店員 2022-09-04 23:49:16 |
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わざわざありがとう。何でも合うようにしたいけどやっぱりケーキは紅茶かコーヒーかな。
(何にでも合うものが作れればそれに越したことはないが、やっぱり組み合わせと言うものは大事で。ケーキに合うのは一般的に考えて紅茶かコーヒーなのは自分でも理解しており。子供ならばどちらも飲まずジュースという選択肢もあるだろうが自分はもう20代も後半で、甘い食べ物に甘い飲み物はちょっとキツい部分もあり。なんて考えながら相手の直角に値する位置に座り。向かいよりは意見が伝えやすいと思った位置取りで他意はなく)
じゃあ先にどうぞ。気になることがあれば言って。
じゃあいただきます…!
(直角に座った相手に先にと言われたので一口食べて。甘いものが好きな自分には好きな味で、紅茶も一緒に飲んでみると、甘いものが普通の人などはストレートが合うのかなと思いながら口の中を空にすると自分が思ったことを言ってみて)
僕は甘いもの結構好きなのでこれは好きです!紅茶は甘いもの好みに分かれますし、おすすめの飲み方みたいなの書いた紙も添えたら面白いかなって思いました!
うーん…結構甘いのかな。もう少し調整すべきかな…。紅茶をオススメするとなると…。
(相手の意見に耳を傾けながらメモ帳を取り出し、相手の意見と自分も気になったところを書き出してはどうするべきかと思案しつつぶつぶつと呟き。一通り何かを書き留めると相手の用意してくれた紅茶を口に運び一口飲むと小さく息を付き)
他にはない?
うーん、店長も食べてみたらいっかなって思います
(他に何かないかと言われて少し首を傾げてから一口分相手の分をフォークに乗せると、無意識だったが相手に食べさせるように差し出して)
はい、店長も食べてください
まぁ一緒に食べる約束だったしね。
(カップをソーサーに戻すと一旦手帳を閉じ。ケーキを食べようとしたところで相手から差し出すようにされれば、そう言えば自分も昼に同じようなことをしたのを思い出すどこか冷静な自分もいて。それだけ相手の言動になれただなんて客観的感情を抱き。暫し逡巡した後、相手の手からそっとフォークを取り自分で食べることを選択し)
ん…やっぱりちょっと甘味が強いかな…。
甘酸っぱいフルーツを置くとか…?
(自分の手から食べてくれたことに笑顔になりながらも一応今は試作品の試食、仕事ということもありあまり表に出さずに自分の思う意見を言ってから少し悩む様に首を傾げて)
酸味のあるフルーツ…キウイとかパイン…いや、でもこのケーキには合わない気がするし…いっそベリー系とか?
(気になる点をメモ帳に書き留めながらもああでもないこうでもないと悩み。甘いのが大好きだという人にはウケるかも知れないがそれだと買ってくれる人は限定されあまり数は売れなさそうな上、既にそういった商品は何種類かあり)
うーん…これはレシピの練り直しが必要かな。
ですね、美味しいから残念ですけど店長が作るものならハズレは絶対にありません!
(ベリー系でも美味しそうだが結構な数はあるため少し惜しいがもう一度練り直すことに賛成をして。ただ相手が作るもので美味しくなかったものは無いためそう言って笑顔を見せてから相手にもう一口分食べさせてあげようと思って)
もう一口どーぞ、紅茶と飲んでみては?
そんなことないよ。俺はケーキよりチョコのほうが専門だし…。そのチョコでもイマイチな出来のものはあるしね。それは流石に試作としても出せないし。
(洋菓子の知識も有るとしても自分の専門分野はあくまでチョコレートで。それですら試作に出す程でもない出来のものはあり。試作はあくまで商品化を視野に入れたもので、商品化しそうにないものは自分で食べるか友人に渡したりするしか使い道はないが、商品化する程でもないにしても流石に不味い訳ではなく。もう一度差し出そうとする相手に自分も予備のカラトリーからフォークを取って)
ありがとう。じゃあもう一口もらうね。
チョコも美味しいですし、僕はお菓子作りはあまりなのですごいと思います
(そう伝えながらもう一つフォークを取り出されて少し不貞腐れながらもう自分からはいらないと言う意味で受け取りそのまま自分で食べて。そのまま相手の方へどうぞ、と言いたげにケーキを差し出して)
まぁ俺は高校くらいからお菓子作りはやってたからね。それでもショコラティエになるまでは何年も掛かったけど。
(差し出されたケーキを一口大に切り口に運び。そんな中、ふと相手のほうを見ると先程食べた時に付いたのか口元にクリームが付いているのに気付き。自分の口元を指先でとんとんと叩きクリームが付いていることを教え)
汐留くん、クリーム付いてるよ。
え、でもすごいですよ
(相手のことをまた知れて嬉しく思いながら指摘されてクリームを舌で舐めて。舐めたもののまだ少しついているがもう取れたものだと思い笑顔を見せて)
教えてくださってありがとうございます!!
何事も経験だよ。俺だって最初は失敗ばかりだったし。
(当時のことを思い出し懐かしむように目を細め。勿論、お菓子作りはやっていたものの素人の趣味程度のお菓子作りがプロの現場で当然通じるはずもなく。見習い時代に怒られたことも数え切れないほどあり。相手の口元に手を伸ばしクリームを掬い取り)
そこじゃなくて…ここ。
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