤くしながら怒りをぶつけた。そもそも天使に出会ってしまったのは、自分を置いてどこかへ行ってしまった家族が悪いのだ。あいつらがうろちょろしていなければ今頃家に帰れていたのに、と怒りの矛先を変えるが自身の今の弱みを口に出していたことには気が付かなかった。)
へぇ、お仲間とはぐれたんだ?
なら今のうちに倒しちまおっかな(相手がポロッと零した言葉を聞くと、いいこと聞いたと言わんばかりに不敵な笑みを浮かべて言い)
…わ、わかった。何でも言うこと聞く…このドーナツもあげる!だから…っ!
(言い訳をしても怒りをぶつけても動じる様子のない彼の姿を見てはどうすれば良いのか分からなくなってきていた。本当はこんなことはしたくない…が、見逃してもらえるならとその頭を下げ上記のように懇願した。)
別にドーナツはいらねぇけど…いいから頭上げろ(頭を下げる相手を見ては、さすがに驚き、頭を上げるように言っては、相手の言った"なんでも"という言葉が引っかかり、「本当になんでもいいんだな?」と確認し)
…すごい痛いこととかじゃなければ
(彼の言動から考えるに、なんでも言うことを聞けば見逃してもらえそうだった。何も悪いことをしていないのに何故言うことを聞かなければならないのかと不満ではあったが、反抗して殺されるのよりは100倍マシだ。それにしてもこの男、天使にしては性格が悪すぎないだろうか…彼の頭には天使の象徴であるはずの光輪もない。本当に天使なのかと疑ってしまうほどだった。)
そう悪いようにはしねぇよ
ただ気に入ったからまた遊んで欲しいだけだからさ(ニマニマと楽しんでいるかのように笑いながら、相手を気に入ったから遊ぼうと言い、「俺はアンジェロ、お前は?」と名乗った後相手にも尋ね)
…ネイ。ネイ・フレッチャーだ。
(どんな酷いことをされるのかと思ったが、ただ遊んでほしいだけという彼に拍子抜けした。案外悪い奴ではないのか…?と思いながらも名前を聞かれれば疑うことなく素直に自身の名前を告げた。)
ん、ネイだな
じゃあネイ、俺はネイを倒さない、ネイは俺と遊ぶ、いいな?(相手の名前聞くと、にっと笑って、交換条件出して、「わかってると思うけど、お仲間にも言うなよ?言ったらお前を真っ先に倒すからな」と念の為脅して口止めしておき)
お前、やっぱいじわる…
(仲間に言えば真っ先に自分を殺すという彼はやはり天使のようには見えなかった。不満げにそう呟くがその条件を飲まない訳にもいかず、わかったと返事をするようにこくりと頷いた。ここまで来ると彼の言う”遊び”も普通の遊びではないのかもしれないと勘ぐってしまう。)
そうでもしねぇと俺の身が危ねぇじゃん(意地悪と言われるとくくっと笑って言い、「一緒に遊んでる間だけは俺たちはただの人間だからな」とにっと笑いながら言い)
ふーん…てか、そんなことで満足するのか?
もっとこう…悪いこととかやらされるのかと思った
(天使が悪魔にそんなことをやらせるとは思わないが、一応確認のためにそう問いかける。容姿は整っているが性格は良くなさそうだし友達がいないのだろうか、だなんて失礼なことを考えながらもとりあえず路地裏から出るべきだろうと出口の方に足を運ぼうとした。)
そんな悪いことすんのはお前ら悪魔だけで充分だっつの(相手の言葉にないないと言うように手を振り、「んじゃ、友達っつー事で、よろしくな」と言って相手の頬にキスをしてから、何食わぬ顔で相手と共に裏路地から出て)
…それがアンタらの挨拶?
(彼の柔らかい唇が頬に触れると、驚いたようにしてそう問いかけた。天使は敵ではあるが、彼らの文化には興味がある。それに今は休戦中…友達として遊ぼうと彼は言っていた。それなら聞けることは聞いておこうと思い上記のように問いかけた。)
てか、アンジェロ…アンは、どこか行きたいところがあんのか?
アンジェロ・ヴィクトールなりの友好の証、だよ(相手の天使なりの挨拶なのかという言葉に、首を横に振り、自分なりの友好の証だと言い、相手に行きたい所を聞かれると「特に決まってねぇんだよなぁ…ネイ、行きたい所ある?」と思いつかないと言っては、相手は無いのだろうかと尋ね)
俺?えっと…服買うだろ、それからあの店のチョコケーキ食べて…あと、遊園地も行きたい!あ、人間界には猫カフェってのもあるんだろ?それも行きたいし、それから…
(自分の行きたいところを尋ねられればその口は止まることなく考えていたことを次々と伝えた。天界のことはあまり耳にしないが、人間界のことはよく家族や友人から聞いている。主に聞くのは人間の習性についてだが、その会話の中で楽しそうな場所や美味しそうな食べ物についても聞いていた。)
やりたい事いっぱいだな
そんな何個もあったら、今日だけじゃ足らなくね?(止めどなく続く相手のやりたい事を聞くと、最初に声を掛けた時のような愛想のいい笑顔で言い、「とりあえず今日は、服買って、その店のチョコケーキ食ってさ、他のやりたい事はまた別の日にしようぜ」と提案し)
別の日って…お前、いつまでここにいるつもりなんだよ。言っとくけど俺は仲間が見つかったらすぐに帰るからな。長居はしないぞ?
(彼は一体自分といつまで居ることを想定しているのだろうか。1日2日で済む話ではなさそうだが…正直、今回は3日ほど観光すれば十分だと思っている。仲間さえ見つかれば、の話だが…)
…まあ、とりあえず服買いに行くか。
俺はお前と違って追放された身なの、はぐれた訳じゃねぇの(仲間が見つかり次第すぐに帰ると言う相手に、つまらなさそうに、自分は追放されたと言い、「せっかくお前と友だちになれると思ったのに、お前は俺が嫌いなんだな」と言って手で顔を覆って泣き真似し)
べ、別にそんなこと言ってないだろ!
…そもそも、なんで追放されたんだよ。アンタは天使だろ?
(天使なのに追放とはどういったことなのだろうか…よっぽどの事でもやらかしたのだろうか。突然顔を覆い泣き出す彼に慌ててそう声をかける。これは…彼が天界に帰るまでここにいてほしいということか?さっさと家に帰りたかったが、ここまで泣かれては仕方がない…)
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