匿名さん 2022-09-16 20:57:05 |
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それなりに怖さはあるけど、お兄さんからは悪意は感じないから(話していいのかと言われると、怖くない、大丈夫と言えば嘘になるが、話してみたいというのも本当で、相手から悪意を感じない為、大丈夫なのではと思っていて)
じゃあ…取り敢えず、ここでお話ししましょうか(怖いと言われると頷き、扉を挟んでいいと言ってから微笑み「それと、名前は真琴…と私が勝手に呼んでるのですがいいでしょうか」と尋ねて)
お兄さんの呼びたいように呼んでいいよ(名前に無頓着な為、相手の好きにしていいと言い、「お兄さんは俺の事知ってるみたいたし、お兄さんのこと教えて?名前とか何の担当の執事なのかとかね」と言い)
では真琴様…私は真琴様達専属の執事、七瀬瑠夏です
真琴様達の事情は重々知っていますが特に怖いとかそう言うふうには思っていませんよ(相手に信頼してもらえるか分からないが自分のことを説明し、今好意を持ってるとか言ってもそれで混乱させるかもしれないと思って言わずに説明して)
専属の執事…そうなんだ…
えっと、なんで怖くないの?(専属だと聞くと驚きはするも、納得しては、どうしても、なぜ人と違う自分たちが怖くないのか尋ねて)
引かれるかもしれませんが、私はあなた達4人が大好きだからです(そう言ってから少し顔を赤くしたものの首を振って「恋愛感情ではなく、ただ単に全員人として好きです」と嘘を吐いて)
…、そっかぁ(相手の様子から嘘なのではと思うも、あえて何も言わず、相手を見つめながら「俺も、瑠夏のこと、好きだよ」とふふっと笑いながら鎌をかけてみて)
!…嘘言わないでください(一瞬だけ顔を上げたが、相手は頭がいいことは知っておりきっと試しているのだと分かるとそう呟き「…思ってもないのに言わないでください」と言ってから食器を持って相手から離れて)
…俺は嘘言っちゃダメなのに、七瀬さんはいいんだぁ(相手の様子からやはり嘘なのかと見抜き、そう言っては、「やっぱり信用するなんて無駄だったのかな」と小さく呟いては、それを誤魔化すように「仕事あるでしょ、行ってきなよ」と言って扉を閉め)
…嘘つくしかないんです…きっと僕のせいで…(自分が相手を好きになったせいで今相手は記憶喪失になってしまったのかもと思って仕舞えば、好意を伝えるのはもうダメだと思って。相手に好きと言われて嘘でも喜んでしまう自分はきっとダメだと思い、扉に背を向け、しゃがんで泣いて)
なにが、お兄さんのせいなの?(自分のせいと言う相手の言葉が妙に気になり、扉越しではあるものの、尋ねてしまい、なんとなく泣いてるように思え、小さくごめんねと謝り)
…言っても仕方ないから(今言ったところで相手にわかるわけがないと諦めがあり、聞いても仕方のないことだと言ってから「僕こそすみません…多分今度、違う執事が担当になりますから…」と呟いて)
そ、っか…(違う執事が担当になると聞けば、なぜか胸が痛くなり、嫌だと思うも、言えるはずなく、嗚咽を漏らしながら泣いてしまい)
…真琴様、泣いてるんですか?(今の相手ならどうでもいいときっと言うだろうと思っていたのに泣き声が聞こえて思わず声をかけて)
どうでもいいはずなのに、なんでそう思えないの…?
胸が痛くて、嫌だって、思っちゃうの?(涙でぐちゃぐちゃになりながら、自分を知る相手に尋ねて、「俺の事知ってるなら教えてよ…」と泣きながら言い)
…私は、真琴様達の執事でもあり恋人です
でもそれを今言ったら混乱させるし…きっと、私のような身分が貴方達にそんな想いを持ったから記憶がなくなったのだと思います(不確定なことは信じないつもりだったが今目の前の相手は自分のことを忘れて、けれど片隅に覚えているような様子で、自分のことを告げながら扉は開けないまま話して)
いて…ずっと、俺たちの隣にいてよ…
これからも俺たちに服着せてよ、ご飯作ってよ…(扉の前にへたり込んでは、扉に手を置いて泣きながら懇願して)
…でも…いいんですか?私は、貴方のことが好きなんですよ?変じゃないですか(相手に言ってるのか自分に言い聞かせるためかわからない言葉を呟きながら扉に手を置いて)
俺、これでもお兄さんなんだよ
七瀬さんが良い人か悪い人かわかるんだからね(扉に手を置きながら、そう言っては、「それとも、命令じゃなきゃ聞いてくれないの…?」と尋ね)
…命令じゃなくても側にいたいです(相手に見えないのを知っているが首を振り、命令じゃなくても側にいたいと言った後に諦めるような声を出しながらしゃがみ込んで「でも、貴方以外きっと僕のこと好きになってくれない気がします…」と呟いて)
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