美容師 2022-10-03 00:17:24 |
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えー、つまんねえの。まあ来たらそれなりの対応はしてやるよ
(ツボが浅くなってきたのか顔を見合わせて笑いながらも実際は来客するならそれなりのサービスをすると告げて。日本酒独特のすっきりした爽やかな味と豊かな匂いに舌鼓をうつともう一口と飲むのが進み。忠告受けると軽い調子で受け流しつつも酒を選んだ手腕に褒め言葉伝え。おつまみを口に運んでその相性の感想述べながらもう一つ手に取って彼の口元に運び)
分かってるって。これ当たりの酒だな、ツマミが進む、ほら。
…ん。確かに合うな。
( サービスをしてもらえるならいずれ行ってみようと思いつつ、酒を飲み。ツマミを一つ此方に差し出してきたかと思えば、どうやらそのまま口元に運ばれ、食べてみろということだと理解すると、それをそのまま口にくわえ口の中へ。まるで恋人同士のすることだなと思いつつ確かにこの酒に合っていると頷き。ふと明日休みだという相手、自分も休みなのでせっかくなら何処か出掛けてもいいと思い。)
透、明日休みって言ったか?俺も休みなんだよな。
どっか行くか?
だろ? これは一本無くなるの早いかもな
(彼が用意した酒にも関わらず得意げに笑い。度数が高いとはいえこの相性の良さでは直ぐに空けてしまいそうだとご機嫌な様子で口にして。ふとどこかに出かけることを誘われると思わず動き止めて彼を見つめ。こちらがシフト制のせいかなかなか休みが一致してどちらも予定がないということは珍しい。すぐさま食いつくと意識は出かけることに向かい、早速行先悩みながら尋ね)
え、マジか。行きたい行きたい。
なんか久しぶりだな、どこ行く?
普通にショッピングとか?最近できたショッピングモール行ってみたいとか思ったり。透は?行きたいとこないの。
( 何処へ行きたいかと言われると、少し悩んでから強いて言えば最近できた大きなショッピングモールに行ってみたいと伝え。逆に相手はどんな所に行きたいと言うのか興味があり、聞き返してみて。何にせよ彼と出かけるのは久しぶりな為こちらもとても楽しみにしている。 )
あー、ショッピングモール良いな。
俺? んー、俺も強いて挙げるならゲーセンとか美味しいもの食べに行くとか?夏なら海とかでも良かったけど
(急に明日遊びに行くとなれば目的地などそうそうに浮かばないもので無難な彼の意見に良い反応を見せ。自分に話が振られると悩みこみながらも何となく頭に浮かんだ案を何個かあげてみて。だがそれも彼の案で叶いそうであれば意見纏めて)
買い出しもあるしショッピングモールにするか?
おっけー。じゃ決まりな?
俺、運転してくわ。
( せっかく出掛けるなら相手の意見も汲もうと思ったが、その気遣いも必要はなく。ショッピングモールにゲーセンも美味しいものもあると思えば、行先はそこに決定し。行くときは自分が車を持っていることもあり、それで行こうと提案し。)
おう、じゃあ任せた。
というかさらっとそういうこと言えるの流石イケメンムーブだな…それで何人の女落としてきてんの?
(話が纏まり行先も決まれば頷き、運転を買って出てくれると素直にお願いすることにして。日本酒のグラス傾けて飲みながらも自然と提案が出たことに触れてみて、さり気ない気配りに惚れる人が居そうだなとぼんやり考えつつもアルコールが回ってくれば若干距離近づけ笑い浮かべながらも変な絡み方をして)
…そうか?
そんなんでもねぇよ。俺よりか、透のがモテるだろ。
( 彼の一言には自分は意識してそう言っているつもりがなく思わず不思議そうな表情を浮かべ。昔は確かに女に言い寄られることも少なくはなかったが、自分から落とそうと思って近付いた試しがなく、そこは微妙だななんて思い。相手の方がモテそうだとグラスを片手に距離が近くなった相手を見つめて。)
無意識かよ。あー、でも昔から来たらそれなりにって感じだったもんな。
俺は普通くらいだって。基本的に広く浅く、みたいな。
(不思議そうな面にツッコミ入れながらも彼の過去の恋愛遍歴思い出すとどちらかというと言い寄られたらそのままみたいなケースが多く彼から積極的なケースは無かったなと思い出しながら述べ。自分に話が回るとそれとなく否定しながらも人付き合いが深くなる事が殆どなく当てはまるのはコイツくらいだなと見つめ返して)
まぁ、昔はな。
仕事始めると遊ぶなんてことも殆どないから。
( 相手の言うように昔の恋愛遍歴を思い返せば、恋愛自体に興味はなくとりあえずそれなりに遊んできたことは認め。仕事を始めてからというもの、そういうこととはご無沙汰なわけで、今から恋愛をしようという気も特にはなく。)
俺経由で手紙やらプレゼントやら渡してくれって任されたの心底ダルかったの思い出すわ。
ま、変な遊び方はセンセーとしてもアウトだしなぁ
(学校の頃の記憶思い出せば橋渡しとして都合良く使われていた事思い出して笑いながら日本酒煽り。仕事があればそういう気にならないのも共感でき、品行方正が求められる教職なら尚更だと思いつつも何となく目に付いた耳のピアス穴に手を伸ばすと指先で摘んでみてその事からかい)
昔はこんなに開けてたのに
あぁ、悪かったな。
さすがに体力的にも昔みたいなことはできねぇわ。
( 手紙やらプレゼントはやたら貰ったような気がするが、正直どれ1つとして記憶にはなく。今昔みたいなことをしようものなら、体力的に無理だと苦笑して。ふと、耳元に感じた感触に僅かに身動ぎをすると、笑って。)
なんだよ、擽ったいな。
もう穴閉じてるかもな。
それな。彼女1人作るのも面倒だし、今のままでいいかなって感じ。
(年取ったとジジくさいことを言うつもりは無いが体力や気力はないのも事実で同意示すと現状維持を所望して。耳元に触れ僅かに身動ぎしたことをいいことに耳の縁なぞったり耳朶緩く引っ張ったりと好きに弄びながらも提案して)
何となく。まだギリギリ通じてるっぽいけどな
明日俺のピアスつけてみる?
( 相手の言葉に同意しつつグラスに入っていた酒を飲み干せば。未だに耳朶を触り続けることへ仕返しと言わんばかりに、相手の耳に手を伸ばして。相手は耳上部にピアスをしているため、何となくその辺りを優しく触り。)
まじで?
…つけてみようかな。
お前もここ開けてみる?まあまあ痛いけど
多少塞がってても無理やり押し込めば通るだろ、じゃあ明日は2人でピアスな
(ピアスしてる付近触られると多少擽ったさ感じて笑い零しながらも特に抵抗せず。開けた時のこと思い出しては冗談半分に誘って。興味を示したような反応に若干物騒なこと言いながらも明日は久しぶりにお揃いだと嬉しげに決めて)
ふーん、開けてみるか。
ここ開けたら、透とホントにお揃いだな。
( 相手の耳を触ると確かにここに空けるのは痛そうだと思いながら、相手とお揃いになるなら空けてみてもいいかもなんて小さく笑って。耳元にあった手を相手の髪に移動させ、美容師なだけあってさすが綺麗な髪をしてると感心しつつ。)
やるとしたら日中もギリギリピアス出来そうな夏休み期間とか?
確かに。まあお前とならお揃いも悪くねぇかな
(意外と好反応であれば具体的提案出しながらも先生という職業上難しそうだなと感想口にして。ピアスの位置も揃えればお揃いで間違いなく、今までの彼女にお願いされていたお揃いよりも大分前向きに検討できるものでヘラりと笑い。髪触れられるとくすぐったそうにしながらも受け止め)
おう。じゃあ夏休みにでも。
( 相手の髪から手を離すと、満足気に笑い。何気に人とお揃いにするのは初めてで。何度過去の女にお揃いにしようと言われたものも今までは全部断ってきているくらいに好きでは無いのだが。相手となら寧ろ気分は進んで。)
これで仕事頑張れるモチベになるわ。
響くん、好きー!ってな
(冗談半分ではあったが真面目に話が進むとそれはそれで嬉しいことであって緩く笑い。楽しみな予定もでき酒も入って気分も良くなれば高めに作った声と共に悪ふざけで歴代彼女の真似をするように彼に抱きついてみて)
おいおい、だから飲みすぎは良くないって。
ほんと、絡み酒になるよな?
( ふいに抱き着いてきた相手が、過去の女のような台詞を述べたことには引き攣り笑いを浮かべるも、嫌がることはなく。相手の背中に腕を回し、何となく抱き締め返す形で飲みすぎだと告げて。)
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