仮面の裏を召し上がれ 〆

森林浴の時にでも一緒に飲むか。今日は…アイスティーにするかな。
(一緒にお酒を飲むのは自分の楽しみで、丁度2人きりになれる機会も近くにあるのだし、その時にでもと誘って。冷蔵庫からアイスティーが入った容器を取り出すとグラスに入れてテーブルに持っていくと、相手にも座ろうと告げて)
そうだな。ほら、温かいうちに食べよう。

ふふ、森林浴楽しみなんだ…もう少しだね
（森林浴の時に飲むのは名案だと思いながら、もうあと少しで行けるのだと思うとワクワクしてきた反面、自分の女装も相手に見せるため少し緊張もしていて。けれど今は食事を楽しもうと思って相手と同じように椅子に座って）
うん、早速いただくね

忘れ物とかしないようにしないとな。じゃあいただきます。
(相手も座ったのを確認すると軽く手を合わせて言葉を述べて。スプーンを手に取りカレーをひと口食べると満足のいく出来に「上手い」と零しつつ微笑んで)

確かに、外泊だもんね
（そう言いながら相手に続いてカレーを一口食べると頷きながら笑みを浮かべ「美味しいね」と言いながら二口目はハンバーグも一緒に食べてみると、とても相性が良く、自分も作ったと思うと達成感もあっていつも以上に美味しく思えて）
なんだか美味しさ倍増するね、たまには自分で作るのもいいな

まぁ最悪近くのスーパーとかで買えばいいけど…カールは料理はしないのか？
(予定している場所近くの買い物出来る店を思い浮かべて。また、カレーに乗っているハンバーグをどこから食べようかと考えつつ、下の方からスプーンを入れて食べると料理はしないのかと訊ねて)

食事をしないこともあるし基本外食なんだよね
（美味しそうにカレーを食べながら相手に言われた言葉に少し苦笑いしながら答えて。食事に無頓着だが相手の料理は好きでここ最近はちゃんと食べるようになったため、少しは健康かもしれないなと心の中で思って）
外食って言ってもシアの料理だけだけど

それを聞くとカフェに来る前はどんな食生活してたのか心配になるな……。
(食事をしないことが多く基本外食、しかも自分の店でとなると相手のこれまでの食生活が気になってしまって。相手の立場からして理解はできるが食べなければ体が持たないだろうとも思い、食べに来る日がほどんどなので夕食用に弁当でも持たせようかと提案して)
弁当でも作ろうか？

チョコとか野菜、ヨーグルト食べればなんとかなるからね
（食生活の心配をされているのでフォローをするものの、到底健康とは言えない食生活で。相手からお弁当を提案されると少し驚いてから考えて。相手の手間になってしまう気もするが本音を言えば夕食などにも相手のご飯が食べられるのは嬉しいと思い、少し心配しながらもお願いして）
シアが面倒じゃないなら甘えたいけど…いいの？

……だからそんなにヒョロいのか…。モヤシみたいだぞ。
(相手の食生活を聞けば目を丸くして不躾だがジロジロと相手の体を見てため息をつき。相手の細さの理由に納得すると体格の細さをモヤシみたいだと述べて哀れそうな視線を送って。弁当のお願いに軽く頷くと、その内容はこちらで決めることをしっかり伝えて)
1食分増やすくらいなら別に。ただその代わりメニューはこっちで決めるぞ。内容もモーニングとランチのリメイクみたいになるし…それでも構わないなら作るよ。

も、もやし…
（相手の言葉に少しだけショックを受けてしまったが相手の視線に恥ずかしくなってそんなにヒョロいだろうかと顔を隠して。内容に関しては相手の作るものなら苦手なものでも頑張って食べれるだろうと思い頷くと笑顔で了承して）
シアの作るものだったらなんでも食べるよ、楽しみだな

今まで言われたことなったか？まぁスーツ着てれば普通に見えるか…。
(顔を隠す相手にこれまで指摘されなかったのだろうと言う思いや少し言いすぎたかと申し訳なく思ったが、相手の立場上他の者は言い難いか…と相手の部下を至るような気持ちも湧いて。弁当箱かタッパーがあれば相手の食べる量も分かりやすいため持ってきて貰えるよう伝えて)
了解。そしたら弁当箱かタッパーとか、今度持ってこいな。

言われた事ないな…
（相手以外に言われたことがないためまだ驚いたような表情のまま言われたことがないと答えて。お弁当箱はきっと持ってないだろうなと思い、タッパーくらいなら今度買っておこうと思って頷きながら、相手と作ったカレーを食べ終わるとそのままケーキを食べ始めて）
タッパー持ってくるね、楽しみだ

まぁ上司相手にそんな口聞けないだろうな。弁当には肉とか魚多めに入れとくからちゃんと食えよ？
(相手の反応にだろうな、とため息を零すとなっとくはしていて。だが自分が聞いてしまえば気になりはするため食育していこうと決心して相手にも釘を指し。自分もカレーを食べ終わり、アイスティーで口を潤しながら相手が持ってくるタッパーの大きさを心配して)
カールの食生活聞くと小さいやつ持ってくるんじゃないか少し心配だ…。

まぁそうだよね…肉と魚か、食べるよ
（相手の言葉に頷きながら納得し、肉や魚を多めに入れると言われると基本昼にたくさん食べれば保っていた為食べ切れるだろうかと思いながらも、相手が作ってくれるなら大丈夫だろうと思って。タッパーは少し小さめでもいいかと思っていたが図星で少し視線を逸らしながら否定して）
え？いや、そんなことはないだろ…

……まぁ、いきなり沢山食えとは言えないし無理だろうからな…少しずつ、な。
(自分から視線がズレたことで相手が考えていたことを察しじと、と見つめ。だが急には無理なことは理解しているため1度目を閉じて見つめる視線をずらして。再び目を開けるとフォークを手に取り、ケーキを食べて)

うん、少しずつ食べていくよ
（少食でなれているが、少しずつ平均くらいに食べる量が増えれば相手も安心するだろうと思い少しずつ食べると言い、ケーキを食べすすめながらアイスティーも飲んで）

そうだな。……ん、ご馳走様でした。
(相手から少しずつ食べていけることを聞くと安心して頷いて。するとあっという間にケーキが食べ終わり、ご馳走様でしたと述べるとケーキ屋さんで作られているとやっぱり美味しいものだな…と考えていて)

ご馳走様
（ケーキも食べ終わると、お腹がいっぱいになって少し伸びをして。お昼を食べて、夜もきっちり食べるのは中々無いからか少し眠くなるほど満足しながら、ケーキも美味しい場所だったため相手が気に入ったならまた買ってこようと思って尋ねて）
ケーキはどうだった？また食べたかったら今度お弁当のお礼に買ってくるし

美味しかったな。やっぱり専門店のは違うって感じだ。
(アイスティーを飲んで口の中を切り替えるとケーキは美味しかったと素直に述べて。自分の店で作るものと味や口当たりが違うことに感心していて。また、また買ってくると言われると軽く笑って大丈夫だと伝え、たまに買って一緒に食べようと誘って)
はは、毎回買ってこられたら流石に太るから大丈夫。たまに買って一緒に食べよう。

確かにそうだね、美味しかった
（アイスティーを飲みながら、美味しかったと頷いて。細かい味は分からないし、相手の作るケーキも美味しいがもし相手がケーキ屋だったらもっと美味しかったのだろうかと想像して。買ってくるのは時々で一緒に食べようと言われると笑顔で頷き、また違う種類を買ってくると言って）
それならまた違うのを選んでおくよ。楽しみにしててね