自分を欺いて始まるロマンス 非募

「おや少年。随分と詰まらない服装だな。こんなセンスの無い奴が俺のマスターとは癪だが…ふむ。顔は中々いい。俺色に染めてみるのもいいだろう。俺？取り敢えず今はキャスターと褒め称えてくれ」
「愛されちゃって困っちゃうな。あはは。マスターも俺を愛してくれていいんだぜ」

名前 ／
Oscar Fingal O'Flahertie Wills Wilde
オスカー・フィンガル・オフラハティ・ウィルス・ワイルド

希望英字 ／ b

出典 ／ 1854年10月16日 - 1900年11月30日
アイルランド出身(劇作家/作家)

性別 ／ 男

クラス ／ キャスター

容姿 ／ 金箔の様に煌びやかな金髪は肩にかかる程度で、耳下から波の様にウェーブしている。黄金色の瞳は垂れ目で、左目尻には泣きぼくろがあり、セクシーな印象。スっと通った鼻立ちにやや厚めの唇、程よく筋肉のついた俳優の様な見た目だが、言動はかなり残念(後述)。召喚時の姿は全裸(股間を隠す様に蝶のパンツは履いていた)。顔以外には真っ赤なキスマークが体中に点在しており、服を着る時は首元まで隠すようにさせるマスターが多い。(真名バレを防ぐ為)ファッションセンスが独特な為、彼自身が服を選ぶとかなり奇抜になってしまう。特にひまわりを大事にしており、服にポケットがあれば必ず差している。

性格 ／我儘かつ傲慢、ナルシスト、楽観的。キスマークをマスターに見せつけては「困っちゃうな」と言う。しかし実は本当の愛が分からず心の底から愛し信頼出来る相手を探している孤独があり、マスターを信用するほど、ナルシストではなくなり、自己犠牲を厭わなくなるしかし、プライドが高いためそれを言動に出す事は無い。

得物 ／ 著作物に関する魔術を使える
「ナイチンゲールと薔薇」→赤い薔薇の棘で自分を傷つけ、流した血の分だけマスターか自分を強化
「わがままな巨人」→相手を極寒の固有結界に閉じ込める
「すばらしい打ち上げ花火」→自分を認識できなくする
「若い王」→一時的に対象の魔力アップ
「スペイン王女の誕生日」→侏儒が踊っている幻覚を見せ集中力を下げる
など。
宝具 ／ 「幸福な王子」
真名を解放すると、極寒の固有結界を作り、ワイルド自身が黄金の王子の姿になり、腰に短剣を差し、小さなツバメが肩にとまる。瞳の色がサファイアになり、剣の柄にはルビーが輝く。ルビー、サファイア、体の金箔(5枚)を宝石魔術として使用可。ただし使い捨てである。小さなツバメが動けないワイルドの代わりに対象に届ける。使う度に魔力を消費する上、サファイアの瞳や金箔は使ってしまうと、宝具が解けてもワイルドの体に影響する。(両眼使うと失明、金箔は使った部分が灰色になる)全て使うとくすんだ灰色になったワイルドと弱ったツバメが残る。もしもワイルドがマスターを真に信頼し愛していれば、ツバメがワイルドの鉛の心臓をマスターに届け、最後の力を貸してくれるだろう。

願い ／ 現代で受肉をしたい

備考 ／ 召喚時に全裸、股間に蝶、肌にキスマークは全て彼の墓碑から。全裸の彼の墓碑にキスマークを付けるのがブームだった時があり、股間にもキスマークがつけられるため、股間には蝶の飾りがつけられガードされた(実話)。史実では、男女問わず恋人が沢山いたとされ、特に有名なのが、ワイルドより16歳年下のアルフレッド・ダグラス卿（ボジー）(男)との電撃的な愛のため、ダグラスの父親の侯爵に訴えられ（当時の英国では同性愛は罪となった）、裁判に敗訴し破産され投獄されたエピソード。その後、ボジーと旅に出て性病で死亡した。

とても素敵なトピタイトルに、引用された言葉が映えておりワクワク感をかき立てられました。移動が遅くなり申し訳ございません、あちらでお声掛けさせていただいた者です！

PFの方拝見させていただきました。宝具や得物、キスマークの経緯と細部まで丁寧に練られており、感服するばかりです。是非ともこのままのオスカーとお話できればと思います。一点だけご質問させていただきたいのですが、希望英字の部分は前トピで掲載した名残でよろしかったでしょうか…？

また、早速こちらのマスターもPF作成に移りたく思いますが、募集板の方に載せたものをベースにする上で修正加筆箇所や萌え萎え等ございましたら、申していただければ幸いです！
オスカーのセリフを参考に、少年とのことなので創作マスターは学生が望ましいかなと考えましたが、その他にもご要望等あればできる限り添ったものにいたしますので…！

申し訳ありません！前トピで使用した物をコピペしたのですが、トピ関連事項を消したと思い込みそこを消し損なっていました。希望英字の部分は全く気にしないようにお願いします。pfの再利用はあまり良くないと分かってはいるのですが、全集や歴史的背景まで調べ直し練ったpfが1度も使うことが出来ずにいたのが本当に気掛かりでして…お褒めの言葉ありがたい限りです。是非ともよろしくお願いします。

前トピのマスター枠様が学生だったので台詞が少年になっておりますが、良ければ、成人男性のマスターでも大丈夫でしょうか？お声かけ頂いた際の雰囲気が大人っぽく、何となく切嗣が浮かびました。（イメージが異なっていたら申し訳ありません）少年をバカにするワイルドもFateZeroのライダーペアの様で楽しそうではありますが……もし、途中で成人男性では動かしにくい、PFを変えたいという場合も何ら気にしませんので言ってください！

また、Fate作品全般に言える事なので気にしなくても良いのかもしれませんが史実の方を取り扱う上、非公式鯖ですし、一応ここからはsage進行でお願い致します。

下げ進行についてかしこまりました。

おっしゃる通り、切嗣をイメージした部分がございまして！こちらとしても成人の方が物語進行もさせやすいかなと思いますので、そちらの方向で作成させていただきますね！
明日中には提出させていただきたいと思っておりますので、少々お待ちいただけますと幸いです。

sage進行への理解、ありがとうございます。

そうなのですね！イメージが合っていた様でよかったです。
PFをゆっくりとお待ちしております。

「誰のセンスがないだ。全く、まさか聖杯戦争なぞに参戦することになるとはな。不本意だが仕方ない。よろしく頼む、キャスター」
「そういうことはガキの俺に是非とも言ってやってほしいものだな、それはもう盲目的に慕うだろうよ。なんたって、あんたの作品に人生を狂わせられた男が最も純朴だった頃だからな」

名前:和泉谷 時雨(いずみや しぐれ)
性別:男
年齢:24歳
容姿:ダークブラウンの髪を無造作なウルフカットに、前髪は目に差し掛かる程度に長いものの、こちらもまた無造作に分けている。目の色は黒、気だるげに垂れており生気があまり感じられない。肌は僅かに浅黒く、顔立ちは整った部類に入るが、容姿に頓着しておらず最低限の清潔さしか心掛けていないため冴えない。
服装は白のワイシャツに黒のスラックスにスニーカーという、どの場面でも通用し、且つ動き易いものを普段から身につけている。外に出る際には後述の魔眼を隠すために、サングラスをかける。体付きは全体的に痩せ型で骨張っており、不健康そうな印象を抱かれることが多い。身長は180センチで、右手には鳥のシルエットにも見えるような令呪が刻まれている。

性格:愛想自体は悪くないが、感情を大っぴらに出すタイプではないので冷徹な人間であると思われることも多い。理想と現実に苛まれた結果、表面上はあらゆる物事を諦めた厭世家を装っているものの、根っこは善良且つ情熱溢れる人間性が残っているため、とやかく言いつつも物事には首を突っ込みがちで、相手を思いやる優しさを持ち合わせている。世界、人間、自分自身など様々なものに対する迷いが多く、割り切ったつもりが割り切れておらず葛藤に苛まれる本心は基本的には誰にも見せないが、絆を深めて親しくなっていくごとにぽつりぽつりと打ち明けていくだろう。
魔術師の思想とは良くも悪くも相容れれないため、サーヴァントのことを使い魔ではなく一人の人間で敬意を表するべき英雄として見ているが、自身の人生の基点となった作品を執筆した張本人であるオスカーに対してだけは様々な感情が綯い交ぜになっており、執着を見せたかと思えばぶっきらぼうになったりと素直になれないことが多い。しかし根底で抱いているのは敬意であるため、仲を深めていくにつれて好意的な感情を表に出すことが多くなる。やがては『幸福な王子』のツバメと王子の如く、自身の利益をかなぐり捨ててでもオスカーを支え、彼のために動こうとするだろう。

属性:水と風。
魔術:『反転の魔眼』
視たものの性質を反転させることができる。熱を冷に、栄を枯にと生物非生物概念問わず反転させることができるが、影響する規模が大きければ大きいほど身体に負担がかかり、良くて一時的な失明、悪ければ死に至る。自らの命を賭しても死を生になどの規格外な反転は不可能なため、攻守ともに汎用性がある分制限も多い。
理性を感情的に、愛を憎になど生物の感情面に働きかけることもできるが、どの程度の影響を及ぼすことができるのかは相手の耐性により左右される。また反転させても永続することはない。
戦闘においては拡散と収束を利用して相手の魔術を妨害したり、可視と不可視を使って自身やサーヴァントの攻撃手段を知覚しにくくしたり、相手の知覚や感情を反転させて混乱させたりなどを主に使用するが、その場その場で臨機応変に変えるため、挙げたもの以外にも多種多様な方法を扱う。
その他は錬金術とルーン魔術、強化魔術を扱い、それなりの腕前ではあるが、主には魔眼を使用することが多い。また家系柄黒魔術の才もあるが、本人の性格が致命的に向いていないことと単純に好んでいないことから、滅多に使うことはない。

備考:黒魔術を専門とする魔術師の家系に生まれたが、価値観を形成しきる前に『幸福な王子』に感化されたことで魔術師の世界に上手く馴染めず成人前に家を出奔、実家側からは恥晒しものとして勘当され、現在は小説家として生計を立てている。それ一本で暮らしていける程度には売れているものの、生活自体は質素。しかし工房となっている自宅にはそれなりに注ぎ込んでおり、他の魔術師や一般人から介入を受けないように気を使っている。自分の住む街で聖杯戦争が開催されるという噂を聞きつけるが、当初は一切我関せずの態度を貫いていたものの、土地勘が備わっていることとそれなりに立つ魔術の腕前から、今後一切の不干渉を材料に聖杯を献上する取引を実父に結ばされ、参加しないならば＊＊と脅されたことで無理矢理聖杯戦争に参加することとなる。故に本人は意欲があまりなく、自ら他のマスターやサーヴァントには仕掛けに行かずに消極的な姿勢を取りがち。
上には兄が2人おり、両者とも時雨より優れた魔術の腕と術式を持つ。兄たち含め実家との仲は険悪そのもの。


(/お待たせしました！PFが完成しましたので、お時間のある際にご確認ください…！修正加筆箇所等々ございましたら、遠慮なくおっしゃってください)

魔眼や生い立ち、幸福な王子との関係性など丁寧に練られており感動致しました。語彙力が無く申し訳ありません。
ぜひよろしくお願いします。
こちら側から設定についてこれ以上お願いすることはありませんが、ワイルドの設定についてはいかがでしょうか。
特に加筆修正点が無ければ初回文について打ち合わせしたいと考えております。
初回文の場面について、召喚時・召喚直後・日常生活 のいずれかを考えていましたが何か案はありますか？

お気に召していただけたようで安心いたしました。こちらこそよろしくお願いいたします。
オスカーについてはそのままの素敵な彼と交流したく思いますので、特に修正等は必要ございません。初回に移らせていただければと思います。
召喚時の問答についてはサンプルセリフに記載しておりますが、王道に出会いから始めたいなという思いがございまして…。よろしければ、時雨が一人暮らしの自宅でサーヴァントの召喚を試みるという場面から始められればと思います。(その場合、こちらから初回文を提出させていただきます)

pfについて了解致しました。こちらも良かったら召喚から始めたいと考えておりましたので、意見が合い非常に嬉しいです。お言葉に甘えて、初回文をお願い致します。

抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ──。
(聖杯戦争になぞ参戦する気はなかった。しかし、絶縁していた実父が急に現れたかと思えば、事実上聖杯か死かの選択を迫られたのがつい数刻前のこと。不平不満、その類の嚥下しきれない感情をそれでも腹の中に押し込め、台本のような棒読みの詠唱とともに召喚陣を描き進めていく。自らの皮膚を傷付け、血を介して魔力を陣に流し込むその作業すらも無表情のまま淡々と行う様はどこか機械的で。いよいよ召喚に移れば、魔力が体内から吸い取られていくかのように消費される感覚に、初めて顔色を変えて。僅かな冷や汗を浮かべて眉を寄せれば、陣から発される光が網膜を刺激し、堪らず腕を翳しながら成否を窺い)


(/初回文投下させていただきます。ロル形態や文章についてわかりにくい等がございましたら遠慮なくおっしゃってください)