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匿名さん 2022-10-04 22:05:25 |
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…うん！
(差し出された手に自分の手を重ねる。しかし、すぐに持って行きたいものがあるとスクールでの教材を鞄に詰め始めた。そして一通り持っていきたいものを持つと、今度は自分から彼の手を掴み家を飛び出していった。)
ネイ、何持ってきたんだ？(これからはずっといることが出来ることが嬉しく、ご機嫌な様子で相手について行くように歩きつつ、相手が先程鞄に詰めていたものを尋ねて)
えっと、勉強用の本と…お菓子と毛布と、それから寝る時のためのぬいぐるみ！
(いつもよりも大きな鞄に入ったそれらを満足気に教えながらも自分たちの新居へと歩いていく。彼に告げられたその家は街の中心部にあるマンションであり、自分の家とは違い横ではなく縦に広いその家に目を輝かせた。)
お前、ぬいぐるみ持って寝るんだな(勉強用の本という言葉に嬉しくなり、お菓子や毛布はともかくとして、予想外のぬいぐるみという言葉にくすくすと笑って。与えられた家を見ては「さすが金持ち…」と驚きながら呟いて)
ぬいぐるみっていうか…何かを抱いてないと落ちつかないから
(そう言いながら与えられた高層階の部屋へと足を踏み入れた。既に家具は一通り揃えられており、自分の部屋と彼の部屋もそれぞれ用意されている。今まで見たことのない景色に子供のようにはしゃぎながら色々な部屋を見て回り始めた。)
はしゃぎすぎだろ、少し落ち着け(本来なら相手のように凄いとはしゃぎたくなるも、騒ぐ相手のおかげか冷静になり、それぞれの部屋を見ては「ちゃんと俺たちの部屋が用意されてるんだな」と呟いて)
だって、こんなに高い景色見ながら暮らすの初めてなんだもん
(そう言いながら窓から外を眺めていると自分の家を見つけ指をさして「俺の家も見える！」と彼に教えた。そして一通り回り満足するとソファーに腰をかけて冷蔵庫に用意されていたオレンジジュースを飲み始めた。)
ったく、本当に幼稚園児だな(相手の様子をケラケラと笑いながら言い、大人しくなった相手の隣に座って、相手の肩に頭を乗せて)
…アンの翼の形は天使の時のままなんだな
(自分に寄りかかる彼を見てはそのカラスのような翼が目に止まりそう話しかけた。自分の翼はどちらかと言うとコウモリに近い。そこまで差は出ないと思うが…何となくそのふわふわ感が羨ましく思ってしまった。)
天使が魔力得た状態だからだろうな(相手に言われるまで特に気にしてなかったが、軽く翼を動かしながら言い、相手の膝の上に座ると翼で相手を包んでは「悪魔になったとはいえ、天使だからこんなのも出来んだぜ」とにししと笑って)
ぅ…アン、重い！
(彼の翼はふわふわで気持ちがいいが、自分の体では高身長な彼を乗せるのはきつくそう言って彼を膝の上から退かした。そして今度は満足気に自分から彼の膝の上に座ると、「さっきのもっかいやって」と彼にねだった。)
えー、絶対お前より重くねぇし(重いと言われると少しむっとしながら言い、「…ネイの尻尾、弄っていいならいいぜ？」とニヤリと笑い)
じ、自分の尻尾いじればいいだろ！
(彼はもう自分の尻尾を持っているのだから、自分が満足するまでそれをいじっていればいいだろうと思いそう告げた。なぜ彼は自分の尻尾をいじりたがるのか…意味がわからない。)
俺が好きなのは尻尾じゃなくて尻尾を触った時のネイの反応だもん(自分の尻尾を触るように言われると、そうではないと緩く首を横に振り、悪戯っ子のように笑いながら言い、「ハートみたいだし可愛いけど、ネイの尻尾にはそこまで興味ねぇし」と言いつつ、先程のように翼で相手を包み込んで)
…なんかムカつく
(自分の反応には興味があるが尻尾自体には興味がないと言われ、少し傷ついてはムッとした表情を見せる。正直自分の尻尾は誰よりも可愛いと思っていたためお気に入りでもあった。)
尻尾触られんのは嫌がるくせに、興味は持って欲しいんだ？(興味がないと言われてむっとする相手を見て、揶揄うように笑いながら言い、「天使様の翼はすげぇいいだろ」と自慢げに言っては、相手の尻尾に触れ)
…もう天使じゃないだろ
(相手の翼に包まれながらも尻尾を触られ、少し嫌そうな顔をしてしまう。兄は何も言っていなかったが、きっと定期的に魔力を補給しなければ彼は天使＿いや、天使でも悪魔でもない何者かになってしまうだろう。とりあえず暫くは自分が補給して、細かいことは兄に直接聞こうと思いながらも尻尾を不機嫌そうにペシペシと動かした。)
なんでそこまで嫌なの？(自分の魔力については知る由もなく、相手の嫌そうな顔を見ては、どこか楽しそうに笑って言い、不機嫌そうだと思いながらも、尻尾を弄り続け)
なんか、すごくゾワゾワするし、変な感じしてやだ…
(ムッとしながらそう言うが、言って分からないならこっちもやってやろうと思い自分も彼の尻尾を同じようにいじり始めた。そしてぱっと彼の顔を見ては「どう？俺の気持ちわかるだろ？」と問いかけ。)
ひっ…(相手に弄られるとビクビクっと反応し、相手にしがみついては、耳元で「しっぽすごいよ、ネイ」と言い、何度か唇に軽いキスをしつつ相手の尻尾弄り)
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