名無しさん 2022-08-28 22:28:19 |
通報 |
おい、今日のあの惨事は片付いたのか?
(だいぶ歩いた路地裏でスーツを着たサングラスをつけた男達とボロボロになった男がおり、そこに近づくと髪を掴み、地面に顔を叩きつけてからタバコを吸いながら足で踏みつけ。相手は自分のことを社長とか言っていたが残念ながら社長とは縁遠いな…と思いながら蹴り、処分を任せてから自身はアジトに戻って)
裏切りものはそこらへんに置いとけ、命は取ってな…じゃ、俺は戻る
ボスは?…そう、いつもの部屋か。
(しばらく歩くと豪邸の前にある門を潜り、中に入っていく。中にいたスーツの男たちが「お疲れ様です」と頭を下げる姿に、軽く手を挙げて返事をするとボスの居る部屋を聞いて。自室に入るとズボンとポケットに突っ込んでいたエプロンを机の上に投げ置き、スーツを着込んで髪をワックスでオールバックに上げる。緩んでいた気持ちが引き締まるようで、目つきも鋭くなった気がした。身嗜みを整え終えると帽子を被り、保冷バッグの中にあるタッパーから料理を皿に移し変え、カートを押してボスのいる部屋に行って今日の仕事について話し)
ボス、戻りましたよ。あと夕飯持ってきたので"残さず"食べてくださいね。
資金も上々、他も上々…こうも面白みがないのは飽きてたし今日は久々にゆっくり出来たな
(アジトの最上階で、椅子にゆったり腰をかけながら今日の報告書を眺めて。相変わらず忙しいもののそのおかげか他は安定しているのを確認すると立ち上がってコーヒーを淹れて。簡単にお湯を淹れるだけで出来上がったコーヒーを飲むと今日飲んだものの方がいいと感じてしまいため息を吐くと、幹部からの報告も受けて全ての業務を終えて。自室はこの部屋の奥にあるため一度高いビルの上から外を眺めると自室に向かって)
では今日は俺が出る仕事は無いですね。部下の方でも失態はなし…と。店で変わったこと?特にないですよ。
(ボスの机の上にある仕事の書類を見ながら話を進めれば、今夜自分が手を出す仕事は無いことが分かり、順調にも部下たちにも失敗したことは無いようで、ふぅん、と言葉を零して。表の店で変わったことは無いかと尋ねられたが特に浮かぶことはなく、素直に無いと伝えて。強いて言えばカール・レヴァイアンという名の社長らしき人が来店した事だが特別伝えることでもなく、ボスが食べ終えた料理の皿をカートに乗せると他にある書類に目を通しては、失態は犯していないが滞っている仕事を手伝おうと声をかけてから部屋を出て行き、キッチンに行って。皿の片付け等を命令すれば自室に戻って明日の用意をして)
このスパイの聞き出し遅くなってますね、俺明日少し手を出します。では、また。
……あーランチじゃなくてアフタヌーンの時間になってる
(翌日、裏切り者の処分を聞いたり部下の報告を聞いたり売上を聞いてるとすっかり昼もすぎ、歩いて昨日の店に着いた頃にはもう15時を過ぎていたためランチ食べたかったなと思いながら店に入って)
(朝カフェに行くと、自分の朝食と昼食で食べる分の料理を作って写真に撮り、SNSに上げる。モーニングはフレンチトーストにフルーツサラダ。ランチはライスコロッケのトマトソースかけ、キャロットラペ、コンソメスープだ。ランチ分はラップをかけ冷蔵庫に仕舞うとモーニングを食べてしまい、本格的な準備に入る。メインは軽食としても注文出来るため、少し多めに用意しなければならない。お客を捌いていればランチ時間を過ぎ、空いた時間に昼食を食べていればふとランチの時間に来なかったことを思い出し、仕事が忙しいのかな…と考えつつ待っていれば来店の音がして顔を向ければ笑顔を見せて)
あ、いらっしゃいませ。遅刻だそ、カール。
あはは、お昼抜きで仕事してたお陰でね
(遅刻だと言われて思わず笑顔を浮かべながら空いているカウンター席に座ると一息つくように帽子を脱いでからコートを背もたれに掛けると少しだけ欠伸をして。メニューは何にしようかと思いながらお昼も食べていない上に夜はまた閉店時間になりそうだったため、そこそこ食べれるものにしようかと思い、相手に尋ねて)
カフェモカと…多分夜も自分で作る気はないから食べれないかもしれないし結構食べれるものがあればそれがいいかな
お昼抜きでか、それはお疲れ様。しっかり食べたいなら、モーニングとランチのメインは軽食としても注文できるからおすすめだぞ。
(お昼抜きで今ままで仕事をしていたという相手にお疲れ様、と声をかけて。それなら空腹だろうとしっかり食べれるものとして、文字に印刷したメニューの紙を見せてモーニングとメインの所を指さしてから、軽食の欄を指さして)
これ以外ならホットドッグかサンドイッチとかになるかな。
モーニングのメニューすごく美味しそうだったしランチも気になるけど…モーニングのメニューもらえれる?
(メニューを見ながらSNSを見ていたため、どちらも気になっていたと言うと少し悩んでからモーニングのメニューを食べたいと言ってから少しだけ無邪気な笑顔を見せて甘いものが好きだと言いながら、もしかしたら追加するかもしれないと言って)
甘いもの好きなんだよね…あと、もう少しお腹空いてたら追加してもいいかい?
はーい、じゃあフレンチトーストだな。リクエストしてくれればまた出せるから、メッセージ送っといてくれ。
(甘いものが好きだなんて可愛い人だと、無邪気な笑顔に癒されながら思えば頷いて注文用紙に言われたカフェモカとフレンチトーストを書いて。追加注文できるのかと聞かれれば快く頷き)
数は少ないけど甘いものもあるから好きに頼んで良い。カフェだからな、自由な時間を過ごしてくれよ。
それは最高だな、また食べたくなったらメッセージ送るよ
(また出せると言われると美味しかったらまた食べたい時に食べられると思えばとても素敵な言葉で微笑めば追加も可能だと言われ、甘いものもあると言われれば嬉しそうに頷いて。普段も自由ではあるが好きなもので自由な時間を過ごせる機会はないためメニューを眺めて呟いて)
普段、甘いものよりお酒の付き合いだのが多いからここの方が仕事場より好きだな…まぁ大抵の人間はそうかもしれないけど
あはは、そんなもんだろ。どんな人間も仕事から離れられるところの方が居心地よく感じるもんだよ。…そこのスーツの人も、会社ではすっごい鬼のように怖いって恐れられてるらしいんだけど、ここには1日おきに来て少し顔を和らげて帰ってくんだよな。
(仕事場よりもこのカフェの方に居たいと思ってくれるなら、相手にとって居心地が良い場所を作れたということなのでそれは嬉しいと思った。大抵の人間は…という言葉に頷いて同意すれば少し顔を近づけ、口元を隠して内緒話をするように手を立てればカウンターの端に座るサラリーマンの男性について伝え。顔を離してにやぁと笑えば、リクエストが続いた場合のことを告げて)
ちなみにリクエストが続くようだったら日替わりじゃなくて普通メニューとして追加も検討中だぞ。
へぇ、いいことだね、心休まる場所があるのはやっぱり気が楽だしね
(ちらりと流し目で一瞬見ると、確かに真面目そうで普段から気を張っているようにも見えるが少し気が抜けているような表情をしていて相手に視線を戻すと少し微笑んで。相手のリクエストのついての説明を聞くと再び少し目を輝かせ、甘いもの関連をリクエストし続けようかと冗談なのかそうじゃないのか分からない声色で呟くがすぐに笑顔を作って迷惑かけるからそこまで頻繁にしないと言って)
じゃあ、毎日甘いものをリクエストし続ければ食べられる…けどそれは流石に遠慮するし食べたくなったら続けようかな
はは、そういうこと。じゃ、お待ちしてまーす。
(相手の視線の動きに気づき、はは、と笑えば頷いて。また、半分冗談のような発言にやっても別にあまり手間はかからないし、余れば自分やボスの食事になるのだから無駄は無いと思ってお待ちしてますと返して。話の片手間に作っていたフレンチトーストとカフェモカが出来ると相手の前に置いて)
はい、フレンチトーストとカフェモカ。熱いから気をつけろよ。
ありがとう、大人になって食べるのは久々かも
(リクエストの件を頭の隅に置きながら、置かれたフレンチトーストに嬉しそうな笑みを浮かべて。幼少期に数度食べたかもしれない記憶があるものの気分で作ることもなかったな、と思いながら一口分に切って食べてみると意図せず口角が上がって)
……美味しい
それは良かった。冷たいアイスクリームをのせることも出来るがどうする?
(一口食べ、美味しいと口角を上げて嬉しそうにする相手の様子に満足したように笑う。少し甘めの卵液に1晩漬け込んでいたし、バターで外側はカリッと焼いているため結構な自信作だった。他の客から注文されたミニパフェにバニラアイスをのせ、手に持ったディッシャーを見せると首を傾げて罪の味へと変化させる誘いをして)
最高じゃないか…お願いしようかな
(一口ずつ食べていると、どう考えても美味しいに決まっている提案にまた口角が上がりながら頷き、これは数日食べてたら太る奴だな…と思い心の中で今日だけだと自分にいい聞かせながら自分のお皿を少しだけ持ち上げて相手がアイスを置きやすいようにして)
はーい、了解。熱いものに冷たいアイスって最高だよな…ほんと、罪の味。
(提案したことに頷かれると思惑に嵌ったことに満足そうにして、ディッシャーでアイスを取ると持ち上げられた皿にアイスをのせて。フレンチトーストの熱で下からゆっくり溶けていく様子を眺めては、シンクにディッシャーを入れてアイスを冷凍庫にしまって)
罪だよね…これは、太ってしまう
(ゆっくり溶けていくアイスが追加された甘いフレンチトーストをもう一口食べると頬を抑えて目を瞑り、どこかうっとりしたような表情をしてから太ってしまう、と称して。頭で太るとわかってもこれはハマってしまう…と思いながらも冷えているアイスとあったかいフレンチトーストを食べ進めるとあっという間に完食して)
はぁ、美味しかった!アイス付きも最高だったよ
喜んで貰えて良かった。あんなに嬉しそうに食べてくれると作った甲斐が有るよ。
(頬を抑えてうっとりした表情をくすくすと笑いながら)眺める。こんなにも表情全体で美味しい、と表現してくれるなんておすすめして良かった、と心底思っていて。すると相手の様子を見ていたらしい他の客もフレンチトーストのアイスクリーム添えを頼みだし、それに答えて冷蔵庫からバットを取りだしフレンチトーストを焼き出して。食べ終わったらしい相手に、美味しそうに食べてくれたことへの感謝を告げると他の客も誘発されたことも告げ笑って)
カールのおかげで注文が多くなったわ。これはお礼しないとな。
トピック検索 |