天体観測　／　〆　

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ええ～、絶対嘘や……！（ ハンバーガーを口に運ぶ彼を固唾を呑んで見守っていれば、最初は驚きつつも好反応を示す姿に大袈裟に目を丸くして。軽く身を乗り出し、とても信じられないといった様子で声を上げると、一度テーブルに目を落とす。置いて行かれてしまったかのような一抹の寂しさが胸を過り、再度彼の持つハンバーガーをちらりと見遣ると、早すぎる前言撤回をして ）……律くん、やっぱりうちもそれ一口もらってええ……？

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（ 猫のように目を細めて大人しく撫でられている彼女の姿を瞳に映しては、そっと優しい笑みを広げる。ふいに手を止めて彼女の顔をそこに固定すると、少し伸びて返答の代わりに触れるだけのキスを落とし。そのまま覆い隠すようにすっぽりと腕の中に閉じ込めてしまえば、時間に限りがあることも、自分たちが音楽をやめられないことも理解しつつ、可愛い我儘に応えて ）うん、気が済むまでずっとこうしてよう。