通りすがりさん 2022-09-29 11:16:31 |
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>ウィリアムアフトン
【雛苺】
「ウィリアム…ウィリアムっていうのね!よろしくなの、ウィリアム!」
相手の名前を聞けば、ぱぁあ、と嬉しそうな笑みを浮かべて、相手の名前を復唱しながら飛び跳ねる雛苺。
すると、雛苺の辺りを、桃色に淡く光る小さな光が飛び交い始めた……が、すぐに雛苺の背中に隠れてしまった。
「もう、ベリーベルったら恥ずかしがり屋さんね!」
くすくすと可笑しそうに笑えば、思い出したように彼の方を見る。
「あ、この子はヒナの人工精霊、ベリーベルなの!ヒナの新しいマスターを探してくれていてね、それで、ウィリアムを見つけて、会わせてくれたの!」
手を上下にパタパタ動かし、一生懸命にそう説明して。
>56
>パチュリー
【蒼星石】
「はい。心の樹は、その人の心そのものを表します。
…えぇ、伐採して、人の心を○すことも、不可能ではありません」
相手の疑問に対し、表情ひとつ変えず、淡々と説明して。
しかし、姉の翠星石の話になれば、表情を曇らせ。
「…本来、僕たち双子は、同じ世界、同じ時代のマスターのもとで目覚めていましたが…どうも手違いで、今回は僕一人だけ目覚めてしまったようです」
楽単を表すように、ふう、と溜息をつきながらそう話し。
>57
>イデア
【翠星石】
「……」
自分を慰める言葉に、ただ黙って頷く。
さて、強がって前に出たは言いものの、説明を求められてしまうと、ごもっともな指摘だったのか、しゅーん、とまたしぼんでしまい。
「し、仕方ないですぅ。1から説明するから、よく聞くです…!まずローゼンメイデンとは、人形師ローゼンが作った人形ですぅ。ドールは、常にマスターを求めているです。ドールにとって、マスターはなくてはならない存在ですから……」
こほんっ、と咳払いすれば、強がりな口調はそのままだが、まだ緊張しているからか、声を震わせながらそう説明して。
すると、緑色に淡く光る小さな光が現れ、翠星石の近くを飛び始めた。
「……で、この人工精霊のスィドリームが、翠星石の新しいマスターの候補者を探していたら、見つかったのがお前だった、というわけです。ここまでわかったですか?」
まずはおおまかな説明をすれば、腰に手を当て、そう相手に確認して。
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