仮面の裏を召し上がれ 〆

そんなに表情に出てたか？なんだか恥ずかしいな…
（相手の言葉に、確かに注文が増えたな…と思いながら少し辺りを見回すと恥ずかしげに頬を指で掻いて。自分としてはポーカーフェイスのつもりだったがそんなにわかりやすかったと聞くとしっかりしないと、と思いながら相手にさりげなくフレンチトーストを普通メニューに付け加えないかと言って少し悪戯っぽく笑って）
普通メニューにする時はアイスは追加料金だね、お礼は一回その追加料金なしでいいよ？

カールは商売上手だな。頼むんなら早めに来いよ？じゃないとその約束忘れるからな。
(自分でも分からないうちに頬が緩んでいたらしい相手を、ケラケラと笑い。フレンチトーストとアイスクリームを注文した客のところに品物を置いて帰ってくると、さりげなく普通メニューにつけ加えること、お礼の返し方を誘われて。相手の商売上手な手腕に降参するとフレンチトーストを普通メニューに追加することを内心に決め、次の来店の機会を早めにすることを促して)

ふふ、一応人の上に立つなら口は上手くないとね。絶対来るよ
（商売上手と褒められると少し口角を上げ、元々口が上手い自覚はあるため否定せずに必ず来ることを心の中で誓って。特に問題がなければきっと来れるが組織内に裏切り者がいた為、明日も必ず来れるとは思わないため日程は言わずにいて。フレンチトーストを完食するものの、ご飯を抜いていたからかまだ食べれそうだったため、甘いものか、味を変えてホットドッグなどを食べるか悩み、メニューを眺めて）

んじゃ、パンは切らさないようストックしておかないとな。…っと、はーい。もう1枚追加な。
(日程は詳しく言わなかったがいつかは来るだろう。そのためにも材料は切らさないようストックしておかなければ、と買い出しリストに必要なものを追加して。また違う客からフレンチトーストの注文を受ければフライパンにバターを敷いてパンを焼いていくことを繰り返し、注文を捌いて)

やったね、それと追加でホットドックください
（他の客がまたフレンチトーストを頼んだのを見ながら相手の注文を捌いているのを眺めてから落ち着いた頃合いで追加で注文をして。甘いもののあとに少ししょっぱいものを食べるのはアイスと同じくらい罪の味だと自分では思うため少しだ楽しそうにしながら注文をして）

はーい、ホットドッグな。
(注文を捌き切り軽く一息つけば相手から追加の注文が入り頷いて。甘いものを食べたため、しょっぱいものが食べたくなったのだろうと考えるとコッペパンをレンジに入れて軽く温めて。その間にソーセージをフライパンで焼き、蓋を閉めて少し蒸し焼きにしていると冷蔵庫からザワークラウトの入った瓶を取り出して。フライパンから聞こえてくるソーセージがやける音に耳を傾けていればチンッと、音がなり、取り出して温まったパンの頭に切れ目を入れると、ザワークラウトと蓋を開けたフライパンから取り出したソーセージを詰めて。ケチャップとマスタードを波を描くように掛けると相手の前に置き、飲み物のおかわりを聞いて)
ホットドッグお待たせ。飲み物のおかわりはどうする？

美味しそう…飲み物は迷うけど、ココアがいいかな
（目の前に置かれた綺麗にケチャップとマスタードに口角を上げながら少し悩んで。甘いココアに決めるとそれを伝えてから口を大きく開けてかぶりついて。ソーセージも美味しく、フレンチトーストの時のように目を輝かせながら食べてから笑顔でおいしいと伝えて）
すごく美味しい、追加で頼んでよかった

はーい、ココアな。少し待っててくれ。
(ホットドッグを頼んでも飲み物は甘いココアなのかと、相手の甘い物好きの高さにくす、と笑みを零しては頷いて。コップにココアの粉と少しの砂糖を浮かべるとお湯を注ぎスプーンで掻き回して。相手に提供する前にマシュマロを数個浮かべると、フレンチトーストを食べた時と変わらない顔で食べる相手の前に置いて)
急いで食べて喉つまらすなよ？誰も取ったりしないから。

流石にしないよ、私はいい大人なんだから…セクより上だしね
（誰も取ったりしないという言葉に少しだけ不満そうな表情をしながらも口調は不快ではないことを感じさせる声色でそんなことはしないと言って。美味しいものを思わずがっついているのは事実だが喉に詰まらせるような子供っぽいことは流石にしないと言いながらも、もしかしてそう見えたのかもと思うと少し食べるペースを落として。目の前に置かれたココアはマシュマロが入っていて普段自分の知るココアには入れない為少しだけ珍しそうに見つめてから少し飲むと少し幸せそうに微笑んで）
マシュマロ入りって美味しいんだね、セクのお店はハズレがないよ

一つ歳上なだけでいい大人ぶるんじゃない。そんな拗ねてると子どもっぽいぞ。
(口調からは不快な思いをしている様子はなかったが表情が不満そうで、まるで子どもが拗ねた様子を表しているように見えてふと、可愛いものだと思ってしまった。感情が容易く顔に出てしまう相手の眉間にぐりぐりと人差し指の腹を押し付けて、不満そうにしている様子を子どものようだとからかって。ココアを飲み幸せそうに頬を緩ます様子につられて自分も頬を緩ませれば、ココアにマシュマロを入れている理由を告げて)
ふふ、ありがとう。ココアは生クリーム浮かべても美味いんだが、僕はマシュマロを浮かべた方が好きなんだ。熱でふわりと溶けていくのが最高でな。

子供っぽくないよ、そんなに出てる？
（子どもみたいだと揶揄われて指を押し当てられた眉間を少し抑えながら揶揄われるほど表情に出ている自覚はないため少し困ったように呟いて。理由を聞くと、アイスをフレンチトーストに置いてくれたのもその理由だろうかと思いながら自分で作った時にやってみると告げて）
溶けるの好きだね、けど確かにマシュマロが溶けていくの見るのいいね、今度真似してみるよ

結構顔に出てるぞ。部下の人に言われたことないのか？
(少し困ったような表情をする相手に、首を傾げる。こんなにもころころと表情を変えているのに、部下の前ではしないのか。面白いほどに変わる表情を見るのが楽しいと思えるほどなのに…と尋ねてみて。溶けるのが好きだと言われれば、顎に手を当て少し上を向いて考えてみる。確かに食材がとろりと溶ける様子を見るのは好きだし、それを味わうのも好きで確かに、と頷いて。また、真似してみるということなのでマシュマロにも種類があるため色々試して見ればいいと誘って)
確かに溶けるチーズとかも好きだな。ふふ、色んな味とか形のマシュマロがあるから探してみるのも楽しいぞ。

もしかして、結構出てるからココア出されることが多いのか…？
（相手の言葉に少し首を傾げてから、ふと幹部との会議などの時に出されるものはブラックコーヒーではなくココアやミルクや砂糖が多めのコーヒーが多いのを思い出すともしかして自分の表情でバレていたのかと思うと少し恥ずかしくなって赤くなりながらため息を吐いて。チーズの料理も美味しいから分かるな、と思いながら色々な味や種類があるというアドバイスに頷き、帰りにでも買って帰ろうと思いながらホットドックを完食してココアを飲んで）
チーズ料理は美味いしな…帰りにマシュマロ見て行くよ、こうなったら部下に頼んで出してもらおうかな

ははっ、ほんとに出来た部下たちだ。黙っててくれたんだな。
(自分では気づいていないだけで、部下の人達にはバレバレだったらしい。しかもそれを言わず黙って配慮していてくれたらしく、思い出して赤くなる様子にハハッと笑って褒めて。恐らく恥じない配慮だと思うが、自分が言ってしまったため内心で顔も知らぬ部下の人に謝って。帰りに買って帰ろうと言うので頷いて同意すると、ホットドッグとココアが飲み終わったようで、おすすめのスーパーを伝えつつこの後はどうするのか尋ねて)
それからここから東に10分くらい歩いたところにあるスーパーはマシュマロの種類たくさんあるぞ。…おかわりはするか？

そうみたいだな…知らなかった
（相手の言葉にまたため息を吐きながら今度お礼でも言おうと思いながら、相手に教えてもらったスーパーは見かけたことがあったため帰りに寄ろうと思いながらお代わりの提案に少しだけ考えると頷いて一杯いただくと言って）
帰りに寄ろうかな、おかわりは…いただこうかな

自分の顔とか行動って分からないもんだよな。無意識にやってたりすると余計に。はい、おかわり。
(おかわりを貰うと聞けば頷いて、先程と同じようにココアを入れてマシュマロを浮かべて。その途中、材料の在庫が少ないことに気がついた。相手が食べ終えた皿とカップを下げ、代わりに新しく入れたマグカップを置けば、少し離れることを告げて)
悪い、裏に行くから離れるな。

そうみたいだ…ありがとう、いってらっしゃい
（相手の言葉に少し苦笑しながら再び浮かんでいるマシュマロを眺めると、相手に裏に行くことを告げられてずっと話していたが相手もやはり忙しいのだろうと思いながら頷いていってらっしゃい、と言うとマシュマロを少し混ぜながら飲んで）

ありがとう、行ってきます。
(快く送り出してもらうと、レジ下にあるカゴを持って裏の倉庫に行く。数個ある棚から先程見た在庫の少ないものをカゴに入れていっては、買い出しに必要なものをメモに書いて。消耗品であるキッチンペーパー類やコーヒー、常温で保存可能な野菜が少なくなっていることに気がつけば、今日は早めに店を閉めてボスの所に行く前に行く前にスーパーに寄れれば…と考えて。また、野菜嫌いのボスのために色々工夫を凝らしているが今夜はどう食べさせようかと考えては、重くなったカゴを待ち店内に戻って。所定の位置に持ってきたものを仕舞うと、端に座っているスーツの男に話しかけられ相談にのって)


(/お世話になっております！まだ2人が出会って2日目ですが、どこかでイベントを入れたくお声がけしました。
こちらはほぼ決まっておらず、マフィアの顔で仕事をしている時ばったり出会うことはどうかと考えており…背後様とご相談させてほしいです)

……あぁ。俺だ、いや、もう少し待ってくれたらいける
（相手が戻ってきた頃にココアを飲み終えると、電話がかかって。端の席の相手には聞こえないほどの声で電話に出ると部下から帰ってきてほしいという連絡で少しだけため息を吐いてから会計をしたら行くと告げて。話中の相手に話しかけるのは悪いと思うが声をかけて）
セク、お会計をお願いしても？


（/こちらこそお世話になっています～
正体がバレるのとてもいいですね！ただ、シアがマフィアだとバレるorカールがマフィアだということがバレる（ボスだとバレるのは早いかな？と思うので…）のどちらなのかなと思いました…！もちろんどちらもでも大丈夫です！）

ん？分かった、今行く。じゃ、そういうことで。
(スーツ男との話の途中だったが声を掛けられ、顔を向ける。大体の話はまとまっていたため、男との話を終わらせるとレジへと移動し、今日相手が食べたメニューの代金を打ち出して)


(/確かにボスだとバレるのは早い気がしますね！個人的にはシアがマフィアなのはもう少し隠しておきたい気もして…先にカールがマフィアだとバレるイベントでも大丈夫でしょうか？もちろんその後シアのマフィアバレイベントも入れていきたいと思います！
あとは、何らかの事件に巻き込まれる(シアがカールと敵対するマフィアに誘拐されるとか…？)など考えられまして…背後様はやってみたいイベントはありますか？)