名無しさん 2022-08-28 22:28:19 |
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はは、それは俺も。実際やるってなったら上手くできないと思う。
(聞こえた呟きに自分も実はそうだと同意すると、上手に実演出来そうにないと述べて。相手に追いていきながらホテルの内装を観察していると、相手からの言葉にくす、と笑って。部屋の内装も期待できるが、2人きりとなれば帰りたくないと駄々をこねそうでからかい混じりに伝えて)
流石に部屋の中に入ったら帰りたくなくなるんだが…それとも帰す気が無いお誘いか?
それならよかった
(相手ができなそうだというと少しほっとしながら、演技している相手を少しだけ想像したが、戸惑ってそうな相手を想像して面白さに笑ってしまって。相手の言葉に一瞬ポカンとしてから、少し目を逸らしながらそんなことないと否定して)
さ、さぁ…でもシア忙しいんじゃない…?
ん?どうした、何か面白い事でも思い出したのか?
(ほっとしたあと、なにやら笑い出した相手に何か面白い事でも思い出したのだろうかと気になり、つい問いかけてみて。あからさまに戸惑う相手についつい笑いながら、自分はとぼけてみせると、エレベーターが到着したようで相手に進むよう促して)
ふふ、どうだろうなぁ?あ、着いたみたいだぞ。進もうか。
ん?いや、演技できてないシアを考えてたら
(相手に問いかけられると、ふっと笑ったまま相手のことを考えていたと言いながら楽しそうにして。相手に促されるままエレベーターを降りるとお洒落な雰囲気のレストランだが、中にいる人は私服ばかりなため、これなら大丈夫だろうと相手を見て)
ほら、私服の人ばかりだから大丈夫だろう?
擬態するのは得意だけどな。まぁ、本気出せば結構いけると思うぞ?
(演技ができないと言われてしまうと、ついムキになってしまい。昼間や以前のパーティーでの実績はあるため案外行けそうな気持ちもあってニヤリと笑って。レストランの中は確かに私服の人も多く、これならば浮かないだろうと安心して。案内された席に座るとメニューを見ながら相手におすすめを聞いて)
本当だ、これなら安心だ。…ここはなにがオススメなんだ?
じゃ後でちゃんとやってもらおうかな?
(ムキになってる相手が可愛いなと思いながらくすくすと笑うと、思わず相手の頭を撫でて。案内された席でメニューを見ながら、日替わりのパスタを以前食べた際に美味しかったなと思い、大体どれもおいしいと伝えた上で、日替わりも勧めてみて
全部美味しいと思うよ、けど私は前は日替わりパスタを食べたかな…けど他にもサイドはあるし好きなの選んでいいよ
…了解。なら時間と場所は任せるな。
(相手の笑みと頭を撫でられたことで思わずキョトン、としてしまうが相手が楽しそうなら良いかと思い予約をして。メニューを見つつ、どれも美味しそうだと思い相手が食べたことのある日替わりパスタにしようかと考えて)
へぇ…たしかに色々あるんだな。でも今日は初めてだし、その日替わりパスタにしておくかな。
じゃあ唐突に振ろうかな
(時間と場所を任せる、と言われて結構本格的にそのフリをしようとしているんだなと思い、ムキになっているように感じてまた少し微笑んで。日替わりパスタを相手が選ぶと頷き、パンも美味しいことを話しながら注文して)
了解、失礼日替わりパスタを2つ頼む。…ここのパン、焼きたてをいくつも食べられるからとても美味しいんだよ
せめてうちのボスがいない所で頼むな。
(唐突に振られると心構えが出来なそうで少し怖いが、まぁ何とかなるだろうという気持ちもあり。ただ自分のボスに見られたくないという気持ちはあってか、ボスが居ないところでとお願いして。相手が店員に注文する声を聞きながらデザートに食べるものを見ていれば、焼きたてのパンが食べられると聞いて嬉しそうに微笑んで。また、店内に視線を送ると店員もほかのお客も楽しそうにしていていい店だと述べて)
焼きたてか、それは楽しみだ。…ふふ、店員もお客もいい雰囲気の店だな。
そこは考えてあげるよ、揶揄われてそうだ
(相手の言葉に当然するつもりはないと返しながら、相手が忘れていないうちに唐突に言ってみたいなと思って。相手が微笑み、嬉しそうにするとつられて微笑みながら自分の傘下なため治安維持は徹底していると告げ、また来てみてもいいかもと考えて)
まぁ私の組織の傘下だから、治安はいいし…スタッフも教育されているからね。シアが美味しいと感じたらまた来てもいいね
ニヤニヤ笑って楽しんでいる姿が目に浮かぶよな…。
(自分で口に出してみるとニヤニヤ笑い指をさしてまでからかってくるボスの顔が頭の中に浮かび思わずため息を零して。相手のファミリーが上になるなら居心地の良さは納得で、相手の優しさが感じられて。少し考える仕草をするとこの店なら何の心配もないだろうと、また来たいことを伝えて)
カール傘下の店なら納得だ。細かいところまで指導しているだろうしな…うん、そうだな。また来ようかな…。
ふふ、すごく想像できるよ
(相手が想像しているのかため息を吐いているのを見てくすくすと笑いながら、相手と同じく頭の中で考えるとそれはもう楽しそうにニヤついている相手のボスの顔が思い浮かび苦笑して。自分の傘下を褒められると少し照れ笑いを見せながらも、気に入ってくれたのならまた誘うことを約束して)
結構こだわったからそう言ってもらえて嬉しいよ。気に入ってくれたのならまた誘うね
わかりやすいからなぁ、ボスは…いい事なんだか、悪いことなんだか…。
(相手のように想像されてしまいやすいのはマフィアのボスとして良いのか悪いのか…。悩みつつ、気心知れた相手だからなのかなとも考えていて。また誘ってくれるなら是非ともお願いしようと述べ、メニュー表をペラペラとめくって。見ればアルコール類も豊富で少しお高めのコースにすることも出来るため、デートにもってこいだと楽しげにして)
是非ともお願いするよ。今度はちゃんとした服装で、アルコールも飲めるくらいでな。
ふふ、わかりやすいボスだけど仕事は出来るからまぁいいのかな
(マフィアのボスとしての仕事が出来てはいるから今の地位なのだろうから大丈夫だろうと言いながらも、相手だから分かりやすいのかもしれないと少し考えて。相手と同じようにメニューを見ながら、今度はおしゃれをして来てみようと頷いて)
次はちゃんとデートで行こう。今回みたいな稀なケースでじゃなくてね
そうかも。仕事はできるし威圧感もあるし…問題なくは出来てるな。…お、早速来たぞ。
(相手の言う通り仕事とボスとしての責務は果たせているので少しくらい欠点があっても良いのだろうと思いつつ、分かりやすいのは気心知れた相手だけなので問題ないと口に出して。そう話していれば早速注文していたセットのサラダとスープが運ばれてきて綺麗な飾りつけに微笑んで。お洒落をして、と言われれば頷き、今回はディナーを食べに来たので次はランチを食べようと提案して。早めのランチならば混まないだろうし、その後映画を見ればいいデートになるだろうと伝えて)
そうだな、お洒落して今度はランチしに。その後映画でも行けたら楽しいかもな。
ふふ、ならいいか。美味しそうだね
(問題ないのなら、あのボスなら大丈夫だろうと思いながらやってきた料理に微笑んで。高級なものが苦手な自分でも平気だが美しい並びに嬉しさを感じながら相手にカトラリーを渡して早速食べようとして。相手の提案するデートプランに頷き、賛成しながらいつかしてみたいと呟いて)
とても素敵だな…次のデートはそうしたいくらいだ
だな、さすがホテルのレストランだ。このクオリティは真似したくても真似出来ないな。
(渡されたカトラリーを手に取り、サラダをフォークに刺して食べるとシャクシャクと歯触りの良い新鮮さとドレッシングの味に美味しい、と零して。スープも飲みつつ、自分の店では出せない美味しさに羨ましさも感じていて。いつかやりたいとの事ならば早速次のデートの予定を決めておこうと提案して。楽しみがあれば仕事も頑張れそうで少し自分もワクワクしていて)
このプランでいいなら日付を決めてデートしようか。やりたいことはどんどんやろう。
ふふ、お褒めにあずかり光栄だなぁ
(相手の料理の美味しさを知っており、そして相手がしているカフェのファンでもあるため、そんなふうに言われると嬉しくなって。ドレッシングも自家製だと、店員並に説明をしながら食べ勧めて。日付を決めると、モチベーションにも確かに繋がりと思い賛成しながら、取り敢えずは今回のことが鎮火してからの相手へのご褒美にしたいなとも思って)
そうだね、まぁ取り敢えず…今回のお礼も兼ねたいから近いこことか?
ふふ、そんなに喋るなら結構自信があるんだな。やっぱり店の内観とか料理の監修とか沢山したのか?
(相手からの説明を微笑ましく聞きながら食べ進めるとより美味しく感じられそうで、相手の努力を感じられていて。やはり色々見本を見たり料理を食べたりして決めたのだろうかと尋ねて。近いところだと大体の目安で1週間くらいと伝えて。自分もこの騒動を終わらせるやる気にもなるしな、とも考えていて)
……そうだな。まぁ1週間後が妥当かな。
(/お世話になっております。返信遅くなり申し訳ありません……リアルの方がバタバタしており日にちが空いてしまいました。まだお相手させていただけますでしょうか?)
まぁね、一応いいホテルだからラフに来れるけれどそこそこ見栄えも味もよくなくちゃね
(自分で初めて携わった内装や料理だったため色々勉強をし様々な人の意見を聞いたため思いはやはり大きいため頷きながら食事を楽しんで。1週間と言われるとちょうどいいと思い、承諾してから楽しみなことを伝えて)
じゃあそれで行こう、楽しみだなぁ
(/こちらこそいつもお世話になってます!こちらもリアルが忙しくてなかなか返信が遅いのでお気になさらないでください!無理のないペースでお互い楽しみましょう!)
良いホテルでも見栄えが良くないとリピートしてくれないからな……良いホテルだよ、本当に。
(慣れないことだと色々と大変だろうが本当に頑張ったのだろうと分かり、うんうんと頷いて。少しすると店員がメインのパスタを持ってきたのでどんなものだろうかと気になって。自分も楽しみだと告げるとどんな映画を見たいのかと尋ねて)
ふふ、そうだな。映画は何がみたい?
(/お気遣いありがとうございます!今後も遅くなってしまう時があるかもしれませんが、これからもよろしくお願いします!(返信不要です))
ふふ、そう言ってもらえてとても嬉しいよ
(頑張ったことを褒めてもらえれば、嬉しそうにしながらこれからもこういうことをしてみてもいいかもと思って。メインのパスタもやってくるとパンも食べながら美味しさに笑みを浮かべて。映画を聞かれると少し考えてから、少し気になってた恋愛の映画はどうかと尋ねて)
この間部下が話題にしてたんだけど、この恋愛映画が感動するらしいけどどうかな?
それなら良かった。……うん、パスタの味も美味いな。
(自分の言葉で喜んで貰えて嬉しいと喜びの言葉を伝えると、パスタにフォークを絡めて食べ。丁度いい茹で具合のパスタとソースの味が絡まり美味しいと告げて。恋愛映画と言われるとあまり見た事のないジャンルに感動できるかと少し不安は残るが大丈夫だろうと頷いて)
恋愛映画か……別に構わないぞ。
ふふ、よかった
(相手に褒められるたびに嬉しさが込み上げてきながら、自分もパスタを食べ進めて。もしこれがただのデートならワインのつけていたが流石にだめかと少し残念そうにして。恋愛映画なんてあまりみないが、話題であることやアクション要素もあると聞いていたためきっと飽きはしないだろうと言って)
結構恋愛以外の要素もいいらしいから、楽しみだな
……ん、美味しかった。流石、カールが勧めるからデザートも満点だ。
(相手と話をしながら食べ進めていればいつの間にかパスタはなくなり、良いタイミングでデザートも運ばれてきた。口の中と気持ちを切り替えるような幸せな味に十分な満足感を覚えると、美味しかったと相手に感想を伝えて。恋愛以外の要素もあるならつまらなく感じないだろうと少し安心すると、より楽しみだと伝えて)
恋愛要素以外もあるのか、それなら尚更楽しみだな。
デザートも拘ったからね。じゃあ、お会計これで
(相手からの感想に嬉しそうにし、店員にカードを渡し会計を済ませながらデザートを食べて。拘ったデザートだったので思わず笑みを溢しながらあっという間に食べてしまって。相手が楽しみだと言うとホッとしながら、恋愛だけだと少し苦手であることを伝えて)
恋愛映画って見てるだけで甘すぎてだめなんだよね
後で半額請求するか、どこかで奢るよ。悪いな、お会計任せて。
(カードを出したのなら自分が財布からお金を出してしまうのは無粋なようで、店員が去ったのを確認してからこそ、と相手に感謝を伝えて。恋愛、となると若い人の甘酸っぱいものを想像してしまい、ついつい苦笑い見せて。ファミリー内の連中の恋愛ならば揶揄うこともあり、それならば気軽に見れるんだかどな……と思っていて)
分かる。なんか真っ直ぐに見れないんだよな…身内の恋愛事情なら笑いながら見れるのにな。
じゃあまた奢ってもらうよ。それに護衛してもらってる身だしこれくらいね
(感謝を述べられると、自分の方こそ相手に世話になっているからと言うものの相手の言葉には甘え、またの機会に奢ってもらうと言って。確かに第三者の知らない人のは小っ恥ずかしいかもしてないなと思い、身内も身内で何だか気まずそうだなとも少し思って)
確かにね、でも自分がお世話になってる人だったらちょっと気不味くないかい?
楽しみにしておいてくれ。さ、部屋まで送るよ。どの階だ?
(うん、と頷き相手が立つのに合わせて真似をして。今日は相手を部屋まで遅れば任務達成だなと考えつつ、どの部屋かは知らないため相手に部屋番号を聞いて。相手の言葉に頭の中でボスや恩人の恋愛事情について考えてみると変なことに巻き込まれそうで苦い顔をして)
……確かにボスの恋愛事情は気不味いな……。下手に突くのは止めておいた方がいいな。
ボスの特権、最上階だよ
(部屋を聞かれて、会計の時にこっそり渡されたカードキーをチラリと見せて。オートロックのカードにスイートルームと書かれており、結構高いため人も居なかったので1番安全でもありそうな部屋にしていて。エレベーターの方に向かいながら、苦い顔をした相手にくすくすと笑い、自分も普段お世話になってる人の恋愛事情は知りたくないなと思って)
だろ?私も、教育係でもあった今の秘書の恋愛事情聞かされたら気不味くて仕方ないよ
流石。しかも1人で広々と使えるからリラックス出来そうだな。
(最上階のスイートルームならば出入りする人間も限られてくるので、安全性も高まるだろうと考えていて。自分のボスもホテルに宿泊する際はグレードの高いところを使用するが広々とスイートルームを使えるのは良いと笑って。相手の後ろを着いて行きながら仕事中に想像してしまうことを考えはぁ、とため息を吐いて)
仕事中は大丈夫でも、ふとした時にその話がチラつきそうでヤダなぁ。
そうだろう?こう言う時ボスで良かったと思うよ…けどこう言う無駄に広いの好きじゃないんだよね、なんか怖い
(広々とした空間を独り占めできることにくすくすと嬉しそうに笑いながら、エレベーターが到着したため降りると、広い廊下に先の部屋の扉を見て、少し苦笑をこぼしながらも扉まで着くとカードをかざして中に入れるようになって。相手のため息にまた笑みをこぼしながら同意して)
そうだね、プライベートの姿見た時とか特に思い出しそう
はは、それは少しわかるかも。なんかふとした時の静かな空間はさ、言いようのない不安とか寂しさみたいなの感じるよ。……と、じゃあここまでだな。
(自分がいる空間がガラン、と静かなことを想像すると何となく理解できる気がして頷く。広い空間に一人でいるのは構わないのだが、静かすぎるのも考えようだと思っていると部屋の前まで到着したので足を止め、相手が部屋に入るのを待って。どこかで言われたことのあるようなセリフを零してくすくすと笑って)
それで気が散るとしっかりしろって言われるんだろう?誰のせいだよって感じだな。
…本当に帰ってしまうのかい?……なんてね?
(足が止まり、部屋に入るのを待っている相手に少しだけ間を開けてから帰ってしまうのかと溢して。自分の元の部屋も小さめにしているため中の大きさ、廊下の長さを見て寂しい気持ちが出てしまったのかねどうしてもだめだろうかと思ったが流石に頼りすぎだと思いすぐ訂正して。誰かに言われたことがあるような口ぶりにクスッと笑い、お互い気をつけようと言って)
絶対誰かに言われたねそれ…ふふ、じゃあ…ここまでだね?ありがとう、気をつけて帰ってね…
さすがに、アポもなしにマフィアのボスの……恋人の部屋に泊まりに行けないよ。また今度な。
(相手の声色や先程までしていた話の内容から寂しさが伺えたが止まってしまえば相手の部下や自分のファミリーに迷惑がかかってしまうと考えて、自分も泊まりたい欲を抑えた。相手の頭に手を伸ばし、宥めるように撫でると前髪を避けてから顔を寄せて軽くキスを落として。相手の言葉に頷くとちゃんと寝るように促して)
あぁ、カールこそ。ゆっくり寝ろよ?
…それもそうか、残念だな…今度はアポ取って頼もうかな
(相手の言葉はもっともで、残念に思ってしまい下を向いてしまったが、前髪を避けられると自然と視線は相手の方に行き、キスを落とされるとわかると目を瞑ってキスをして。寝る様に促されると頷いてから、もう少しだけと思って甘えたことを言ってみて)
うん、ちゃんと寝る…から、キスもう一回してくれない?
ん、それならその日を楽しみに待っておくな。
(キスをすれば相手の体温と柔らかさを感じほっとした安心感を覚えたが、物足りなさを感じつつ顔を離して。次回はアポを取ってくれると言うので楽しみに待っておく、と告げて。相手からの甘えにそっと微笑むともう一度顔を近づけ相手にキスをし少し長めに重ね合わせ、離れる時には名残惜しげにリップ音を小さく響かせるとおやすみ、と告げて。)
あぁ、良いよ。……おやすみ、カール。
あぁ、その時は遠慮せず泊まって
(相手の物足りなそうな顔に自分だけじゃ無いんだと安堵して。楽しみに待っておくと言われれば、少し微笑んでその際は遠慮しないでと言って。相手が自分の我儘に付き合ってくれ、先ほどより少し長いキスを交わせば名残惜しいが、おやすみと自分も告げてから部屋の扉を閉めて)
ありがとう…おやすみ、シア
ん、お言葉に甘えて。
(相手とのお泊まりはいつになるだろうかと期待する気持ちは隠さず嬉しそうに微笑んで。閉じられる部屋の扉を眺めながら軽く手を振った。閉じられたあとはシンッとした廊下を戻ってエレベーターに乗ってホールへを歩く。頭を下げるスタッフを横目にホテルを出ると相手がいるであろう階を見上げ少し笑ってから自分のボスが居る家へと帰って)
…はぁ、泊まって欲しいというのは中々難しいな
(相手が帰って行ったのをエレベーターの音で感じると、玄関の扉にもたれかかって小さくつぶやいて。無駄に広い部屋は普段の自分の部屋よりも広くて落ち着かないまま、眠る支度をし、眠れないためスマホをいじって)
……そう、そいつ調べてくれ。些細なことまでしっかりと、な。(アジトに帰ると自分の部下にカフェで相手にしつこく言いよっていた男を調べるように伝えて。カフェの防犯カメラを使えば顔もわかるだろうし、早めに対処出来れば相手も安心だろうと判断していて。ボスにもそのことを報告すると羽目を外し過ぎないよう忠告され、適当に受け止めていた。いつもの様に就寝すればあっという間に次の日は来て、カフェの前を掃除しながら当たりを注意深く確認していて)
…おはよう、昨日はありがとう
(スマホをいじっている途中で眠ってしまい、起きるとチェックアウトをしてから少し周囲を見回してから歩き出して。今の所付けてくる人物はいないなと思いながら食事をしに行こうかと思い相手の店に向かって)
おはよう、カール。大丈夫そうで安心したよ。
(朝の掃除や雑用を終え、モーニングの準備をしてから開店するといつもの様にお客さんが来店し注文を受けて。少しして相手が来店してくると安心したように微笑み、いつも座っている席に案内するとメニュー表を渡して)
今日のモーニングは焼きおにぎりと具沢山春雨スープとおにぎりだよ。
いいね、それをいただこう
(メニュー表を見てから、モーニングを頼んで。いつもの席に座りながら、あの客が今日は来ませんようにと思いながらいると店の外から視線を感じて少しだけ視線を外に向けると昨日の男がおり、呆れたような表情をしながら無視をして)
OK、用意するね。…またあの男か、懲りないね。
(いつもの様に注文を受けるとモーニングの準備を始めて。一般のお客は気づいていないが勘の鋭い常連は何か気づいているようで自分に大丈夫なのかと心配そうに視線を向ける。自分も店の中に視線を向けるあの男の存在には気づいており、気づかない振りをしながら相手に話しかけて)
やれやれ、私の顔がよほど好みらしい
(相手の声に少し考えてから、どこか呆れたようにそう呟いて。周りにはどこかの会社の社長なんて思われているため、ここで部下を呼んでしまうとバレるリスクもあると思い、こっそり携帯でストーカーの写真を撮ると部下に調べるようにという文章と共に写真を送って)
ま、気にしなくていいよ。店には流石に入れないさ
流石にあんな騒ぎ起こした店には入りづらいよね。普通は近くにも寄れないと思うけど……ほんと、度胸あるよ。
(じっと店の中に視線を送るだけで中に入ってくる様子は無いが、痛々しく感じるほどで思わずため息を零して。窓に近づき素知らぬ顔をしてレールカーテンを降ろすと視線は遮られたため一安心すると、キッチンに戻って注文された料理を皿によそって相手に渡して)
はい、焼きおにぎりと春雨スープ。熱いから気をつけてね。
そりゃそうだ
(ふん、と少し鼻で笑ってから相手に作ってくれた食べ物を食べて。美味しさに笑みを見せてから食べ進めると、熱いけれどちょうどいい温かさに感じてほっとしながら取り敢えず外にいる奴は無視しておくとして帰りはどうしようかと少し考えながら食べ進めて)
うん、やっぱり美味しい
ふふ、それは良かった。帰る時は裏口使っていいよ。部下の人も近くまで呼べたらお迎え来れるかもね。
(寒さを感じる季節になったため、暖かい料理だと体も温まるのだろうと、ほっとする表情を見て良かった、と述べ。他の料理の支度をしながら帰る際には裏口を使うよう促すと、車は入れない路地裏だが部下くらいならば呼べるだろうと追加し)
…んーそうだね
(相手の言葉に頷きつつも、出来れば相手と一緒にいたいな、と考えてしまい、有耶無耶な返事をして。食べ終わると満足そうな笑みを見せてから、温かさのおかげか少し寝る時間が短かったからか欠伸が出てしまい、少し伸びをして)
ふふ、部下の人がお迎えに来るまで休んでいくかい?生憎休憩室は無いからここでになるけど。
(欠伸と少し伸びをして体を動かす相手に思わずふふ、と笑ってみせて。ストーカーやなれない場所での睡眠に疲れが溜まっているのだろうと考えると、店の中で体を休めていけばいいと伝えて)
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