通りすがりさん 2022-09-29 11:16:31 |
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【ありがとうございます!ロルの件了解しました!】
(今日は久々のオフの日。というのも、昨日のうちに溜まりに溜まっていた仕事を全て終わらせたからである。
そのおかげか、いつもは時間に追われて忙しない朝も、今日はこうして時間を気にすることもなくゆっくり過ごすことができる。
そして現在は何をしているかというと、淹れたてのコーヒーを飲みながら、今朝の朝刊を読んでいる最中だ。…ちなみに朝食は十数分前に済ませたばかりである。
六面を一通り読み終えた後、コーヒーを一口啜りながら次の面を読もうとして新聞紙をめくったその時───一枚の古びた紙が視界に入り)
…?チラシじゃなさそうだな…
(紙を一目見て普段挟まっている新聞チラシではないと気づき、静かに上記の事を呟きつつ紙を手に取った後、まず手にしていたマグカップを、次に新聞をテーブルの上に置いた。
新聞を読むことを一旦止めにしておき、改めてその紙を見直す。
何も書かれていないところを注意深く観察したその後、裏を見ようと紙を裏返した。
するとそこには<まきますか、まきませんか>という一文だけが書かれてあった。
まく、とは…一体何をまくのだろうか。そもそも主語が書かれていないし、というか何故この紙が新聞に挟まっていたのか………考えれば考えるほど謎が深まるばかりだ。
不審に思いながらも、その反面、好奇心がわいてきてしまっている自分がいる。というのも、一度気になると好奇心が止められない性質だからである。
そんな好奇心が己を動かした結果、紙をテーブルに置きおもむろに椅子から立ち上がると、何か書くものがないかリビングを歩き回り始める。すると、ものの数分で黒いペンを見つけることができ、それを手に取ればテーブルに戻り椅子に座る。
そして、文章を改めて読むと少し考え、<まきます>の方にペンでさらりと丸をつけると、ペンを紙のそばに置いた。
その後、マグカップを手に取りコーヒーを一口啜ると、もう片方の手でテーブルに置いていた新聞を手に取り、何事もなかったかのように再び読み始め)
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