アンク/主 2022-08-19 03:58:11 |
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ふ、なんだ。やり返してるつもりか?(相手があまりにも可愛らしく、少々やりすぎな程度に揶揄いながらも相手の好きなように触らせていて)
う…
(しばらく黙って相手の頬をつついていたが、急に小さく呻くと頭を抱えて「…おにいちゃん、だれ…」と困惑したような表情を浮かべる。ちょうど入ってきた後藤がその様子を見ると「遅かったか…」と呟いた後、「あのグリードの光線は幼児化に加えて記憶障害も発生する、という結果が分かったから火野に伝えようとしたんだが…」とアンクを見やり)
…あ?…なんだと、…?おい、映司、俺が分からねぇのか!(すかさず現れた後藤見遣り、その言葉を聞くと分かりやすく戸惑いの表情浮かべ、相手を揺さぶると必死に声をかけて)
だ、だれ…?
(揺さぶられるとますます困惑したような表情を浮かべ、微かに瞳に恐怖を滲ませながらも声だけを持ち直すと「おれの…しってるひと?」と相手の瞳を見つめて)
……知ってる、知ってる奴だ、思い出せ映司アンクだ、アンク。(相手が怖がっているのを見ると本当に覚えてないと実感すれば、やんわりと手を離し、もどかしげに頭を掻きながら自分なりに優しい声色で相手に声をかけて)
……知ってる、知ってる奴だ、思い出せ映司アンクだ、アンク。(相手が怖がっているのを見ると本当に覚えてないと実感すれば、やんわりと手を離し、もどかしげに頭を掻きながら自分なりに優しい声色で相手に声をかけて)
アンク…
(相手の名前を繰り返し呟くが、心当たりはないのか首を傾げながら困ったような表情のまま「…ごめんなさい…」と泣きそうな声を上げ)
チッ……クソ、なんでこんなことに……!(相手が本当に記憶が無いと分かれば苛立たしげに地団駄踏み、改めて相手の方向けば"覚えてねぇなら仕方ないな、これから覚えて行け"なんてぶっきらぼうに言い放った)
…えっ、と…
(表情は怖がったようなままだったが、おずおずと相手の近くに歩み寄っては「おぼえてない、けど…おれのしってる人、なんです…よね。…じゃあ、おもいだせるように…がんばります」と口を開いて)
お前が俺に敬語とか変な感じするな、……タメでいい、タメ口にしろ。調子狂う。(相手の丁寧口調に違和感とほんの少しの寂しさを感じると、じっと相手の目を見れば強い口調で告げ)
…う、うん。
(相手の口調に少し驚いたようだったが、すぐに聞き分けよく頷く。そんな様子を見ていた後藤は「…あまり脅してやるなよ」とだけ言い残して出ていき)
俺は、アンクだ。いいな。覚えておけ(まずは名前からと、何度も自分の名を繰り返しつつ「俺はお前の…こ……友達だ」と口篭りながら告げて)
なら良い…。おい映司、外行くぞ。(相手の笑みにひとつ頷きつつ、ふと思い立ったのかいきなり立ち上がると説明もなしに相手の手を取り部屋から出ようとして)
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