ワンピース お相手募集

え？……ええ、別にいいわよ。
（相手の問いかけに驚き相手の方を見るとすぐ目を逸らし、冷静装い返事をして）

(相手からの返事を聞くと座るがすぐにルフィがおかわり！と言い出して)
食えると思ったらこれだ。俺は後で食うよ。
(そう言うと座ったばかりの席を立ちキッチンに向かい)
……ったく、もっと味わって食え。

サンジくんも大変ね。
（座ったと思えばすぐ立ち上がる相手を見ながら苦笑し、自分も朝食を食べ始め）
今日も美味しいじゃない、サンジくん！デザートはあるの？

ルフィこれで最後だ！人の飯取るなよ。
(おかわりが最後だということを伝えると、自分も食事を取ろうと席に座り)
ありがとう、ナミさん。あァ、もちろん。朝だからフルーツにした。
(上記を伝えると、相手の耳元に近づき小さな声で)
……それとも、昨日のデザートがいい？

フルーツね…たまには、苺とかバナナもいいわね。
（いつも蜜柑を食べていたが、たまには違うフルーツもいいかもと朝に食べるには丁度いいフルーツを言い、昨日のデザートがいいかと聞かれ相手の方を見て、同じく小声で）
だーめ。今はみんないるじゃない。

後でフルーツ盛り持ってくるよ。
(相手に笑顔を向けると、食べ終えた皿を重ねていきキッチンへ運ぶ)

ええ。
（自身も笑顔で頷けば、朝食を食べ終え立ち上がり、自分の皿を重ねればキッチンへ持って行き）
たまには、自分で食べたのくらい片付けなきゃね。

……！ナミさん。わざわざ悪いね。
(皿を洗っていると、相手が皿を持ってきたので礼を言って)
そうだ、この苺食べてみて。
(苺を相手の口元に持っていき)

あー、いいの、いいの。
（お礼を言われ首を横に振り、苺を口元に差し出されれば、相手が食べさせてくれるかの状況に赤面しつつ、口を開け一口食べ）
…え、美味しい！これ、どこで買ったの？
（美味しくて思わず口元に手をやり）

ここの島で買ったんだ。ここのフルーツはどれも美味くてさ。
(少し頬を染めて苺を食べる相手にドキドキしながらも平然を装って)
さて、アイツらにも食わしてやるか。
(フルーツを全て皿に盛ると相手に行こうと声を掛けて、手を差し出して)

いつの間に…。
（この島で買ったと聞いて驚いて呟けば、ふふっと笑みを浮かべ相手の耳元へ近づき小声で）
今夜の船番って…サンジくん？
しょうがないわね、たまにはみんなで食べるのも悪くないかも。
（差し出された手に自然に手を繋いで、みんながいる場所へ向かってしまい）

……あァ、俺さ。どうして？
(相手の言葉に思わず足を止め、手は繋いだままで相手の顔は見ないまま問いかけて)

そう。
（相手が船番だと分かれば短く返事をし、相手の問いに再度小声で）
いつも、色々してもらってるから…。あとは、内緒！
（ふふっと笑みを浮かべれば口元に人差し指を立てて）

それは楽しみだ。
(相手の方を見ると微笑みかけて、再度歩き出してキッチンを出て)

ええ。
（頷いて同時に歩き出しキッチンを出れば、他の仲間に手を繋いでる事を指摘され、パッと相手の手を離し）
……！！あ、これは、その。な、なんでもないわよー！
(うまく誤魔化せないまま、自分の席に戻り椅子に座れば、赤い顔を隠すように新聞をバサっと顔の前に開き）

照れてるナミさんも素敵だ。
(相手の向かいに座ると、新聞を読む相手をニコニコしながら見ていて)

て、照れてないわよ。サンジくん、フルーツ…。
（新聞から顔を半分だけ出して言い、フルーツが食べたくなり呟き）

……クソ可愛い。
(相手の要望に苺を口元に持っていくが、相手が食べようとすると少し離して)

…当たり前よ、誰だと思ってるのよ！
（苺を食べれば新聞を閉じて、強気な態度に戻り、頬杖ついて笑みを浮かべ相手の方を見て、自分も苺に一個持って相手の口元に持っていき）
サンジくんも食べる？これ食べたら、片付けし始めるわよ？

強気なナミさんも好きだ。
(終始ニコニコしながら相手を見つめて、相手が苺を口元まで持ってくると食べて)
クソ美味いよ、ナミさん。