名無しさん 2022-08-28 22:28:19 |
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18時か、ギリギリ間に合えばいいんだけど…じゃあチェックしておこうかな
(レシートを受け取りながら、部下が下手なことをしなければ来れるな、と思い自分で料理を作るのも少し面倒に感じていた為ちょうど良いと思いながらSNSの広告をチラッと見るとすぐに覚えたのか笑みを浮かべてチェックすると言っていると催促するように携帯電話がなったためため息を小さく吐くと「では」と一言告げてからコートを肩に掛けると足早に店内から去って)
お待ちしております。ありがとうございました。
(お客が増えることは嬉しいことでほわり、と柔らかな笑みを見せると心待ちにしていることを告げる。去っていく姿に別れの挨拶をすれば、カウンター内に戻り常連さんとの話の続きを始めて。会話をしつつも初めて来た先程の客の顔を思い出し、素性を調べてみようと頭の片隅に置いた。その後も客の注文を取りつつ、コミュニケーションを取り面白い情報を抜き出していれば次第に客が帰り始め、閉店の準備をして)
……やっぱり間に合わなかったか
(部下たちの不手際を処理した頃にはもう陽が傾いていて歩いて行ってみたものの外から見える店内には人が居らず、少し残念そうにため息を吐いて腕時計を見てみればもう18時の数分前なため、こんなギリギリに入るのも失礼かと思いそのまま店に背中を向けて戻ろうとして)
あれは、昼間の…。あの、まだ大丈夫ですよ。
(お客の居なくなった店内のカウンター席に座って明日のメニューを考えていればドアの外に人の気配を感じ外に出る。こちらに背中を向けて歩き出そうとしている背中を昼間見たことを思い出し、駆け寄ればスーツの軽く握ってあの、と声をかけて。閉店間際の来店が自分の迷惑では無い空気を纏いつつ、提供出来るものは少ないことは告げて)
お客さんもいないし、残ったもので良ければ提供出来ますが…どうしますか?
良いのかい?…ならお言葉に甘えようかな
食べられればなんでもいいよ、閉店ギリギリなのにすまないね
(ドアの開く音に反応しているとスーツが軽く握られてから告げられた言葉に少し驚き相手の雰囲気は確かに厄介だと思っていればまず声はかけないだろうと思い笑みを浮かべるとお礼を告げてから食べられればなんでもいいと告げながら謝罪をしてからきちんとその分は払うと告げて)
閉店時間を超えてしまうし、チップは払わせてくれ…そうじゃないと私の気が済まないんだ
じゃあ私もお客さんのお言葉に甘えます、交渉成立ですね。
(別に気にしてはいないのだがチップを払ってくれるとは羽振りがいい人だな、という考えと、自分が引いても申し訳ないという考えがあり相手の言葉に甘えることにして。開けたドアの方向に腕を伸ばせば来店を促してから中に入り。カウンターの中には残ったスクランブルエッグとウインナー、チーズハンバーグが少しずつ残っており、全て提供すればディナー代わりになってしまう。それが、相手に迷惑ではないかと思い尋ねて)
ディナー並の料理になってしまいますが、それは大丈夫ですか?
うん、独り身だと夕食を作るのも億劫だからディナーの方がいいかな
(促されるまま店内に入り、1人だけと言うこともあってカウンター席に座ってコートは隣の席に掛けながら相手の問いかけに頷き、夕食もまだだと言うことやあまり珍しくもない独り身だと言うことを告げながら内心では夕食などは抜くこともあるためディナー並みの方がありがたいと思いながら席について)
それなら遠慮なくのせますね。
(自分の問いかけに快く頷いてくれたため、それなら本格的に出してしまおうと考えて。1つのお皿にモーニングとランチで残ったチーズハンバーグ、スクランブルエッグ、ウインナーを載せると余った箇所にサラダとパンを盛りつける。スープとデザートはどうしようかと考えると、少し余っていたコンソメスープに牛乳を入れて味を整えるとミルクスープにし、デザートにはヨーグルトとフルーツを盛り合わせて。出来上がった有り合わせディナーを相手の前に置くと、少しおちゃらけたように料理名を告げて、飲み物の有無を聞いて)
はい、欲張りディナーです。飲み物はどうしますか?
あはは、いいねすごく美味しそう
飲み物はそうだな…普段ならワインとか飲むけど目の前に人がいる前でそれはだめだろうしコーヒーにしようかな
(作っている様子を見ながら自身の前に置かれた様々なディナーを欲張りディナーと命名した相手のセンスに少し笑みを浮かべながら、飲み物を少し考え、酒は好きだが外では基本飲まない為コーヒーを頼んで)
承りました。なら格別美味しいコーヒーを淹れますね。
(咄嗟につけたディナー名を楽しげに笑ってもらえ、内心安心して。引かれたらどうしようかという不安もあったが杞憂だったようだ。飲み物はコーヒーなようでワイン代わりにもなるよう、腕を奮って淹れようと頬を緩めるとお湯を沸かしている間に、フィルターとコーヒーパウダーをドリッパーにセットして。湧いたお湯をゆっくり注ぐとコーヒー独特の匂いが漂い始めて)
良い香り……上手に淹れるね
(ディナーにはまだ手を付けずにコーヒーを淹れているのを眺めて。コーヒーの香りと目の前の料理の香りで少しお腹が鳴りながらもその様子を眺めるとたまには良いなと思いながら警戒は怠らないがリラックスしたのか伸びをしながら柔らかく笑って)
この店の雰囲気好きだから毎日通いそうだ
ありがとうございます。是非毎日通って下さいね。
(相手のお腹が微かになる音とリラックスしたように伸びをして常連になりたいと笑うことに、是非と誘って。コーヒーを淹れ終わるとマグカップに注ぎ、ミルクとシュガーを添えると料理の近くに置いて)
お待たせしました。おかわりもありますよ。
ありがとう、いただくよ
(料理の近くにコーヒーが置かれると、ナイフとフォークで丁寧に食べ始めて。サラダとスープを食べると美味しくそのままメインのものをパンと一緒に食べると笑みを浮かべながら食べて。食べてる際は特に何も話さずにいたがデザートとコーヒのみになると相手の方を見てお礼を伝えて)
美味しかったよ、久々にちゃんとした夕食食べたな
独り身なんですか?奥さんいるように見えますけど…。
(メインだけでなくサラダやスープも美味しそうに食べる様子を満足そうに眺めながら明日のメニューを考えて紙に書き写し。明日のモーニングはフレンチトーストにでもしようか…、と冷蔵庫の中身も考えつつ文字にしていればこちらを見て、言われた言葉を不思議に思い。世帯を持ち、今日はたまにの気分で来たものだと思っていたので思わず問いかけて)
結婚にも縁が無いかな、寂しく無いから良いしそんな暇はないからね
(デザートを食べながら答え、ゆったりとしつつ肩を竦めて。生憎家族を持てば弱みになると思い世帯どころか恋人もここ数年はいない為少し笑って。相手には奥さんいるように見えるのかと少し面白く感じながらコーヒーを飲み、少しゆっくりしながら少しだけ自分について話して)
世帯持ってるように見えるのは嬉しいけど、仕事が忙しくて恋人すらいないよ。意外だった?
はい、意外です。だってお客さん、見た目が社長っぽいし、すごく仕事ができる人見たいですもん。
(つい素直に頷いてしまったが、そう思えたのだから仕方がない。見た目からして高収入の社長さんだと感じ取れるし、女性だって何人も傍に侍らせていても可笑しくない。それぐらいの空気を醸し出していたので隠すことなく、奥さんはいなくても愛人くらいはいたのだろうと告げて)
まぁ奥さんはいなくても愛人さんは何人か…?なんて思ってもいましたけど。
マスターは素直だね、生憎愛人を作る余裕も無いし女性と関わっていい事なんて無いから…ここ数年は良いと思った人もいないよ
(素直に自分への印象を言う相手に思わず笑ってしまい、仕事などは特に応えることもないかと思い愛人を何人か侍らせていそうと言う言葉は、褒め言葉と一応受け取っておき、愛人は居ないことと本命も居ないことを言えばコーヒーも少なくなって来て、そう言う相手はどうなのだろうと思って尋ねて)
マスターは?歳は私と同じくらいに見えるんだけど
私も恋人なんていませんよ。お客さんに好意を抱くことなんて無いですし、強いて言えば仕事が恋人ですかね。
(自分の事を聞かれればつい、きょとんとするも恋人は居ないことを告げて。女性との出会いがない訳では無いがカフェの仕事は情報収集のためにしているのだし、そんな暇は無い。勿論、夜の仕事だって血なまぐさいだけなので好意を抱くことは皆無だった。そのため仕事を恋人と比喩し、しばらく恋人はいらないことを告げ。また相手のマグカップのコーヒーが少なくなっていることに気がつけばおかわりをするか尋ねて)
コーヒー、おかわりされますか?
でもマスターはその気になれば捕まえられそうだね、話し上手だし……そうだね、折角ならいただこうかな
(仕事が恋人だと言う相手に微笑み、少し話しても相手がその気になれば多分作れそうだと思いながら相手の言葉に少し悩んでから迷惑では無いなら貰ってもいいかと思い頼んで。自身も好き好んではいないが仕事が付き纏ってくるためある意味同じだなと思いながらコップを差し出して)
はい、承知しました。…でも、そんなことないですよ。私、あまり恋愛事に向いてないみたいなので。
(差し出されたマグカップを受け取り、コーヒーを注ぎ入れると相手の元へと戻して。自分の良い点を上げつつ恋人が出来やすそうだと話す相手に眉を下げて苦笑いすると、恋愛事に向いていないのだと告げて。最後に恋人を作ったのは何年前だったか…一応、付き合っていたのだと思うがあまり恋人らしいことは出来ず、張り手を食らって別れたことを思い出して)
昔ですけど、別れ際に引っぱたかれてほっぺに紅葉飾ったことありますから。
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