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匿名さん 2022-09-16 20:57:05 |
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…近いです、真琴様（人としても執事としても好きだと言われ、頬に手を添えられれば少し赤くなり、近いと言ってから庭園に続く扉を指差して「と、取り敢えずご案内しますがお茶菓子は要りませんか」と話題を逸らして）
面白いなぁ…(相手が顔を赤らめると、ふふっと笑いながら呟きながら離れて、相手に尋ねられ、緩く首を横に振ると「多分すぐ部屋戻るから」と言い)
綺麗ですよね、お好きな花がありましたら寝室に飾りましょう（目を輝かせている相手を微笑ましげに眺めていると好きな花があったら飾ると言ってから既に許可はもらっているので少し小さな花をいくつか摘んでいて）
いいの？どれにしようかなぁ…(楽しそう笑いながら呟いては、庭園の花を見渡していると、偶然通りかかった母と目が合い、無表情になって固まり)
真琴様の好きなものを…、？
あ…奥様（相手の後ろからついて行くと急に固まった相手に少し首を傾げたがすぐに原因がわかり、そちらに向かって。相手の母専属のメイドから注意され「ですが、ここは許可をいただいています。そんなに言うなら彼専用の庭園でも作ってから申してください」と思わず言い返せば頬を打たれたものの、睨み続けて）
申し訳ありません、お母様…(泣きそうになりながらも、母とそのメイドに頭を下げて謝罪しては、相手の方を見ては「部屋に戻りましょう、七瀬さん」と言って、軽く相手を引っ張りながら庭園を後にし)
…すみません（上部だけの謝罪を相手の母とそのメイドを睨みながら庭園の扉を勢いよく閉めると少し冷静になって相手に謝罪をして「すみません…取り乱してしまいました」と言って頭を下げて）
いえ、僕の方こそ、嫌な思いさせてごめんなさい(泣いてしまわないようにと涙を堪えながら、自分も頭を下げ謝り、「お父様たちに頼んで、僕の執事から外してもらって下さい」と寂しそうに伝えてから部屋に向かい)
嫌な思いなんて、待ってください！（泣きそうになっている相手に告げられた謝罪の言葉に否定しようとすると外してもらってと言われて部屋に向かう相手の腕を掴みかけたがなんとかそれは抑え「私の対応が悪かったからでしたらその処分はもちろん受けますが、もし私のためなんて思って言ってならそれは聞けません」と言って嫌がるように首を振って）
なんでですか…！僕といても、いい事なんて無いのに(相手に嫌だと言われると、驚いて相手の方向いて、理由を尋ね、自分はこの屋敷で嫌われている事を理解しているため、一緒にいても傷つくだけだと思い、そう伝え)
僕は優佑様に仕えれるだけで幸せです！優佑様が大好きだから誰になんて言われても構いません
けど、優佑様に突き放されるのは傷付きます…今が一番傷ついています…（相手に言われて必死になって相手に仕えることが幸せで大好きな人に仕えれる大好きな仕事だと言っていると涙をぽろぽろと溢して。自分の手を震えるほど握りしめながら自分の思いを伝えて）
七瀬さん…(相手の言葉に、申し訳なくなり、相手を抱きしめて、「ごめんなさい…僕も好きです、七瀬さんの事。だから、これからも、僕の執事でいてください」と言い)
絶対に、死ぬまで…いえ、死んでも仕え続けたいです
もう言いませんか…？（抱きしめられて少し驚きながら自身の手袋を外してから涙を拭いながらずっと仕えたいと言ってから確認するようにもう言わないか、と尋ねて）
七瀬さんを傷付けるってわかったから、もう言いません(抱きしめたまま、こくこくと頷いて、言わないと言っては「これからも、僕たちと一緒にいてください」と言い)
はい…もちろんです、僕…じゃなくて、私の方こそお願いします（涙を拭い、泣き終えると相手を一度だけ抱きしめ返すと離れ「お見苦しいところを何度も見せてすみません…」と再度謝りながら部屋の扉を開けて）
見苦しいなんて、そんな事ないですよ(微笑みながら言うと、部屋に入り、「じゃあ僕、お仕事するので、七瀬さんはしたい事しててください」と言うと、書類が山のように置かれた机に向かい、早速仕事始め)
かしこまりました（仕事を始めた相手にお辞儀をしてから扉を閉めると真っ先に庭園に向かって。相手に好きな花を聞きそびれてしまったと思いながら、花の種類も花言葉も全くわからないが綺麗な花を図鑑で眺めながらカスミソウとガーベラ、薔薇と自分でも見たことがある花を採ると花瓶にいけてみて。あまりバランスも良くないが満足げに水を注いで仕事が終わる時間までお菓子を作って時間を潰して）
…これは、おしまいっ！(それから数分すると、文字があまり読めず、その書類を放置して、部屋を飛び出してしまい、「瑠夏お兄ちゃん、どこだろ？」と呟きながら相手を探すように屋敷内をうろうろと歩き回り)
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