初めて見る世界　〆

ご確認ありがとうございます。
此方もpf確認致しました！ありがとうございます。
とても素敵なpfで、問題や不備等一切御座いませんでしたので、こちらのpfと設定で進めていけたらと思います！
畏まりました、お待ちしております。
宜しくお願い致します ！

あの、怜斗さんっていう人を指名したいんですけど…。
（ 都会の夜の街は、以前住んでいた田舎と比べ夜とは思えないくらい見渡す限りネオンに照らされ、周りも賑やかでどこか落ち着かず。大学で上京したのをきっかけに初めて出来た友達は、所謂陽キャタイプで都会に既に馴染んでおり、たまには息抜きも必要という話になりこのネオン街のホストクラブへと来ていて。店内に入る前に特大パネルでホストの写真と名前を1人ずつ確認すれば実際に誰がいいのか分からず、とりあえずNO.1と表示されているホストに決めて恐る恐る店内に入り、黒服と呼ばれるそれなりに整った顔立ちの人に指名する彼の名を告げ ）



お待たせ致しました！こんな感じで大丈夫でしたでしょうか？書き直す事も可能ですので、何かあれば仰ってくださいませ！

(／ありがとうございます！大丈夫です～！！最初の方は黒服が必要かと思いますので、そちらも此方でやらせて頂きますね！)


黒服 「はい、怜斗さんですね！このまま初回で入って頂いて写真指名といってお店から10人くらいホストが接客致しまして、その中でも特にこの人がいいなって人を無料で選べるのですが、そちらですと90分3000円、初回指名でそのまま入られると通常料金なので最低2万円～となっておりますが、如何なさいますか？」


初回の子、来たっぽいから準備してね～。

( オープンして間もない時間、出勤して間もなく私服からスーツに着替えた後、一服しながら他の女の子へ返信をしていると、店中に響き渡るマイクを通して黒服の"お客様ご来店でーす！" という声が聞こえ、周りが香水を振ったりと準備をしているのを確認しながら、改めて従業員達に声掛けをしつつ、煙草の火を消して自分も鏡の前に立ち身支度を整えて、)

（ /了解しました！ありがとうございます。これからよろしくお願い致します！ ）


じゃあ…90分3000円のほうでお願いします。
（ 黒服の説明を受けつつ、友達と耳打ちしながらお互い持ち合わせた金額を確認し。お互いバイトをしているためそれなりに財布には入れて来たものの、ホストクラブの金額のシステムを予め把握した上でやっぱり凄い場所なんだな、と痛感させられ。心の中で〝高っ！〟と1人ツッコミを入れながら丁寧に説明してくれた黒服にぺこっと頭を下げて。ふと隣を見れば、誰が見ても分かるほどに瞳をキラキラ輝かせて店内を見回す友達に軽く苦笑いを浮かべ ）

(／こちらこそ、よろしくお願いしますー！)


黒服 ＞ 「では、この中から写真指名といって気になる方を二人選べますので、お選び頂いて宜しいでしょうか？」

(席へと二人を案内すると、タブレットを取り出してナンバーワンからナンバー順に並んでいる所謂男本をスクロールしながら、説明をし、思い出した様にハッとした顔をするなり"因みに、もし一人しか気になる人が居なかったら一人でも大丈夫ですよ" と声を掛けて、)


んふふ。
(キラキラと目を輝かせている子と、苦笑いを浮かべながら気まづそうな表情で席へと付く二人を見て、こんなにも反応に差が出るのかと思い思わず笑みを浮かべてしまい。ふと優香と目が合うと、自分を選んでくれる保証は無いが、大体慣れていない子はナンバーワンで代表というだけで写真指名をしてくれる女の子がほとんどな為、手だけでも振っておこうと思い、笑顔で控えめに手を振って、)

あ、あのっ…この人とこの人でお願いします！
（ 黒服の説明を聞きながら店内を観察していると、ある1人の男性と目が合ってしまい咄嗟に視線を逸らして。何か見覚えがある顔だなとタブレットに視線移せばあろうことかNO.1の人で。どの人を指名しようか悩んでいると友達から〝私、３番の人の顔タイプかも～〟なんて発言を耳にし1人確定して。とりあえず先程目が合ってしまった1人だけオーラが違うNO.1の怜斗さんを指名することを決意し、タブレットの番号を指差しながら黒服に告げて ）

黒服 「畏まりました、ではお二人写真指名でお受け致しますね！」
(そう言って席を離れると、明らかにホスト始めたてであろう金髪マッシュでピアスジャラジャラの見るからにチャラめの新人と、背が高くて足の長いまるでモデルの様なスタイルのキャストに声を掛けると、二人に一人の女の子につき一人卓に着く様に指示して、)


…あらま。
(あからさまに目を逸らされた視線を見て、少し残念そうな顔をして"俺の事好きじゃなかったのかな"と内心思いながら、後輩従業員二人の接客に付く様子を見て、何も問題無さそうだなと確認すると、再びロッカーのある部屋に戻り、各々未だ支度をしている従業員に｢早めに準備してよ～、初回だから5分経ったら人回してくからねー？｣と声を掛けながら、基本下っ端→役職持ち→ナンバー3→ナンバー2→ナンバー1 の順番で初回の営業に着くため、鏡を見ながら少し自分も笑顔の練習等をしたりして、)

…ごめんなさい、こういう場所に来るの初めてで…。
（ 少しの間待っていると明らかに見た目のチャラい男性と、すらっとしたモデル体型の男性が挨拶をして席につき。個人的にはモデル体型の男性が隣に着いてくれることを祈ったもののそれは儚くも叶わず。軽く自己紹介を済ませると隣をちらりと見れば、友達は楽しそうにしながら会話をしていて。チャラいホストは一生懸命話題を探りながら盛り上げてくれているにも関わらず自分はというと、初対面に対してはどうも直ぐには馴染めず、申し訳なく思いながら謝罪の言葉を述べて。気分を変えるためにドリンクメニューを渡されると遠慮気味に烏龍茶をオーダーして ）

はい、烏龍茶。ゆっくりしてってね？

( 肩書きやナンバーに自惚れず、例えどんな役職だとしてもきちんと接客をする、ヘルプに着く、皿洗いやドリンク運び等の未だ下の子がやる様な雑務も自分から積極的にやる。を常日頃から徹底する様に心掛けていて、声が掛かると直ぐに優香の卓へ行き、オーダーを確認して烏龍茶を持って来ると、女の子二人に目を合わせてニコリと笑みを浮かべれば "後でまた来るから、その時にいっぱいお話しようね" と言葉を残して、)

有難うございます…。
（ 注文した飲み物を持ってくるのはてっきり下っ端のホスト若しくは黒服の人だと思っており、運んできた人物に驚いた表情を浮かべて。NO.1でしかも代表という立場の人間がこんな雑用のような仕事もこなしている事に感心し。隣に座るホストの乾杯のひと言でそれぞれドリンクを手に持ちグラスを軽く打ち付け〝これいくらするんだろ…〟と疑問に思いながらも1口飲み。その後は他愛もない話で時間は過ぎていき ）

こんばんは。さっきもちょっとだけ喋ったね？伊月 怜斗って言います。写真で選んでくれたんだってね！ありがとう～、最初来た時から凄い可愛い女の子でびっくりしちゃった。

( 数人のキャストが卓に着いたのを見届けて、最後に自分が席に着く番になり、先程までの反応を見ていた感じ、最初から至近距離で隣に座ると引いてしまうタイプの子なのかなと思い、取り敢えず正面の椅子に座り、何時もの様に挨拶をした後、控えめに、且つ申し訳無さそうに「ココ、音楽すっごい騒がしいじゃん？いっぱい優香ちゃんと話したいから、もし良かったら隣に座って話してもいいかな…？」と聞いて、)

…あ、はい。大丈夫です…。
（ 今まで自分に接客してくれたホスト達は皆気遣いの言葉はなく対応に困っていたものの、彼の思いもよらない問いかけに内心驚きながらも素直に頷いて。正面で間近に見る彼の顔立ちはとても整っていて、さすがNO.1だけの事はあるな、そもそも本当に自分みたいなど素人が都会にもまだ馴染めていないのに指名して良かったのだろうかと1人考え込み申し訳なさげに言葉を続け ）
私なんかが怜斗さんみたいな人気のある方を指名するなんて迷惑…でしたよね。

ぜーんぜん、迷惑な訳ないしめちゃくちゃ嬉しいよ。ちょっとでも格好良いなって思ってくれたから写真指名してくれたんでしょ？

( 「ありがとう」と一言お礼を言って早速隣に座り、相手の言葉を聞くと驚いた表情を見せた後直ぐ笑顔に変えて、自分の出来る限りの一番優しい声と表情で言葉を伝えながら、優香が嫌がらない様に近過ぎない、でも自分の付けている香水の香りが相手に伝わりそれでいて離れても残る様な距離感を意識して、少し髪を触る程度に頭を撫でて、相手だけに聞こえる音量で本心で口からポロリと出てしまったかの様に "髪サラッサラでかわい～…" と声にした後、直ぐに "ちょっと触っちゃってごめんね？やだったらもう触んないから。優香ちゃんが可愛くてつい。" と謝罪の言葉を述べて、)

あ。そうだ。今はまだ写真指名って言ってね、写真だけ見て特にこの人と話してみたいな～って人を選びましたって段階だから、そんなに気負わなくて大丈夫だよ。次来た時に本指名で来るか、この後もしまだ延長して居てくれるってなったらその時はもう永久指名で、担当は一人だけになっちゃうけど…。

…あー、まあそんな感じです。勿論他のキャストの方も素敵だと思いますけど。
（ 彼の笑顔や話し方につられて愛想笑い気味に軽く受け流しつつ、しっかりとここで働く他のホスト達を見ながら言葉を続け、緊張からか喉を潤そうとグラスを両手で持ち1口飲めばバレないように深呼吸をして。ふと隣からふわっと香ってくる香水の匂いは何故だか落ち着く感じがして思わず「この香水の匂い…なんだか落ち着きます」と無意識からか自然と頬は緩んでいて。しかし予想もしていなかったスキンシップに驚き、少し体をビクッと上下させてしまえば「ごめんなさいっ…ちょっとびっくりしちゃって、友達に比べたら私なんて全然可愛くないですから…！」と否定しつつ横目でちらりと隣の席を伺えば、お酒を飲んで楽しげに話す友達を羨ましそうに見つめ ）
あ、そうなんですね。この後の事はまた友達と相談してみます…。友達の事だからきっと延長するとは思いますけど…私はどうしようかな。

他の従業員まで褒めてくれるなんて、優香ちゃんは優しい子だね。普段、色んな人に気遣い過ぎて疲れちゃったりしない？そういう時は無理しないで何でも俺に話してね。…また会いに来てくれる前提で話しちゃってるけど。あはは。

(相手と目を逸らさずにしっかりと見詰めながら、数々の女の子を相手してきた経験を生かし、"この子はきっとこういうタイプだろう"、"こうすれば金額使ってくれる様になるだろう" と色々な事を頭で考えながら、適度な距離感で話しつつ、距離を詰められる機会を伺っていれば、香水の香りに相手の緊張感が少し解れた事に気付き直ぐ様、距離を詰めた事に気付かない程度に少し近付いて褒めて貰えた事に対して 「本当？この香水、今日初めて付けたんだけど褒めて貰えて良かった！優香ちゃんと会う時は絶対付けようっと。」と、何時も愛用している香水だが、優香にはそう伝える事が最善だと思い、ニコニコと嬉しそうに笑いながら言葉を述べて。スキンシップに身体をビクつかせた相手に対し、驚かず直ぐに手を引っ込め、眉を下げて。「ごめんね？びっくりしちゃったね。もうしないから、怖がらないで大丈夫だよ。お友達もタイプが違って可愛いけど、俺は優香ちゃんの方が好きだなぁ。控えめな感じが女の子らしくて。」相手の友達を褒めながら、けれど自分は優香の方が好みだと確実に伝わる様に、言葉を述べれば、黒服から店中に伝わるマイクで"お客様ご来店でーーす！"と声が入り、入口をチラリと見れば自分の指名客が来店しているのが見え、誰が見ても分かるくらいしょんぼりとした顔を優香に見せて、「もう俺呼ばれちゃった…もっと優香ちゃんと話したかったな、」とポツリと呟いて、)

全然無理せずにね、お友達と相談してみて？もし延長してくれたら、飲み直しって言って1時間1万円は掛かっちゃうけど、それ以上は絶対超えない様にするからさ？ありがとう、ご馳走様！

…怜斗さんの言う通りです。些細なことがキッカケなんですけど私、昔から人の顔色ばかり気にしちゃう所があって、自分が思ってることを上手く伝えることができなくて…。初めて会ったのに私の性格見抜いちゃうなんて凄いですね。
（ 初対面で短時間しか話していないにも関わらず、自分の性格を直ぐに見抜く彼の姿に驚かされながらもぽつりぽつりと本音を零し。NO.1に登り詰めたくらいだからこそ仕事上、色んな女性客と関わっている彼は話し方も上手くどこか尊敬してしまう程で。きっと指名するお客さんも沢山いるんだろうな、とふと考えてしまい。そんな彼にならあの事を話しても軽蔑されないだろうか、と一瞬心が揺らいだものの過去に元彼に遊ばれていたことは口が裂けても言えないため、そこは伏せて悟られない程度に言葉を変えて。香水が今日初めて使ったものだと聞かされるときっと営業トークで使い慣れたセリフなのだろうと察しつつも「そうなんですね、怜斗さんに凄く似合ってると思います」とこちらも軽く笑みを浮かべて。スキンシップに対し眉を下げ謝罪の言葉を述べる姿を見て「いえ、私の方こそすみません。…控えめって言うよりは単なる口下手なんですけど、そう言って貰えて嬉しいです。ありがとうございます」とこれもきっと営業トークで使う常套句なんだろうなと、真に受ける事無く軽く流して。彼の常連の指名客が来客し、明らかにしゅんとした表情を見ればふふ、と小さく笑い「怜斗さんはやっぱり人気なんですね。お仕事頑張ってくださいね」と労いの言葉を伝えて ）
1時間1万円…あ、分かりました。こちらこそありがとうございました。

( ／仕事が立て込んでしまって、お返事が遅くなってしまいすみません...！！)

そっかそっか、でも人の顔色ばっかり気にしちゃうって事はその分相手のことを考えて動いてる証拠でしょ？俺は優香ちゃんのそういう所凄い良いと思うけどな。見抜けたってことは、俺たち相性良いのかもね。

(相手が少しずつ自分に心を開いている事が分かり、"これは指名で選ばれるかもな"と内心で思いつつ、相手が今後幾ら金額を使えそうか、どの位まで育てられるかを頭で考えながら、相手を肯定し褒める事を忘れずに会話を続けて。香水の話題になり、相手が薄く笑ったのを見て、営業トークだと思われていると悟り少し拗ねた様な口調で「...誰にでも言ってるなソレって思ってるでしょ。本当に初めて付けたんだからね。臭いって言われたらって不安で震えながら来たんだから！」と、まるで駄々を捏ねる弟の様に言い、優香にはどの対応が一番好みで一番ウケるのかと探っていれば、営業で使う常套句は軽く交わされてしまうと分かり、これは変に取り繕わずそのままの伊月怜斗として接するのが一番相手が堕ちてくれるだろうと判断し、しゅんとした表情のまま「ありがとう、もっと優香ちゃんと一緒に居たいからまた俺の事呼んでね？直ぐに飛んで来るよ。」と言い残し、優香達の席から少し離れた常連客の元へ向かえば、「○○～、今日も来てくれてありがとう。え、シャンパン卸してくれるの？やっぱ俺の一番可愛い姫は違うね！」と、さっきまでの初回で着いた事がまるで幻かの様に対応を変えて、)

いえいえ、1万円が厳しかったら俺が相談してもうちょっと安く出来るかも交渉するから何時でも呼んでね。

( ／仕事が立て込んでしまって、お返事が遅くなってしまいすみません...！！)

そっかそっか、でも人の顔色ばっかり気にしちゃうって事はその分相手のことを考えて動いてる証拠でしょ？俺は優香ちゃんのそういう所凄い良いと思うけどな。見抜けたってことは、俺たち相性良いのかもね。

(相手が少しずつ自分に心を開いている事が分かり、"これは指名で選ばれるかもな"と内心で思いつつ、相手が今後幾ら金額を使えそうか、どの位まで育てられるかを頭で考えながら、相手を肯定し褒める事を忘れずに会話を続けて。香水の話題になり、相手が薄く笑ったのを見て、営業トークだと思われていると悟り少し拗ねた様な口調で「...誰にでも言ってるなソレって思ってるでしょ。本当に初めて付けたんだからね。臭いって言われたらって不安で震えながら来たんだから！」と、まるで駄々を捏ねる弟の様に言い、優香にはどの対応が一番好みで一番ウケるのかと探っていれば、営業で使う常套句は軽く交わされてしまうと分かり、これは変に取り繕わずそのままの伊月怜斗として接するのが一番相手が堕ちてくれるだろうと判断し、しゅんとした表情のまま「ありがとう、もっと優香ちゃんと一緒に居たいからまた俺の事呼んでね？直ぐに飛んで来るよ。」と言い残し、優香達の席から少し離れた常連客の元へ向かえば、「○○～、今日も来てくれてありがとう。え、シャンパン卸してくれるの？やっぱ俺の一番可愛い姫は違うね！」と、さっきまでの初回で着いた事がまるで幻かの様に対応を変えて、)

いえいえ、1万円が厳しかったら俺が相談してもうちょっと安く出来るかも交渉するから何時でも呼んでね。

(／不具合で2つ同じ内容の物が連投されてしまったみたいです...！お気になさらずにそのままご返答頂けましたら大丈夫です！)

（ ／ リアル優先で大丈夫ですので遅レスはお気になさらないで下さい。不具合での連投把握致しました！ ）


私の事褒めてくれたの怜斗さんが初めてです。…たしかに相性いいのかもしれないですね。
（ 例え社交辞令だとしても、自分を褒めてくれた事に対して嬉しい気持ちになれば表情は自然と緩んでいて。いつかは怜斗さんみたいに自分の事を否定せずに向き合ってくれる人と出会えたらいいな、と心の内で思ってみて。子供のように拗ねた表情を見せた怜斗さんに思わず吹き出してしまいそうになれば「私の思ってることお見通しなんですね。不安で震えながらって…ふふ、可笑しいっ。」と言葉を続け最後には堪えきれず肩を揺らしながら口元を押さえて笑って。彼の年齢は聞いてはおらず、見た感じ落ち着いた所があるので自分よりは歳上なのかな、と推測しながらも駄々をこねる仕草に、歳下のようにも見えるなと1人考え込み。こういう職種の人は見た目で判断できないものなんだな…とさり気なく他のテーブルで接客しているキャスト達を横目で見て。彼が常連の元へ向かう前に告げてきた言葉に「でも他の常連さんに怒られちゃうんじゃないですか？今日初めて来店した私に構ってたら。」と遠慮気味に伝えて彼を見送り。彼が席に着いたテーブルは今の場所からそれ程離れておらず、さっきまで対応してくれていた態度とはまるで別人のような話し方に何故か胸がチクリと痛み〝あの人綺麗な人だな…。毎日来てるのかな、私とは明らかに住む世界が違うな…。〟と少し惨めな気持ちになれば一緒に来ていた友達に耳打ちで「ちょっと化粧直してくるね」と伝えてバッグを持ち席を立つと化粧室へ向かい。少し時間をかけて化粧を直しながら常連客と楽しそうに話していた彼を思い浮かべ小さな溜息を吐き ）
やっぱり大学生が来る場所じゃないのかな。来てる人皆お金持ちか社会人ばっかりじゃん…バイトの給料だってたかが知れてるし。怜斗さんは安くできるか交渉してくれるって言ってくれたけど…きっと無理だろうな。