通りすがりさん 2022-09-29 11:16:31 |
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>>蒼星石
【パチュリー・ノーレッジ】
「なるほど……体力に関しては自信がないわね。魔力ならどうとでもなるのだけれど」
(真剣な声色で語る蒼星石に対し、考えるように手を顎に当てれば相槌を打ち。人形が主の力を消費するのと、魔力を使用して魔法を撃つのもそう変わらない。ただ、消費されるエネルギーが体力となるとそれに自信がない少女には考えものであったが。消滅の件に関しては、人間よりも遥かに長く生きすぎた反動か反応は薄く。死をそう深刻に捉えていないのが伝わるだろう)
「──そう。満たされない隙間を埋めたいのね。…………いいわ、契約をしても。ただその前に、あなたがどんな力を持っているのか教えてちょうだい」
(ドールにとってのマスターとは、おそらくは少女にとっての本と同義なのだろう。何百年も、少女は本と共に生きてきた、喜びも悲しみも本が教え、心を満たしてくれていた。ドールの在り方がどこか少女自身と重なったがため、どうにも無碍にすることはできず。顎に当てていた手をゆるりと伸ばせば、蒼星石自身を示すように開き。目の前の美しい人形は、美しさ以外にどのような力を持っているのかと、くっと顎を引きながら定めるような眼差しを向けて)
(/誤字は誰にでもございますので、お気になさらず!丁寧な訂正をありがとうございます)
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