ビギナーさん 2022-08-20 17:26:05 |
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少し恥ずかしいな……
(まるで人懐っこい大型犬のようなスキンシップを受けてこそばゆくなり、思わず目をギュッと瞑ってしまう。パラドに頭髪の匂いを嗅がれ照れ隠しに眉を顰めたが、嫌がってはいないようで、相手の肘に手を添えながら見つめ返して、首を傾げる動作をし)
(/此方こそ返信を見落としてしまいました…申し訳ございません。私も他方のトピックが流れてしまうのを防ぐために、新たなトピックへの移動はせずに進行する形でよろしいかと思います。)
…?いい匂いだったぞ?
(相手が首を傾げると不思議そうにパラドも首を傾げ、相手の瞳を真っ直ぐに見つめ返しては何を思ったか「ブレイブもやるか?」と頭部を下げ、相手の顔辺りに自分の髪を持ってくる。が、未だどこまで許容されるのかを決めかねているようで表情は何とも言えないものを浮かべており)
(了解致しました。運転はどのCPが宜しいなどありますでしょうか)
なら良かったが。
(思い余って、遠慮がちに相手の方へ顔を近づける。ふわふわとした黒髪は石鹸のような香りがして、確かに家で使っているものとはまた違った匂いがする。相手の頭に乗せていた手をそのまま頬へ添わせ、「今はどんな気分だ?」と診察する時のような口調で問うてみて)
(/ありがとうございます。当方は運転×音速、音速×追跡、運転×心臓のいずれかが出来たら良いなと思っております。)
…なんだか、心がふわふわする。
(肌に触れられると擽ったそうにぴく、と体を揺らしながら少し瞳を細め、表情を崩しては相手を真似るように手を相手の頬へ添わせる。きょとんとしたような表情を浮かべたかと思えば「…これが恋、か?」と無邪気かつとんでもない爆弾発言を)
(希望CP、了解致しました。そちらのお好きなCPを選んでいただければと存じます)
こ、い……俺のことが好き、なのか?
(その二文字を聞いて数秒後、これまでの相手の言動が腑に落ちるような、落ちないような感覚を覚えて唖然とする。冷静沈着な飛彩が普段見せないぽかんとした表情を浮かべ、わずかに唇が震えており)
(/それでは、運転×音速を選んでもよろしいでしょうか。)
…?こういうふわふわした気持ちのことを恋、って言うんじゃないのか?
(爆弾を投下した本人に特に深い意図は無かったらしく、何故か自分の言葉で酷く動揺している相手を不思議そうに見つめながらそう問い返す。数秒後、漸く自分の発した言葉の意味を理解したのかうっすら赤面しながら「…俺がブレイブのことを、好き…?」と困惑しており)
(了解致しました。)
つまりは、そういうことになるな。
(意図せず伝えたとはいえ、相手のことを変に意識してしまうには、十分な威力を持つ言葉だった。どういった返事を返せば良いか分からず、気まずくなって俯いてしまう。拍子に長い前髪がはらりと目の上にかかるが、それが気にならないくらいに思考の整理が追いつかず、顔の辺りがかっと熱くなっていく感覚を覚えて)
(/ありがとうございます。)
…そう、か。
(パラドは独り言のようにそう呟きながら相手の前髪に手を伸ばし、目の上に掛かった部分を軽く払ってやる。その拍子に見えた相手の赤い顔につられるかのごとく此方も一層赤面が酷くなり、「…なんで、ブレイブが照れてるんだ?」とごく小さな声で呟いて)
多分。嬉しいから、か。
(前髪を除けられて相手のつぶらな瞳と目が合って、瞬きをする。立場上対立関係にある相手に好かれているという事実を、不思議にも受け止めることができて、密かに心境の変化を感じていた。気を許したのか、他者には見せないような屈託の無い笑みを浮かべており)
…楽しそうだな。
(相手の笑顔を見ると此方も照れなど忘れたように無邪気な笑みを浮かべ、相手の頬に添えていた手を背中の方へ戻して軽く抱き締める。だがぽす、とまた相手の頭に顔を埋めながら表情を暗くし、「…でも、俺じゃブレイブの恋人の代わりにはなれない」と小さく呟いて)
俺は、パラドに……小姫の代わりになって欲しいとは思っていない。
(自身のことを一途に想ってくれたことが純粋に嬉しくて、抱き締められたままそっと頭を撫でる。相手の落胆した声を聞き、小さく溜息を吐いてから「顔を上げろ。お前にその顔は似合わない」と不釣り合いで、半ば口説き文句のような言葉を淡々とした口調で返すも頬は赤らんでいて)
…そうか。
(相手の言葉を聞くと素直に顔を上げ、いつも通りの無邪気な表情を真っ直ぐに向ける。先程までは感じていなかったと言うのに、今になって照れ臭さが襲ってきたのか一気に赤面しては「…好き、だ」と聞こえるか聞こえないかの声量でそう漏らして)
その……ありがとう。
(普段の調子が戻ってきて無邪気に嫣然と笑ってきたパラドを正面から見つめ、「俺も同じ気持ちだ」と遠回しに好意を肯定し、その印に相手の両手をぎゅっと握ってから、手の甲に軽くキスを落として)
俺の方こそ。
(屈託のない調子で答えると、相手より数段は拙く、おっかなびっくり探るような様子ではあったがパラドも相手の手を取り、忠誠を誓う騎士のごとく床に膝をつくとその手の甲へ柔らかく唇を落とす。そうして相手をゆっくりと見上げ、「…愛してる」と何処かの恋愛ゲームでしか見ないようなー実際に永夢が渋い表情を浮かべながらプレイしていた恋愛ゲームーから参考にしたらしい仕草を)
…それ、どこで覚えたんだ。
(此処らでは滅多に見かけないような愛の誓いを受けて、照れ隠しに相手がいる彼方の方角を向いて視線を逸らす。パラドの所作をやや大袈裟だとは感じつつも、端正な顔立ちや表情、仕草が更に愛おしく思われた。床に膝をついてしゃがみ、目線の高さを合わせてから肩に手を掛けた途端、相手に縋り付いた姿勢となり)
?永夢がやってたゲームだ。
(相手からそう問われれば、何か気に障ったかとでも言いたそうな表情で不思議そうに首を傾げながら答える。ふと自身の肩に添えられた手に視線を投げかけ、「…嫌だったか?」と不安そうな眼差しを向けて)
研修医のか。……嫌じゃない。実は、エスコートされるのが初めてで、
(相手の問いに対してゆっくりと首を横に振り本音を溢す。恋による熱は一向に消えそうになく、普段のクールな言動は何処へやら言動が空回りしているようで、本人らしからぬ、しどろもどろな様子を見せている。そして相手の肩に手を乗せたまま額を合わせて)
…何だかいつもと違うな、ブレイブ。
(不思議そうな表情を浮かべたままのパラドほそう呟き、じっと相手の瞳を見つめ返しては相手の背中に手を回してぎゅ、と抱き締める。「心がふわふわする。」と小さく呟き、相手の肩に顔を埋めるようにして)
そうだな。……パラド……
(胸がキュッと苦しくなって、思わず目の前の愛しい人の名前を呼ぶ。それから肩に顔を埋めてきた相手の頭を、繊細な手つきでそっと撫でる。自身の心が空に浮き立っているのが感覚的に分かって、大きく深呼吸をした。パラドに抱き締められて体同士が更に密着し、微睡む時のような幸福感と共に、心身が一体になったような感覚を覚えた。耳元へ「俺を名前で呼んでも構わない」と小声で呟いて反応を窺っており)
(/私事で返信が遅れてしましました。申し訳ございません。)
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